憤激!!感泣!!ひたすら思索…。 不世出の劇画家のもう一つの顔はモーレツオヤジ!凄絶な武士道と対をなす意外なお茶目ぶりに女性読者の人気も急騰か!? 真性怪作「おれたちは生き苦しいのだ」「平田弘史のギャグマンガ」を併録!! 『日本凄絶史』『血だるま剣法』の衝撃を凌ぐ問題作!「人生如何生きるべきか?」を追求した異色私マンガを核に、希代の天才の“もう一つの顔"にスポットを当てたいわば「裏代表作選」!表と裏、両者を読み込んではじめてわかる平田劇画グルーヴに酔いしれろ!
幕末から維新へ~急激に変わっていく時代のうねりの中、命がけで己の信念を貫き通した武士たちのひたむきな姿を描いた「堺事件」他、平田劇画の真髄が満を持して復刊!!幻の未収録作三本を追加!!巻末:平田弘史年譜・全作品リスト
ツージーQ氏、68歳にして単行本デビューの快挙!! 1978年、国立にあったミュージシャンやアーティストの卵たちが住んでいたアパート、通称〝ぶどう園〝で遠藤ミチロウ氏と出会い、そこから始まったツージーQの音楽人生。紆余曲折な道をたどりながらも1989年、ハイテクノロジー・スーサイドを結成し、ハードコアパンクロックバンドとして一時代を築いた著者が、挫折と孤独を繰り返しながらも過ごしたあの貴重な時間を、情緒溢れる青春マンガに仕立て上げた傑作! 余談として:中学1年で地元長崎のヒーロー蛭子能収氏が在籍していたマンガ同好会に出向き、蛭子氏に直接指導を受け、高校三年で「ガロ」に投稿。すでにミュージシャンとして活躍する中、1994年「ガロ」に入選しマンガ家としてもデビュー、という経歴を持つ著者が約25年ぶりに筆を執った作品である。
烈願記
「最も影響を受けている漫画家は誰かと聞かれれば、私は平田弘史と答える」本宮ひろ志……初収録、選集未収録6本!初版限定:カラー40ページ完全再現!平田弘史の名を広く知らしめた68年作品を一挙収録!収録作品:「烈願記」「日陰者の死」「荷駄隊始末(原作・風早恵介)」「刃返斬法(原題「剣記 禄高返上」)」「刃返し斬法(オリジナル)」「反骨刃傷記」「喪根記」「武骨者」「武人鬼」◎エッセイ「平田ですが」「私も平田です」で始まった三十九年前のお話 平田弘史◎収録作品解説(編集部)◎解説 本宮ひろ志 オリジナル短編を中心に年代別にコンパイルした「平田弘史Chrolonogies」、第3弾をもって完結!通常より大増ページの全280ページ!おまけにカラーページ完全再現は初版のみ!原稿所在不明作品は不眠不休の偏狂的リマスタリング作業により、原本より画質ツーランクアップ!一本一本の描線にさえこだわった異常な編集にも震撼せよ!
「まったく古びていない、まさに日本的な美学。やっぱり天才ですね」池上遼一 1970~71年に発表された代表作に単行本未収録作(81年)をボーナス収録! 2色ページもそのまま再現、原稿の傷みにより今までの単行本で不鮮明となっていた箇所もデジタル修整により鮮やかに甦る! 平田弘史Chronologies第一弾! 六十年代後半~七十年代後半に発表されたオリジナル短編をコンパイル、原稿所在不明のため無念の単行本未収録となっていた作品も初出誌より執念のリマスター。各巻それぞれに怒濤のボーナス収録。再び燃え上がる時代劇画界の巨人に刮目せよ!
1971~75年に発表された代表作に74年の単行本未収録作「豪傑」をボーナス収録! 2色ページもそのまま再現、原稿の傷みにより今までの単行本で不鮮明となっていた箇所もデジタル修整により鮮やかに甦る! 収録作品…「吉田松陰」「介錯」「豪傑」「叛逆の家紋」「嘘(原作・古屋重生)」◎巻末インタビュー11P/インタビュアー:竹熊健太郎(編集家)◎収録作品解説(編集部) 平田弘史Chronologies第二弾! 六十年代後半~七十年代後半に発表されたオリジナル短編をコンパイル、原稿所在不明のため無念の単行本未収録となっていた作品も初出誌より執念のリマスター。各巻それぞれに怒濤のボーナス収録。再び燃え上がる時代劇画界の巨人に刮目せよ!
遂に復刊成る! 1962年夏、大阪日の丸文庫から貸本店向け描き下しマンガ単行本として発行された「血だるま剣法」は、なぜ40年以上に渡り封印され続けたのか? マンガ史のみならず戦後の出版史を考えるうえで避けることのできない本作の意味を再検証。リメイク版「おのれらに告ぐ」併録。監修及び解説:呉智英。
98年から00年にかけて『comicトム プラス』に連載された幻の 作品が遂に単行本化!! 大らかで逞しくて優しい...。自然に抱かれながら生き た私たち祖先の共同体、食生活、仕事、出産等の日常を緻密な考証で描いた縄文 時代の物語。連載当時好評だった「縄文うんちくコーナー」もまとめて一挙掲載! ◎解説/みなもと太郎
平田弘史って家庭ではどんな感じなんだろう…?という好奇心で読んでみました。私が想像していた以上にとても家族仲が良くていいお父さんでした。家族もお父さんのキャラクターを楽しんでるって感じがします。後半からは平田弘史節が炸裂していくのですが、毎回ひとことコメントを寄せている奥様はどんな話題にもしっかり自分の意見を返していてすごいと思いました!いいご夫婦ですね。 しかしこれがヤングマガジンで連載されてたなんて驚きです。解説に『古くからのファンには賛否両論を呼び、著者を知らないヤングマガジンの大多数の読者からは困惑された』とあって笑いました!そりゃそうだ。でも連載を決めたのが由利さんだったと書いてあったので大納得(由利さんについては「20世紀のアフタヌーン ~由利編集長のはなし~」で知りました)。色んな意味で面白かったです。