日本文芸社マンガの感想・レビュー443件<<1314151617>>はむり町田ほろ酔いめし浪漫 人生の味 鈴木マサカズnyae町田生まれ町田育ち、そして町田で死んでゆく(となぜか決まってる)アラフォーおっさん二人組の町田呑み漫画。 幼馴染のおっさんふたりがただただ食べて飲んで他愛のない話をしてるだけ。仲が良くて微笑ましい。見た目はおっさんだけど頭の中はそこまで古くない43歳という絶妙な年齢がポイント。 なにか口に入れるとき「はむり」と書くのが地味にツボでした。 ちょっと喧嘩しちゃったときに、馴染みの中華屋で同じテーブルに餃子おかれて一緒に食べろって言われた回が特に良かった。 各話のおわりにある著者のコラムも必読。なんとなくほんわかとした人柄が現れているような癒やし系コラムです。恐怖です!モンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無しまだ、読み初めたばかりですが、・・・。 あっという間に、スゴくたくさん人が死にます。 それも、エッて思うものに襲われて。 でも、その裏でも何やら蠢いていて、人間恐怖症になります。 何を信じればいいのか? 精神的にも肉体的にも限界にさらされた時に、人は何を思って行動するのするのでしょうか?絵が上手い!極卓―GOKUTAKU― 猿渡源太名無し卓球の戦いなのに勢いがあった!もっと長い話だったらよかったと思う。 あと博多弁もいい!まぁようこんなありえん漫画描くなアンダープリズン 宮尾行巳名無しガバガバ設定で辻褄合わすために、次々にありえん設定ほりこんでくるから物語が窮屈になるやろ 最後まで全てとは言わんけど、ある程度までは構想を練ってから描き進めた方がいいのでは?っと思えました。 なのでもう読みませんよ 終結!ピンサロスナイパー たべ・こーじ名無し最後まで力技で突っ走った漫画だったなぁ。 ほんと、最近のゴラクではトップクラスの画力だったように思う。 ちょっと話を持て余してた感じあるけど、シティーハンター的な世界観に、ピンサロくっつけてみました、という設定はおもしろかった。 依頼主が来るたびに毎回抜いてもらうのは、もはやエロを通り越して笑うしかない。ユキのOL生活とか、もっと長く続きそうな要素があっただけに残念。 普段とのギャップがありすぎて、過去の回想編とか異常に良い話に感じてしまうんだよな。ひとつだけ気になるのはユキが最後の大爆発をどうやって生き延びたのかだけ。宗教法人買い取り編ミナミの帝王 天王寺大 郷力也名無し※ネタバレを含むクチコミです。1人と1匹の共同生活猫とヤモメ 杉作名無し定年退職した主人公がこれまでの感謝を込めて、妻の「猫を飼いたい」という要望を受け入れることに。しかし数ヶ月後に妻は病気で亡くなってしまう。思いがけず男ヤモメとなり子猫との一人と一匹の共同生活をすることになった。 妻は自分の余命を知ってたからこそ言い出したようだけど、夫である主人公は猫を飼ったことがなさそう…。手こずってる感がちょっとハラハラもしますが、そこが面白みかな?これからどういう関係を築いていくのか楽しみです。 どんでん返しにつぐどんでん返しモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し人間の怖さと闇がわかる漫画 まさかまさかでまさかの展開。 どんでん返しとはこのこと。メモ的にモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。大味なんだが魅せてくれる漫画DIRTY~ダーティー~ 天王寺大 富沢順名無し原作が「ミナミの帝王」「白竜」などの天王寺大先生。 絵が「企業戦士YAMAZAKI」などの富沢順先生。 天王寺先生の作品って自分の印象としては インパクト重視で細部はちょっと、という感じ。 えーあれはそのままでそっちにいっちゃうの? みたいな展開を感じる部分があったりする。 しかし「ダーティ」はそういう天王寺先生のストーリーと 富沢先生の絵とが上手くあっている。 結構、荒い話を絵が上手く動かしていくというか、 ここを抑えておかないと理解できなくなるよ、 という点はわかりやすく絵にしていて、 そこは深く考えたら楽しめないよ、 という点はスッと流している感じがする。 いい意味で細部のアラが目立たない。 なので話の途中でテンションが落ちたりしないで 一区切りするまで読ませる力が ある話になっていると思う。 細かいアラ捜しをしたら出ないわけじゃないので 奥が深い作品だとかは言い難いのだが 大味なんだけれど面白いというか面白く読める漫画だ。 笑えるラブコメはお好きですか?恋愛の神様 鈴木マサカズstarstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこなぜか森高千里ネタが多くてウケる。主人公が渡良瀬橋渉なんて無理やりすぎるのに名前が出てくるだけで笑っちゃう。ストーリーとしては奥手なサラリーマン渡良瀬橋渉が恋愛の神様にアドバイスされながら同じ会社の森高里子と恋を育んでいくラブコメ。社会人恋愛モノによくある一話ごとに女の子が変わるんじゃなくて、ずっと同じ相手なのもいい。あとタイトルにもなってる恋愛の神様がそれほど役に立ってないのもいい。恋の渡良瀬橋を渡れ!渡良瀬橋渉!は名シーン。越後屋が主人公のマンガお主もワルよのぉ 横川直史 村田青ワルこういうマンガを待ってた美味しくもあり、微妙でもある名古屋メシの数々美味しい名古屋を食べに行こまい 榊こつぶマウナケア出身地に近いひいき目かもしれませんが、名古屋は日本で最も食品系名産品が多い都市だと思ってます。古いところだと、ういろ(う)に味噌カツ、きしめん。新しいところだとコメダ珈琲のシロノワールとか。そんな美味しくもあり、微妙でもある名古屋メシの数々を紹介するのがこの作品です。私にとっては懐かしいものばかり。有名な手羽先やひつまぶしは日本全国で食べられますけど、最初に紹介している「スガキヤ」のラーメンなんかは全国的には無名なので、ぜひ現地で食べてほしいと思う逸品です。描いてある通り安いし、ショッピングセンター内に多いので見つけやすいし、「ヘビでダシをとっている」という都市伝説も話のタネになるし。高校生のころ学校を抜け出してよく食べていた、鉄板スバゲティの「イタリアン」なんてのも青春の味ですね。などなど、紹介されている名古屋メシは地元に住む著者が選んでいるようなので、名古屋圏出身者の体験ともピタリと重なるよくできたラインナップです。地元を離れてしまった人に読んでもらいたいなあ。 ピンサロスナイパーを語ろうピンサロスナイパー たべ・こーじ名無しシャワーが無い事を除きヘルスと変わらない濃厚サービスを売りにするピンサロ。 当たり嬢、良嬢と肌を合わせる時を過ごし気持ちよく風俗としては破格の激安でもヌケるポテンシャルを秘めている。 週1でピンサロにかようピンサロ好き野郎どもが匿名でピンサロスナイパーの感想を語りあおう !大食いで高校日本一を目指す大食い甲子園 土山しげるマウナケアタイトルそのまんま、大食いで高校日本一を目指すという作品ですが、もちろん日本の高校はおろか世界中どこを探しても大食い部なんてものはなく…。そんなトンデモな設定にもかかわらず、真正面から描く大真面目さにまんまと乗せられてしまいます。過去に傷をもつ新監督が、凋落した名門校大食い部を立て直すべく、新メンバーのスカウトに奔走。弁当10個を500ミリペットボトルのお茶1本で食うという大食いの素質ある生徒を口説き落とし、5人の部員を揃え大食いの特訓を開始する、とやっていることは現実から微妙にズレてますが、筋立ては立派な熱血ストーリー。4キロ入る胃袋にする練習メニューや、次々にでてくる精進料理を食べつづけ、滝の中に流れる素麺を食うという合宿など、あるかもしれないけど、いや絶対ないよ~、という特訓の数々に感覚を狂わされます。私、本当にできるんじゃないかと思って5分で10個のおにぎりに挑戦してしまいましたよ(無理無理)。「この一杯に青春をかけろ!!」なんてのは高校生の特権、ってわけでもないですねやっぱり。タイトルはアレだし中身も想像通りなのに異様に面白い異世界ソープランド輝夜 猪熊しのぶmampuku ニチブンで、異世界で、ソープランド……下品でしょーもない予感がプンプンするタイトルですが、さすがは、いやさすが過ぎた猪熊しのぶ先生!!こんな題材をこんなに面白く料理できるのか!! かつての三大誌の大先生が、芸風のキレも画力も損なわずゴラクエッグという(言葉は悪いですが)場末で、これほどのキレッキレな漫画を生み出してるってのがもう最高。 設定的には異世界食堂などと同じ「繋がっちゃった」系ですが、異世界食堂と違うのは「異世界人がカレーやオムライスといった"見たこともない"料理に驚き舌鼓を打つ」のではなく、まぁそこはタイトルからお察しいただけるかとは思いますが(笑) さすがは『都立水商』の猪熊先生、専門家といってももはや過言ではない彼にしか書けない内容の濃さに、ストーリーの良さ絵の上手さも加わって、期待のハードルをはるかに上回る面白さです。 迫る恐怖モンキーサークル 志名坂高次 粂田晃宏365日漫画っ子迫り来る猿の恐怖、人間の心理、チームワークとは、主人公の闇。 この状況でどうでるのが正しいのか、いつもハラハラしながら読ませて頂いております。 ハラハラしたい人、山を知りたい人は是非読むべき漫画だと思います。グロさが良いwギフト± ナガテユカ名無し漫画喫茶で、特に読みたい本もなくダラダラと棚を見ていた。そしてたまたま手にとってパラパラとページをめくってみる。すると気に入ってしまった。 本作品、はっきり言ってグロいです。しかし私には合っていた。ストレス解消が漫画喫茶に来た目的だった。映画『SAW』や『CUBE』が好きな人には気に入ってもらえると思う。人間はきれい事だけではなくどこか残酷な面も持ち合わせている。それが表に出てしまうと犯罪などを犯してしまう。だからグロい作品を見て己の残酷さを発散させるのは必要なことだろう。すごいの一言ガンニバル 二宮正明名無しハラハラドキドキが止まらない構想が非常に飽きさせない。 お是非必読の1つであることは間違いない 流行りの最先端に乗ってる感じ氷川凛子のぐだりんこ酒 七竈アンノ名無し「女性が楽しく飲み食いしてる姿を楽しむ」系のマンガ。 「キリッとした女性の素に戻ってる姿を楽しむ」マンガも最近多い(干物妹!うまるちゃんとか、かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~とか)ので、まさにハイブリッドという感じ。 あと作者が裸者と裸者 孤児部隊の世界永久戦争のコミカライズの人と知りギャップに驚いた 今後どうやってひとりで飲めるもん!と差別化を図っていくのか楽しみ危機一髪の寸止め具合にハラハラももえのひっぷ コージィ城倉マウナケアタイトルからしてミスリード、ってことなんでしょうか? またこの表紙絵の意味深なこと。何やら低俗な想像をしてしまいますが、実はこの作品、錬りに練られたまっとうなサスペンスなんですね。発端はダム建設中止を掲げた町長候補の事故死。その隠ぺい工作の裏に隠された謎、そして遺された未亡人・桃肢にまとわりつく不穏な視線、やがて明らかになる田舎町の実態、というのがドラマの核になります。海外ドラマの「ツインピークス」や「LOST」を思い浮かべてくれればわかりやすいのではないでしょうか。クマも出てきますしね。じゃあこれらのドラマのように、けっこう頭を悩ますか?というとそんなことはなし。絵柄はまるっこく、キャラの動きがよくわかり読みやすい。そうだったのかという満足感と、続きが気になるという飢餓感のバランスも絶妙。さらに桃肢の危機一髪の寸止め具合がハンパじゃなく…。とにかく一読してみてください。ハラハラドキドキ、桃肢の貞操…ではなくて、ドラマの行方が気になって仕方がなくなるはずです。襲う理由モンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。 猿に皆殺しにされるモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏ハルマゲ丼製薬会社のレクリエーションで軽い登山に行っていたら突然現れたなたを持つ猿の面をした奴に社員が次々殺されて行くっていう漫画 携帯とかも紛失してしまって連絡は取れず、猿の罠にみんなでハマってしまい、みたいなどんどん状況が悪くなって行っている。 サバイバル要素とかも結構あるし、面白かった絵が不思議ガンニバル 二宮正明さいろく※ネタバレを含むクチコミです。<<1314151617>>
町田生まれ町田育ち、そして町田で死んでゆく(となぜか決まってる)アラフォーおっさん二人組の町田呑み漫画。 幼馴染のおっさんふたりがただただ食べて飲んで他愛のない話をしてるだけ。仲が良くて微笑ましい。見た目はおっさんだけど頭の中はそこまで古くない43歳という絶妙な年齢がポイント。 なにか口に入れるとき「はむり」と書くのが地味にツボでした。 ちょっと喧嘩しちゃったときに、馴染みの中華屋で同じテーブルに餃子おかれて一緒に食べろって言われた回が特に良かった。 各話のおわりにある著者のコラムも必読。なんとなくほんわかとした人柄が現れているような癒やし系コラムです。