朔風の挽歌
東京のエリート小学校に通う笹木大樹は春休みに北海道で熊撃ちをしているおじいちゃんを訪ね、野生の仔熊・ミャアとクロスに出会う。大樹は、動物園に引き取られる仔熊達を山に逃がしに行ったが…。北海道・黒松内を舞台にヒグマと猟師の友情や葛藤を巧みに描いた感動の物語です。
昭和31年、西鉄ライオンズが日本シリーズで初優勝して、博多の町は大騒ぎになる。4年1組の島内先生が、西鉄優勝の記念作文集を出そうと言い出した。しかし脱腸で運動が苦手の拓二は、野球のことが判らない。嫌だった脱腸帯をつけてキャッチ・ボールをしてみるが、下手すぎて兄にも相手してもらえなかった。そこへ、大投手の稲尾と思われる男の人が現れ、拓二はそのことを作文に書いたのだが…。「島内先生の作文集」西鉄ライオンズに沸いた、博多30年代のグラフティ。以下「ベッチーさんのホームラン」「三田村君のピッチング」「太陽の季節」「ルンペンのカンタロー」「チョコのサイン」「大逆転」「野球嫌い」「お誕生会」
激闘!! 一番
古武術の無双流空手継承者・一番丈太郎は、強い男になりたいと喧嘩ばかりしているトンパチ野郎。世界最強の男を育成するために創設されたという、「激闘学園」に入学した。早速、弱い癖に人の隙を突いて倒そうとする安川と仲良く(?)なり、実戦空手で有名な青銅会館の手嶋と激突。見事KO勝利した。学園での最初の授業は、体力測定。それも何でもありで闘いながらコースを一周し、最初に戻ってきた者がクラスの大将になるというものだった。マーシャル・アーツの都賀城や古武術の最上小西流を使う冬木武一、武二兄弟と闘い、何とか倒す一番。ところがトップでゴールするところで、安川に足を引っかけられ……。
津軽青春山河
100メートル走で県下1位の瀬古邦彦、柔道で県下1位の熊田ひろみ、実力はあっても地味な種目のために、なかなか評価されない2人と、転校生の佐伯正人が来たことによって野球部エースの座をしりぞけられた松本陽平、この中学生3人はライバル佐伯に勝つために、高校で野球部に入部することにした!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ https://manba.co.jp/recommend_spaces/65792 を見て「激闘!! 一番」ってガンガン超初期のハーメルンのバイオリン弾きとか、突撃!パッパラ隊とか電撃ドクターモアイくんとか、確か第一回で家族が全員死ぬゴルフ漫画「アゲンスト凪平」とかと同時期やっていたやつだよな。当時読んでてなんか古臭いマンガだなと思いつつ、最後ヘリで終わるマンガだよな。ケモ耳回・獣化回なんかあったっけ?と思いつつ読み返したがあったよ ・特に好きなところは? 難しいね。当時でも古臭いマンガだなと思ったが今回読むとその辺がもっと熟成されていた。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章はともかく超初期のガンガンを味わいたい人にはおすすめです。今更気づいたが作者は「空手三国志」「悪役ブルース」の峰岸とおるなんだな