一迅社マンガの感想・レビュー388件<<1314151617>>百合姫発のダークファンタジースカーレット 結野ちりmampuku 百合姫思い切ったな…!って感じですね。「凛としてカレンな花のように」でも感じましたが、ファンタジーやバトル方向にも力を入れてきているようです。かんざきひろ氏を表紙イラストに起用するようになってから男性読者層への意識も強化してきてるのでしょうか? デッサンがべらぼうにうまいわけではありませんが、非常に蠱惑的でセクシーな表情を描きますね。女性作者特有のディテールに凝ったフェティシズム漫画です。クセある作家が集まって作った、渾身の一作ジークンドー G=ヒコロウ×雑君保プ×道満晴明競作集 道満晴明 G=ヒコロウ 雑君保プニワカG=ヒコロウ×雑君保プ×道満晴明による個性の闇鍋ショートストーリー集。全27編収録。著者見て、分かる通りのクセって感じの本で最高。 雑君保プの『SOULINTHESOUP』が個人的に刺さった。バスタブで液化していく彼女に男が醤油の場所を聞く話。 終わり方がとてもエモい喫茶店の女子高生店主と小学生大家のまっすぐな交流を描く月のテネメント 塀ANAGUMAまず女の子がカワイイ。信じていい、大丈夫だこのマンガは。 むしろ「20代も後半になって美少女が喫茶店でキャッキャウフフするような作品を読もうという俺が大丈夫か?」という気持ちだったのですが、本作はその20代後半の「働く人間」にザックリと刺さります。 とはいえ序盤は入り込むまで正直時間がかかったし、兼業作家として活動する作者の念みたいなものがカワイイ女の子レイヤーを貫通して透けて見える瞬間もあります。 が、だからこそ届いてしまう。 喫茶店月の岬に集まった人たち(※みんなカワイイ)が 素直に自分の好きなものを、好きなひとたちとやっていこうとするまっすぐな気持ちが。 ただカワイイだけの作品ではない。 作者のまっすぐな思いがたっぷりと詰まった、信頼できるマンガです。多層的な枷が物語に深みを与える百合作品たとえとどかぬ糸だとしても tMnRsogor25実の兄の奥さんに恋をしてしまった女子高生のお話。 特に主人公のウタは自分の気持ち以上に、相手が女性、しかも実の兄の奥さんであることや、自分がまだ自立できていない高校生だということなど、自身と周りの状況についての理解が深くて、深すぎるからこその年齢不相応に大人びた振る舞いをしている。 百合作品だと相手が同性という理由から恋愛に対してストレートに行動できない場面も多いけど、この作品の場合はより多層的な縛りがあることによりウタの感情の揺れ動きに深みが生じる。 最新4巻は前巻最後の薫瑠のモノローグから薫瑠が意を決してウタと向き合おうとするまでの数日間。 その間にウタと薫瑠それぞれの心境に変化を与える出来事を詰め込んでくる。なぜこの世界にはこんな辛い恋をしている人間しかいないのか。 少し近い設定だけど今のところ恋愛要素を打ち出してない「兄の嫁と暮らしています。」辺りと対比させて読むと面白いかもしれない。 REXらしい攻めたラブコメ佐土原和葉は完璧ですか? おおのいもmampuku一見して完璧美少女だが裏の顔は「金持ちの男」にしか興味がないヒロイン佐土原和葉がポンコツ可愛い漫画。イケメンな幼馴染も交え、同じ一迅社の「政宗くんのリベンジ」に負けず劣らぬ複雑怪奇なラブコメになっていきそう。 外面はいいが実はお金が目当てであの手この手で同じクラスの御曹司に近づく、というあらすじだけ見るとただの性悪だしまったく可愛くないが、おおのいもの絵がとにかく戦闘力高いのと(表紙だけでは伝わり切らないので試し読みを参照されたい)、恋愛下手すぎて空回るポンコツぶりが憎めないのとで、なかなかどうして魅力的なキャラになってしまっている。このあたりも「政宗くん」と少し被る。 あと、自室でのポニーテール姿が宮水三葉そっくりw百合カップルが刀振り回して血しぶき舞うバトル凛としてカレンな花のように ヒロアキmampukuコミック百合姫でこのような血飛沫が舞い散るバイオレンスなアクションが見られるとは意外でした。 JK、ポン刀、絶望的に強い敵の和装美女。このあたりから「喰霊」を連想しました。百合要素は「ワルキューレのキコ」とも少し似ているか。彼我の圧倒的実力差を表現するにはやっぱり首ちょんぱが一番クールですよね!(喰霊並感 さて「スタイリッシュ」アクションと言えば聞こえはいいですが、実際ノリがかなり独特なのに加え書きなぐったような手書きのセリフや描き文字が多く、慣れるまで読みにくいです。しかし絵はカッコイイです。ゆっくりじっくり歩みを進める百合作品2DK、Gペン、目覚まし時計。 大沢やよいsogor25大沢さんの絵柄もあるかもだけど、シリアス展開になってもどこか全体に正のオーラが漂ってて、2人が結ばれようが離れようがそれはハッピーエンドなんだろうなと思えた作品。そして爽やかないいエンディング。 最初は社会人の女性2人が同居してはいたけど恋愛の雰囲気がなくて、話が進むにつれてどんどん百合要素が入っていく、時間経過とリアリティを感じられる稀有な百合作品でした。 全8巻読了。 いつのまにか単行本になってた自意識過剰な桐谷さん 蒼木雅彦マンガトリツカレ男ヤングジャンプ増刊アオハルで連載してた時は楽しみに読んでた 調べらたら掲載誌が休刊になり続きが出ていなかったがpixivで続きをやり単行本化の流れのようだ。 あんまりラブコメは読まないけどこれは好き 百合はいいぞゆるゆり なもり名無し百合好きオタクさんは読んで奥が深い……のか捏造トラップ-NTR- コダマナオコmampuku彼氏持ちの女の子同士でイチャイチャしてたら意地悪な彼氏に見つかって写真撮られてドロドロがさらにドロドロしていく百合?漫画です。 武田(左の子の彼氏)はすごく良い奴なんですが、こと恋愛においてとりわけこういうドロドロしたフィクションにおいては良い奴ってのは損する運命にありますね。藤原(右の子の彼氏)は浮気をネタに脅して「女同士でやってるところに混ぜてよ」などという百合界で最も言ってはならないことを言い放つカス野郎ですが ドスのきいてる関西女子たまらん二人は底辺 小西明日翔む来世は他人がいいの前に描かれてるやつだったかと思います。 この方の描かれるちょっと狂った男とドスの聞いた血管を浮かせてキレるような関西女子の組み合わせ最高だなと思っていて。 この話でもやはりブチ切れる女の子が出てくる! 「底辺」とか「どうせ私らなんかろくな死に方しない」とか卑下した言い方で自分たちのことをいうシーンが多い気がしますが、そういう外れもの二人が合わさるから化学反応起こって両方キャラが立ってる気がします。 関西弁で捲したてる着物美女とかかっこいい〜ほぼ元祖Vtuber自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。 ルーツにわか適当な生活しているオッサンでもこれをされると可愛いからズルイ。というか中身はそのまま、外見だけ加工して「かわいい」をつくるってギミック、実は元祖Vtuberみたいなものでは? 先見の明。制服が可愛い(ブレザー派)政宗くんのリベンジ Tiv 竹岡葉月mampuku 「アイドル事変」に「エロマンガ先生」、そして本作と絶賛大ブレイクのTiv先生。2017年の美少女アニメ界における”顔”の一人ともいえるTiv氏の出世作と言えそうなのがこれ。 「努力してイケメンになって見返す」という爽快感のある内容で、復讐モノではあれど主人公は憎めないキャラで応援したくなる感じ。復讐相手の美少女もヤな奴ではあるんだけどなぜか嫌いになれない魅力がある。 完全に余談だがアニメ主題歌の「ワガママMirror Heart」は今年のアニソンでも屈指の良曲だ。 アニメ化「ハンドレッド」のヒロイン外伝ハンドレッド Radiant Red Rose 箕崎准 おおのいも 大熊猫介mampuku アニメ化したライトノベルのコミカライズ作品。原作とアニメはまだ見てないんですが、おおのいも先生は個人的に注目しているのでうっかり手を出してみました。 ちょっと一昔前っぽくもある目力の強い絵柄ですが、アニメ等に寄せているのもあって可愛らしく仕上がっています。(のちのオリジナル作品のほうが若干レトロ感あるかも) https://manba.co.jp/topics/14414 なによりこの作者さんは着衣巨乳が素晴らしいです。重量感や服の皺にただならぬこだわりを感じますみんな天使私に天使が舞い降りた! 椋木ななつ大トロキャラが個性的で面白いです。 賑やかな感じがいいですね!ゲームと現実世界が融合して、主人公がTSしてしまう話シルシア=コード 大森葵mampukuTSでVRでIRという何とも今どきな漫画ですね。絵が可愛らしいのも、その割にストーリーが結構エグいのもさすがは「SOUL GADGET RADIANT」の大森葵先生だなって感じ。下品にならないギリギリの巨乳というのは、TSヒロインとして私の中で理想です。この主人公は推せます。 設定や伏線と思しきもの含め未だ謎が多く、3巻現在すごく先が気になるところなので続刊が待たれます… 殺し屋少女を巡りマフィアや格闘家たちがバトルCYNTHIA_THE_MISSION 高遠るいmampukuおや、この傑作の口コミを一番乗り出来るとは運がいい…(200回目) ガールズ格闘漫画で一番アツくてブッ飛んでるのがこれじゃないでしょうか。 刃牙を始め、いろんな作品のパロディが混ざってる感じなのは作者の作品に共通するところです(カルロス島原の能力、既視感あるんですがわからない…ゲイ○ルグ?)。コミカルに流血沙汰やってるので読みやすいけどスリルもあって面白いです。表紙が強すぎる(笑)テイルズ オブ ベルセリア バンダイナムコエンターテインメント 蒼和伸mampuku テイルズシリーズやったことないんですが、インパクト溢れる主人公のビジュアルに惹かれて読んでみたところ、テイルズシリーズに勝手に抱いていたイメージとは全く違ったダークヒロイン・ストーリーで俄然興味がわきました。 復讐に端を発する物語で、主人公側が闇属性、敵が光属性って感じ。ダークヒーローの苦悩や葛藤、体制側の欺瞞など、話が重厚になりやすいのでこの構図はとても好き。主人公も誰に流されるでもなく確固たる目的や信念を持った人が多いですね。泣きゲーのオーラがする青春恋愛群像劇ドロップフレーム 成家慎一郎mampuku 爽やかで甘酸っぱい恋愛を描いた青春群像劇、からの急転直下。周到なミスリードで、予測もつかない展開へと引きずり込まれていく。 作者の成家慎一郎先生といえばあちこちの出版社からありとあらゆるジャンルの作品を何でも屋の如く発表しています。傑出した画力と独特の魅力・雰囲気があり、個人的には十指いや五指に入るくらい好きな漫画家かもしれません。というのも表紙やパラ読みした雰囲気が好きでなんとなく買ってみたら、またこの作者だった…というパターンがあまりに多くて、この「ドロップフレーム」もその一つだったりしますw ここからは多少のネタバレになりますが、謎解きや入れ代わった時系列、タイムリープなどの要素って恋愛モノのとりわけギャルゲーやラノベなどのオタクコンテンツではもはや定番とも言えると思います。「ドロップフレーム」も読んでまず思ったのがエロゲみたいな話だなと(褒めてます)。「君の名は。」なんかも、慣れてない一般人が見たら面食らうらしいですね。 2巻まで読んで結末を知らないので、読み終わったらまた書きにきます。 この漫画がすごい!2016 のオンナ編第一位!ヲタクに恋は難しい ふじたzorohttp://konomanga.jp/special/50146-2 ということなのでちょっと読んでみようと思っています。引退寸前のアスリートとそれを追う新米スポーツキャスターの話ラストマウンド 松本剛 石田雄太ハリネズミモモンガ日本プロ野球界を代表する大投手だった南館の話『ラストマウンド』と世界チャンピオンに挑戦するも引き分けてしまった戸口の話『シャドウ&ライト』がある。どちらもスポーツキャスターの日置が密着取材を申し込むところから話が始まる。(ミサキという名前なんだが、ラストマウンドでは美咲、シャドウ&ライトでは実咲なので微妙に別人物ぽい) 『ラストマウンド』では年齢による体力の衰えなどから全然勝ち星を上げられず、引退の話が随所から上がっていて、『シャドウ&ライト』の方ではチャンピオンベルトの奪取をできずささくれだった戸口が再戦するのかしないのかはっきりせずこちらも引退がささやかれている。 どちらの話も引退を噂されるアスリートが周囲の人間との葛藤や衝突などがありながらも、舞台に立って戦う姿が描かれている。プロの過酷さが描写されながらも、懸命に努力して葛藤や衝突をアスリートとして乗り越えていく姿に感動する。pixivで話題らしい1冊彼女の腕は掴めない 理央ひろりんぬ生まれつき腕女子高生を、腕がないことに興奮を覚える性癖(アポテムノフィリアというらしい)の男が誘拐する話。純粋な愛と言ってるけどどうしても純粋だとは思えないし、この話において腕がなくてはいけない理由がまだわからないけどまだ1巻だから続きも読んでみようと思った。 ついに完結かかんなぎ 武梨えり名無し病気で休載ってニュースを前に見たけれど、それを乗り越えて完結かー。 なかなか感慨深いものがあるな(妙なデマもあったなそういえば)。 https://mantan-web.jp/2017/03/27/20170326dog00m200045000c.html話題なので遅ればせながら読んでみたぞ春の呪い 小西明日翔ヒュンケル※ネタバレを含むクチコミです。<<1314151617>>
百合姫思い切ったな…!って感じですね。「凛としてカレンな花のように」でも感じましたが、ファンタジーやバトル方向にも力を入れてきているようです。かんざきひろ氏を表紙イラストに起用するようになってから男性読者層への意識も強化してきてるのでしょうか? デッサンがべらぼうにうまいわけではありませんが、非常に蠱惑的でセクシーな表情を描きますね。女性作者特有のディテールに凝ったフェティシズム漫画です。