KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<1112131415>>閉鎖的な島に置き去りになった初恋日の当たらない場所 たつもとみおstarstarstarstarstar_borderるる父親からは漁師の息子なのに日光アレルギーの出来損ない(←父親からの視点)と罵られ、更に同性愛志向に悩んでいた寛也は憧れの拓斗を自分の欲望で汚さないように島を出た。 一方で拓斗は浮気者の父親と共依存のような母親からの精神的な虐待でキチンとした恋愛ができないまま、責任を押し付けられたように島に取り残された。 そんな2人が15年ぶりに島の復興という名目で再会。当時お互いがほのかに惹かれあっていたのに何もなかったからこそ、初恋がずっと心の底に残っていて大人になった今、ようやく関係が前進した。 あんな島じゃ寛也は存在するだけで苦しかったと思う。しかも年月が経っても古参の島民は古い考えに凝り固まって寛也を受け入れようとしない。 あんな扱いされてよく助けようと思えるなと感心する。 私ならサッサと拓斗を島から出して東京に連れていくわ。 世代交代の若い層が取っ掛かりになって良かったけど。 途中、両思いになったものの仕事考えたら一緒に住むことはできないしどうなるかと思ったけど、復興事業があるからこそ拓斗が出張で島から出れるのね。 大好きなたつもとみお先生のイラストは最高でした😻ファミレスと漫画とゆるい感じファミレス行こ。 和山やま名無し和山やま作品は肩肘張らず読めるから好き。 前作より読みやすく、伏線もうまくなっている気がします。 ファミレスと登場人物数人だけなのにここまで面白く読めるそのセンス…脱帽!世界観が最高ダンジョン飯 九井諒子starstarstarstarstar山下真司ダンジョンの深部でドラゴンに喰われた妹を助けるためにライオスのパーティがダンジョンに再度潜るファンタジー。消化される前に急ぐぞ!て感じで始まるのにすっごいゆっくり行く。ダンジョンでモンスターを食べながら進む姿はほんとグルメ漫画。美味そう。完結してるのでイッキ見するもよし、アニメから入って原作を見るもよし。どちらにしろ絶対ハマるから。これは決して“恋”ではない、だけど… #1巻応援偶像エスケープ 吉良いとsogor25厳格な父親の元で育った神無愛之助はその父親に反発して高校卒業後に家を飛び出し1人暮らしをしていました。 愛之助が父親に反発した理由、それは彼がゲイだったから。 父親に正しい生き方と認めて貰えなかった彼はとあるアイドルを見て漠然と、 「彼女みたいにかわいくて綺麗な女の子に生まれていたら…」と羨望を抱いていました。 しかし、そんな彼がバイト先のラブホテルで出会い頭に助けを求められたのが 他でもないそのアイドル・朝日奈花恋だったのです。 この作品はそんな出会いから始まる、それぞれの過去と複雑な思いが絡まり合いながら進む、 愛之助と花恋、2人の逃避行の物語です。 上下巻読了 お母さん視点だと怖い話だけどさ…もう帰ってこないで 結木万紀子名無し行方不明になった娘が10年後に発見されて帰ってきたが、異様に水ばかりを飲みたがるようになっていた。簡単にあらすじをまとめるとホラーになってしまいましたが、この内容はどうしても実際にあった事件を連想しちゃいますね。読んでる途中もラストをどうするのかが気がかりでしたが、こう来たか…!オチでちょっと救われたけど、娘本人の意見も聞きたいところですね。もしかして帰りたいのは家じゃなくて川なんじゃないの?殺し屋のババアと男くゆるね ソウヤ・ブン名無しアーティスティックな漫画で少し読みにくかったけど絵やセリフはすごくオシャレでよかった。ヒト(獣人)の暮らす世界に迷宮が現れるウシとラビリンス 山本四角名無し※ネタバレを含むクチコミです。 思春期男子による甘酸っぱい青春ストーリーあの頃、 コジキオウジstarstarstarstarstarゆゆゆ我々が何気なく過ごしていた青春は、きっとこんな感じでドラマチックだったんでしょう。 ちょっとエッチな漫画をクラスで回し読みしたり、あの人はこうらしいよと伝聞を話したり。 読んでいて、なにげないシーンに既視感を覚えるのは、似たようなことをしたり見たりしたからでしょう。 過ぎ去った今となっては、「あー、このシーン、わかるよ。くぅーっ!!」という年寄りめいた感想しか出てきません。 もしくは「青春というのはほんとに良いものですね」という達観した一言。 思春期男子フィルターを通した、女子たちの容姿や所作も素敵です。 真実に少しだけ嘘を交えたほうが、どこが嘘かわかりにくいという話があります。 きっと、これはそういうタイプの、作者が過ごした青春の日々の話です。 怪獣もヒーローも出てきません。 でも、とても良い青春ストーリーです。「N」にまつわる奇妙な話N にことがめ くるむあくむstarstarstarstarstar_bordernyaeマンバで見つけてなんとなく読んでみたらなんとも言えないゾッとする話でした。Nって何なんだ…。 オムニバスなのですが、Nそのものの意味などは共通しているのかな。そこらへんも謎です。コミックスになったらまとめて読みたい。手に入れることと手放すこと細村さんと猫のおつまみ 高田サンコstarstarstarstarstar_border野愛親に先立たれ借金を抱えた貧乏OLの細村さんが、迷い込んだ猫とささやかに暮らしていくお話。 ほのぼのしてそうなタイトルと題材の割に辛い描写も多く、猫ちゃんはもちろんだけど細村さんに幸せになってほしい!と思いながら読みました。 奔放でお世辞にもいい親とは言えない母親と、優しかった母親の恋人の仏壇に手を合わせ、愚痴ひとつこぼさずひとりで生きる細村さん。 閉じた心の隙間に猫のおつまみが入り込んで、少しずつ光がさしていく様子に心があたたかくなります。 何かを得ることも幸せだけど、手放していくことも幸せに繋がるのだなと気づかされます。 ストーリーも魅力的ですが、細村さんが作る節約ご飯も美味しそうで参考になります! 対岸のメル 幽冥探偵調査ファイル対岸のメル 幽冥探偵調査ファイル 福島聡starstarstarstar_borderstar_border寸々福島聡のジュブナイルものが一番好き。 と思ってたのに、ラストが残念な感じに。3億円もどっか行っちゃったし。100メガショックラブコメ!レバガチャアーカイブ カネコマサル SNK 鯨武長之介starstarstarstarstar_borderカイすみません正直舐めてました ハイスコアガールの二番煎じぐらいに思ってて、kindle55円セールだからって買った程度でしたが、予想以上に面白かった! 短く綺麗にまとまった良作!青騎士系見本市②若葉の狂詩曲 森薫 天倉ふゆ つきづきよし 郷本 甘酒縞 庄野晶starstarstarstar_borderstar_borderカイ花と円舞曲と同時発売 青騎士系らしいジャンルすら自由な読切オムニバス - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ※青騎士Noteより転載 ◆呪いが結んだ秘めやかな恋――天倉ふゆ ◆ファインダーから覗く新しい僕――甘酒縞 ◆宇宙人の難儀なおうち探し――郷本 ◆美大生と鵺(ルビ:ぬえ)の共同生活――庄野晶 ◆レンタルメイドロボとの二週間の同棲――つきづきよし ◆夜空を縫うお針子たち――長乃あきら 青騎士系見本市①花と円舞曲 森薫 赤河左岸 有海とよこ 庄野晶 葵はづきstarstarstarstarstar_borderカイ若葉の狂詩曲と同時発売 青騎士らしいジャンルすら自由な読切オムニバス 森薫以外は若手なのかな? 私は森薫メインで購入したけど、こう言う複数名のオムニバスって新しい出会いがあるから大好きです 今回は有海とよこ「5gの愛情」が特に気に入ったので波間の子どもたちを追加購入 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ※青騎士Noteより転載 そして、新進気鋭の5人が奏でるハーモニーもめいっぱい楽しめます。 ◆人見知り中学生の夢の中での大冒険――葵はづき ◆謎の宗教団体とスペースラジオ――赤河左岸 ◆小説家とロボットの結婚生活――有海とよこ ◆雌狐と女子高生の一瞬の恋――庄野晶 ◆人魚と生贄少女の儚い約束――長乃あきらリリーちゃん可愛すぎて...ゲーセン少女と異文化交流 安原宏和starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃゲーセンでバイトする主人公の大学生の男の子 たまたまゲーセンでクレーンゲームやってる外国の女の子を見つけたが、その子は全く景品が取れない... 泣きそうな女の子の代わりに取って景品をあげた時に、拙い英語で告白まがいのセリフを言ってしまい〜から始まるラブコメ ヒロインのリリーちゃん、ものすごく可愛いですね もうそれだけで読む価値ありまくりです 後半若干マンネリ化してきた感じはありますが、今後のラブコメ展開も期待できる良作ですよ元男子高の私立童目木帝高校思春期男子はどうかしている。 アメノstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ学校名は略してドーテイだったり、思春期男子仕草が描かれていたり、でもお下品にならない程度の下ネタで、イケてる顔面オンパレード(中身は残念)。 あらすじを読んで、『行け!稲中卓球部』の令和版かと思ったんだけど、違うような。似ている点もあるような。 ふくよかな男子生徒の胸を揉ませてもらったり、カーテンのひらめきにスカートを連想したり、どこかで聞いたことがあるような、微妙にリアルな思春期男子仕草がクスリと笑える。 メインキャラたち、みんなイケてる顔面にも関わらず、「おバカ」でくくることができる残念っぷりが、誠に残念。 でも女にモテてウェイウェイ系の話は求めていないから、彼等は「おバカ」でよいのだ。 カルト的人気の小池桂一かたじけない 小池桂一 神崎夢現starstarstarstarstar_borderカイ黒船来航の時代に日本の未来を考え渡米を目論む侍 ある日ピエロから謎の金平糖をもらいトリップ トリップ中に天狗の国に拉致されモアトリップ ザックリ言うと火の鳥みたいな感じ 元プレミアム本のためリバイバルと電書もなかなかの値段で小池桂一ファンじゃなければ手が出しにくいとは思うけど、その価値はありました。 ちなみに 別作品のスピノザは2024/01で5万円程作者が好きな物を描く乙嫁語り 森薫starstarstarstarstarカイ森薫の良さは「描きたいものを本気で描く」だと思ってます。 乙嫁語りは異文化フェチ&描き込みフェチ 民族衣装に手芸品、動物や背景まで超こだわって丁寧 読むなら電子書籍で見開き出来る状態がオススメThe少女漫画わたしのすきなひと CLAMPstarstarstarstarstar_borderカイめっちゃよかった… 本作は恋愛オムニバス×12本。それぞれにちょっとしたコラムがあって補完される。 普段は恋愛ものやラブコメはあんまり読まないから心洗われた気分になった笑 抑圧されてきたふたりの同盟 #1巻応援お茶の間スイーツガーデン 佐倉イサミstarstarstarstarstar_border兎来栄寿表紙とタイトルからは明るいイメージを抱かれそうですが、蓋を開けてみるとそこそこ闇もある作品です。 『もふっとキャンプ』や『春風ふるさと観光協会』の佐倉イサミさんが新たに描くのは、人生を抑圧されてきた瀧口さんちのサトちゃんと、矢北さんちのスゥちゃんのふたりが作るスイーツ同盟の物語。 サトちゃんは、父親からも母親からも結婚した夫からも自分が本当にやりたいことを許してもらえず我慢して我慢して生きてきて、気付いたらもう人生の終盤になってしまった女性。 本当はかわいいお菓子やケーキを思う存分食べたかった。 本当はみんながしているようなオシャレな服を着て過ごしたかった。 そんなささやかな願いすら叶えることができず老いてしまい、夫を亡くしてようやく独りで好きなことができるようになったサトちゃんが初めての感動を得るシーンには感じ入ってしまいます。 一方のスゥちゃんは、TVに出ている出演者を「低学歴だ」「バカはろくな人生を歩まないから勉強して他者より秀でた人間になりなさい」とのたまう父親の存在によって、友人たちとの遊びも断らざるを得ず猛勉強を強いられている難関校に通う私立中学生。そんな日々の鬱憤を晴らすある行動を日常的にするようになっています。 年齢は大きく違えど、ふたりとも違う形で抑圧を受けそれぞれに性格に歪みを抱えています。そんな自分に嫌気がさしているふたりだからこそ共有できる辛苦があり、楽しみがあります。毎回お菓子作りやできたものの実食を通して結びつくふたりの姿に心のカドが取れてまるくなるようです。4話の、サトちゃんがある失敗をしてしまうお話などは特に好きです。 お菓子作りの際は詳細なレシピも添えられるので、自分でも作ってみたくなります。 ただのスイーツグルメマンガだと思って手に取るとビターな味わいにびっくりするかもしれませんが、カカオ86%のチョコレートのような絶妙な苦味を堪能してください。コインランドリーに住む謎の女のギャグ漫画コインランドリーの女 清原紘starstar_borderstar_borderstar_borderstar_borderカイkindleセール55円で購入 んー微妙! ギャグ漫画だから笑わせにくるけど、少女漫画誌で連載だったそうなのでツボが合わなかっただけだろう誰かに解説して欲しいA・LI・CE 木崎ひろすけかしこ※ネタバレを含むクチコミです。 少女が誘拐事件をでっち上げ失踪HOLIDAY 乙一 清原紘starstarstarstar_borderstar_borderカイKindleセール55円で購入 まぁ至って普通の短編サスペンス 短くまとまって絵も見やすいまさか漫画家マンガだったとは少女・ネム 増補版 カリブ・マーレイ 木崎ひろすけstarstarstarstarstar_borderかしこ漫画家になりたい内気な女の子ネムが主人公。まさか漫画家マンガだと思わなかったので読んでびっくりしました。繊細な絵のタッチと心理描写なので原作が狩撫麻礼なことを忘れますが、たまに猛烈な狩撫節が出てくるギャップも面白いです。高校を卒業したネムが上京して本格的に漫画家を目指すところで突然終わっちゃったのが残念…。ゴローが言うとおり売れ線じゃないものを描くとしたらどんなのになったんだろう?読みたかったな。<<1112131415>>
父親からは漁師の息子なのに日光アレルギーの出来損ない(←父親からの視点)と罵られ、更に同性愛志向に悩んでいた寛也は憧れの拓斗を自分の欲望で汚さないように島を出た。 一方で拓斗は浮気者の父親と共依存のような母親からの精神的な虐待でキチンとした恋愛ができないまま、責任を押し付けられたように島に取り残された。 そんな2人が15年ぶりに島の復興という名目で再会。当時お互いがほのかに惹かれあっていたのに何もなかったからこそ、初恋がずっと心の底に残っていて大人になった今、ようやく関係が前進した。 あんな島じゃ寛也は存在するだけで苦しかったと思う。しかも年月が経っても古参の島民は古い考えに凝り固まって寛也を受け入れようとしない。 あんな扱いされてよく助けようと思えるなと感心する。 私ならサッサと拓斗を島から出して東京に連れていくわ。 世代交代の若い層が取っ掛かりになって良かったけど。 途中、両思いになったものの仕事考えたら一緒に住むことはできないしどうなるかと思ったけど、復興事業があるからこそ拓斗が出張で島から出れるのね。 大好きなたつもとみお先生のイラストは最高でした😻