集英社マンガの感想・レビュー5006件<<140141142143144>>16巻 収録話リアル 井上雄彦名無し91st(週刊ヤングジャンプ 2021年1号)2020/12/3 92nd.(週刊ヤングジャンプ 2021年11号)2021/2/10 93rd.(週刊ヤングジャンプ 2021年26号)2021/5/27 15巻 収録話リアル 井上雄彦名無し85th(週刊ヤングジャンプ 2019年25号)2019/5/23 86th(週刊ヤングジャンプ 2019年39号)2019/8/29 87th(週刊ヤングジャンプ 2019年52号)2019/11/28 88th(週刊ヤングジャンプ 2020年12号)2020/2/20 89th(週刊ヤングジャンプ 2020年25号)2020/5/21 90th(週刊ヤングジャンプ 2020年38号)2020/8/20 https://manba.co.jp/boards/89766/books/201925 ちょっとマニアックでKAWAII恐竜ギャグまんが現存!古代生物史パッキー レツstarstarstarstarstarひさぴよ2012年の少年ジャンプで連載していた、恐竜と古生物が主人公一家と暮らすギャグ漫画。 「恐竜の飼いかた」のクチコミを見て、恐竜マンガは数あれど恐竜と一緒に暮らす漫画って意外と少ないかも…と考えてたら、パッキーっていたよなあと久しぶりに思い出しました。 コミカルな恐竜達から繰り出される豪快なシュールギャグが好きでしたが、子供向け過ぎると見なされたのか、短命で打ち切られてしまったのが残念です。 人間の家族たちも含めて、キャラクターはみんな良かった上に、恐竜・古代生物の知識が豊富で、各生物の特性を活かしたギャグが素晴らしかったのに…。いま考えると、結構マニアックな漫画だったのかもしれません。 出る時代が早すぎた気もします。令和のジャンプならもっと人気が出たかもしれませんし、コロコロなどで連載しても人気になったかもしれません。いずれにせよ、もう少し面白さが再評価されても良いのになあと思う作品です。ああ…良き良きちぢんでのびる 藤近小梅名無し百合とも言えるけど女同士の友情とも言える。そして思春期らしい若気の至りも上手に表現されてて胸のざわつきが止まらねぇ、な読切。 好きな子がめがねを忘れたの大ファンですが、ほのぼのラブコメじゃないのを描いても上手いんですね〜 でもちぢんでのびるってどういう意味だろう(読解力の乏しさ)。すごい作品と出会ってしまった。フールズ 皿池篤志starstarstarstarstar干し芋何だか分からないが、凄い作品だということは分かる!! 人間の世界に“バカ”を発症する人間がいて、その“バカ”には、ひとりひとり特徴があって、見つかったら警察に殺されていまうという独自の世界観。 不思議な世界だけど、何だか違和感なく作品に入り込める、というかズルズル引き込まれる感じ。 是非、騙されたと思って読んでいただきたい。 きっと、新しい扉が開かれるはず。ロボフェチ小学2年生の恋ヒメカに、僕は。―ヒメカニボクハ― 新貝田鉄也郎名無し元々人型ロボットが好きなのと、「純情理系少年のこじ開けられたドキドキ」というフェチへの強いこだわりを感じさせるあらすじに惹かれて読んでみました。 ロボ的な観点でいうと、パンツ丸見えみたいなヒメカのデザインとか変形するところ、ラブコメ的にはリタがフェチ(もしくは恋)を患ってて、ヒメカのことをジロジロ見ちゃうところが良かったです。上手い・可愛い、だけじゃない、「わかってる」からこその超一流あやかしトライアングル 矢吹健太朗mampukuTSものは守備範囲外なんてすが、Black Catからの矢吹先生ファンとしては読まざるを得ないですよね。 なぜかジャンプのエロコメは同誌のピュアめなラブコメよりもストーリーがしっかりしているなという勝手な偏見があります。矢吹先生のえならたとえ面白くなくても買うんですけどね。 とらぶるの末期頃はさすがに矢吹先生の絵も古くなってきたなと思ったものですが、しっかり調整して違いを見せてくれるあたりさすがというほかありません。矢吹先生と赤松先生は向こう10年は少年誌で戦えそうに見えます百合にだけ発揮する能力が目覚めちゃったエスパー百合に挟まれて、エスパー! 鬼龍駿河名無し※ネタバレを含むクチコミです。雑誌連載とWeb連載まとめた短編うねちゃこ!ときめき家庭科部 うさくんstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男ヤングジャンプの「青春とヒロイン」のテーマの増刊「アオハル」で連載していたがその後Webで連載していたはず 「青春とヒロイン」がテーマのはずだけど、やはり「うさくん」なので一筋縄ではいかないないようになっている。雑巾しか作らない先輩の「山盛フキ」の嘘童話の「ぞうきん姫」の回が特に好き主人公・奥村燐がエクソシストになる話青の祓魔師 リマスター版 加藤和恵名無しもともと人気があるのは知っていて、絵柄も好みだったので読んでみました。人気があるだけありストーリーがとにかく良い。キャラもオリジナリティがあって、それぞれの行動原理も良い。読んでよかったです。表題作の良さもさることながら積極―愛のうた― 谷川史子まるまる2番目に載っているスパイラルホリデイの良さったらすごかった…結婚披露パーティーが始まるまでの数時間、誰が何をしているかを同時進行で描いていて、なかでもとにかく主役のふたりがそれぞれの理由でパーティーに間に合わないんじゃないか?!という状況でドキドキハラハラしっぱなし。最後の集合写真見たらもうみんな幸せになってくれ…と願うしかなかった。。宿で働く訳あり姉弟の正体は…! 任侠時代劇 #読切応援兇悪に花 有馬シ記はる※ネタバレを含むクチコミです。マーガレットで連載されていた伝説的BLBRONZE -Special Edition- 尾崎南名無し子職場の先輩と漫画の話をしている時に「ねぇ昔マーガレットでBLが連載されてたの知ってる?時代的にBLじゃなくてやおいって言うのかな?」と言われ、気になったのでお借りして読んでみました。サッカー部の男子高校生と人気歌手が恋愛する話だとは聞いていたのですが、マーガレットらしい少女漫画タッチのほわ〜んとした絵を想像していたのでヴィジュアル系な絵柄だったのに驚きました。性的なシーンはあまりなく感情をモノローグで表現するところは少女漫画(もしくはやおい…?)らしいなと思いました。今となってはどうしても時代を感じてしまう内容になるのですが、当時としてはかなり衝撃的な連載だったのではないでしょうか。自分もその頃にマーガレット読者として出会っていたらハマっていたかもしれません。きっと三白眼女子が好きになる!漫研に美少女 轍平ふな※ネタバレを含むクチコミです。お洒落な読み切りポポ 百瀬直名無しなんとなく扉絵で惹かれて読みましたが良いですね! 少年漫画の起承転結は置いといて。 ポポが変容する絵がお洒落! そして全体的にお洒落な漫画だなと思いました! 多分絵柄とか作風とかですかね。あの読切が超パワーアップして帰ってきた!!森林王者モリキング 長谷川智広名無し※ネタバレを含むクチコミです。ポンコツ可愛い+ウザさ で面白さ倍増悪魔のメムメムちゃん 四谷啓太郎六文銭1巻から読み続けてます。ダメ可愛いメムメムにずっとやられてます。 キリッとしているキャラが、実はポンコツだったという設定でギャップ萌えの作品もありますが、本作は、もう見た目からダメさが漂ってきて、そしてそのまま期待を裏切らないダメっぷりで、まずここが面白ポイントです。 淫夢とか使って男を骨抜きにして魂を奪う悪魔なようですが、絵柄通りの悩ましい体型によって、まぁうまくいかない。 何より、メムメム本人がエロに耐性がない。むしろ苦手。 (この幼児体型によって、ある方面には安心設定) そしてこのポンコツ可愛いものに「ウザさ」が加わってより面白くなります。 例えば、 ・少しうまくいくと調子にのる ・言い訳が多い ・他人への要求は厳しい ・弱いものには執拗以上に強くでる ・やたらと声だけはる(特に偉い人の前) などなど、小物感満載のウザさで、これがたまらないのです。 なんか小さい子をみてるような目線で、だんだん微笑ましくなってきます。謎の慈愛をもって読めるんです。あらあら、どうしたの?みたいな。 これがクセになります。 とはいえ、個人的には正直この設定で11巻まで続くとは思わなかったです。 11巻になると魔界の魔王様とかも出てきて、メムメムの正体(存在理由?)も明らかになって、ただのおバカギャグ漫画からシリアスな展開に・・・いや、特に変わんなそうですね。 安定のメムメムで、引き続き安心して読めます。 メムメムのダメっぷりはひどいのですが、それでもポジティブで前向きな姿をみると不思議と元気がでますので、日常で凹んだ時読むと良いかもです。 西義之の漫画で一番好きかもしれんHACHI─東京23宮─ 西義之starstarstarstarstarマンガトリツカレ男すげー好きで単行本も発売日に買った覚えがある。何が好きかって言うとハチもテッキンもいいんだけど宮長がどいつもこいつも神らしく自分のルールでしか動かないというところがいい。23区を取り戻すところまでやってほしかった... 昔のジャンプと今のジャンプどっちが面白いかNARUTO―ナルト― カラー版 岸本斉史名無しと思って読み直したわけじゃないんですが、ふとnarutoを読み直しはじめました。 それで鬼滅がこんだけ人気になってもはや社会現象となっている状況で昔はどうだったかな〜と思ったんですね。 別の作品で面白さなんて比べられないし、比べてもいけないのかもしれないですが自分が小学生かそこらだった頃のジャンプも面白かったんですよ! …と、ちびっこたちに言いたい。 鬼滅くらい面白くて皆、我妻善逸のポーズの代わりにネジの八卦六四章のポーズをして結べもしない印を真似していたんだよ!と。 目的やストーリーなんて比べられませんが要素として抜粋すれば比較できるでしょう。 ・毎週面白く思わせるヒキがあるか どっちもありますね。 鬼滅なんて毎週「あ、もうこれだめだこのキャラ死ぬし全滅だ…」 ってなるのに次週で盛り返すんです。 思えばナルトも一緒だったな。だいたい絶体絶命。 平和かと思ったら事件が起きる。 もうこれ全員死ぬじゃんと読者を視野狭窄にさせておいて明後日の方向から救世主を登場させる。もしくは主人公の覚醒! 要素的に「驚き」ですね。 でも最近のジャンプの方が「驚き」多い気がしますが。 なぜなら読者はどんどん飽きっぽくなっているので。 ・かっこいい必殺技あるか どっちもあります。 鬼滅はもう「水の呼吸…」とか読み手10人中8人に呟かせた時点で1万部売ってると思います。 かっこいい必殺技をかっこいいと思わせて、なおかつ真似させることができた時点で勝利!なんだと思います。 ナルトの螺旋丸とか千鳥とか手から何か出すやつも強い…。 やっぱりジャンプにおける「刀」と「手から何か出す」は必勝の方程式なのでしょう。 ・敵キャラを好きになれるか 個人的に難しく、でも重要な要素だと思っているんですが敵キャラを好きになる漫画はいい漫画だと思っています。 味方ももちろん好きだけど、上弦の鬼…好きになりませんか? 敵は敵なんだけど嫌な奴、悪い奴、としてキャラを作るとうまくいかないと思っていて。 違う正義、思想を持った別の主人公みたいに作るといいんじゃないかなと思うんですね。 あと特徴があって印象に残る敵。 潜影蛇手!…モノマネされる時点でいいキャラだったのではないかと。 ・結論 昔のジャンプも今のジャンプも面白い! ベースは変わらないんだな、と勝手に納得してしまいました。 どちらも面白いように、飽きないように作られてはいますが作者の「これが描きたい!」という欲はどの時代も一緒で熱いです。すべてが瑞々しく映るボーイ・ミーツ・ガール #1巻応援ハロー、イノセント 酒井まゆsogor25特待生で高校に入った主人公の早瀬雪灯(ゆきと)。スポーツもできるイケメンでさらには性格も良く、非の打ち所のない完璧な人間に見える彼ですが、実は家庭の事情で 人には見えない努力を重ねていて、現状に不満を持っているわけではないのですが本人の言葉で言うと「ただひたすら息を止めているような感覚」を抱えた状態で日々を過ごしていました。 そんな中、たまたま立ち寄ったゲームセンターでとある女の子・宝生結以と出会うところから物語が始まります 。 偶然出会った彼女との会話の中に自身の抱える閉塞感を打破する何かを見つける雪灯でしたが、その後、結以が入学以来不登校を続けている同級生で不良少女だという噂もされているような子だということが判明します。 この2人のこれまでの生き方や考え方には大きく違いがあり、2人が関わりを持つことにより双方が影響を受けていく様子が描かれます。 また、同じ高校に通う雪灯の幼馴染 ・杉本遙夏という女の子も登場し、構図としては三角関係のような形にはなっていきます。ただ、遙夏は雪灯のことが好きなような描写は見えるのですが大人しめの性格で思いを内に秘めていて、雪灯は遙夏のことを大事に思っているけども恋愛にはまだ興味がないといった様子。そして結以はそれとは全く違うところで何か事情を抱えている様子で恋愛に発展するような雰囲気はまだありません。そんな雰囲気も含めてこの3人の関係性が変化していく様子、その全てが瑞々しく映る作品です 「りぼん」で連載されている作品ではありますが、大人の鑑賞に充分に堪える作品だと思います。 1巻まで読了圏外から圏内へ転がり込む女のドキュメント圏外プリンセス あいだ夏波nyae※ネタバレを含むクチコミです。かわかみじゅんこ入門としてもオススメ日曜日はマルシェでボンボン かわかみじゅんこ名無し子かわかみじゅんこ先生の作品に登場する少年少女はガラスのようにナイーブな心を持っている人が多いですが、この作品のマシュマロみたいにふっくらした主人公・ジュリエッタちゃんは真逆なタイプのおませな女の子です。でもフランスの女の子って小さな頃からすでにパリジェンヌって感じですね。なんかちょっと言動が哲学的です。かわかみ先生のパリ暮らしエッセイ漫画「パリパリ伝説」を読むと、ジュリエッタちゃんってもしかしてこの子がモデルかな?やら、このエピソードを描いてる時ってもしかしてこの時?など、裏エピソード的なことも分かって面白いです。主人公はいますが群像劇なのでフランスの大人達のアンニュイな恋の話もあります!誰が読んでも気軽に楽しめる作品でありながら作家性も十分にあるので入門作としてもオススメです。一本背負いをくらったかのような清々しさ!昏倒少女 安藤ゆき影絵が趣味『町田くんの世界』でお馴染みの安藤ゆきワールドがこの短編集にも活き活きと迸っています! ―まずクラッときて ―一瞬にして左右上下 ―感覚がなくなって ―それはつまり ―受け身も取れない いきなり、こんなふうに昏倒してしまう表題作の『昏倒少女』は安藤ゆきの安藤ゆきらしさというか、安藤ゆきワールドを存分に体現しているように思います。とくにこの「いきなり」というあたりがいかにも。何はともあれ、いきなり昏倒してしまうことで『昏倒少女』は安藤ゆきワールドの台風の目のなかにすでにいる。昏倒した当の本人は、まさしく台風の目の静けさのごとく気を失っているのかもしれませんが、まあ、周囲は振りまわされるわで大騒ぎになる。 町田くんという人がまさにそうでしたけど、安藤ゆきワールドでは発端がいつもこちら側にあるんです。たとえば、町田くんという人はちょっとすっとこどっこいなところはあるんですけど、その行動はいつだって何かの理由を受けて後手後手にまわるのではなく、つまり、周囲に振りまわされるのではなく、あくまでも町田くんという人がひとつの台風の目になって周りの人たちを巻き込んでいくようなところがある。町田くんはちょっとすさんだようなところがある猪原さんという人に出会う。でも、猪原さんが何か困っていそうという理由から猪原さんにアプローチするのではなくて、あくまでも町田くんがどうも気になったから猪原さんに接近していくんです。 『昏倒少女』では、頻りに「口実」ということが言われる。わざわざ保健室にプリントを持ってきてくれた橘くんに小日向さんは「そこはかとない口実感」を感じ、保健室の先生にドギマギする橘くんに「口実はわたしか」と納得する。ちょっと安藤ゆきワールドらしからぬ口実ありきの世界。でも、後にプリントを口実にやってきたことが橘くんの口から明かされる「ふつうにクラスメートなら心配だろ」と。すぐさま小日向さんの心の中で「それってそんなにふつうじゃない気がするけど」とツッコミが入ることからも明らかな、このふつうのふつうじゃなさ。 こんなセリフをすんなり受け入れてしまうほど、私たちは物語を読むうえでも、日々の生活でも、理由というものを非常に重んじていると思います。でも、安藤ゆきワールドに接していると、何だかいかにも重要そうな理由というものが副次的なものに思えてくる。理由を受けての受け身にまわった後手後手の行動ではなくて、なんかもっと積極的で直接的なものを見てみたいと思う。それこそ、唐突に一本背負いをくらったような清々しさを!アニメを見て続きが気になり読みました鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し心が優しい男の子・炭治郎が妹を救うために鬼と戦う話です。 好きなキャラは炭治郎(強い)、善逸(かっこいい)、伊之助(面白い)です。 鬼の過去を描いたエピソードも見どころで、とくにアカザの過去はやりきれず一番印象深いです。<<140141142143144>>
91st(週刊ヤングジャンプ 2021年1号)2020/12/3 92nd.(週刊ヤングジャンプ 2021年11号)2021/2/10 93rd.(週刊ヤングジャンプ 2021年26号)2021/5/27