「他の人に触らせたら、許さないから。」椎名柚月は毎日定時退社。そして夜はマッチングアプリで、仕事のストレスを発散する日々を続けている。ある日、待ち合わせ場所に来たのは部下の一条で、遊んでいる秘密を知られてしまう…!?「全部バラすか、俺に抱かれるかどっちがいい?」
【電子単行本書き下ろし漫画付き】「イケナイことしてる気分になるな…」邦重鉄志は困惑していた。診察時間外に切羽詰まった表情で駆け込んできた青年、成石。彼の治療をしているとなんだか反応がおかしい…。時々漏れる声がやけに艶っぽいし、頬は真っ赤になっている。歯医者が苦手なのかと思っていたけれど、この反応はもしかして…
振られたばかりの楓を慰めてくれたのは元カレの友達、須藤だった。甘い言葉とお酒が回って、身を委ねてしまいもどかしいくらいに優しい愛撫で、とろとろに溶かされてーー!?酔った勢いで少し後悔する楓に、暁が言い放つ。「まさか、こんなうまくいくなんてね。」
かつては会社の陸上部で仲間と一緒にランニングで汗を流していた時雨風人だが、いつしか毎日のサラリーマン生活に浸る中で中年になり、このまま人生終わるのか…と輝きを失っていた。風人がコレステロールがたまった体調を元に戻すためにランニングを再開する。そんな風人が走っているとき、体が大きいが人見知りでコミュニケーションが苦手な大学生と知り合う。彼は人見知りを克服するため、自信をつけようとランナーになったのだった。風人はそんな彼と一緒に伴走するようになり、いつしかお互いが刺激しあうのを感じるようになる。。。
雇われ店長として働いているビルの屋上で塩見は聖と再会した。同級生で初恋の相手、聖は飛び降りる寸前だった。家もお金もない聖を自分の家に連れて帰ると、一宿一飯のお礼と言い、聖が取った行動とは…!?「気持ちいい?塩見?」
「キスだけでこんなに気持ちいいなんて…!」今までずっと“好き”がわからず、誰とも恋愛できずにいた百愛。しかし、冴木と出会ってから百愛の気持ちは大きく揺れ動く。甘やかすような愛撫と耳元で響く声に身体が疼いてしまう。全部が初めてで、感じたことのない気持ちよさに抗えない…!!「本当にダメ…?こんなに濡れてるのに。」
「先生の全部、貰いに来るから!」卒業式の日。一世一代の告白、もとい啖呵を切って走り去った史弥は、教育実習生として元担任である壱和の前に現れた。大人になって壱和を迎えに来た史弥だったが、肝心の約束を壱和は覚えていなかった…。実習の期間中、壱和に好きになってもらおうと努力するも、史弥の気持ちは空回りするばかり…。告白リベンジに燃える史弥と教師という立場や年齢差で悩む壱和だったが―――。「あんな告白、忘れるわけないだろ…。」
「誰かのものになるくらいなら、最初からこうしておけばよかったんだ」蓮は弟の優吾を好きになってしまい、その気持ちを掻き消すために大学進学同時に実家を出た。しかし両親の事故がきっかけで、しばらく優吾とふたりきりで生活することになる。家族の形を壊さないように気持ちを押し殺す蓮だったが、ふたりの関係は思わぬ形で歪んでいく。
舞耶の楽しみは、華金に片思い中の我妻の営む小料理屋に行くこと!それなのに…常連さんから我妻に奥さんがいるうわさを聞き、飲み過ぎてしまう。酔った勢いで我妻に告白すると、キスをされてそのまま押し倒されて…!?普段は優しいのに焦らしたり、急に激しくしたり、えっちの時はいじわるで肉食な彼。「焦らしてごめんね。あまりにも可愛くて」
「いや…なのに、どうしてこんなに身体が喜んでいるの!?」――目覚めると春花は、鉄格子の部屋で鎖につながれベッドの上に…そして目の前には、春花がハウスキーパーをしている屋敷の当主・恭輔が立っていて、信じられない言葉を放ち!?「お前が誰かのものになるくらいなら、閉じ込めておくことが最善だ」そして恭輔は昼も夜もわからない部屋で春花を抱き潰す。私はこのまま、この男に犯され続けて逃れられないの…?
「足の先まで痺れるような快感…こんな感覚初めて…」それはまさに致死量超えの猛毒で天国まで逝ってしまいそうな…――王女カリンは命を救ってくれたカエルに願われ、18歳の誕生日に「同衾」することを約束していた。約束の夜…ギシッとベッドが軋み、迫るコバルトヤドクガエル。当然ながら受け入れられないカリンはカエルを掴んで思いっきり壁に投げつけ…するとカエルは行方不明だった幼なじみルカ王子の姿に!?ルカ(?)は、カリンと契りを交わさねば人間に戻れないと言い出し…
「お前の罪に、罰を与える」少年ダイが力を解き放つ時、異能のテクノロジーを操る組織もこの世界へと浸透を始めた…?! 人類の科学と歴史を覆すアカシックレコードにアクセスし生まれ変わった「転生人(てんせいびと)」と、世界を動かす秘密結社「ヒュペルボレイオス」の暗闘、そしてダイの闘いの行方は――。転生人、天使、超科学入り乱れての攻防戦が人類の未来を変えていく。