講談社マンガの感想・レビュー6119件<<1516171819>>もしかしたら真面目な作品かも◯◯タイプの幽霊 大橋盛平野愛もしかしたら真面目に描いてるんじゃないか?って予感が少しだけしていて、でも確実にギャグ漫画でめちゃくちゃ面白いけどどの部分でふざけてるかって言われたらずっと真面目かもしれない。狂気は狂気だけどストーリー展開としては美しい作品な気すらしてくる。 でも確実に、絶対にギャグ漫画。面白い。ハァ!?って言いたくなるけどよかったねとも言いたくなる。いい作品。とにかく勢いで笑わせにくる何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!? 井出圭亮 藤本ケンシstarstarstarstarstar山下真司織田信長が本能寺で殺されるのを回避するために何度もループする歴史改変しまくりストーリー。 とにかく信長がクズ野郎でめっちゃ笑う。部下に嫌われすぎててどんだけ頑張っても謀反起こされる。果たして信長は歴史を変えられるのか!?が見どころ。パロディも多くてネタが豊富。ウマ娘のやつとかめっちゃ笑った。絵が古いとか女子柔道に興味ないとか思ってるあなた!JJM 女子柔道部物語 小林まこと 恵本裕子starstarstarstarstar_border山下真司そんなあなたにぜひ読んでほしい。 スポーツ漫画としての熱さとクスッと笑ってしまう等身大の高校生たちのコミカルさを併せ持つ作品。特にキャラの表情の描き方が抜群に上手い。カオスを原液で飲まされるタイプのギャグ◯◯タイプの幽霊 大橋盛平名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ただただ良い星を見る紅い鳶 下地龍斗名無し※ネタバレを含むクチコミです。「ゴーグル」久しぶりに読んでみたゴーグル 豊田徹也starstarstarstarstarかしこ私が豊田徹也さんの作品と出会ったのは町の古本屋でした。珈琲時間とゴーグルがビニール掛けをされて売っていましたが表紙を見た瞬間に「これはいい漫画だ」とビビッと来てレジに駆け込んだことを覚えています。その後で実は漫画好きの間で語り継がれている漫画家だということを知りました。いい漫画との出会いはたくさんあったけど中でも幸福な出会いの一つだと思います。 この度再読して「ゴーグル」がデビュー作であることと改めてその完成度に驚きました。映画化された代表作「アンダーカレント」でも心の傷がテーマになっていると思いますが、短編であるからこそよりシンプルに伝わる登場人物の心の機微があります。家主と居候というデビュー作なら敬遠しがちな突飛な設定や、話の中でしか登場しない優しかった少女の祖父(後に収録されている「海を見に行く」には登場しますが、描かれたのは「ゴーグル」の約9年後なんですね)の存在も漫画っぽくならずリアルなディテールとして機能している。まさに完璧な一作です。心理学を楽しく学べる作品サイコろまんちか 小出もと貴starstarstarstarstar_border山下真司心理学ってよく聞くけど具体的にどんなの?て人にオススメの作品。少し下品だけどかなり分かりやすく心理学を知ることができるよ。ちなみに僕は巨乳派だよ。不器用だけど、ひねくれないで、まっすぐ頑張る君と宇宙を歩くために 泥ノ田犬彦starstarstarstarstar_borderMiyake「人と同じように生活するのにさ 工夫が必要なひともいるんだよね」 普通が全くうまくできない転校生宇野とヤンキー小林。 その2人が出会い、ぶつかりながら、少しずつ前進してゆくドラマ。 眩しいぜ。 「上手にまっすぐ歩けない それを笑われたり怒られたりすると 怖くて恥ずかしい気持ちになります」 ピュアで素直で不器用な努力家の宇野&小林コンビを、ひたすらに応援したくなる。スケール感が大きいのに世界観が身近で入り込める!日本宇宙高速道路株式会社~JAXCO~ 晴原一郎名無し宇宙という壮大なスケールのお話なのに、すごくリアルで現実にありそう、と思える作品のバランス感が絶妙です。 絵も綺麗で背景も美しく、一気読みしてしまいました。晴原先生の連載がみたいです。HEYスイカ 森とんかつstarstarstarstar_borderstar_border山下真司高校教師の渚と百七不思議のひとつスイカちゃんがおりなす不思議なホラーギャグ漫画。 なんか意味わからんけど逆上がりの子に心掴まれてしまった。 誰かにオススメする気はない。勝手に読めぇ終始意味不明アイドル地獄変<完全版> 尾玉なみえstarstarstarstar_borderstar_borderカイんーやっぱり尾玉なみえは何かがヤバい 純情パイン<完全版>や少年エスパーねじめ<完全版>に比べると破壊力は低めだが、たまにあるとんでもない爆発力は健在 いったい俺は何を読まされているのか? 尾玉ワールド炸裂の一冊なかよし発ガールズ麻雀ストーリー #1巻応援ぽんのみち 卯花つかさ 春場ねぎ IIS-Pstarstarstarstarstar_border兎来栄寿近年はMリーグの隆盛もあり、1万円近いライブビューイングチケットが即完売となるなど他のプロスポーツにも匹敵する盛り上がりを見せています。『コロコロコミック』が協力して小学生麻雀大会が開かれていることなどもあり、本格的に若い世代に広がりつつある麻雀。 とはいえ、小学生女子がメインターゲットである『なかよし』に麻雀マンガが登場したときは麻雀好きたちにも衝撃が走りました。遂に時代はここまで来たか、と。しかも、キャラクターデザインは『五等分の花嫁』の春場ねぎさん。まんが担当は既に『ごきげんよう、一局いかが?』で美少女×麻雀マンガの実績もある卯花つかささんという、力の入れようがうかがえる布陣。 連載開始時から大いに話題となったこの『ぽんのみち』ですが、『なかよし』最新号では付録として紙の麻雀セットまで付いてきており、これによって数万人の女児たちに麻雀を遊ぶ土壌が生まれるのかと思うと胸が熱くなりました(おじさんたちが大挙して『なかよし』を買っていた様子には目を瞑りながら)。 私自身も麻雀を覚えたのは小学4年生のころで、しかも教わったのは近所の2つ上のお姉さんからだったので、小学生女児でも麻雀は十分楽しめると断言できます。 1月からはアニメも始まり、尾道でも観光協会とコラボしてがっつりと施策を打っているようです。なお、『咲-Saki-』ファンの友人もアニメ放映開始と同時に早速尾道へ聖地巡礼に行っていました。 https://x.com/d_hara_standard/status/1743426031648907377?s=46&t=S5wm4E-TmT39NBg4BgQsPA マンガ版でも尾道の伝統行事なども描かれますが、アニメだと背景描写がより多くなるので巡礼の楽しみも増していくことでしょう。 マンガ版の内容としては、毎回がっつり麻雀をやるわけではなく傍らに麻雀がある女の子たちの日常系ストーリーという色合いが強いです。ガチの麻雀好きからすると物足りなく思えそうですが、『なかよし』でやる作品としてはこれくらいの塩梅がちょうど良いのだろうと思います。 私は麻雀大好きで負けず嫌いなお嬢様、リーチェさんが好きです。ハンドルネームが「リーチェいっぱつ」なのも良いです。 本作を読むだけでも麻雀の基本的なルールは覚えられると思いますし、『咲-Saki-』をきっかけにプロ雀士になった伊達朱里紗さんのような子が本作をきっかけに生まれてくれたら(参考:『朱色のステラ 伊達朱里紗』)それはとっても素敵なことだなと思います。 アニメ放映と併せてもっともっと彼女たちの麻雀のある日々を、見ていたかったなぁと思うのと、敢えて言うならば1冊1000円は子供がお小遣いで買うには少し高いので、なかよしの他の単行本と同じく500円前後で出して欲しかったなぁと。商売の都合は解りながらも。参考書の使い方ガクサン 佐原実波starstarstarstarstar_borderゆゆゆ受験をしようと決めたとき、姉の知り合いのなんかすごい人に、参考書の使い方から説明をされた。 適当に始めようとしていたら、本作に出ている福山さんのように、「はじめに」から読みなさいと言われた。 そこから学習計画の建て方云々。 第一話で福山さんが話していた通りのことを言われた。 役に立っていないと思っていた、過去に通っていた塾によるブーストは偉大だったと気づかされた。 あの頃、もう浮上しないと思っていた学力は、ご指導のおかげで無事浮上。 あそこで自力での学び方を教わっていなかったら、やっぱり入学後にまた、勉強についていけなくなっていたと思う。 そう考えると、学習参考書をテーマにしているので子供向けに見えるが、親世代から勉強の仕方を教育し直す漫画なのかもしれない。 勉強は自分から進んで計画的にやらなきゃ身につかない。 そういえば、昔DMチラシ漫画にあった「これ、◯◯ゼミでやったところだ!」って詰まるところ、教科書準拠品のような内容だったということだよなぁ。 そりゃあ、ちゃんとやれば点数が取れるはずだよなあと、福山さんの説明に納得してしまった。ちょっと好きかも走れエルフ 横山汐名無し※ネタバレを含むクチコミです。口角が天井をぶち破る #読切応援No Look 浦野月鼓starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。あら〜!!いいじゃないのこの2人…!! #読切応援彼は友達 浦野月鼓starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。あってもなくてもヒミツのダヴィデくん 林田もずる野愛この気持ちめちゃくちゃわかる…つるつるにしたいけど温泉でそこまでつるつるの人見ないもんな…女風呂ですらまだそうなので恥ずかしい気持ちはわかる。でも誰にも迷惑かけてないんだからあってもなくても堂々としてればいいよね…!トー横キッズに優しいギャル弁護士 #1巻応援ギャル弁 ー歌舞伎町の幽霊ー ヨウイチ 高崎俊(弁護士法人原法律事務所)starstarstarstarstar_border兎来栄寿近年は「トー横界隈」が何かと話題になることも多い歌舞伎町。2023年4月には新たなシンボルである東急歌舞伎町タワーが開業し、さまざまなマンガにもその姿が描かれ始めています。 歌舞伎町が舞台の本作でもしっかりと描かれていたのを見たときには、「マンガは時代を映す」という某氏の言葉を思い出しました。 本作の主人公は彼方総合法律事務所で働く、中卒のギャル弁護士れいな。「ギャル弁」はギャルの弁当ではなく、ギャルの弁護士です。彼女が歌舞伎町のアンダーグラウンドを駆け巡り、ちょっと変わった報酬をもらいながらさまざまな事件に関わっていくストーリーとなっています。 第一話から『闇金ウシジマくん』ばりのテンションでアングラの怖さ、痛々しい行為が描かれます。作者のヨウイチさんは新鋭ですが、絵に非常に迫力があります。れいながかわいいだけではなく、この世界で渡り合っていくだけのモノをもっていることを表情で描いているのが良きです。 いろいろな事情を抱えてはいるのですが、れいなは弱きを助ける側。お金の代わりに「捨てるに捨てられない思い出の品物」を報酬としてもらうプロボノ活動をする弁護士という変わった立ち位置にいる人物で、その特殊性だけでも面白いです。 弁護士の監修も受けながら描いていることで、法律周りの部分も精密で知識を得ながら楽しむことができます。近年に実際にある犯罪の手口も描かれていますが、悪用はダメ、絶対。 1巻にはトー横界隈の女の子を助けるお話も登場。パパ活など、まさに今の世相を反映しながらもその中で見せてくれるドラマが王道ながら良いです。庄屋や柏木など脇役も魅力的で、特にれいなと庄屋の関係性は好きです。 しっかりとツボを押さえた作りがなされており、今後も楽しみです。ザビエルvs島津貴久の空中戦闘は見ものです #1巻応援鉄腕ザビエル 美谷尤starstarstarstarstar_border兎来栄寿フランシスコ・ザビエルといえば、その強烈なヴィジュアルで歴史の勉強をサボっている生徒の間ですら認知度が非常に高い歴史上の人物。 本作は「もしもザビエルが超常的な身体能力を持っていたら?」 というifが加わった歴史ファンタジーです。いわば、『パワー・アントワネット』のようなタイプの作品ですね。 日本でも僧兵という存在があったように宗教に関わるものは物理的な強さが求められることもあり、『信長の野望』シリーズなどでも僧兵はかなり強力であることも多いです。強固な信仰・信念、その下で鍛錬された肉体。宣教師や僧侶は布教のため当時は多くの人が持たなかった読み書きの能力も備わっており、知力も高い。個の能力としては強くなるのも必然的です。故に、荒唐無稽な設定でありながらも僅かながら納得感はあります。 とはいえ、第1話でこそ地面を拳で割る程度でしたが(それでも十分すごいのですが)、回を増すごとにザビエルの卓越したフィジカルが発揮されていきます。『刃牙』の登場人物がやるようなことを次々とやっていったかと思えば、やがて『ドラゴンボール』のごとき超人的なバトルが繰り広げられていくようになるに至っては、吹っ切れた完全なファンタジーとして楽しめます。 そんな具合でありながらも、時折聖書の引用がされるとテンションとのギャップに思わず笑ってしまいます。歴史考証についても、食事であったり昔の一般名詞であったり、意外としっかりしているのがまた良いです。 宣教はパワー。 ユダは裏切っても、筋肉は裏切らない。 新しいザビエル像を味わってみてはいかがでしょうか。 余談ですが、幼い頃の貴久が某少年探偵団の一員に見えてしまい笑いました。「頼まれがちなひと」の青春上靴はもう描かない 問松居間名無し頼まれがちと言っても、ニコニコ愛想よくするタイプの子じゃないところがおもしろい。軽いノリでも「神扱い」されるのってちょっとしんどいよな…軽いノリだからこそか。でもこのマンガではそういうしんどさを深刻に描いているわけではない。総じて爽やかなシーブリーズの匂いがほのかに香る青春劇でした。予想をはるかに超えるいい話キャラバン ヨシノコウイチstarstarstarstarstarnyae途中、車をぶつけられてそのうえ喧嘩が勃発して、さらには警察呼ぶより仕事を優先するところで大丈夫か!?と心配になったけどそこからの「the仕事人」な展開がめちゃくちゃアツかった。なにが不具合でどうやって解決していたのかは正直全くわからなかったけど。新人の方?今後の作品を期待してます!どういうことだってばよパンチラッシュJKタラちゃん ジブロー 斯道歩名無し威嚇しながら内心ブルってるワル。 やたらエロい女性たち。 読むと色々混乱するこどもどろぼうこどもどろぼう 山吹starstarstar_borderstar_borderstar_border寸々「ネギのゆくえ」でスマッシュヒットした山吹の連載。若い作者なのかと思ってたけど、なんかノリが古いな… サスペンスフルにならないでほのぼの気味に寄せてるのは面白いと思うがあまり続きが気になる感じではない。ヤツの放尿は市への呼び水!!エリートヤンキー三郎 阿部秀司名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<1516171819>>
もしかしたら真面目に描いてるんじゃないか?って予感が少しだけしていて、でも確実にギャグ漫画でめちゃくちゃ面白いけどどの部分でふざけてるかって言われたらずっと真面目かもしれない。狂気は狂気だけどストーリー展開としては美しい作品な気すらしてくる。 でも確実に、絶対にギャグ漫画。面白い。ハァ!?って言いたくなるけどよかったねとも言いたくなる。いい作品。