百年後
百年後のある世界において人類は全てをAIに任せ、バーチャルの世界の中に引きこもることとなった。日々の会話も、仕事も、全てバーチャル。そして、勿論恋愛も。このお陰で戦争や貧困などあらゆる問題はなくなり、人類は永い平和を享受していた。タロウと、そのガールフレンド・ハナコも、その世界で他の人類と同様に安寧の時間を過ごしていたが、この世界のシステムを創り上げたとされる人物・宝城レムとの接触により二人の運命が動き出す…!AIに管理された未来の人類の姿を描くSFファンタジーマンガ第1巻が配信開始!
元・トラックドライバーの著者が、自身の経験や聞いた話を題材に物流業界の内情を描いたホラー漫画『トラックドライバーの怪談』。人気サイト「オモコロ」で掲載された後、多数のネットニュースで取り上げられ、SNSでも人気を博してきた本作が待望の書籍化。ゾッとするような怪奇現象から、一歩間違えたら大惨事の恐怖体験まで、今まで発表された珠玉の51エピソードを収録!また、本書のために描き下ろされた新エピソード2話および、履歴書風キャラクター紹介も収録。
1920年代日本統治下時代の台湾。料理の西洋近代文明と日本文化が流れ込み、多様な食文化が花開いていた。有名料亭「小梅屋」の孫娘・友繪(ともえ)が通う女学校では、創立5周年を記念して園遊会が開かれることに…。跡取りとして一人前であることを示すため、友繪は園遊会の飲食係に立候補。「園遊会で台北中の美味しい物を紹介したい!」園遊会で最高の料理を提供するため、友繪が袴の裾を翻し、和食洋食、お菓子に飲み物、台湾料理・・・などを探し求めて台北中を駆け回る!当時の料理文化を「美味しく」、「可愛く」、「詳しく」描いた本格派料理漫画!フィクションながら多数の史料に基づき、当時の様子を完全再現。解説やトリビアなども多数収録。
黒魔物(デビメタル)を倒すために奮闘する魔法少女・ペンネ。苦戦するペンネを助ける魔法少女・フレデリカ実は彼女たちの間には知られざる秘密が…。斬新な設定で読者を惹きつける、魔法少女ものコミックがここに登場!
青の楽園
「ヨリカミ」と呼ばれる神によって、この赤の国はこの上ない繁栄を享受していた。しかし、ある日ヨリカミが死んでしまった・・・正確に言えば、身体を捨て夢の中に引きこもってしまったのだ。そうして、神を失ったこの国はゆるやかな衰退を迎えつつあった。かつての繁栄を取り戻すべく、今日も大人たちはヨリカミのいる夢の中へ子供たちを送り出す・・・『ジャンプルーキー!』で総合ランキング1位にも輝いた注目作品が電子書籍となって配信開始!
ここはどこにでもある普通の喫茶店「メイプル」。ただ一つ、店員たちが”超人”ということを除けば…。世界にまたとない、賑やかで楽しい喫茶店で一息つきませんか?WEB上に発表していた同作をまとめ、加筆修正した総集編。電子書籍化に当たり、同人誌版未収録の特典ページも多数収録。【目次】第1話 「超人たちの喫茶店」第2話 「あるウワサ話」第3話 「ニンジャガール」番外編 「仕事上がりのチャーリー」第4話 「新人さんいらっしゃい」第5話 「超能力×演技力〇」番外編 「視えるという事」第6話 「今日もお店は平和です」第7話 「雨空にうたえば」第8話 「店長といくつかの謎」第9話 「遠い街から来た少年」描きおろし番外編 「チャーリーとシャロン」おまけあとがき
ここはほんの少しだけ 「人」と「あやかし」の距離が近い街【鬼燈街】。 とある小さな街で繰り広げられる「人」と「あやかし」との関係をめぐり奔走する退魔師たちの活躍を描いたお話です。「京都国際マンガ・アニメ大賞2021」審査員特別賞受賞作品。全ページを水彩フルカラーで描き、電子書籍化に伴い大幅に加筆修正した上で配信開始!
魔界に君臨し、全てを支配する魔族『魔王』誰しも恐れ、謎のベールに包まれた魔王の正体は…やる気がない!?総閲覧数350万回超えの人気WEB漫画が遂に電子書籍となって配信開始!「魔王様はやる気がない」「魔王様は根性がない」の2話を収録。
あの人気RPGゲームが復刻リメイク!ドット絵から華麗なグラフィックに生まれ変わった魔王は何を思うのか?思いもしない設定で読者へ笑いを届ける、みもみのぺこり初の電子コミック作品!
元・トラックドライバーという異色の経歴の漫画家・ぞうむしプロによる、本当に聞いた怖い話を元に描かれたホラーコミック。ゾッとするような怪奇現象から、一歩間違えたら大惨事の恐怖体験まで、あらゆるエピソードが満載。
近年、台湾のマンガが話題に上ることが多くなってきました。 昨夏には日本橋に「台湾漫画喫茶」ができたり、 『緑の歌 - 収集群風 -』が各マンガ賞で上位になって話題になったりしていたのも記憶に新しいところです。 最近では『モーニング』の『紛争でしたら八田まで』でも台湾編をやっていたこともあり、台湾への興味関心は高まっている昨今。 『千と千尋の神隠し』の舞台のような街・九份など、一度は行ってみたいなと思う台湾。 本作は、そんな台湾の食文化について大いに学びながら楽しめる物語です。 1920年代を舞台に、老舗料亭の娘である友繪(ともえ)を主人公として、まだ女将である祖母からはひよっことしか見られていない彼女の奮闘記が綴られていきます。 私も、料亭ではないですが300年の歴史ある旅館で働いていた経験から、いかに心を尽くしてお客様をおもてなしするか、予想のつかないアクシデントが起こった際にどう対処するかなど共感できる部分が多々あります。 「雑用なんて一つもないのよ」 といった言葉や、外国の方と接する際には拙くても努力して相手の言葉を使うようにすることで相手から信頼感を得ることなど、時代を経ても普遍的だなと感じました。 友繪が、家族や仲間に助けられながらさまざまな挑戦をして、ときには失敗もしながら少しずつ成長していく王道感も心地よいです。また、女将の過去にあたる料亭の成り立ちの物語も面白く、バックボーンがしっかりと語られることで全体が引き締められています。 愛玉や割包、鶏管や炸香蕉など現地で食べてみたいメニューがたくさん出てきてお腹が減りますので、ダイエット中に読むのは向かないかもしれませんが、そうでない方にはお薦めです。