江戸川10ヶ月前物語については他でも語られているので、別の視点で。この漫画、哲学者や思想家の名前や言葉が、あちこちに散見する。 ・大陸合理主義の哲学者『スピノザ』 ・右翼の現代の政治家『原田義昭』 ・プラトンの著作ソクラテスの弁明で語られる『アレテー』 ・作中のスピノザの発言「最大多数個人の最大幸福」は功利主義の父『ジェレム・ベンサム』の有名な言葉。 ほかにも、ホームレスの男の子が語る「神に見放されても〜」はニーチェの言葉だし、フランシス・ベーコンの「知識は力なり」は有名な言葉。 これらの暗示が、なにを意味するのかまだわからない。(功利主義に対抗する話だということはわかるが) 作者は閉鎖病棟や路上生活を潜入取材して描いたという。それほどまでに描きたいなにかがあるのだろう。今のところ、物語は悪くはない。しかし、著名な哲学者を引用するからには、哲学好きな人間からも読まれ、そして私たち特有の「批評精神」と対峙することを知らなければならない。 今後に期待したい。#介護ロボットが人類を削減している奥行きを感じさせ重層的9わかる
名無し9ヶ月前「#介護ロボットが人類を削減している」にイーロン・スピノザっていうまんまイーロンな悪役キャラが出てくる。いいぞもっとやれ自由広場イーロン・マスクは本当に日本の漫画・アニメが好きなのか9わかる
みちこ6ヶ月前アンタッチャブルなテーマをSFで切ったら、とんでもないものが出てきた! 物語は、閉鎖的な世界を嘲笑うかのように自由に展開する。これは新しいリアリズムだ。#介護ロボットが人類を削減している新しい。2わかる
名無し10ヶ月前この作品定年退食とかTEMPESTと同じで生活感と現実味のあるリアルなディストピアで好き https://manba.co.jp/manba_magazines/8572#介護ロボットが人類を削減している「世界」を介護するロボ――倫理と論理のSF2わかる
名無し10ヶ月前4話まで読了。 ありそうでなかったAI、介護業界、社会問題を掛け合わせた設定が面白い。 どんな結末になるのかがすごく気になる。 東京ゴッドファーザーとビカムアヒューマンを合わせた感がある。 なんとなく思ったりするけど、口にしちゃいけないよな、ってことが現実化されロボットに管理された世界で、思わず巻き込まれた主人公とホームレスたちが、これからどう抗うのかが気になる。 1話目の原田さんの回想からの絶叫が熱い。#介護ロボットが人類を削減している思わず最新話まで一気に読み進めてしまった。3わかる
sawa10ヶ月前他の方も書かれているように、現代の社会問題を正面切って描こうとしている。その姿勢というか度胸に好感が持てる。 絵は独特。私の好きなテイストではないが(頭身が長い方が好き)かわいいデフォルメがこの物語とは相性がいいと思う。 はんなちゃんの性格とか表情、好きだなー!女子校育ちだから、よくわかるテンションだ。 4話目がちょっと展開が早いかなぁ。ほっこりシーンが好きだしこの作者も楽しんで描いてそうだから、もっと見たい。 てか、リアルすぎる絵だったらたぶん読み進められないなー。 だって向き合いたくもん。内心はやばいなぁって思ってる問題だけど。 ダーウィン事変みたいって書いてた人いるけど、それは分かる。たくさん語りたくなる漫画。#介護ロボットが人類を削減している鋭くてヒヤヒヤする。10わかる
江戸川10ヶ月前ネタバレ含まないように内容には触れず。 タイトルは、ニーチェの名著「ツァラトゥストラはかく語りき」から取ったのは明らかだが、内容は一切関係ない。 気持ちいいくらいポルノ(商品)として作っている作品。 たくさんの美少女たち(年齢は違うが、造形は全て幼さが残る女性たち。エイジズムを感じさせる)が、性にまつわる話しや実践を行う。読者は傍観者であり、覗き見している感覚にさせる。劣情の煽り方がうまい。 ニーチェの言うところの「深淵」はない。深堀りするのが野暮なほど、ポルノに徹している。 こういうお粗末でシンプルな作品は、気持ちいいので嫌いではないが、哲学的に考察することが趣味なので、あえて違う角度から。 ポルノに徹するこの作品、ある意味、漫画家たちの高尚なものを作りたいという有りがちな心情へのアンチテーゼに思える。 なぜニーチェの言葉を引用したのか。 「神は死んだ」という有名な言葉があるが、作者は「高尚なものの存在価値は死んだ」と、言いたいのではないか。 ある意味、正解である。 漫画を通して、何かを伝え、誰かを救ったり世界を少しでも良くできるか? 非常に難しいだろう。 それならば、一日の疲れを癒やすようなサプリメントのような役割に徹する。そちらのほうが役に立つのではないか、と。 間違っていないような気がする。 しかし僕は、宮崎駿や高畑勲などの「漫画やアニメという媒体は、思想の伝達のツールとして有能」という理由からの、ある種のアンガージュマンに感動する。 日本はもう下降する一方だ。景気のいい時代のように、考えないままでいるわけにはいかない。「パンとサーカス」を与えている場合ではないのだ。 商業主義、拝金主義に迎合せず、使命感を持って、血も滲むような努力をしながら、「微かな可能性」にかけて制作する作家たちを応援したい。 ニヒリズムに陥って居直る作家たちよりも。みょーちゃん先生はかく語りきポルノ原理主義6わかる
名無し10ヶ月前確かに、ともすれば危険な優生思想発言。 受刑者は少し別として。 「標準」に能力不足・欠陥ありと判断された者を保護の下に社会から隔離し生活を保証することによって、「標準」でなければ社会に戻せなくなるのが現状。 ただ基準を設けて基準外は社会に入れないとするなら、それは優生思想と大差ないのではないかと。 生活を保証された上で、各々が各々の能力の範囲で努力をし、それが認められるのが理想的な社会と思うが、解決策を見出すには多角的な検討に膨大な時間を要する。 もちろん強者側の意見のみでは成立しない。 自分を含め多くの人が疑問を持ちながらもそれを打破しきれず享受した矛盾の中で生きているのではないかと…そう思う。 自分の仄暗い部分に面と向かったタイミングでこの作品に出会えて、本当に良かった。#介護ロボットが人類を削減している怖いけど…好き3わかる
カイ10ヶ月前この内容は特に日本ではタブーじゃないのか? (4話まで読んだ感想) 「大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する」 かつて実在していたジョージア・ガイドストーンに刻まれた言葉を実行するために 介護ロボが自然死/事故死に見えるようにまずは生産力の無くなった老人から… 当然、老人だけじゃ5億にはならないから浮浪者など社会的に評価の低い人を… 今後はどんな基準で??? 少子高齢化や8050問題など絡んで来てエグい題材になりそう 「老人は全員切腹」とストレートなセリフもあったりして 心配もあるけど続きが気になる作品#介護ロボットが人類を削減しているこれは期待のディストピアSF5わかる