名無し1年以上前槙生の姉が「槙生ちゃんは小説家だ」と朝に何度も言っていたというが、朝の言い方からすると、案外、亡くなる前の姉は槙生を認めていたか、少なくとも否定的ではなかったのかなという気もする。そうだとすれば朝が「なんでお母さんのこと嫌いなの?」と聞くのも辻褄が合う。槙生は槙生で過敏なところもあっのたかも。 だからといって人間らしい魅力が減るわけではない。大人は大人で不完全だったり、こだわりや傷を抱えている、という視点がいい。違国日記作家と女子高生の共同生活、ヤマシタトモコの新連載9わかる
大トロ1年以上前ご夫婦で描いてたらしいです。 10年以上前なのでおぼろげな記憶ですが、当時アニメもやっててけっこう人気があった気がします。 親の莫大な遺産を受け継いだゲスい中学生の男の子がメイドを雇う話なんですが、メイドが全然御主人様に忠実じゃなくて最高ですね。 絵がとってもかわいいけど「萌え〜」みたいな感じじゃないのでバランスがいいです。 これが私の御主人様メイド好きな男の人は読まないでください1わかる
影絵が趣味1年以上前仮に、この地球から人類が滅び去ったとして、それから幾ばくかの年月を経て、異星人が人類の文明を発見したとしたら、わたしはこのマンガを是非とも異星人の皆さんにも読んでもらいたい。 ボロボロになって、いまにも風化しそうな、運命の気まぐれでどうにか保存された『自虐の詩』のさいご一冊、それを異星人がピンセットのような何かで慎重にめくっていき、翻訳のナレーションとともにスクリーンに映し出してゆく。そして、とうとう、さいごのページまでやって来たとき、スクリーンを囲んだ異星人たちの溢れて流れる涙を、いま目にみえるように想像することができる。 自虐の詩人間のことをよく知らない異星人にも読ませたい7わかる
名無し1年以上前文庫版の第一巻の後書きを村枝賢一先生(俺たちのフィールド等)が書かれていますが 「この作品は美神に比べれば結果が振るわなかった かもしれない。(中略)読者のみなさんからすれば 人気の浮き沈みに見えるかもしれないが、 漫画家にはこういう仕事も必要なのである、」 とのこと。 人気とかコミックスの売り上げ的には 特筆するほどのことはなかったようですね。 なお村枝先生のこの後書き、この作品を 少年誌的に難しいのにより強烈に王道の仕上がりに なったと評価し、さらに 「このジバングと言う作品はなんのことはない 下克上を望み成り上がろうとした椎名高志 そのもののように思えるのだ」 とまとめています。 その椎名先生の下克上発言の例?も引用されていますが 椎名先生はかなり男くさい方のようで・・(笑)。MISTERジパング歴史上の名将達がときにコミカルときにシリアスに活躍する2わかる
大トロ1年以上前学園青春モノか〜と思いきやけっこう台湾のお話も掘り下げるみたいで次巻が楽しみです。 とにかく丁寧ちゃんサイド(家族)がかわいい! 中国語ってなんかかわいいですよね。出てくる食べ物も美味しそうだし。 でも先生はキモいです。あとわりと頻繁に出てくるエロ表現がなんかイヤ。丁寧に恋して丁寧7わかる
名無し1年以上前戦国時代にあってはちょっとヒヨワな(後の)秀吉。 戦国時代であってさえも理解しがたい行動派の信長。 その他、名だたる武将達が敵対し協力し振り回されたり歯向かいながら歴史の歯車を動かしていく。 SFチックな時空を超えた展開もアリ、シリアスとギャグの狭間を若武者達が突っ走る戦国エンターテイメント・ストーリー。MISTERジパング歴史上の名将達がときにコミカルときにシリアスに活躍する7わかる
名無し1年以上前コンビニで酒のほそ道のアンコール刊行版というのを見つけた。 コミックスサイズくらいの分厚いやつではなく、週刊誌と同じ大きさ・装丁のやつ。たしか「宗達の大衆酒場紀行」みたいな副題がついていたような。 パラパラッと見てみたら、巻頭から最初の2話くらいはなんか見たことがない話っぽい。 ・・・買うか?と悩んだが・・。 ワタシは単行本になってから買う主義なので、まだ単行本に収録されていないココ半年以内くらいの話だとしたら買っても無駄。 むしろ単行本で読むときの楽しみが減ってしまう。 でも、書き下ろしとか別冊ゴラクとかでイレギュラーに発表されていた話だと単行本に収録されない話もあるみたい。 だとしたらここで買わねば一生、読み損なってしまうかも。 ・・毎回これで悩んで、結局買わないんだよなあ。酒のほそ道呑ん兵衛漫画の金字塔3わかる
名無し1年以上前椎名先生の作品はギャグ混じりのスピーディな展開が特徴だと思うが、この漫画もそんな感じ。 舞台は戦国時代なんだが、時折カタカナ言葉などの現代用語が出てきたり、時代考証を無視したギャグが当たり前に出てくる。 しかしそれでシリアス感が薄れると言うより、時代劇特有の堅苦しさが和らいで読みやすい漫画になっている感じがある。MISTERジパング歴史上の名将達がときにコミカルときにシリアスに活躍する7わかる
ミチロウ1年以上前元漫画アシスタントの編集者(女)が、担当の漫画家(男)が過去に自分の作品をパクったことをネタに結婚を迫る、と言うジョージお得意の破茶滅茶設定のドタバタラブコメ! こんな無茶な設定からキチンと恋愛を描けるのだから流石はジョージ。 二巻では結婚した漫画家と同期で、実は片想いしていたアラサー喪女漫画家をメインに据え、ネズミの国のキャスト(被り物付き)に恋してしまう、と言うこれまた中々の展開。 さあキャストも出揃い、風呂敷も拡がってさあこれから!ってとこで止まったまんま、、、 ダユスダンスダンスールはいいから、こっちを進めて!! 夫婦サファリ続きはいつだ!!147わかる
名無し1年以上前梶原一騎先生に付いての評伝本を読んでみた。 やはり男の星座や、他の梶原先生の自伝に描かれていることで事実とは異なるらしいことがあると色々と書いてあった。 ただ、それらを読んで感じたのは、梶原先生は単純に話を面白くしようとフィクションを織り交ぜたこともあっただろうけれど、 男の星座では話を面白くしたいというより、自分がなりたかった 「筋を通す男」を描きたかったのではないかな、と感じた。 「あの時はああいうことをしちゃったけれど、ホントはこうしたかったんだよな、そうしていればなあ。」 そんな思いを漫画にしてしまったのではないか、と思った。男の星座格闘技版、三丁目の夕日。8わかる