夏目房之介1年以上前そうなんですよ。同じような同世代漫画青年は多かったと思いますよ。森田芳光なんかも、そうじゃないかな。単行本が出たからって、スクラップも捨てられずにいまだに持ってる方も何ですが、多くの人は捨てたんじゃないかな。こういう時代感の中でのことは、なかなか後の世代には伝わらないところかもしれません。マンバ通信大友克洋『THE COMPLETE WORKS1 銃声』講談社 2023年【夏目房之介のマンガ与太話 その21】8わかる
夏目房之介1年以上前>夏目先生は特に、百年後、二百年後の研究者に必要な史料、推論を残されようとしているのだとおもいます。 ありがとうございます。そこまで壮大ではないのですが、ここ十年くらいは、出会った若い研究者たちの疑問や最近の漫画だけで漫画を判断している読者の方々に、できるだけ答えられたらと思って書いています。しかし、思いのほか「自分の知っているはずの歴史」を通じるように書くのは難しく、また客観性を維持するために資料を参照したり、言説を引用するのも、なかなか困難だったりします。また、年齢的にそういう書き方と視点を持たざるをえないみたいですね。マンバ通信すがやみつる『コミカライズ魂』【夏目房之介のマンガ与太話 その15】