さいろく2023/08/22着物という堅そうに思える世界をコメディタッチにマンガで着崩していく良作!!📷いやぁこれは良い。 私は心打たれる話があったら撃ち抜かれたように満点を付けてしまうタイプなので一時的な盲目目線があるのは否めないんだけど(盲目なのに目線ってなんだ) ちょいちょい挟まる話で不覚にも泣いてしまって、もうね、好きです。 コメディタッチで柔らかいし、主人公が尖りすぎてなくていい。むしろサイドに立っている周りのキャラ達の方が尖ってる。そしてモブ達の話がとても良い。呉服屋の若旦那の話は全部胸に突き刺さって凄い好きです。語彙がないのがバレる。 しかし、Twitterで先生が宣伝されてるのを見て初めて手に取ったけど、今は出会いは受動的なんだなぁとつくづく思い知らされましたね。 こういう出会いがあるんだったらやっぱり見ちゃうよなぁ爛漫ドレスコードレス 【描き下ろし漫画付き】佐悠5わかる
さいろく2023/08/17素晴らしい📷最初の「天国までひとっとび」だけで掴まれてしまった。 短編集って色んな形があっていい、ほんと好き。 ゴトウユキコ先生は『フォビア』も『おとちん(略称』も原作者付きだったのでそういう感じなのかなと思っていたが、これが鬼才と呼ばれる所以よね。天国 ゴトウユキコ短編集ゴトウユキコ4わかる
さいろく2023/08/17設定もキャラも最近では在り来りになっているが…📷ありきたりな設定=わかりやすく読みやすい、という今の時代のニーズに合致しているのだろうなーと感じた。 本作は、こういうの好き!っていう感じで、よくある設定・よく見るキャラ配置ではあるんだけど、「面白ければ読むしつまんなかったら読まなきゃいいだけ」という前提があれば全然面白いと思う。 色々なマンガの血が入り混じってる感じが現代っぽさも感じるし、そういうとこもヤンマガっぽいのかもしれない。 画角とか構図が結構良いなとは思うし、カラー絵は全然味があっていいし、まだまだ上手くなるであろうって感じるし、成長過程が見れるのは良いなーとも思っている。 マンガ上手くなってるなーって4巻まで読んだだけでちょっと感じるので今後も楽しみだし、なんなら次作品以降に期待までしちゃっていいんじゃないか。LILIーMEN渡嘉敷拓馬4わかる
さいろく2023/08/1612巻が出たよ📷いつもどおりの川尻こだま先生。 いつものいなげやでいつもの町でいつもの通り生活しているなぁ、ゲームも相変わらずあんま上手くやれてないんだなぁ、時事ネタも拾うネタが広範囲にわかりやすいようで意外とピンポイントなものもあったりするし…みたいなところで親近感がわく。 いつもどおりである。川尻こだまのただれた生活川尻こだま4わかる
さいろく2023/08/16一体誰が何を?ドラマ化作家の描く複雑なサスペンス📷ドラマ化された前作の事も著者のことも全く知らず、面白いタイトルだなと思ってなんとなく手に取って読み始めたが、しっかり読まされてしまった。 まだ3巻が出たばかりの段階で、多くを語らないほうがいいかなーという気もしたのであまり書けないけど、とにかく緊迫感が常にあって息抜きが全然ない。 とはいえ、ずーっと死ぬほど重い空気なわけでもなく、常に緊張した感じになるというか。 そんな中での癒やしポイントはこの2人の掛け合いである、と思っているので画像貼っときます。(BLではない)クジャクのダンス、誰が見た?浅見理都9わかる
さいろく2023/08/16子供から大人になっていく階段のほんの一段冒頭から中学生あるあるというか、子供ってそういうとこあるわーっていう心情や空気を探り探り成長していく途中で起こる事象がしっかり描かれている。 メインとなる2人のいい子達だなーっていう感じがすごく伝わってくるのと、周りを含め本気でよかれと思って動いているけどどうするのが正解かわからないし、段取りをすっ飛ばしちゃったりするところがとても「子供と大人の狭間」だなーって。 本当によく描かれてる。。。 読むと「あぁー…こういうとこってこういう事だったのかもなぁ」ってなって感心してました。続きは想像で補完しよう。ポニテに揺れる豊林サカネ35わかる
さいろく2023/08/02こういうほっこりな短編集は良い📷短編集好きとしてはこういうのを定期的に摂取しなければ。 『さよならソルシエ』の穂積先生の"短編よみきり集"。 少し複雑な家族愛であったり、心理描写が多めなのかなと思いきや後半は少しファンタジーな要素が加わってきたり、飽きの来ない流れ。式の前日穂積2わかる
さいろく2023/08/02アクの強い友人たちとパンチの効いたエッセイ📷イラストレーターやまもとりえ先生の美大時代から続くエピソード。 著者が在籍していた美大の卓球部がカオスで面白い。 破天荒な友人が多いのだが、これみんな実在するんだと思うと会ってみたくなるね。 とても青春していて、人と人って繋がるよねーと我が身を振り返ったりしました。うちらはマブダチやまもとりえ4わかる
さいろく2023/07/31何個目だ?やんちゃギャルスピンオフ #1巻応援📷まさかの『やんちゃギャルの安城さん』のモブである保健室の小牧先生が主人公となるスピンオフ2発目。やんちゃギャルスピンオフは4つ目?になるのかな? 小牧先生主人公の1発目は『安城さんの学校の保健室の小牧先生』というストレートなタイトルで小牧先生と保健室が主軸のソレらしいやつ。 なのだが、今回は小牧先生が異世界転生的なストーリー… きっかけが普通は死ぬとかそういうタイミングで転生してるのが多い印象なのだが、瀬戸が頑張るシーンで異世界転生するというのはそういうことなのか…? 何にせよ、こちらの小牧先生はだいぶテンパるし原作とちょっとキャラが違う気がするが、それはそれとして読みやすくて良い。 すおしろ先生が描いているスピンオフとしても2個目なのかな。 とても読みやすいし背景意外と描き込み頑張ってるし、コレまでのやつの中でも原作に関係なく進んでいける内容なのでこれはこれで応援したい。小牧先生のダンジョンほけんだより ~feat.やんちゃギャルの安城さん~加藤雄一 すおしろ3わかる
さいろく2023/07/31懐かしいと思って読んだら時間泥棒されています📷どうやら続編が出たと。 そのためか、キャンペーンで1・2巻が無料公開中(2023年7月現在) むかーし読んだと思っていたもののどうやらソレは一部だったのか、どこを読んだかも憶えてないうろ覚えぶりだったので、エイッと勢いで購入して読み途中。 当時、今で言う"厨二病"な女子を大量生産していた一端となる本作。 年代の背景が見えてくるのはビジュアル系とかメディアとのリンクを知ってるか否かで結構変わっちゃうとは思いますが… マンガ自体は一回読み出すとずーっと同じテンションで物語が進み…と思いきや唐突に緩急が出てきたり、著者の試行錯誤が目に見えて楽しい。 序盤のマンガとして古臭くて恥ずかしい!くすぐったくて読めない! みたいな世代的な苦行パートを抜けるまでちょっと大変でした。 (まだ電子愛蔵版?の6巻ですが、この辺でようやく抜けてきたかもと感じる) ちなみに1冊で2〜3巻分の厚みがあります。400Pぐらい。 なんだか褒めてない気がしてきたんですが、絵はキレイだし(上手いとは言わないでおくけど)キャラもいっぱい出てきて好みが刺さるのがきっと見つけられると思います。 あと少女マンガのバトルとか呪い系好きだったらなお刺さるかなと。 ただ、物語の内容が非常に癖があり、愛憎乱れ撃ちな天使のシガラミが多方面を巻き込みまくってエライコッチャなお話。 各天使と天界設定など、盛りだくさんではありますが主軸は兄弟愛。 読んでると頭が90年代になるんだけど、この空気感はやっぱり90`sの良さだと思います。 ※このシーンは台詞がめちゃくちゃ多くてネタバレを含まないフキダシがほとんどない本作において珍しい見開き天使禁猟区由貴香織里2わかる
さいろく2023/07/28超シリアスかと思いきや激烈ギャグ?新人類なヤクザ漫画📷1巻の最後の話までは違和感なくシリアスな物語だとばかり思っていたが、色んな要素が入ったアホなやつでした。いいゾ~これ。 そのニンジャスレイヤーにも負けず劣らずな「良さ」は読まねばわからない。 マンダムってもうなかなか出てこない単語だろ。 かつ! 絵が上手く、構図もカッコよく、まるでアメコミのようなビジュアル的美しさも兼ねている。 そしてジャンプっぽさもあるのはきっと主人公コンビのせいだな。だがそこがアンバランスでとてもいい。 ニンジャスレイヤーが好きな人はちょっと近いものを感じるだろう、それと同時に「こういう馬鹿げた感じも良いな」と思うんじゃないだろうか。 今が旬な新人類ヤクザバトルモノ(ヤクザ要素は将来的になくなっても不思議じゃないが)である。 表紙絵かっこよすぎる。カタギモドシ設楽清人6わかる
さいろく2023/07/28スーパーの裏でヤニ吸う話が大流行中の著者の除霊モノ📷どことなくGS美神のような勢いとノリもある(お色気系のギャグはないな…)第六感部助霊課の霊媒師とユーレイの話、略して「ロクレイ」。 除霊というか成仏させるというか、人間臭さがにじみ出る主人公コンビの活躍は温かみもあって良いものである。 もちろんそれだけにあらず。 3巻になってガンガンっぽさが出てきて、シリアス展開+バトル要素?が。 ただ、バトルと言ってもバトル漫画的なバチバチではなく、しっかり物語の良いところを突いた展開で、続きはよ!とさせてくれている。 地主センセイは去年末ぐらいから化けた感じがするので、ブレイクによる自信・SNSでのブレイクにおける葛藤なんかもありそうである。 今後に期待!アニメ化とかも待っちゃいたい!ロクレイ -天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記-地主1わかる
さいろく2023/07/28空想上の人型の怪物×学生たちの日常📷タイトルで概要を考えてしまったのだけど、『セントールの悩み』に近しい設定なのだと気づいた。 ただ、『セントールの悩み』は女学生ならではの物語。 かつひたすらに可愛い。ノリとしてもそういう空気感がある。 こちらは共学で、どちらかというと少し俯瞰した位置から彼らの日常をほんわか観ているといった感覚。 日常系なんだけど、彼らは人間とは異なるので前提が欠けているため、各人についての説明語りが入る。 そこが毎回楽しみでもあるし、他にはないアクセントにもなっている気がする。 なんともいい読後感が得られる、好きな漫画です。月出づる街の人々酢豚ゆうき2わかる
さいろく2023/07/27メタ的なネタが豊富なのが転生系の良いところ📷というのは本作で気づいた気がする。 私は流行りに乗れずこれまでほとんど異世界系・転生系も読んでこなかったのだけど本作は読みやすく、かつ余計な話も嫌な感じがしないので「これなら…」と思って読んでいる。 絵が抜群に上手いわけではないが、各描写や説得力のある展開がしっかりポイントで置かれていて「マンガとして」良いなと。(上からっぽくてスミマセン) ネタも色々なところから持ってきており、主張もしすぎず、裏サンデーらしさがちょっとあって良いのかもしれないなー異世界ありがとう荒井小豆 ジアナズ1わかる
さいろく2023/07/25双子と同居、どっちかなのか、はたして…?📷姉弟である。 仲良しである。ツーカー。 弟の方は姉の抜けてる部分を理解している。 きっとこの後は逆の描写もあるのだろう。 平静を保ちつつ姉弟に平等に接している主人公の今後はどうなるのか…という感じであるが、ちょっとだけ絵柄やコマ割りが古風で逆に違和感のないラブコメ展開(最近よく見るようなものほど強引じゃなく見える)で読みやすい。 古風といったけどちゃんと可愛いのでいいとは思います!たっちゃん、どっちとる?谷根千4わかる
さいろく2023/07/24主役は武装の河内鉄生、スピンオフだけど質が高い!📷高橋ヒロシの作品はどれもオトコの熱い想い・気持ちが描かれていて大好きだ。 学生時代はヒーローのように格好良く、やられても男らしく輝いている所謂中心人物たちよりも、ちょいちょい挟まれる端役のオトコたちの想いや鬱憤に同調してしまう事もあって、彼らが救われる話や漢を見せるところが大好きだった。 『クローズ』で言えば阪東・水戸、あと甲斐のアレもよかった…思い出せばどれもこれも胸熱なわけだ。 クローズからの大人気グループといえば「武装戦線」で(未だにたまに現実でもT.F.O.A.とドクロが描いてある服を着てるイタいおっさんを見る事があるけど、温かい目で見てあげようと思う。しかしあれはなんでおっさんしか居ないんだ…)本作はスピンオフとしてその武装戦線の6代目ヘッドとなる河内鉄生が主人公である。 先にネタバレでもなんでもなく言ってしまうが、河内鉄生はクローズの時点でバイク事故で亡くなってしまう。 あの衝撃は本当にデカく、なんちゅう事するんだと高橋ヒロシに泣きを入れるファンがいてもおかしくないと思う。 だが、そんな本当にデカい存在だった彼がどうデカくなっていったかを深掘りしている作品、面白くない作りだったら許せないわけだが、しっかり納得がいくように頑張って作られていると思う。 現在13巻まで出ていて、スピンオフの割にはやっぱり高橋組はいっぱい描かせてくれてありがたい(正直最近は台詞回しが多すぎる気もしているが) 新しいキャラもそれらしく色があっていい。 まぁ、河内鉄生の生き様をしっかり描ききってほしい。 で… 要するに、自分的にはモブと呼ばれる端役のオトコたちの漢を見せるシーンが増えているっていうところが熱いポイントなので、是非そこを読んでもらいたい。 戸川がこんな熱い展開でしっかり漢を見せてるんですよ…たまらんだろう。WORST外伝 ドクロ髙橋ヒロシ きだまさし 高橋ヒロシ1わかる
さいろく2023/07/24夢枕獏が描いたグラップラー刃牙の世界、もう1人の主人公📷夢枕獏×板垣恵介というと『餓狼伝』の続きが読めるのかと思ってしまったが、そうではなかったので少し落胆し、あまり期待せずに読み始めた。 が、これはこれですごくイイかも?と思うまでそんなに時間は必要なかった。 最初の数話は懐疑的な目で読んでいたが、そもそも絵が上手い。 上手いというか、あの世界観を損なわないのはそれだけで充分評価に値すると思うが、あの世界の空気までも伝わってくるような本作には、板垣恵介へのリスペクトというか「板垣恵介になりたい」まであるんじゃないかと感じる。 主人公、葛城無門(かつらぎ むもん)はなんと設定上あの愚地克巳の兄である。とはいえ克巳の出自を知っている人はわかるけど、サーカス団に拾われて活躍していたところを独歩が養子縁組するという流れだったので、実際の血縁が克巳との間にあるのかはわからない。 しかし、スタート時点から美形で強く、天内悠を思い出させるような好青年っぽさがある(これは最初だけでした)のに戦う相手が久我重明や柳龍光を筆頭とした刃牙ワールドでいういわゆる"ダークサイド"。 っていうか久我重明は餓狼伝のキャラだった。原作の時点でクロスしてたんだ…と今更気づいた。。。 いずれにせよ、刃牙ファンは読んで損なし。今なら乗り遅れということはない。漫画 ゆうえんち -バキ外伝-板垣恵介 夢枕獏 藤田勇利亜4わかる
さいろく2023/07/24今度のシマ・シンヤはこうだ!📷4巻で完結しちゃったけど、こう! 『ロスト・ラッド・ロンドン』のイメージしかなかったので本作『GLITCH』はすごくすごく意外だった。 だが、シマ・シンヤ先生らしく訴えかけてくるところは変わらず、芯にあるように感じる。 作品の中では少年少女が味方というか代弁者であり、言いたいことは彼らが言ってくれている。やりたいことは彼らがやってくれている。 すごく現実的で不思議で独特なファンタジー感がある世界だけど、どこか惹かれるし住んでみたくなる町だった。 次が楽しみです!GLITCH - グリッチ -シマ・シンヤ5わかる
さいろく2023/06/29台湾在住、香港出身のイラストレーターさんのクソカワ猫物語📷動物を得意としたイラストレーター、黑山キャシー・ラムさんによる、半ば絵本のようなマンガ本。 発売と同時に昨日家に届きまして、とてもホクホクした気持ちで読了。 こういうホノボノ系は外国の空気が自然と受け入れやすくてマンガ作品でもいいなーって思えるので好き。 一応、漫画家を一瞬目指したけど諦めたそうなので、イラストは大人気だけど本作は絵本扱いかもしれません。 玄光社がどういう扱いしてるかわからないけど、本人的には。三毛猫モブは猫缶を稼ぎたい Mobu’s Diary黒山キャシー・ラム5わかる
さいろく2023/06/29宮尾行巳先生、新刊だ!が!📷今度はガッツリ怪異モノ!得意分野そうなので楽しみであります。 いほとぜBOXのときも土着的な話が強めで考古学や文化学の思想が入り混じって面白かったけど、こちらは伝承やらモノノ怪やらに寄った感じかな?と思われる。まぁ題材はネットのネタが入ってたりするので、そういったところはご愛嬌というか。 作風が和ばっかりな印象だが(羽人も打ち切りになっちゃったけど面白かった)SFバトルとかが似合う絵柄だと思う。イケメンと不気味な表情とかを描くのもうまいのでホラーに寄せるのはあってるのかも。 でももう少し…と思ってしまうところがある。画角やら展開やら…強い編集がついたら超化けそうだし、失礼になったら申し訳ないですが期待してるのです。。。 イブニングで連載してたけどアフタヌーンっぽい空気があるとこが好きだったりしますので何卒。 あと本作は表紙デザインが酷い(涙)電子専用なのかと思いきや紙もコレで出てるっぽい…古いレディコミみたいなんだよなぁなんか…もったいない。。。 この絵を使うなら扉絵の方がまだ最近っぽいと思うんだけどなー グチグチしてしまうのは好きの裏返しです><怪異界宮尾行巳5わかる
さいろく2023/06/29連載中のヤクザ漫画のドン📷連載中の中では圧倒的にドンと言える、ドンケツの第2章。 11巻でついに"いろんなヤツ"の終焉が見えてきた。 が、ここで巻末ってことは新しい展開が始まるんだろうか。 それとも残り1〜2巻で一旦幕を閉じて第3章に進むんだろうか。 ドンケツは基本痛快な暴力解決マンガで、ヤンキーとの違いはそこだよなっていうのが背景にあって大きく読み手の心境が異なる物語だった。 第2章でその懐の深さというか恐ろしさを表に出してくるようになり、日本のヤクザもやることはエグいけど強いやつは芯があるんだと魅せてくれるような形になっている。 最近「テスカポリトカ」というメキシコのカルテル出身のやつが日本でルートを作る小説を読んだので、本作もマンガや小説の世界でしかなく他人事だと思っていたものの人間は何でも出来るって逆にリアルさを突きつけられた。 ドンケツも「全部あり得る」って思うと縮み上がるなードンケツ第2章たーし2わかる
さいろく2023/06/28これは来てほしい、というか来そう📷もう来る予感がするもの。 流行りというかバズりというかはどういったところからかもはやわからないし、Twitterを筆頭にマンガの押し売りみたいな状態が続いて疲れつつ(全部読んでみるのがイカンのだろうけど)やはり単行本で面白い作品に出会うと嬉しい。 肉植という植物種に支配されてしまった世界(日本とかNYがあるからたぶん地球)が舞台で、ある日姉妹は謎の装置(というか布団圧縮みたいな)の中で目覚める。。。 この姉妹がまた義理であるにも関わらず仲が良い。姉が良い子でしっかりしすぎている、とか最初は思うがその背景を知ることで徐々にこの物語の闇が見えてくる。 彼女たちにはもう真の意味が理解されることはないのだろうけど。。。 1巻の最後、これはどうなっていくのかがわからないけど、幸せそうに楽しそうに過ごす彼女たちの過酷な物語の続きが気になって仕方ないのだ。 あ、ちなみに料理マンガ(たぶん)です。みどりの台所秋ヨシカ6わかる
さいろく2023/06/26ウチヤマユージの描く「罪」の味📷ストーリーは序盤から急角度に進行し、胸糞の悪い町の住人達の闇が描かれていく。 特段、闇の深い町というわけではない、でもこうなっていくのは何故か? 人間心理の吐き気がするような部分と、どうなっていくんだろうという好奇心から読む手が止まらなくなる。 個人的には2回読まないとスッキリというか腑に落ちなかったが、初回と2回目とで感想は大きく異なるので1回読んでモヤモヤが残った人は2回読むと吉。もろびとこぞりてウチヤマユージ2わかる
さいろく2023/06/16年1ペースだけど24巻が出たぞー📷24巻が出た。 時事ネタっぽくジェンダーの話が出てきた。 だがそれが逆に違和感があるぐらいに本作は元々センシティブなのだ、そういう目で見るなという方が無理である(エロいとは一言も言っていない) 色んな性癖が拗れる人を産出しているであろう本作、昔は奇異の目で見られていたかもしれないが今は「命は皆平等である」または平等であるべき、というメッセージが感じられる(勝手な解釈です) 私は委員長が「妹たちを幸せにするのは自分自身のエゴだ」と言うシーンが印象に残っていた。 主人公のセントールよりもモブ達が人気あるんじゃないかなという気がする、そんな亜人JC(JK)達の物語。セントールの悩み村山慶2わかる