名無し
1年以上前
長編ドラ、雲の王国。 雲もどしガス、にまつわるあの絡みは、 核抑止論からきている その視点で振り返ると、 エネルギー州崩壊と、広島長崎が重なる では、ドラの自爆は、なんなのか ぴったり重なる対象はないが、 オバマさんのプラハ演説は、 当たらずとも遠からずか 植物星大使への移民を受け入れる これで全てが収束するが、 百年後千年後、果たしてヒトは地球外で まともに暮らせるのか 火星すら 熟考された小説を読む限り 地球を離れるのは 物理的にではなく 生物的に、不可能である気がする まず24時間のサイクルなしで、 やっていけるのか、とかね 話を戻そう いや戻すがさらに飛躍しよう 原子番号表を考えてみてくれ 神様からすれば、 その完成されたリストは あらかじめ最初から存在していたものだ ならばプルトニウムが人間の手で、 書き加えられた時点で カウントダウンが始まっている、と思える たぶん地質年代的にほんの一瞬の間に 何度となく繰り返しているのだろう 人口と、機械の処理速度が 指数関数的に伸びたら 破綻は既に目の前 さて、 雲の王国 なんか、 あってもおかしくないないよね。 のび太が言うように、 天国だらけ でも雲もどしガスは、 今の地上人は手にしているんだな
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前
いじめを受けるその前段階に存在する名状し難い大きなストレス。それによって不登校に至る感覚というものを、これだけ端的に言語化して見せたマンガはそうそうありません。 筆者の実体験を元に描かれた本作は、一つ一つの主人公の心理の動きに非常にリアリティがあり説得力を持って語られます。 また、心に傷を負った経験があってもちょっとした切っ掛けで自分がいじめを行う側に回ってしまう、誰しもが立場や環境次第でそういった行為に容易く及んでしまうという現実にも触れられています。 人生では多くの先生に出逢いますが、そこには自分で選べない「当たり外れ」があります。本作では良い意味でも悪い意味でも「この先生に会わなければまったく別の人生を送ることになったのではないか」という数多くの先生との出逢いと交流が描かれます。全くもって理不尽なことですが、先生は自分で選ぶことが極めて難しいのに対して人生に与える影響は絶大です。なので、先生もそれ以外の部分も含めてあまりに酷い環境にある場合は逃げることはむしろ推奨されると個人的には考えています。 かつて自分が師事を受けていた先生のことや、子供の頃の感情を読みながら喚起させられずにはいられませんでした。その時に覚えた苦味は大人になった今、子供たちに伝えていくべきものなのでしょう。 筆者は幸いなことに、大好きなドラゴンボールの作者である鳥山明先生が母親と同級生だったという縁で鳥山先生に会い、自分の描いたマンガを見て褒めてもらうという掛け替えのない経験を果たします。私も幼少期はドラゴンボールに没頭していたので、その時に鳥山先生にもし直接会えていたらどれだけ興奮しただろうと大きな共感を覚えながら読みました。 「おおげさじゃなくて 生まれてきて良かったと思った」 最終的にそんな言葉が筆者の口から出てきたことには心から安堵しました。人生は辛いことも多いですが、生きていればそうした無上の幸福を感じる瞬間も訪れることがあるものだと思います。 今現在不登校であったり、それに準じた状況にあったりする子が読めば大いに勇気付けられる部分のある作品です。そうでなくとも、様々な示唆に富んでおり一読の価値がある素晴らしいマンガですのでぜひこの機会に一人でも多くの方に読んで頂きたいと思います。