名無し1年以上前シンプルにかなり面白い。声に出して笑えます。 絵柄もキャラクターもかわいいし「尻に手を突っ込む」描写が頻発する上に 他にもいわゆる児童向けの下ネタもちょいちょい挟まれますが下品な感じを一切受けず、安心して読める作りになっているのは高度な技術の賜物だと思います。 いい意味で何も考えずに読める漫画がまたひとつ増えて嬉しい。 おすすめです。しりこだま!児童向けと侮ることなかれ3わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前『麻衣の虫暮らし』に登場する二人の女性、来夏と美津羽の物語。本編でも出てくる、不思議な力(虫を集めたり等、自然に介入できる)を持つ美津羽と、自然を愛する来夏の出会いと未来について、不思議な神話が語られる。 三つの掌編が語られる。 初編では、やはり虫好きとして本編にも登場した、スナック店員の香織から、来夏とその周囲に起こったある事件が証言される。 それから、ナミウズムシの生態から来夏の体質が暗示される中編。続いて美津羽の誕生についての歴史と、来夏との出会い、そして互いの存在を支え合うようになる出来事が、終編で物語られる。 神話の時を生きてきた美津羽と、共に神話の時を生きようとする来夏。これは究極に尊い「神話百合」の物語である。麻衣の虫ぐらし 来夏と美津羽の特別編【電子書籍限定版】神話の永遠、貴女と生きる。1わかる
名無し1年以上前作品(紛争でしたら八田まで)自体はなかなか面白い。中高年には望月三起也を思い出させるような作品なのかなと思う。 今後おいかけてみたい漫画家です。紛争でしたら八田まで作品自体はなかなか面白い4わかる
aico1年以上前ずっと気になって読みたかった漫画。日本編を読んでないけれど、海外編からでもおもしろい!音楽好きにはたまりません。文字が少なくて展開が速くてストーリーに入り込んじゃいます。これぞ漫画の醍醐味!BLUE GIANT SUPREME日本編を読んでない人でも楽しめる!11わかる
Pom 1年以上前嫌なこととか上手くいかない時、逃げた時に、そうゆうことって追いかけてくるんだよねー!ってゆう人生のカラクリ?よくあること?の様なものが、みいくん・さきカップルで描かれている。 みいくんの女子っぽい感じと黒髪メガネは反則だ〜と思いつつ、みいくん自身のモヤモヤが府に落ちてハッピーエンドで終了するので読んでいる側の気持ちもスッキリとする。 内容自体は深いかもしれないけど、軽く可愛く1巻完結で描かれているから読みやすい。逃げても逃げてもタイトル通り、逃げても逃げても!6わかる
名無し1年以上前このクチコミで興味を持って「マエストロ」の 第一巻を読みました。面白い。 これから読む2・3巻が楽しみです。 「のだめ」を読んだときも思ったのですが 音楽家って、他者から見て面白いですよね。 自信家でいて、世間とはちょっとズレている感じ。 漫画のキャラとしては絶好の存在ですね。 そんな音楽家達という曲者達に、 うさんくさいこと極まりないジジイが関わってくる。 これだけで面白すぎる。 それでいて一丁田さんのホルンの話とか 面白くて泣けて。 ホルン話は楽器の質の話でもあるのだけれど、 けしてただそれだけの話ではなかった。 むしろ、楽器はそれを作り調整し演奏し、を 人間がするから素晴らしいのだ、ということが ズシンと心に響いてくる話で。 私は音楽には無知だけれど 音楽は人間が奏でるから素晴らしいのだろうな、 と思いました。 マエストロマンガを読んでいる時間にしかマンガは存在しない2わかる
nyae1年以上前アイドル雑誌「Duet」で連載していた、2ページずつ青春の一コマを切り取った連作。読めば爽やかな風が吹き抜けて、あの頃にタイムスリップできます。 出てくる少女たちは当然、携帯電話なんて持っておらずコミュニケーションは手紙か電話か、直接話すだけ。年賀状をやり取りする描写がとても多いのも今となっては新鮮。 当時はそれが当たり前で不便だなんて思わなかっただろうけど、手段が少ない分、相手の気持ちを想像し思いやることも当たり前のように描かれているのが、荒んで薄汚れた心にじんわり沁みました。 30年前の連載とは思えないほど、今でいう「一周まわってオシャレ」な装丁。部屋に飾りたい。ペッパーミント物語荒んだ心に効くマンガ3わかる
六文銭1年以上前両親がなくなり、残された幼い娘とおじいちゃんだけで暮らす・・・その生活を想像しただけで、私、秒で泣けます。 なんか読んでて、切ないんですよ。 もう先が長くないとわかっている老人が必死に子育てする姿とか。 幼い子どもが、両親が亡くなってシンドイながらも気丈に振る舞う姿とか。 一生懸命、ご飯食べている姿とか。 全て胸にくる。 作品自体、別に泣かせにきているわけでもないんです。 地域住民など二人に関わる人、全員が優しくて支援してくれて、ほっこりハートフルな世界に包まれているのです。 読んでて優しい気持ちになれます。 だけど、私は、どこか漂う二人の哀愁にページをめくるたびに涙腺が緩みっぱなしなんです。 えもいわれぬ不安感ーきっとこんな生活も長く続かないんだろうという考えが暗い影をおとして、病気とかひどい目にあうわけでもないのに、ただ物悲しいのです。 おじいちゃん子だった、自分の原体験に基づくのでしょうね。 最後も大方の予想通りなのですが、不思議とこれまでの悲しさはなく、充足感を得られるハッピーエンドだと思います。(詳しくは書きませんが…。) 家族を思うこと、優しく生きること、周囲との温かい絆をもつこと、思いやりに満ちた1冊です。ぱじ温かくもどこか切ない老人と幼子の生活3わかる
名無し1年以上前>>「うぇ、お前あんなの読んでるの気持ち悪」って言われるタイプなんじゃないだろうか このくらい言われるくらいに個性のある漫画でなければ 大ヒットにはならないのかも知れませんね。 でも初期の頃からこう言われながらも読んでいたファンって わりと報われないんですよね。 今更、「あの時ああ言ったやつ、謝れ」とも言えないし(笑)。 「昔は人気が無かったけれど、その頃から俺は好きだったんだよ。」 とか言うと、 「はいはい、自分はニワカ・ファンじゃないよ、 通なんだよ、って言いたいのね」 みたいに思われそうだし(笑)。 自由広場独り言広場9わかる
影絵が趣味1年以上前漫画というのは二次元+一次元(コマの挿入による時間の推移)で出来ています。しかし、私たちの日常生活は四次元として展開されていますから、漫画もそれに即していかなければ、リアリティのある物語を描くことができません。そこで漫画の本来の領分であるところの二次元に補助として光学を採用する、すなわちデッサンです。これにより漫画は、平面上にかりそめながら立体を再現することが出来たということになります。 はい、何を当たり前のことを言っているんだろう、という感じですが、諸星大二郎に限っては、この当たり前が当たり前ではなくなってしまう。何しろ、タクシーのなかでさえデッサンが寸分も狂わなかったと言われる手塚治虫、大友克洋が出てきたとき「あんな絵は僕にも描けるんです」と豪語した手塚治虫が「諸星くんの絵だけは真似できない」と言っているのですから。 つまり、諸星大二郎は他の漫画家のように二次元+光学の補助という絵の描き方をしていないんですね。『栞と紙魚子シリーズ』はそれがもっとも顕著なんですけども、彼女たちの暮らす胃の頭町(いのあたまちょう)はなんかよくわからないけど異界に通じているらしい。その異界の異界ぶりをもっともよく表しているのがクトル―ちゃんのお母さんですよね。あの顔の目茶苦茶でかいお母さん、あれはどう考えてもデッサンでは描けない。あの顔で、いったいどうやって段先生のボロ屋に収まっているのやら。もしあれをデッサンで描こうものなら、それこそ二次元でも三次元でもない空間の捻じ曲がった異界が爆誕してしまう。というか、この爆誕してしまった異界こそが諸星大二郎の絵なんです。 とくに栞と紙魚子が姿のみえない首輪だけのペットを散歩させる回は秀逸でした。ペットに引っ張られて段々と異界に迷い込んでゆくわけですけど、その行く先のエステサロンにクトル―ちゃんのお母さんがいる。お母さんは「あら~、こんなところでお目にかかるなんて珍しいですわね」とか何とか言って、エステのマシーンから引き伸ばされたうどんみたいな姿で出てくるんです。もう、何がなんだかわからないでしょう。でも、これを大真面目に描いてしまうのが諸星大二郎なんです。栞と紙魚子シリーズ二次元でも三次元でもなく、ど次元!!6わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前11月30日は(オートフォーカス、以下AF)カメラの日。AF機構のカメラが登場した日です。 写真やカメラの漫画は多くありますが、こと最新のAFデジタルカメラとなると、扱う作品は意外と少なくなります。 ここからは『ルミナス=ブルー』に登場するカメラについて、推測してみたいと思います。 (物語の内容に関しては、sogor25さんのレビューをご覧下さい) 主人公の光(コウ)のカメラは、クラシカルな外見から、SONYのEマウントかと思われます(ミラーレスで軽いので、女性におすすめ)。レンズが短いので、恐らく単焦点の標準50mmf1.8。初心者は50mmの画角を覚えるべし、と言われる入門レンズ。機動性がいいので、光のようなスナップ派は、これをつけっぱなしで街に出るのが楽しいと思います。 また、単焦点レンズはズームレンズよりレンズの構成が単純で、画質が良いと言われます。シャープネス、ボケの表現は単焦点に分があり、光の写真のきらめき感は説得力があります。 一方、葉山先輩は、1巻の終わりで長くて白いレンズを使って、光と寧々を隠し撮りしています。あのレンズはキヤノンの望遠レンズ、通称白レンズと思われます。高価です。光が見て「すごいレンズ…」って言ってますね。 街撮りでは意外と望遠レンズが重宝します。かっこいい建造物、向こうに見える植栽の花など、広角や標準だと対象に寄りきれないのですが、望遠だと好きなように遠景を切り取ることができます。 被写体と近しい距離感で撮影する光。一方、被写体に無断で、ありのままの感情を撮ろうとする葉山先輩(寧々も勝手に撮られて怒ってましたね)。二人のスタンスの違いは、機材にしっかり現れていると思います。 ここまで、分かる範囲で『ルミナス=ブルー』に出てくるカメラのお話をしました。もし間違っているとか、こっちじゃないの?とか、その他カメラの話をしてくださる方いらっしゃれば、どうぞコメントください! ちなみに私はニコン派です。ルミナス=ブルー一眼レフと「光」の世界(デジカメの話)5わかる
名無し1年以上前題材に平賀源内を選ぶのがまず渋くていい。が、特筆すべきは漫画力というべきだろう。ハッタリの効かせ方が上手い。奇矯な行動に異様な集中力をもつ所謂天才の平賀源内に、それを支える奇矯な理解者の奥さん。 普通では理解できない天才たちであるが、その凄さを凡人、十兵衛に感情移入する形で物語を回している。最後まで物語の軸にもブレがなく、面白い。いい作品だった。非常なる人18歳の超新星の描く、本能が地を求める男「平賀源内」50わかる