hysysk
hysysk
1年以上前
実際にあった残虐な事件の内容や、それに至る流れが描かれている。正体と言うのであれば事件前後の部分にもっと焦点を当てて欲しかった。情状酌量の余地がない犯人もいれば、社会の構造が生み出したとも思える犯人もいて、やり切れない気持ちになる。 第一話の一家支配解体殺人事件は『闇金ウシジマくん』の「洗脳くん」編のモデルにもなった事件。これと第二話の愛犬家連続殺人事件に関しては巻き込まれて加害者側になってしまった人が不幸過ぎる。とにかく悪い人間に目をつけられると自分も加害者になってしまう可能性があると思うと怖い。道徳だけではどうにもできない。 第八話のホームレス襲撃事件もひどい話だが、これだけで「今そうした子どもたちが確実に増殖している」という結論になるのは違和感を覚えた(ここ20年くらいで少年犯罪の件数も率も減っている)。 事件がきっかけで法律が変わったほどの話もあり、良くも悪くも人間の想像力の限界を突きつけられる。しかし法律が整ったとしても社会が自動的に規律正しくなる訳ではないし、監視を強めたり、ましてや犯罪を起こしそうな人間を排除することは解決ではないだろう。読後感は悪いが、人間がここまで酷くなれてしまうこと、一体社会がどうなっていれば止められたのかなど、考えるきっかけになると思う。
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前
普段は女子の話を、相槌を打ちつつ大人しく聞いている私だが、もし女子が「彼氏と釣りに行きたい!」と言い出したら、やめときな?と言ってしまうかもしれない。その位、「カップル釣り」は微妙な問題を孕んでいる。 『釣りとごはんと、恋は凪』は、「カップル釣り」の典型例とその可能性について考えさせてくれる、釣り漫画としては一風変わった作品である。 ……いきなり喧嘩かよ! 彼氏の釣りについて行くかで揉めた樺山ユキは、「釣りなんかできっこない」という彼氏への当て付けに、いきなり一人で乗合船に!……まあ酷い目に遭うが、隣のカッコいいお姉さんに教わって、初釣果!そして大量のお裾分け。その美味しさに感動したユキは、釣りに積極的になる。 時にお姉さんと釣りを共にするが、お姉さんは教え上手で面倒見がいい。 それに引き換え彼氏は、やっと一緒に行くようになったが、教えるのは下手だし自分の釣りに夢中でユキは放っておかれるし……男って駄目ねぇ。 そんな2人を繋ぎ留めるのは、釣果を美味しくいただくこと。2人とも料理上手で食いしん坊。不機嫌で釣行から帰ってきても、美味いものとビールで仲直り!羨ましい! 釣り漫画としては、釣法の説明もありつつも、釣りの楽しさや釣れない悔しさ、その他様々な感情を描き出し、あるある!と共感させてくれる。そしてどんな感情を持ち帰っても、最後には魚を料理して食べて、解決! 因みにこの漫画、『ごはん日和』(ぶんか社)という食に関する漫画を集めた雑誌の連載。道理でご飯が美味しそうなわけだ(ちょっと珍しいレシピもあって、興味深い)。 「カップル釣り」を検討中の方も、失敗した事のある方も色々気づく点のある、釣り漫画の珍品と言えるだろう。
みや
みや
1年以上前
1年動いてないトピックですが遅ればせながら自己紹介いたします 名前 「 みや 」 ・出身 「 長崎 」 ・好きな食べ物 「 あさりの酒蒸し、チャンジャ、なめろう、牛蒡の唐揚げなどなど居酒屋のおつまみメニュー好き。勿論お酒好き」 ・得意な(よく読む)ジャンルは? 「 スポーツ・格闘、ラブコメ、少女漫画、アブノーマル 」 ・敬愛している漫画家は? 「 創る側のひとは基本的に尊敬対象です 」 ・紙派、電子派? 「 電子派 」 ・紙と電子の買い分けにこだわりがあれば一言! 「 仕事柄何回か引っ越ししてるウチに電子に。携帯のSDカード250GBが漫画で埋まって足りてないですっ。電子便利だけど、本棚羨ましいって思いは正直ある!」 ・最近読んで良かった漫画は?(今年読んだやつ) 「 左手のための二重奏、もういっぽん!、愚かな天使は悪魔と踊る、お姉さんは女子小学生に興味があります。、あなたの鼓動を見させて。」 ・みんなに一言!  「 多分今年6月くらいに登録しました。皆さんのクチコミとかオススメ漫画参考にさせてもらってます!」  ・最後に  『ひとりぷれい』を初クチコミに選んだ僕ですが締めに一言 「僕は変態なんじゃないっ、ただ、変態が好きなだけなんだっ!(笑)」 よろしくお願いしますー