nyae
1年以上前
表紙の白い物体、これが「プリンタニア・ニッポン」です。その実態はまず置いておいて、この漫画の世界観がかなり独特。
衣食住から交友関係まで完全に管理されていて、すべての行動が人間としての評価につながります。評価が下がれば受けられる待遇も変わり、生活レベルも下がる。
主人公の佐藤は、他種との共存によって自分の評価を上げるために生体プリンターで「柴犬」を造ろうとしたら、事故により「プリンタニア・ニッポン」が出力されてしまいます。しかしその謎すぎるけどもちもちしてどこか保護欲を掻き立てる存在が、佐藤の生活に様々な変化と出逢いを生みます。
感情を表に出さない青年・佐藤とプリンタニア・ニッポンの「すあま」の関係がどことなく『動物のお医者さん』のハムテルとチョビを彷彿とさせます。
あと1巻発売記念応募者全員サービスの「すあまマスク」。欲しいので応募します!ちなみにこれは紙版のみらしいです。