たか1年以上前田中ほさな →な 実在の麗人・川島芳子を主人公にした川島芳子は男になりたいはめっちゃいいTS歴史漫画なのでどうぞよろしくお願いいたします。 https://comic-days.com/episode/10834108156730722329自由広場『漫画しりとり』しませんか〜!2わかる
兎来栄寿1年以上前今、毎回とても楽しみにしている作品です。『のぼる小寺さん』や『しったかブリリア』はそれはそれで面白く読んでいたのですが、珈琲さんの最新作がまさかこんな胸を熱くさせてくれるダンスマンガになるとは! 元々、女の子が非常にかわいい珈琲さんの絵ですが、とりわけこの『ワンダンス』のヒロインである湾田さんのかわいカッコよさと来たらもう。部長の恩ちゃんもまた推せる逸材です。 マンガはアニメと比べると絵が動かないメディアではあります。ややもすれば動きのあるスポーツ、とりわけ本作のテーマであるダンスのようなものを描くのであればアニメの方が向いているというのが普通の考え方かもしれません。しかし、逆に言えばマンガは連続して存在する世界の中の最高の瞬間を最高の切り取り方で留め置くことができるものでもあります。美しい一コマに出逢った時に、停止ボタンを押す必要もなくずっと止まって眺めていることもできるのがマンガというメディアです。 そういう意味でこのワンダンスの決めゴマはまさにマンガ表現の特性も十全に生かした素晴らしいものであり、大いなる美しさを感じました。決して動きがないと言いたい訳ではなく、むしろ読んでいるとダンス未経験の私でも自然と体を揺らしたくなってしまうくらいの躍動感もあります。 女の子への憧れと、未経験の競技への挑戦、努力と成長という王道的な要素でしっかりと熱くなれつつ、スタイリッシュな表現があいまって上質な時間を満喫できる一作です。ワンダンススタイリッシュでエネルギッシュ、カッコよくてかわいい。5わかる
野愛1年以上前世界中に漂う閉塞感は無視できないし、暑いし雨ばっかり降るしなんだか気持ちが晴れない。優しい気持ちになりたい。 だからクリスマスのお話が読みたくなったんだろうし、ぶたぶたさんに会いたくなったんだと思う。 やっぱりぶたぶたさんは優しいです。しかも今回はサンタさんなのです。 登場人物のほとんどは大人の女性だから、直接ぶたぶたサンタからクリスマスプレゼントという物語ではありません。それでも優しく寄り添ってくれたり、すれ違ってしまった大切なひとからのプレゼントを届けてくれたり、素敵な日常を過ごすためのきっかけをくれるのです。 ぶたぶたさんはとても優しいけど、あくまでもきっかけをもたらす存在で、登場人物達はみんな自分自身で大切なものに気づいて前を向いています。 まさにサンタさんのような距離感で、一歩進む勇気をくれるのがぶたぶたさんらしくて素敵なのです。 ぶたぶたさんから優しさと癒しをもらって、前を向いて生きていかねば…。クリスマスのぶたぶたぶたぶたさん的クリスマスの奇跡2わかる
nyae1年以上前初めから決めていたのか、途中から意図的に変えたのか分かりませんが、純朴な高校生同士の恋愛物語だったのが、秋吉くんの家庭の話、郁子のいじめ、偏見や差別、セクシャルマイノリティ、障害との向き合い方など、恋愛以外のテーマもコンスタントに織り込んでいます。だいたい13巻くらいから?という認識です。 読んでいた当時はそれに違和感は感じていなくて、いま思えば人として大切なことを教えてくれた漫画だと思います。 でもそこから22巻まで、終わったかと思いきや、少しの間を置いてさらに26巻まで続きます。支持率の高さが巻数に現れていますね。基本的には何年経っても古さを感じない、廃れない少女漫画。 老若男女におすすめできます。まっすぐにいこう。人として大切なことを教えてくれる漫画1わかる
名無し1年以上前スプーン曲げしか出来ないエスパーの銀ちゃんが、なぜか突然「百合にだけ発揮される」テレパシー能力が目覚めてしまいさあ大変。 それの何が困るかって、いつも一緒にいる親友の彩里と恵夢が見事な両片思いだったので、本当に大変。 2人の交際の障壁になってしまっているので苦悩している銀ちゃん。しかしそれは3人の友情あってのことなのもあり、愛おしいなこいつら…な漫画ですね。百合に挟まれて、エスパー!百合にだけ発揮する能力が目覚めちゃったエスパー1わかる
兎来栄寿1年以上前あまりにも切実で、あまりにも強く共感する所があって、読んでいて名状し難い感情に襲われます。大好きです。 近年持て囃される「編集者不要論」。誰しもが情報を発信できるようになった今の時代、作家も個人で電子書籍を出版することが可能になり、宣伝も編集者より作家がSNSを活用して行った方がむしろ効率的な場面すらある世の中。 旧来の枠組を超えた現代の編集者に求められる仕事というのも沢山あると思いますし、編集者がいなかったら即打ち切られていたりそもそも誕生もしなかった名作がどれだけあるだろうと思いもするのですが……。ともあれ時代と共にマンガの在り方が変わり、それに伴って編集者や出版社、その周辺の在り方も変化を余儀なくされている過渡期であるのは事実であると思います。 そんな時代背景をベースに、ファッション雑誌編集部からやって来たマンガのことなんて全然解ってなさそうな若い女性編集者に気を揉むベテラン作家のお話として始まる本作。最初は少しゆるい感じで始まりながら、1巻は強烈な終わり方をします。その後の展開を解った上でまた1話から読むと何とも言えない味わいがあります。 単行本の続きがすぐwebで読めますし、そこからが真骨頂となっています。特に 「私が世界と繋がれるのはマンガだけだから」 というセリフは共感というレベルを超えて「これは私だ」と思わされて泣けました。ぜひ最新話まで追ってみて欲しい傑作です。マンガに、編集って必要ですか?マンガなしで生きられない人にこそ読んで欲しいマンガ1わかる