看護学生のナイショ話 【せらびぃ連載版】
看護師を目指す人たちが通うという看護学校。そこでは一体、どんな授業が行われ、どんな学生生活を送っているのか? 座学、実習、命を扱う現場で彼女たちが感じることとは? 一般校に通う学生とはひと味違う、看護学生ならではの生活を描くコミックエッセイ!※25、26話を収録
島崎藤村物語
明治14年、長野県(現在は岐阜県)の馬籠宿から兄弟と共に上京した島崎春樹は明治学院を卒業。明治女学校に英語教師の職を得ると共に女学雑誌社で詩人、北村透谷、作家、星野天地らと親交を深めながら文学の道へと足を踏み入れるが、それは決して平坦な道ではなかった。教え子への慕情と自責、世の中の混乱、愛する人との別れ。一度は悩み、全てを捨てて旅に出た春樹だったが、やがて自らの文学の道を見出し、名を藤村と変えてその道を歩み始める。「夜明け前」「千曲川旅情の歌」などの作品で知られる詩人、小説家の島崎藤村が信州、小諸に居を構える前、文学者として歩み始めた頃を描いた高木達の脚本による演劇を小諸出身の漫画家小山田いくがコミカライズ!
鬼上司をデレさせたい
鬼コワ×隠れシャイ×スイーツ好き=萌えキュン上司!! 女性誌のライター・麦野香純はある日、『隠したい過去』の写真を失くしてしまう。全力で写真を探している最中に、彼女が見たものは……(鬼のように怖いため)社内での評価が最悪の上司・長谷川響がスイーツ作りをしている姿だった!? あまりにも驚きすぎて声を上げてしまった彼女は、長谷川に捕まってしまい……。鬼上司と思ってた彼の正体は、ツン甘! デレ甘! 甘々上司!? 焦れったくてキューンっとくる糖度1000%オーバーのオフィスラブコメ、ご賞味あれ!
いい大人だって青春ラブコメがしたい!
私たちは生まれた時からずっと一緒――。幼稚園から高校まで同じな柴田里桜(しばた・りお)と砂塚綾仁(すなづか・あやと)。どちらも幼い頃からずっと互いを想いあっていたが、意地を張ってしまい、高校生になっても告白ができずじまいで……気づけば高校、大学を卒業し社会人になっていた! そして社会人になって数年経った今でも犬猿の仲……でも、いまだに好き同士!! こじれにこじれた、やっかいすぎる超長期戦『大人の青春ラブコメ』開幕☆
私の家には魔女がいた 【せらびぃ連載版】
この人はお祖母ちゃんなのだろうか? 幼いながら感じていた祖母像とはかけ離れた毒祖母に対し、そんな疑問を抱いていたみさえ。罵詈雑言は当たり前のひどい仕打ちを受けてきた彼女が、毒祖母と縁を切るまでの30年間の記録。
あの子に彼氏ができても
恋愛なんてくだらないと思っている悠と、惚れっぽくて恋がしたいゆめみ。幼い頃からずっと一緒いるけれど、恋人ができると途端につまらない人間になってしまうゆめみを見るのが悠はいつも嫌だった。そんなある日、ゆめみはクラスメイトの時田くんのことが気になりはじめて…?期待の新星・宮子玲子商業デビュー作!思春期の繊細な感情を描いた読切51P。
胡孫町役場観光課巨大ガニ捏造事件
温泉も、名物も、景勝地もない。何もない町・胡孫町。そんな町の役場で観光課に配属された「私」は、町おこしに躍起になる老人たちに振り回され、日々疲弊していた。ある日、ひょんなきっかけから存在しない“巨大ガニ”の伝説をでっちあげ、町おこしをすることになる。こんなもの、成功するはずがない…。そう思っていた「私」だったが、事態は思わぬ方向に進んでいき――。新進気鋭の新人作家・ツムラネオ商業デビュー作!不条理で愛おしい、町と蟹の姿を描いた読切41ページ。
推しがキモモじゃダメですか?
市の非公認キャラ・キモモを密かに推しているつむぎ。以前、友だちからキモモを「キモい」と否定されてから、本当に好きなものを誰かに伝えることが怖くなってしまった。そんな中、キモモが主催するオフ会が開催されることを知り…!?『アスペル・カノジョ』の森田蓮次が女性誌初登場!好きなものを「好き」と叫びたくなる、必笑の青春コメディ。
死にたい夜にきみと願う
「どうせ死ぬなら生贄になってくれない?」。夜の屋上で出会ったのは留年し、彼女にもフラれ、死のうとしていた池添と黒魔術で大学に隕石を落とす計画をしていた黒田。池添を生贄に、黒魔術を発動するべく準備をはじめる2人だったが、行動を共にする中で次第に絆を深めていく。このまま池添を生贄にしていいのか悩んでいた黒田だったが、そこである光景を目にして…?鋭くて脆い感情の機微を描く、期待の新鋭作家・hituji最新作!正反対な2人の出会いが奇跡を起こす。青春読切43P。
だってこんなにも無駄で無価値で美しくて
研究対象の物質を地球から採取してくるよう指令を受けた宇宙人は、降り立った先で酔いつぶれたOLと出会う。目標物の在り処を知っているというOLから情報を引き出すため、ギャルに擬態しコミュニケーションを図るも、彼女から出てくる話は会社の愚痴ばかり。あきれる宇宙人だったが、会話を重ねていくうちに彼女の本当の気持ちに触れることになり…。異才・にくまん子が描く、創作の価値を問う物語。