ターザンの洞窟
ハムサラ国王子が大宝庫の行方を追い求め秘境を進み、絶体絶命のピンチにターザンと遭遇するスペクタクル。王子は象のチコーの鼻輪に隠された宝庫の謎を解き明かすことを、ハムライス大公に命じた。鼻輪が抜けなくて困っている大公は、ハムエッグ博士の言うがままにチコーを外へ連れ出してしまう。実は博士は、とある野心のためにハムサラ国を調査するA国の一団のメンバーだったのだ。本作「ターザンの洞窟」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)の初出は1955年「少年」別冊付録。同タイトルの手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。※本文データは『黄金都市』(発行:小学館クリエイティブ)を底本に使用しています。
海流発電・蜘蛛島の冒険
ぼくの家の図書室の壁には、大きな亀の甲羅がかけてある。その甲羅は、祖父がガラパゴス島から持ち帰ったもの。ある日、ぼくは甲羅に記されたメッセージを元に、宝の怪神像がある島を知った。そして、召使いのエドワードと2人で冒険へ旅立つことに…(「蜘蛛島の冒険」より)。「蜘蛛島の冒険」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)は、永らく未発表だったが、2010年『黄金都市』(小学館クリエイティブ)に収録された。同タイトル手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。「海流発電」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)の初出は1955年「少年」別冊付録。同タイトルの手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。※本文データは『黄金都市』(発行:小学館クリエイティブ)を底本に使用しています。
これ以上、私を甘やかさないでください! “父”なわたしと“母”なキミ
サッパリして男気あるOLの満村皐月(みつむら・さつき)は “お父さん”というあだ名を付けられ、同僚から頼られていた。そんな彼女にも日々、頭を抱える悩みが…。それは自分とは真逆の“お母さん”系男子・姉川(あねかわ)に営業成績が勝てないこと!! しかし悩みはそれだけではなく、「ある誤解」をきっかけに姉川と同居することになって…――。しかも同居初日から、姉川の甘やかしが止まらないんですけど! 皐月は戸惑いながらも、体と心どちらも癒されていき…!?
魔法が使えない魔法使いが優しすぎて困った話
少しずつ明かされる”魔法の使えない”魔法使い・カイの過去。カイが魔法を使えなくなった、その真実とは…?ギャグあり、シリアスあり、恋愛あり(?)のファンタジーの第1部完結巻。【著者プロフィール】東東(トントン)香港の漫画家。「第100回手塚賞 100回記念海外特別部門佳作」受賞。代表作『勇者の品格』(LINEマンガ)など。