エルリック・サーガ
所有者に、人の生き血と魂を渇望させる魔剣「ストームブリンガー」に魅入られ、呪われたアルビノの王エルリックは、愛する王妃サイモリルを自らの手で殺害しないで済むようメルニボネの王座を捨て、王国を捨て、竜の島を出て、魔剣とともに一人放浪の旅に出た。本書は、国の民に、王座に、愛しく思うものにエルリックが背を向けてから1年後――各地で殺戮をくり返して〈白き狼〉と恐れられるようになったエルリックの姿を追うところから始まる……「サイモリル、そなたは夢見たことがあるか? これまでのことが、すべて夢まどわしであったらよかったと。われらの生そのものが、宿命が完結をもくろむ長い芝居であったらばと。わたしのなしたことの多くが現実とは思えぬ……」大人気ファンタジー小説『永遠の戦士エルリック』からの物語が、美麗で壮大なるフルカラーコミックになってフランスから上陸! 第2巻である本書にて、メルニボネ編が堂々完結! 「これぞ(エルリックの物語の)過去最高のグラフィック化だ」(著者・ムアコック)。エルリック・サーガ、そしてムアコックに多大なる影響を受けた作家ニール・ゲイマンによる序文、各種設定資料なども満載! エルリック・サーガの画集としても楽しめる、荘厳で美麗なオールカラーコミック!「小説『ストームブリンガー』の最高のグラフィック作品は、新しい本作、ジュリアン・ブロンデルとそのチームの手になるものだ。原作の精神に忠実でありながらも、繊細なエピソードを書き加え、それは私が50年以上前に思いついていたら、きっと取り入れたようなものだった。もし現実に、映画のシナリオを自分が書くとしたら、これらの変更をぜひとも取り入れるつもりだ」(著者・マイケル・ムアコック)
生真面目な夏目くんは告白ができない
金寺さんと向き合うにつれ、恋にマニュアルがないことを痛感していく夏目くん。あふれる感情を持てあましながら、はじめて彼が自らの言葉で紡ぐ《ラブ》の形は……。シュールでキュートなラブコメディ、ここに完結。
ツノ贈りの鹿、大陸を知る
「ツノ贈りの鹿、大陸を知る 9巻」2022年11月のCOMITIA142にて頒布しました。ツノ贈りの鹿シリーズ最終巻です。ツノ贈りの鹿が自分のルーツを知るお話です。
6年目の私のおっとり旦那~変わったこと、変わらないこと~
ツイッターでますます人気沸騰中の夫婦エッセイ漫画、結婚6年目の現在を描く新作が登場! 楽観的でおっとりした「旦那さん」と、悲観的で短気な「私」。何もかもが正反対な二人が長く一緒にいると、思いもよらないことでぶつかることもあります。さらに、「私」に起こった突然のトラブルとは…? 6年経っても、笑ったり泣いたり、新鮮な経験に溢れた夫婦の日常を、またご覧ください!