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“ボンベイ・ブラッド”と呼ばれる希少な血液型を持つ日系英国人ショウ・アカバは、イギリスのF1チーム「ソアーズ」のセカンド・ドライバー。今シーズンF1初参戦の「ソアーズ」は第7戦まで一度も完走できていないものの、第8戦イギリス・グランプリの決勝では、18位からスタートしたショウが快進撃を見せていた。シルバーストーン・サーキットの名物「ストウ・コーナー」でぎりぎりのコーナーリングで勝負を仕掛け先行車をかわしていくショウ。その「ストウ・コーナー」こそ、9年前、“赤いペガサス”と称されたグランプリ・チャンピオンであるショウの叔父、ケン・アカバが事故を起こし命を落としたコーナーだった…。村上もとかによる傑作レースマンガ『赤いペガサス』の続編となる本作。原作は村上もとかが手がけ、作画は村上のアシスタントを長年務めた千葉潔和が担当。手に汗握る迫真のレースシーンと熱いドラマが繰り広げられる!
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六本木のナイトクラブで演奏する凄腕のジャズ・ピアニスト、有山礼二。その裏の顔は、コードネーム「ライブマシーン(殺人機械)」と呼ばれる殺し屋だった――。アフリカの戦場で鍛え抜かれた傭兵としての技術と経験、そして殺人者としての資質を『Q』と名乗る華僑の男に見抜かれた礼二は殺し屋としてスカウトされ、Qに依頼されるままに政財界の大物たちを葬り去っていく。だが、Qからは知らされていなかったが、礼二が殺した男たちは、『弓弧会』と呼ばれる秘密組織のメンバーばかりだった。自分たちが何者かに狙われていると気付いた『弓弧会』は過激派テロリストたちを雇い、敵対者の捜索と殲滅を命じるが…。ハードボイルド・アクションの傑作!
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聖戦士軍による獣人の殲滅戦が続く地球。獣人最強の戦士『片眼のキバ』は、聖戦士の大軍に囲まれてたった独りで戦い抜き、敵を全滅させたが、自らも重傷を負って死に瀕していた。その彼を救ったのは、美しい人間の女性・天使。しかしキバは記憶を失い、仲間の異形種芸団と行動を共にする。しかし聖戦士に襲われた異形種芸団は全滅。無力になっていたキバは捕らえられた。そしてキバは、聖戦士の首領・リリスに両腕と両足を切断され、弄ばれた挙句に皮を剥がされ野に晒される。リリスは、天使のもう一つの人格だった。獣人最後の砦『聖塔アスカ』には、最終兵器・闇の聖獣が差し向けられる。復活したキバは、獣人の未来をつなげられるのか?
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人類が終末を迎える半世紀前。一人の少年のファンタジーからこの物語は始まる。木登り好きな少年が分け入った山で発見したのは、かつて見たことも聞いた事もない大木だった。天に届くかと思えるその大木の頂上に、煌々と輝いている一番星を見たとき、少年は決心をする。あの星を、この手に掴まえてやろう!そして少年は大木を登り始めた。だが眼下に見える深淵、決して届かぬかもしれない星の輝きに、彼は悩む…。終末を迎えた地球人類の、追い求める希望と夢は?未完に終わったSF叙情詩の傑作。「スター・ロード」(1木に登る少年)(2ケセラセラのバラード)(3エミちゃんのレクイエム)(4生者も死者も)(5地球最後の日)他に「最後の少年」「白い虹」「逆10時の鎮魂歌」「制限時間」を収録。