ストーリー的には、年上と年下、二人のイケメンに翻弄されそうなところを黒子として鉄の意志で拒絶する、といういかにも少女漫画らしい展開。 ひもの女ならぬ『黒子女』という単語はキャッチー。 しかし、実際読んでみると黒子キャラがあまり立っていないというか、「黒子でいい」と言いつつ自らスポットライトへ当たりに行ってる感が……w
正義感が強く貧乏生活を続ける元お嬢様のヒロインと、気弱な下僕だったヒーローの勘違い系ラブコメ。 第一話はややテンプレ感があるものの、ポップで可愛らしいキャラのおかげで楽しめた。 それにしても、元お嬢様キャラがまったくお嬢様に見えないのは、もう少しなんとかした方がいいのでは。
モトカレが好きで髪を伸ばし続けていた女子が、モトカレ結婚の噂を聞いて近くにいた優しい男に乗り換える話。 しかも乗り換えた相手が同じバレーボールサークルというあたり、大学生ならあるあるネタ。 お前の恋心はそんなものだったのかと言いたくなるが、そこまで好きだったのもある意味妄想に近いので、よく断ち切ったとも言えなくも無い。 少なくとも目の前の優しいイケメンは大事にするべき。
無愛想な上司の片思いを知ってしまったヒロインが、その恋を応援するうちに上司を好きになってしまう話。 ありがちなストーリーではあるが、過程のエピソードが過不足なく描かれていて、ラストのどんでん返しな告白にもちゃんと感情移入できた。 ただ2人がピュアすぎるせいか、オフィスラブというより学生っぽい恋愛という感じ。
男に尽くすタイプの主人公が、便利な家政婦扱いの末に振られて、高級マンションのコンシェルジュに転職する話。 そこの住人のイケメンが実は大家だったり、急遽パーティーのシェフに抜擢されて大活躍したりと、ありえない展開のオンパレードだけど、そのぶっとびっぷりがコミカルで面白い。 しかし最後のキスは少々やりすぎではないかと……。
まったくやる気のない腰かけOLが、アグレッシブな若手イケメン営業マンのサポートに抜擢されて、少しずつ人生への情熱を取り戻していく話。 やる気のないコネ入社ヒロインの態度が、デフォルメされているとはいえ腹立たしいことこの上ない。 それに比べてヒーローは、暑苦しいけどいいやつ。 (しかしサラリーマンが定時で帰ることに対しては、むしろ肯定的に描いた方が、社会のためにはなるような気がする……)
わりと女性の本音を描いている気がする。 家事とかなんもできない(というかする気がない)やつっているよな…
クールに見えて実は不器用なヒロインが、優しい彼氏と暮らすことで恋の傷を癒していくという優しいストーリー。 2人のキャラに嫌味がなく、同居中の気遣いもナチュラルで、素直にうらやましいと思えてしまう。 職場に生々しい恋愛メンタルを持ち込まないように努力しているあたりも、いわゆるオフィスラブ物とは違って好感が持てる。
北川みゆき先生のシリーズ新連載。 第一話では、影のある美女に溺れていくエリートサラリーマンの赤裸々なエロスが描かれる。 その美女の秘密がすぐに明かされるのだが、かなり痛い。 しかもその人物が、ビッグな取引先の担当者として現れるというデステニー。 泥沼の人間関係と、ジェットコースター展開から目が離せません! ※しかし、ヒロインの「キスは許さんけど身体はオッケー」というセフレ設定には、ねっとりとしたバブルみを感じる……。
姉の代わりに御曹司と婚約するオフィスラブ物。 ヒロインがピュアで、総愛されキャラなあたりは読んでいて安心感がある。 御曹司の家族からも反対されず、ライバルも物語のスパイス的な存在でしかない。 甘々イチャラブを好む人にはストライクではないかと。
ストーリー的には、年上と年下、二人のイケメンに翻弄されそうなところを黒子として鉄の意志で拒絶する、といういかにも少女漫画らしい展開。 ひもの女ならぬ『黒子女』という単語はキャッチー。 しかし、実際読んでみると黒子キャラがあまり立っていないというか、「黒子でいい」と言いつつ自らスポットライトへ当たりに行ってる感が……w