毎回ドキドキさせられる!
とある事情でイグ・ノーベル賞を受賞することを命じられた大学生の双六くん。 幾度も実験と失敗を繰り返し、女心とは、愛とはなんなのか、全てはモテるために!突っ走る様が痛快です。 イグ・ノーベル賞を目指すだけあって、人生の役には全然立たないけど、「へえ〜!」という知識がたくさん散りばめられています。 理系の大学生らしく、科学の知識がとても豊富なので、ただのバカ男子たちではないんですよね。ちょっと字が多いのが残念ですが…この先どんな実験が待っているのか楽しみにしています。
「進撃の巨人 LOST GIRLS」「ワールドエンドクルセイダーズ」の作者が、P.A.WORKSによるオリジナルアニメをコミカライズ。これほどの高クオリティなアニメ作品のコミカライズは、なかなかお目にかかれないです。 ジャンル的にはスタンド系の能力バトル。元がアニメなので、キャラデザ、ストーリー、世界観など、作品の基礎の部分がしっかりしているので、そこに不二先生の画力が加わって鬼に金棒って感じ。 最近はファンタジーの舞台といえば中世欧州(トールキン)かドラクエが主流ですけど、ぶっちゃけ、近世ヨーロッパ風が一番最高じゃないですか??? 「鋼の錬金術師」「進撃の巨人」「天空の城ラピュタ」「幼女戦記」「プリンセス・プリンシパル」「終末のイゼッタ」などなどなど 蒸気機関があって、銃撃戦があって、レトロな車や列車が走ってて、それら凌ぐ魔法の力で雑兵を蹴散らしたり強敵と決戦したり。中世なんかより100万倍ロマンがあると思います。
"異形"(フリークス)と呼ばれる怪物が跳梁跋扈する世界。行方不明の兄を探す医師・ベッキーと、彼女が出会った"異形狩り"の3人組、その名も「異形愛好狂商会(フリークス・フリーク・カンパニー)」との旅の物語。 基本お気楽だけど要所では強い気持ちを見せる主人公一行、それに対して物語は王道の冒険ファンタジー。まさに少年マンガ然とした内容で週マガで連載してそうな感じだけど、実際の連載は別マガ。月刊連載なので1話ごとにきっちり盛り上がりを作り、戦闘シーンは敢えてページ数を割かずに短く濃くまとめてる。しかも表紙の懐かしい感じの絵柄からは想像できないほど、戦闘シーンでは迫力のある筆致で描かれる。ストーリーと作画、両方で魅せようという意思が伝わってくる作品。 ちなみに私の見立てでは1巻から結構いろんなところに伏線を張り巡らせてる。ような気がするんだけど、はたしてどうなんだろう。 1巻まで読了
名作ゲーム『二ノ国』が待望のコミカライズ!レベルファイブ完全監修の漫画版オリジナルストーリーで二ノ国を舞台に大冒険がはじまる! (マガジンポケットより) WEB掲載【第1話】 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156650101048
別冊マガジンでいい感じに可愛い自転車マンガがはじまりました。 少女2人が出会い、自転車を通じて街に眠る「素敵」を再発見しながら友情を深めていく──というのは『東京自転車少女』と同じですね。『ARIA』のような「素敵再発見」的な日常マンガは最近の別マガの得意とするところでもありますね(『ふらいんぐうぃっち』や『あかまつ』など) 折りたたみ自転車という絶妙にニッチなところを突いてきていますが、ここからどう掘り下げあるいは広げていくのか、折りたたみ自転車乗りとしても応援していきたい所存
「トモダチ」が一番。トモダチが一番大切であれば簡単に終われるゲームだった…てな感じに始まります。 友情が一番優先にされるべきだけれども人間自分のことを一番に考えてしまう、ってところと、頭脳ゲームがミックスされた感じ。 1巻から最新刊まで一気買いしました。 友一(主人公)が「最低」で「最強」なんですよ! もはや途中から友一がどれだけゲスでやばいキャラかを期待する漫画になっていってる気がします。 裏の裏の裏をかいた、なんてことが普通にあるので面白い。 落胆している表情も、絶望してる様も全て演技かもしれない。 読んでる自分らがそう疑い始めるので「トモダチ」というテーマ、強く浮き彫りにされるのでしょう。
かなり骨太な中華王朝の泥沼劇。伊藤悠先生を思わせるような絵柄と、目的を果たすために、敵の行動も罪のない者も全て利用する皇子の策謀がよかったです。 部下2人だけキャラデザと言葉遣いが妙に現代風だったのが個人的に気になりました…。これだけ硬派な中華歴史物語を描ける人はなかなか少ないので、無理してギャグシーン入れたり現代風にアレンジしたりしないで、ぜひシリアスに徹してほしいなと思います。 次回作が読めるのを楽しみにしています…!! https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156666690764
「軽井沢に引越す」のだと親に思い込まされたまま長野に引っ越した女子高生・ひゆみの話。お母さんのキャラが立ちすぎてて面白い。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156666692119 路地や、寂れた駅前の描写がすごいリアル。 わさびご飯はぜひ現地に行った際には食べてみたい…!! お洒落なカフェもカラオケもない新天地で、ひゆみがどう楽しみを見出していくのか楽しみ。 (画像は1話より。こんなん笑うわ)
上京してきたはいいものの、アパートに駐輪場がついてなかった自転車好きのゆうみが主人公。間違えて降りた駅で、同じ電車に乗っていた女の子・奈緒が「スゴイ折りたたみ自転車」をケースから取りだしたところに、思わず話しかけるというあらすじ。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156666691897 スッキリした線でリアルに描かれるメカ(自転車)と風景は読み応えがあるし、女の子2人の表情がイキイキしててとてもかわいい! 1話の最後には、これから登場するであろう女の子たちとしまなみ海道が描かれ、これは最高に丁度いいほのぼの漫画になる予感がします…! 1話の折りたたみを展開する瞬間すごい好きです…!
毎回ドキドキさせられる!