途中で「ん?」と思うところはあったけど、ネタばらしの時は「おお〜!」となりました。あんまりネタバレできない内容なので、感想書くのも気を使いますが…水原さんと小早川先生、いいコンビでした!!
主人公、天狗の娘の秋姫も女の子らしくてかわいいけど、姫を助ける幼馴染で世話焼きの瞬ちゃんや優しい同級生のタケル君など出てくるキャラが魅力的! ゆるゆるでほのぼの系の恋愛漫画だと思って読んでいたら、後半は加速的にダイナミックな展開になり一気に伏線回収していったので呆気にとられるくらい驚いたし!良くできたストーリーに引き込まれました。 最初読みはじめた時はラストにこんな泣かされるとは全く思ってなかったなぁ〜、読んで良かったです。 妖怪物が好きな人、うしおととらなんかかが好きな人は刺さると思います。
女性向け新撰組漫画。新撰組の歴史にあまり興味が無いという方でも、清純な少女漫画が好きな方であればオススメです。女性らしい柔らかく清純な世界観に癒されます。風光るというタイトル通り、春の爽やかな風を感じる作品です。 それと男性キャラのカッコよさ、表情の描写もとても魅力的なので良い男に会いたい!という方にも読んで欲しいです!
※ネタバレを含むクチコミです。
元恋人のひとことをきっかけに人物(ポートレート)が撮れなくなってしまったカメラマンが主人公。 ひとまず撮れるものから撮ろうと、田舎にある師匠のアトリエを借りることにするが、そこで母親がいない小学生に出会ったことで「撮りたい」という衝動が再び…、という第1話。 いわゆるスランプ的なものに陥ったときには、環境を変えるというのはある意味では有効だと思うけど、都会から離れて田舎の自然に触れて…という「田舎は癒やし」というテンプレにはハマらないでほしいな。 正直、読切でもいいと思えるキリの良さも感じたけど、せっかくの連載なのでここからどんなふうに物語が広がっていくのか期待です。
小玉ユキの長崎描写好きです 山の上に窯があるとか坂の多い長崎あるあるだし焼き物をする人たちの話とか見たかった! 個人的に朝ドラ化とかで展開してほしさあります。 職人気質なら当然衝突するんだけど惹かれ合う…そんな男女の恋愛模様いいですね、これ…
実はちゃんと読んだ事なかった田村由美作品。 BASARAも7SEEDSも有名すぎて後の楽しみにしようと思ってたけどつい手にとってしまった。 主人公がひたすらに喋りまくる作品だけど、これは見る人が見ると救われるのではないか。 ミステリー作品は割と毎回スッキリしないのが多い気がしてて(被害者がかわいそうだから暴いてみせる!みたいなのは結構そういうの多いような)これはどうかなと思ったけど、被害者も加害者も、さらには幽霊でさえも納得させられるような語りがあってとてもスッキリ!する。 読む手が止まらないのは主人公の整くんが魅力的だからだろう。これが田村由美作品の入りで良かったかもしれない。他の代表作も楽しみに思えるもの。
まだ性格がこじれてない今ヶ瀬可愛い。 上村さんのような女の子の存在が今ヶ瀬の心の支えになってくれたんだな、と嬉しい気持ちに。あそこでスパッと斉藤のことを切れた上村さん最高にかっこいいよ… 映画、最初は関心なかったけど主演のキャストとかいい感じだし見てみようかな
田村由美先生の漫画は殆ど読みましたが、今までの激しめの舞台とはまた違い、現代の日本の日常の中で物語は起こります。 ただ淡々と主人公が話しているだけなのに、為になるエピソードもあるし、すっと引き込まれます。 相変わらずハズレなしの作家さんです。是非。
田村先生の作品はこれが初めてでしたが、まさかここまでのものとは思っていませんでした。 前半はミステリーとサバイバルそして王道の少女漫画構造で読者を引き込み、中盤に差し掛かるあたりで少女漫画で扱うには非常に重いテーマを絵の力とネーム力でギリギリ少女でも読める形に踏みとどまりながらストーリーを進行させていきます。 そして、終盤に差し掛かるあたりの富士号編と佐渡島編はこれまでの因縁、伏線を全て回収しながら人が集まって社会を形成するという問題について非常にフレッシュな若者らしい回答をキャラクター自身が出していく過程はキャラクターが本当に人間になっていくようです。 そして3.11問題とのリンクは偶然だとしても何か神の見えざる手が介入したとしか思えません。そういった時系列を意識して読むと感動も一層増します。 田村先生とキャラクターたちが苦しみながら出した回答はこれからを生きる我々にとってとても大事なものになると思います。
途中で「ん?」と思うところはあったけど、ネタばらしの時は「おお〜!」となりました。あんまりネタバレできない内容なので、感想書くのも気を使いますが…水原さんと小早川先生、いいコンビでした!!