元祖プロデューサーここにあり! 数々の名作を世に送り出した敏腕プロデューサーにして、出版社社長かつ書店経営者の一流ビジネスマン! まさに時代の寵児である蔦屋重三郎の獅子奮迅の活躍譚! デキる男は吉原生まれの最強の人たらしだった…!? 江戸風俗も満載の痛快歴史4コマ!
イマドキギャル、銀子が恋に落ちたのは、新進気鋭のイケメン噺家、虎ノ門新橋。彼に近づくため、落語好きのジジ専同級生、小路に教えを請い、寄席に通い始める…。名作落語を所々にちりばめた堂々の全一巻! まんがタイムジャンボ人気タイトル「寄席ばいいのに」を改題。
でり研
大学2年田中健一のあだ名は大仏くん。ひょんなことでおいしい「食」を追求するサークル「でりしゃす研究会」(でり研)に入る。美食ハンター海原裕子を始め、アイドル、姉さま、妹ちゃんと多種多様な美女に囲まれる青春キャンパス4コマ第1巻。
「覚悟しいや!!」。3代目はシャイな女子高生!? 由神組2代目の一人娘にして次期3代目組長の由神静花。長い抗争が終結して、春から憧れの高校生活を送ることに…。期待の大型新人・火ノ鹿たもんが贈る衝撃の4コマデビュー作!!
間榎甲兵が赴任した学校の生徒は可愛い女学生。見た目は普通だけど、実は半人前の妖怪だった。甲兵が呼ばれた理由は、彼女たちに人間のルールを教えるためだった。あろひろしが描く新感覚ものの系4コマ。
戦車擬人化を描いているオタク男子・里見は、ふとしたキッカケで昭和14年へとタイムスリップしてしまう。戦火のまっただ中、里見は事態が理解できず、本物の戦車を目の前にして大興奮。そんな中、里見が持っていた同人誌に異常なまでの興味を持つ日本兵が現れて…!?
実家が相撲部屋であることを周囲に内緒にしている杏子は、高校の入学式に相撲好き女子、いわゆる“スージョ”の舞と出会う。舞にスージョ仲と誤解された杏子、ヒミツを守り通すことはできるのか? 波乱の学校生活がはじまった…!!?
新入社員の小森くんは入社早々、社長秘書に大抜擢され…!? でも、社長はなんと「小学生の女のコ」だった!? 笑いと涙と愛が溢れるヒューマンワールドは明日への希望と活力をもたらします。
電子限定版の描き下ろしも収録! この学校の保健室にはベッドを私物で占領し、風邪が流行れば一番にひき、いつになっても校内で迷う…どうにも放っておけない先生、つむりさんがいる。元気でも覗きたくなる保健室4コマ第1巻。
サチウス
誰もが認める不幸体質の女子高生サチ。遅刻早退は当たり前、課外授業に出れば必ず雨が降り、傘を持って出れば快晴になる。そんな小さな不運の連続を落ち込むことなくやり過ごすサチに学校一の才女ミサ子が興味を持ち…。¶
虹色占い師
占いの館「Quest」で働く水月は、新米ゆえか、はたまたひとクセある同僚たちゆえか、心休まるヒマもありません。指名してくれるお客さまもいまだ少なく悩み多き日々なのですが…一人前の占い師と胸を張って言えるのはいつの日か!? 主におバカでちょっぴりシニカル。
「もっと見たーい!」の声にこたえて、あの「べたふれ」が”More”になって新登場! やめられない、とまらない、紅実と静香の口撃にもはやアナタも病みつきに。天然ギャグ&天然ラブ満載のオフィス4コマ再び見参!!
蔦屋重三郎という人物は、 知っている人は知っている、というか、 もしかしたら謎の天才浮世絵師・写楽を 世に送り出した版元の経営者として 有名な人物かもしれません。 しかしただそれだけの人物ではなく、 今よりも娯楽が限られていた、というか 生活するだけで色々と大変で、という時代に 各種娯楽をプロデュースして世に送り出し、 それを生業として繁盛させており、なかなかの ヤリ手ビジネスマンだったと言えるでしょう。 そういうヤリ手、切れ者というと、マンガ的には 大人物でセンスがあってそれでいて金銭感覚がシビア、 という少しクールな完璧人間に描かれがちです。 しかし、この漫画の蔦屋重三郎は「蔦屋ちゃん」とでも 呼びたくなるようなカワイイキャラに描かれています。 他の登場人物(とくに歌麿)に振り回されますし。 作者の桐丸ゆい先生が江戸文化を愛する方らしく、 史実にそった範囲の中で、蔦屋、歌麿、写楽などの 喜怒哀楽に満ちた江戸生活が愛らしく描かれています。 吉原が舞台の話もあります。 なんせ吉原ですから光と影というか、陰鬱な部分も 実際には存在したでしょうけれど、 このマンガは良い意味で江戸文化の愛すべき部分を カワイイ絵で描いていて、明るく楽しめるマンガです。 ゴロゴロしてばかりで働かない歌麿や 吉原で女郎として働く女性たちなどを描きながら。 江戸文化の良い面を味わえるマンガだと思います。