人気を博したアニメ『魔法少女リリカルなのはＡ’Ｓ』と、２００７年４月～９月放映の『魔法少女リリカルなのはＳＴＲＩＫＥＲＳ』の間を補完する公式ストーリー。アニメ本編の伏線が随所に散りばめられており、アニメもさらに楽しめる作りになっています。
時は明治、世紀末。文豪・泉鏡花と雑誌「幻想倶楽部」編集者・香月真澄が帝都・東京で続発する怪奇な事件の謎に挑む。真澄は、鏡花の不思議な能力に驚嘆し、その人間性にも惹かれていく。既発表エピソード＆口絵＆描きおろしを収録した完全版の上巻。
１９世紀末。父に英国留学へと放り出された山田一郎。下宿先はモートン伯爵家だが、一郎を迎えに来たのは美貌の青年アルバート・タートリー。そして連れていかれた先は……！ ロンドンを舞台に描く、一郎とアルが巻き込まれるミステリアスな事件の数々！！
同人系ラブコメコミック決定版！ 隠れ腐女子で同人初心者の鈴木七海は、自分で描いた漫画をひっさげ、初めて同人イベントにサークルとして参加する。そこで出会った超イケメンは、カリスマ大手作家で…！？ これ１冊でアナタも同人デビュー！？
「メガミマガジン」で２年以上にも渡り長期連載していた魔法少女ギャグマンガ『魔法の女の子 ちゃ～み～チャコちゃん』が満を持してコミック化！ ちっちゃくてかわいらしいチャコちゃんが、魔法少女に変身して世の中の困っている人を救う……と思いきや？
２次元美少女情報誌「メガミマガジン」連載のファンタジー（＆ぱんつ）４コママンガがついにコミックスになった！ 稀代のぱんつ好き漫画家として名高い“鬼八頭かかし”入魂のぱんつ（たまにはいてない）描写を堪能ください！
金魚供養に隠された兄弟の秘密「鳥は空に、魚と水に」。禁断の想いがひとを惑わす「乱れる花の吐息にも似て」。大人気シリーズの２編に加え、描きおろし新作コミック「震える家」を加えた明治東京怪異譚。新米編集者の香月が、泉鏡花とともに幻想の世界へご案内します。
この世で一番硬い金属・ヒヒイロカネでできており、退治するのが不可能といわれる生命体「鵺（ぬえ）」。その化け物に立ち向かうのは、幕府より鵺退治の命を受けた柳生十兵衛であった。彼の紅蓮の剣で、闇に蠢く悪を暴く剣豪伝奇アクション！
内容はタイトルの通り、あやかしものです。 少し、一話完結もので、ボリュームがあります。 若い怪奇雑誌編集者である主人公の香月は、仕事柄か人柄か、何故か怪奇や怪異と呼ばれるものに巻き込まれやすいようです。 怪異がもつ、怪異のうらにある哀しみや思いが描かれており、あちらにはあちらの事情があるのねと思ってしまいます。 崇拝する先生・泉鏡花が関与することで、怪異は消えてなくなります。 耽美と怪奇と幻想と。 そのあたりの言葉で説明される作家・泉鏡花の作風を現したかのようなキャラクターになっています。 本作にあるように、もしかしたら視えていたのかもしれないですね。 そして時代も明治であれば、そういうものもいたのかもしれません。 作中で、キャラクターたちが耽美と退廃の違いを語っていたのは、おもしろいなと思いました。