主任がゆく!スペシャルの感想・レビュー15件こちらの物欲まで満たされる。胡桃ちのPresents モノズキ散歩、お茶してゆるり 胡桃ちのstarstarstarstarstar_borderゆゆゆひたすら雑貨などを買って買って買って。 ケーキ、和菓子、紅茶にコーヒー、お茶してお茶してお茶して。 続けて読んでいると、毎日買い物三昧に見えてきて「そんなに買って、お金は大丈夫なのですか」「そんなにたくさん、置く場所はあるのですか」と気になってくる。 きっと、日にちは空いているのだろうけど、いらぬ心配をしてしまう。 そのくらい、買って買って買っている。 清々しい。 神戸にお住まいみたいだから、すてきなお店が多いのかな。 ふらっと立ち寄って、素敵なものをみて。 幸せな時間をおすそ分けしてもらっている気持ちになれる。座敷童トラさんと大学生ユータの日常系コメディ2KZ 未収録集 長田佳奈starstarstarstarstar_borderゆゆゆ越してきたアパートは、2K+Z(座敷童)。 働いたら負けな座敷童トラさんと、しっかり者の大学一年生ユータのシェアルーム生活が始まった。 お隣さんとも、お友達とも、もちろん大家のおばあさんとも仲は良好。 しかしトラさんは座敷童といえども、働いたら負けがモットーなので、良いことが起きても関与していないらしい。 考えたら、ゲームが好きだったり、遅寝遅起なのは漫画「江戸前エルフ」のエルダのよう。 皆に愛されているのもおんなじ。 どこかで聞いたことあるタイトルと思いながら読んだのですが、結局思い出せず。 ほのぼのおだやかに読める日常系コメディ4コマ漫画でした。お料理がモチーフなのかなこうふく画報 長田佳奈starstarstarstarstar_borderゆゆゆこうふくは、「口(くち)」に「福」とも書けますし。 どれも、おいしそうです。 大福は柔らかくて一つ食べたくなる。 そのサンドイッチは‥まず味見して! お赤飯はホカホカが伝わってくる。思わず小豆を煮たくなる。 キャラクターも良い雰囲気の登場人物ばかりなのですが、料理に注目してみても、ほんわかできます。 また、しれっと当時のレシピのようなフォントで書かれた、作中に登場する料理のレシピも登場します。 ストーリーは一話完結の短編。 繋がりがなさそうと思ったキャラクターが、別の短編に登場していたりと、世界は繋がっています。 そういえば、親戚のおじいちゃんが「大正生まれだと偉そうにされたけど、わしも大正生まれだ!」と話をしていたなあと、ふと思い出しました。 学校の授業ではサラッとしか習わないけど、大正時代というのは自慢したくなるような年代だったんでしょうか。 この短編集を読んでみると、その気持は分からなくはありません。花をモチーフにしたストーリーつれづれ花譚 【かきおろし漫画付】 長田佳奈starstarstarstarstar_borderゆゆゆちょっと昔の日常系ストーリーです。 令和となった今は、大正時代はちょっとじゃないかもしれません。 ほのかな恋の話があったり、クラスメイトの知らなかった姿があったり、仲良しおばあちゃんズがいたり。 訛のある男の人は、花屋の丁稚なんでしょうか。 たくさんの人たちが出てきて、花をモチーフにしたほんわかとしたストーリーが紡がれます。 読んでいくと、実はこの人とこの人に繋がりが‥とあるので、ほほうとなります。 現代ものを描いているかのような感じで、着物姿の人々や、古い物の名前や、生活スタイルなどが出てくるので、ちょっと昔のストーリーなのにスルスルと読めます。 道路が舗装されていない状態で描かれているのを見て、小さい頃はまだ未舗装の道路が残っていたのを思い出しました。 普通の地面は、舗装された道路でこけるより、酷い怪我になることが多かったです。石とか落ちてるので。 話がそれました。 各話のあとに登場する、花言葉紹介と後日談に、またほのぼのしてしまいます。 うまくいえないのですが、なんだか良い雰囲気の短編集です。 ドラマが好きで漫画も読みました!義母と娘のブルース 桜沢鈴starstarstarstarstarこめつぶドラマが入りだったので、漫画が2巻とは、4コマとは!と驚きでした! バリバリのキャリアウーマンが再婚相手の娘と距離を縮めるべく、彼女のやり方で精いっぱい頑張る姿は元気をもらえました! キャリアウーマンが故、独特なコミュニケーションだったりするのが面白い! 人それぞれの頑張り方があるんだな。って思えた素敵な作品!『こうふく画報』に続き心底ほっこりするつれづれ花譚 【かきおろし漫画付】 長田佳奈さいろくたまらない、笑顔を作る漫画。 これが漫画のちからだ、漫画は素晴らしい、と再認識できた。 『こうふく画報』と同様、大正時代のとある町のお噺。 登場人物(すべてのモブ含む)を忘れぬうちに一気読み推奨。この味わい深い短いお噺がたまらないこうふく画報 長田佳奈starstarstarstarstar_borderさいろくそして犬が可愛い。こんな犬初めて見た。可愛い。 ときは大正時代、舞台は日本のどこか、多分東京かな?関西弁は珍しいらしい。 食べ物がちょっとずつ出てくる小噺と、それぞれおまけの1頁がついている。 1話を読んでるときはそういう和菓子屋の話なのかなと思っていたけど、町内(に限らないかもだけど近そう)の話っぽく、少しずつ素敵な物語で紹介していってくれる。 そしてこの各話が混じっていくクロスしていく感覚が読者を常に"こうふく"にしてくれる、というものだと思う、だってそうなったもの。 そしてこんなに目頭に来るとは思わなかった。声が出そうだ。 マストバイです。 太っていても痩せていてもふわこさんはハイカロリー 井村瑛野愛ぽっちゃりマシュマロ女子のふわこちゃんがかわいい! と思って読みはじめたら、自分らしさについて考えさせられるお話だった。 プラスサイズモデルのふわこちゃん。 たくさん食べて明るくて可愛くて…という姿をコンテンツとして消費しようとする人たちもいる。 甘い言葉と甘いお菓子を与えるひとよりも、「デブは嫌い」と酷い言葉を投げつけた韮崎の方がふわこちゃんの心のうちをしっかり見つめようとしている。 太ってようが痩せてようがありのままの自分自身を愛そう!というボディポジティブの考え方は素晴らしい。プラスサイズモデルの存在に勇気づけられるのもよくわかる。 でも、みんなが求める自分であるために無理をしてしまうふわこちゃんを見ていると、太ってようが痩せてようが呪いは根深いんだなと苦しくなった。 素敵なラストではあるんだけど、ちょっとモヤモヤも残るので続きがあればなあと感じた。埼玉の神社が舞台のほのぼの4コマラブコメ花野さんとの縁結びは難しい 野広実由名無しマンバ通信で紹介されててKindleUnlimitedで読めたので読んでみました。縁結びのパワーがすごいおっとりした巫女・花野さんと、堅物真面目で純粋培養で育ったために全く気づかずに下ネタを言ってしまう正信の2人のお話。 普段読まないタイプの作品でしたが、正信の天然下ネタ以外とてもほのぼのしててよかったです。 埼玉にある氷川神社がモデルということで、さいたま市立漫画会館や観光館そぴあといった場所も登場して行ってみたくなりました。 仲良くケンカする二卵性コメディ! #1巻応援双子コンプレックス おりはらさちこあうしぃ@カワイイマンガあらすじには「イチャつきすぎ」と書かれていますが、イチャつくと言うよりは、「じゃれ合っている」と言う方がしっくり来るかと……。 二卵性双生児の高校生、元気な女の子モモと、しっかり男の子アオ。二人は双子ではありますが二卵性なので、容姿も性格もそんなに似ていない。 生まれた時からずっと一緒にいる二人の関係は……「競争相手」かな?どちらが姉か兄かを巡って意地を張り合うのですが、主導権を握りたいモモの行動はどこか抜けていて、それをアオがフォローしたり突っ込んだり……という構図が最初から定着していて、謎の安定感があって可笑しいです。 そんな二人のドタバタコメディの中に、時々お互いを自然に思い合い、心配し、助け合う様子が見えると、ああ、きょうだいっていいなぁと思わされます。 恋愛のドキドキではない、二人の「当たり前な」信頼関係が物凄く尊い!ズケズケと言い合いつつも互いを気にする、究極の安定した関係性コメディを、安心して楽しむべし! (欄外のカワイイ生き物と一緒にね!) 2巻は2020年10月14日発売! (追記:紙書籍はこの日に発売されていますが、電子書籍はこの1ヶ月後になるとのことです) 大正時代を舞台にしたショートストーリーつれづれ花譚 【かきおろし漫画付】 長田佳奈名無し絵が好きだなと思って表紙買いしました。後から知ったのですがTwitterでも話題になっていたようですね。大正時代を舞台にしたショートストーリーでどれも日常のささいなひと時の話ですが、なにせ絵がすごく上手いのでちょっとした表情にストーリー以上の物語が込められていて何度読んでも飽きることがありません。私が特に好きだったのは「向日葵」の話です。舞のお稽古前に女の子2人がお互いの好きな夏について語り合うだけの本当にささやかな話なんですが、長い人生の中で忘れられてしまうような瞬間もこんなに輝いているんだと気づかされたし、やっぱり漫画で感じる夏はいいなと再確認しました。毎話登場する「花」のように美しい物語ばかりですので、ぜひ堪能してみて下さい。素敵な話でした。義母と娘のブルース 桜沢鈴Pom ドラマが好きで原作読んでみました。 4コマなんですねー。 みゆきと、あきこさんの距離が縮まっていって本当の親子のようになっていく過程は、やはり感動しますね。 皆んなが皆、天然(?)すぎて笑いとともに読めるところも個人的には良かったですね。 まさにノスタルジック!こうふく画報 長田佳奈名無し大正まで遡るとファンタジーのようなテイストになるので漫画とは不思議です。 和菓子とか赤飯が出てくると日本だなぁと思いますけど。 生きたこともないのにノスタルジーな気持ちにさせてくれる漫画。 恋愛のシーンも恋愛ものと言うよりヒューマンストーリーですね。 昔と今の感覚のズレで瞬時にわからない場面はあります。 例えば「尋常小学校に通っています」とか 祖父母、下手したら曽祖父母世代の話なので尋常小学校じゃ何歳だっけ、今の高校生ぐらいで皆結婚していたなら早熟でもないのでは?と思ったり 日常の中にある小さな幸せを再認識する漫画、ほっこりするのでおすすめです。 いい設定義母と娘のブルース 桜沢鈴starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ドラマ化したと聞いて読んでみたら面白かったし、全2巻でサクッと読めて良い。 今まで全然知らなかったのが悔しい。 バリバリ働いてきて仕事場では無敵の女性がバツイチ子持ちの人と結婚し家庭に入ると、というギャップでのコメディだけの設定かと思いきや、切なさや感動もしっかりあって、良かった。 コメディ部分がしっかり面白いのがなにより印象的。 声を出して笑ってしまったシーンが数ヶ所あった。 ヨンリオの弁当はめっちゃ笑った。 ドラマだときっと描かれていない部分も補完されて丁寧に描写されてるんだろうなと思うと見たくなる。名作4コマ義母と娘のブルース 桜沢鈴大トロブルースて……と思って読み始めたらハートフルで深くて、でも笑える4コマでした。 2巻しか出ていないのが悔やまれます。もっと読みたいし、ドラマ化とかして欲しいです。
ひたすら雑貨などを買って買って買って。 ケーキ、和菓子、紅茶にコーヒー、お茶してお茶してお茶して。 続けて読んでいると、毎日買い物三昧に見えてきて「そんなに買って、お金は大丈夫なのですか」「そんなにたくさん、置く場所はあるのですか」と気になってくる。 きっと、日にちは空いているのだろうけど、いらぬ心配をしてしまう。 そのくらい、買って買って買っている。 清々しい。 神戸にお住まいみたいだから、すてきなお店が多いのかな。 ふらっと立ち寄って、素敵なものをみて。 幸せな時間をおすそ分けしてもらっている気持ちになれる。