月刊ヤングキングの感想・レビュー7件狂気変態百合に初恋、正面突破。アタシのセンパイ【電子版特典付】 しおやてるこあうしぃ@カワイイマンガ高校に入学したばかりの塚本は、三年の岡崎先輩が吉田先輩に裸にされ、弄ばれているのを目撃する。何とかしなきゃ……と思う以上に、塚本は同じ女子である岡崎先輩に、初めての欲情を覚える。 状況に介入を始める塚本。しかし次第に明らかになる、危ない執着と救いようの無い変態性。思いもよらない事実にゾッとさせられる。 しかしこの状況に塚本は、最初の衝動のまま、純粋な初恋で立ち向かう。歪んだ危険な思考に対して、あくまでも「私を見て!」と言う塚本。そこにあるのは、美しい恋ではない。人と向き合う事の困難さと、それを強い想いで突破しようとする、苦しく見苦しく息苦しく、そして切実な恋だ。Boichi先生の絵の極意…!カッコイイ男キャラクター漫画教室! Boichiましゅまろ『カッコイイ男キャラクター漫画教室!』のタイトルに惹かれ、男前がいっぱい見れることを期待して読んだら、想像を遥かに超えるすごい技術書でした…!「え…Boichi先生の漫画づくりの秘密、こんなに描いちゃっていいんですか!?」という感じ。 「カッコイイ男」を描くためには、カッコ悪い・気持ち悪い男・女も描けなくてはならない。また同じ「カッコイイ男」でも、主人公の属性と対比させてキャラクターに幅をもたせたりたり、場面によってカメラアングルで使い分ける必要があることなどを、毎回1つのテーマに絞り順序立てて説明していく構成になっています。 まるで先生の頭の中を見せてもらっているようで、ただただ夢中になって読んでしまいました…! カメラ、顔のパーツ、光の加減の暗喩などは昔からある物語作りの技術書には描いてあることかもしれません。が、**実際に第一線で活躍されている漫画家の方が、自らの絵で「この技術はこのキャラに実際にこう使っています」と提示してくれるので最高にわかりやすい!** https://i.imgur.com/x1gNpm0.png https://i.imgur.com/wBC4ZR0.png (『カッコイイ男キャラクター漫画教室!』Boichiより) そして漫画の内容自体も素晴らしいのですが、自らの技術を伝えるこの本を書こうと思ったキッカケがまた素晴らしくて…序文から胸が熱くなりました。https://i.imgur.com/78k6j9W.png (この部分は試し読みで読めるのでぜひ…!) 印象に残っているのが、「ハイタッチは伝説の演出以来『無音』が標準になった」という先生の言葉。確かに…! Boichi先生のファン、そして漫画家を目指している人は一読ならぬ百読の価値ありの1冊です。スタイリッシュ・ダーク・ファンタジー・百合(たぶん)・アクション!!ブレイズ・ソー・エッジ 吐兎モノロブANAGUMAきましたね…。ハイパー・カッコイイ・アクション・マンガが…。 まず主人公が所属する”組織”V.S.敵のアウトロー集団っていうパターンの”組織”が僕は好きなんですけど 今作は欲張りにもこの”組織”が協会・教団・財団という三勢力で構成されてます。 いいじゃん…。上層部の言い分とか縄張り争いに振り回されながらも任務をこなす主人公いいじゃん…。 その主人公が、伝説の聖剣に選ばれてうっかり怪物と戦うハメになった落ちこぼれの女の子アンドレアで、”組織”のエリート美少女ネオンとコンビを組んで人類の脅威である悪魔と「カイジン」に立ち向かいます。 出自も立場も全く違うふたりが戦いの中でそれぞれを認め合っていくわけですよね、わかります。ありがとう。どうもありがとう。 そしてバトルは超スタイリッシュ。 白黒を基調に整理されまくったスピード感のある描線がシビレます。 構図もカッコイイんだこれがまた…。 アクションについてはもうとにかく見てください。 設定・キャラ・絵、3点揃ってハイレベルです!!追っかけましょう!!関係性が変わる瞬間、脳天を撃ち抜かれる百合作品アタシのセンパイ【電子版特典付】 しおやてるこsogor25しおやさんの絵柄ってどちらかというとコメディ向きだと勝手に思っているのですが、その絵柄でかつ細かいギャグを挟みつつエロ含めてのドラマチックな百合展開、緩急の付き方が凄くて引き込まれる。最初、絵柄でちょっと油断させておいて唐突なイジメの過激シーン、そして後半になるにつれて関係性がどんどん変化して見える構成も素晴らしく、圧巻の約300ページ。 前作『アオとハル』と比較するとギャグ要素を少なめにして、登場人物の心情描写に重点を置いた内容。それだけに導入部分を越えたら読者に隙を作らせず、一気に怒涛の展開に引き込まれる。 『アオとハル』が好きな方ならもちろん、読後感だと『にいちゃん』も近い感覚があるので、そいうった作品が好きな方なら是非読んでみてほしい。 全1巻読了 鵺って西洋にもいるのか…?倫敦塔の鵺 相模映mampukuリュウとかハルタとかそっち系のレトロ可愛いファンタジーです。水上悟志の弟子にして期待の新鋭だそうです。 演出やセリフ回しが古臭かったり(90年代っぽいなと思うことが多いです)、あんまり現代ナイズドされてない感じが粗削りなようにも見えますが、気合の入った大ゴマでの画力は非常にレベルが高いです。内容はファンタジー色が強く、中世の時代劇って感じではないです。一騎当千の続編がアワーズなのはこれの繋がりだったのかな新装版 GODEATH ~女神の血脈~ 塩崎雄二mampukuこの人の描くスタイリッシュなバトルヒロイン好きなので、一騎当千以外の物ももっと読みたいです。この漫画などもダークで良い感じです。 特に近年は大暮維人の影響を絵柄から(素人目ですが)感じます。公式の紹介文が・・・笑ぼくらのふしだら 大見武士二階堂 欲暴走待ったナシ! 抑圧に抑圧を重ねた結果、逆に歯止めが効かなくなった女子高生の「ふしだら」な毎日とは!? サスペンス×淫猥×思春期学園ストーリー! 作品がこんなテンションじゃないwww http://sokuyomi.jp/product/bokuranofu_002/CO/1/
高校に入学したばかりの塚本は、三年の岡崎先輩が吉田先輩に裸にされ、弄ばれているのを目撃する。何とかしなきゃ……と思う以上に、塚本は同じ女子である岡崎先輩に、初めての欲情を覚える。 状況に介入を始める塚本。しかし次第に明らかになる、危ない執着と救いようの無い変態性。思いもよらない事実にゾッとさせられる。 しかしこの状況に塚本は、最初の衝動のまま、純粋な初恋で立ち向かう。歪んだ危険な思考に対して、あくまでも「私を見て!」と言う塚本。そこにあるのは、美しい恋ではない。人と向き合う事の困難さと、それを強い想いで突破しようとする、苦しく見苦しく息苦しく、そして切実な恋だ。