今アメリカで最も新しくて人気のあるスポーツ、“リズミス”の世界へようこそ！リズミスとは、１対１のダンスゲーム。最新技術によって作られたガラスのパネルの上で、音楽に合わせて、相手の攻撃をかわしながら、カッコよく踊りきった方が勝ち。高校生のエレナは、大学受験の内申書に有利となるような部活を探していた。そんなときある男がエレナに声を掛ける。「リズミスをやってみないか？」リズミスの世界に足を踏み入れた途端、エレナはあっという間にその魅力に引き込まれていく。強力なライバルが現れたり、恋の予感があったり、エレナとリズミスの物語は始まったばかり！
舞台は大洪水によって水没してしまったニュージャージー周辺の海域。海賊に襲われ絶体絶命だった少年アーチャーは、イースト・コースト（東海岸）で最も速い海賊船「ラ・レヴァンチャ」の船長、キャノンボール・ジョーに危機一髪のところを助けられる。そして隠された伝説の財宝を探すことになるのだが、その航海の行く手には、ジャージーでもっとも恐れられている海賊船「ホーボーケン」と、その命知らずの船長・リーとの直接対決が待っていた！こんなかっこいい海賊見たことない！最高にクールなパイレーツたちがNYの海で暴れまわる、大興奮の海洋アドベンチャー!!
天才的だけど正体不明のベーシストをバンドメンバーに加える――。この決断、吉と出るか凶と出るか!?誰も見たことがない、ヴァンパイア（？）×バンドのロックなストーリーが今、幕をあける！バンドでボーカルを担当するクリー。ベーシストが抜けて窮地に立たされていたクリーは、ある日運命のいたずらか、並はずれた腕を持つベーシスト・イザクに出会う。熱烈ラブコールでイザクをバンドに引き入れ問題は解決！…したかに見えたが、イザクはミステリアスな暗い過去とあいまいな未来を持った実に謎の人物で、おまけに只者じゃない二人組（もしかしたら人間じゃないかも!?）がイザクの、いやバンドの跡をそっと追い始めて…。バンドのこと、恋愛のこと、何もかもが怒涛の展開をみせるクリーの生活は、いったいどうなる!?
アメヤは幼い頃、自分の猫をペットというより弟のように思っていた。アメヤの目には、猫は人間の姿のように映るのだ。しかしその“弟”が死んでしまった運命の日から、アメヤは自分の殻に閉じこもってしまう。そして数年後、悲しみからいまだ抜け出せず心を閉ざしたままだったアメヤは、雨が降りしきる公園で一匹の迷い猫・ロキと出会う。その瞬間、アメヤの止まっていた時間がゆっくりと動きはじめて…。アメヤにかかれば、ロキも猫耳とシッポがついたやんちゃボウズにしか見えない。キュートで、萌えで（!?）、心温まる感動も与えてくれるキャット・ボーイの物語。
魔女と吸血鬼の間では昔から激しい争いが絶えなかった。あまりにも長い間続いているこの争いの、原因を知る者はほとんどいない。争いの中、魔女のカイラニアと吸血鬼のザンダーは激しく愛し合うようになった。それはまさに禁断の愛。やがてカイラニアは子供を授かる…。その子の名はダニカ。自分の生い立ちも運命も何も知らないまま育った、単たる地球の高校生。彼女は最近妙な夢を見るようになった。それはまさしく父親と母親の愛の物語だった。次第に自分の過去を知っていくダニカ。３人の愛の物語は世界にいったい何をもたらすのか…!?
アニヤは転校生。転入した学校で、スポーツチームのどれかに入って活躍することを夢みていた。でもチームに入れてもらうのは、思っていたよりもずっと難しいことで――。バスケットボールのチームにはイヤな女がいるし、サッカーチームの監督は男子しか相手にしてくれないし。でもそんなことでアニヤはヘコまない！なんと新しい友達と一緒に新しいサッカーチームを作ってしまったのだ！しかも、みんなに注目されるように『特別な』ユニフォームまで準備して…。アニヤたちの奇想天外なアイデアは、はたしてうまくいくのか!?ゴスロリ・ガールズたちの物語、いよいよキック・オフ！
“ドラキュラの一人息子は大の怖がり!?”――東ヨーロッパ、トランシルバニア地方。奥深い山のてっぺんに、ドラキュラ一家の古城があった。父親は、ビジネスで大成功を収めたお金持ち。母親は、人気女優。そして一人っ子のキッドは－、夜寝るときは電気を付けたままで、ディズニーのアニメが大好き。そう、ドラキュラなのにキッドはとっても怖がり！！ある日、一家はロサンゼルスに渡ることに。でもロスには、立派で怖いモンスターがたくさんいて－。さぁ、どうするキッド！？
ロック少年サム・チャンスは、ある日とんでもない力を手にしてしまう。圧倒的なギターテクニック！チンピラの腕はへし折るし、恋人に衝突しようとした車を弾き飛ばす！だがその力の出現こそ、恐るべき『SKARウィルス』が発病した証だった…。感染した者を必ず死に至らしめる恐怖の病原体『SKARウィルス』は、発病者に死の恐怖とともに驚くべき力をもたらしていた。発病と同時にサムに接触してきた怪しげな民間企業。動き出した政府の特殊機関。大人たちは『SKARウイルス』と発病者を利用していったい何を企んでいるのか!?サムは死へのカウントダウンを聞きながら、想像もしない未来への扉に手を掛けていた…。
探偵のマックス・マット・メイソンの元に妖しい魅力をもった女が訪れた。彼女の依頼は行方不明の妹メアリーを探すこと。メアリーのかかりつけの医者。医者のいいなりになるメアリーに激怒する婚約者。背後に見え隠れする組織。くさい関係者はいくらでもいた。だが、捜査を進めるにしがたって得られた成果といえば、死体の山だ。しかもどれも普通の死に方じゃない。明らかにこの事件は常軌を逸している。やがてメイソンは背後の化け物の存在に辿り着く。そこでメイソンが見つけ出した答えとは…。彼は人類が踏み込んではいけない領域のすぐ手前まで来ていた……。
1000年近くもの間、永遠の命を持つ者たちはヨーロッパ社会に紛れ込んで生きていた。アインブリック・ドラリュヌはアングラなゴシックメタのミュージシャンである。悲劇的で美しいアイン。彼と彼の音楽に人々は魅了される。しかしアインは死から蘇った者だったのだ。彼が音楽で得た名声は、数百年ものあいだ隠し続けてきた過去の亡霊、そして絶大な力を持つ弟・ルローとの関係も蘇らせることになるかもしれない。アインとルローが和解しなければ、死から蘇った世界が現代社会の奥底から再び頭を持ち上げ、人類を破滅に導くのだ。
ハロウィンに欲しいのはいつだってこれ。お菓子。お菓子がもらえないと、小悪魔のような子供たちは悪さをする。この悪魔小僧たちが最初に訪ねた家でもらったものはリンゴ。その後の家ではどこでも、同じ種類のチョコレートばかり。悪魔小僧たちは頭にきて、果物なんかをくれるイケてない大人たちに死の復讐を誓うのだった。ハロウィンの夜に起こる、とっても「不愉快」な彼らの死のいたずらを、ちょっとのぞいてみない？
その瞳に暗い美しさをはらむ少年、新倉華依斗（カイト）。彼は自分の生き方をまったく認めようとしない父親とうまくいかず、その心は黒く深い影に閉ざされていた。誰にも理解してもらえず、愛されていると感じることもできず、自分の人生の意味を探し求める華依斗。言い寄る男たちの甘い言葉も、華依斗にとってはなんの意味もなさない。そんなある日華依斗は、安藤蓮（レン）という教師に出会い、彼から熱烈な愛を打ち明けられるのだが…。ドイツでビジュアル系バンドを組むピンクサイコのふたりがおくる、繊細で美しい少年たちの異色ボーイズラブ！
