人気のカフェで働いている凛は、いつも午前中にやってくる素敵なお客さん・九条にコーヒーの味についてクレームをつけられて以来、彼に認められたくて頑張っていた。ある日、お店の忘れ物BOXの中の携帯が鳴っているのに気付いた凛が電話に出ると、その相手はなんと九条。困っている九条のもとに、仕事帰りに携帯を届けることになった凛は、ドキドキがとまらなくて……!?(「あそびじゃないの」はウェブ・マガジン小説花丸Vol.5に収録されています。重複購入にご注意ください)
人気のカフェで働いている凛は、店の常連客で、ファッションブランドのデザイナー兼社長の九条と、紆余曲折を経てついに恋人同士に。若いうちに起業し、今や人気ブランドの地位を築いている九条を尊敬しつつも、自分に自信が持てない凛は、せめて自分の夢をかなえることでその差を埋めようと努力を始めた。しかし九条はそんな凛の行動を誤解して!?大人気スイートセレブラブ「あそびじゃないの」の続編がついに登場!(「ひとりじゃないの」はウェブ・マガジン小説花丸Vol.9に収録されています。重複購入にご注意ください)
西堂組の次男・兵助はとある理由から、ぼさぼさの髪にダサい眼鏡、ヨレヨレの服を着てへたれを演じている。組員からも軽く見られ、実の母親からも愛想を尽かされていたが今の境遇に満足していた。そんな兵助の最近の楽しみは、好みのタイプで、護衛の高杉と晩酌することだったが――。(「羊かぶりの恋 前編」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.11に収録されています。重複購入にご注意ください)
天才外科医・如月は、町医者だった父の意思を継ぎ、周囲から金の亡者と陰口をたたかれながらも患者のために医療の道を邁進していた。そんなある日、如月のもとにヤクザものの急患が運び込まれてくる。驚いたことに、それは十二年前に突然姿を消した親友の板垣だった。腕に深い銃創を負い瀕死の板垣を、如月は何とか救おうとするが……。(「繋いだ手のその先に 前編」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.14に収録されています。重複購入にご注意ください)
身寄りがなく資産家に引き取られた相原瑞希は、視線を実際の感触として体感してしまう特殊な体質の持ち主。養父の秘書として働く一方、その体質ゆえに、瑞希は養父から性的な愛玩物として扱われ、好事家を集めた宴席では多くの客の前で視姦されという淫らでつらい日々に耐えていた。視線から人の気持ちまで察知できてしまう瑞希は、人づきあいが苦痛で孤独を好んだが、行きつけのカフェで年上の男・成瀬崇史と知りあい、その驕ったところのない自然な雰囲気に次第に心を開いていくようになるが……。エロティックロマン!(「視線に濡れる華1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.28に収録されています。重複購入にご注意ください)
「俺のこと、気に入ってくれたら…おっぱいにキスして?」大学生で売れっ子ストリッパーの麗は、幼い頃に性のイロハを教えてくれた男のせいで、乳首への刺激がないと達せないエッチな体。女の子には興味はなく、男相手にセックスをするのも人に見られるのも大好きで、週に三日・一日2回のショーのうち、土曜の最終だけ観客の中から一人選んで麗と一晩を過ごす権利を売っている。そんな麗との一晩にありつきたくて、ショーがある日は立ち見や行列ができるほどだ。ある日のショーで、VIP席で自分を熱心に見つめてくる男・伊郷忠臣を一目で気に入った麗は、どうしても彼がほしくなり、艶めいたダンスで誘うが!?(「純情ストリッパー1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.39に収録されています。重複購入にご注意ください)
黒瀬遥斗は、バイトもしながら熱心にバンド活動をしている大学生。ある日、深夜バイトで酔っ払いにからまれているところを、うさんくさい年上の男に助けられた遥斗は、礼を言った男に「君、笑ったら可愛いのに」と言われてコンプレックスを刺激され腹を立ててしまう。二度と会うこともないと思っていたが、その数日後、ライブハウスでその男・長塚恭司と偶然にも再会!音楽事務所関係者だという男は、遥斗の憧れのバンド「ヘブンズ・ドア」のことも知っているようで!?年の差ラブ!(「眠れぬ夜に君の声1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.35に収録されています。重複購入にご注意ください)
サラリーマンのなつきは、高校時代、片想いをしていた憧れの先輩・藤川に酔った勢いで女の子の代わりに抱かれて以来、ずっと恋が出来ずにいた。せめて仕事だけでも頑張って、自分の居場所をつくりたいと思っていた矢先、その藤川と七年ぶりに再会してしまう。藤川は自分を抱いたことを忘れたかのように、親しげに話かけてくるが、なつきは素直に接することができなくて――。(「8年目のキス前編」はウェブ・マガジン小説花丸Vol.1に収録されています。重複購入にご注意ください)
樋口美沙緒先生の商業未発表、珠玉の短編集です。「コートの釦、ひとつ」、「深夜恒星会議」、「いつか陽の落ちる、街の輪郭」の三編を収録。誰かを恋しく思う気持ち、相手が気になりそわそわと落ち着かない気分、ぎゅっと胸を締め付ける感傷的な想い。短編だからこそ表現できる心の機微を堪能できる作品群です。(「コートの釦、ひとつ」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.30に収録されています。重複購入にご注意ください)
小田新は、ポジティブでなにをやっても上手くやれちゃう強運の持ち主。そんな新が今夢中なのは、三つ年上の清く正しい上司・佐倉だった。会社でゲイばれした時に、唯一態度を変えず自然に接してくれたのが佐倉で、珍しくへこんでいた新は彼の言葉に励まされ自信を取り戻した過去があるのだ。ある日、佐倉に縁談の話があると聞き、いてもたってもいられなくなった新は勢いで告白してしまうが、思いがけずOKをもらってしまい!? 浮かれまくる新だが、佐倉はゲイではないはずで!?(「天然さんには敵わない 第1話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.63に収録されています。重複購入にご注意ください)
居候させてくれる人を「飼い主」と呼んで寝床を転々としている明るい金髪が特徴の直は,飼い主に捨てられた夜、宝石のように綺麗で美しい六実優輝と出会った。「男と試してみたい」という優輝に応えて一晩寝床を提供してもらい、家事や猫の世話、ベッドでの相手をするかわりにしばらくの間居候させてもらえることに。ところが「飼い猫」として新たな寝床でもうまくやっているはずの直に、優輝は「バイトを探せ」「アパートを借りろ」と真剣に言ってくる。愛人の子として息を潜めて生きてきた直にとって、こんなに真正面から向き合ってくれる人は初めてでどきどきしてしまい――。野良猫男子×堅物リーマンのピュアラブ!(「猫は、金魚鉢の中 第1話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.62に収録されています。重複購入にご注意ください)
ノア・マーティンは、日本へ来て4カ月の社長秘書。過去の経験から本気の恋愛はしないと決めているノアは、社長であり友人でもあるグレッグと恋人とのやりとりにあてられて、夜の街に一夜の相手を求め出かけることに。ところがひょんなことから、美形の若者を拾ってお世話することになって!? 甘え上手な年下男子が、包容力で年上美人の心の傷をいやす、こじらせ年の差LOVE。(「君じゃなきゃ、イヤなんだ~臆病者の恋~ 第1話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.60に収録されています。重複購入にご注意ください)