FEEL COMICS swingの感想・レビュー56件<<123>>設定はどれもよかったけど…もしくはルーズソックス 藤緒あい名無しあんまりフィーヤンっぽくないなぁ〜と思った。高校生が主人公だったりするからかな。例外的にOLとおじさんの恋愛もあってシュチュエーション的にヤマシタトモコの「Love,Hate,Love.」を思い出したけど、こっちのおじさんはただのヒモだからな…。なぜ恋愛感情を持つようになったのかよく分からなかった。大学の研究所って憧れるアヤメくんののんびり肉食日誌 町麻衣さいろく実際その経験が出来るのはその後の進路なども含めてその道に行く覚悟がある人だけの特権だったりするわけで、大半の人はそこを通らない。それが研究所。 だからこその憧れもあり、マンガでしか見れないので下手すりゃ実在しない世界で全てファンタジーってこともあるのではないか、という存在である。いいなぁ。 そしてその研究所で研究しながらリア充(?)をしていくのがアヤメくんである。羨ましいにもほどがある。 テンポやノリも含めてなんとなく「動物のお医者さん」に似た雰囲気もある。ただしあちらと比べると生きた動物は少なめで、むしろ骨である。 骨!そう、骨に萌える椿さんはかわいいし普通にいたらドン引きなんだろうし知り合いにいてほしい人生だったけどいないのでした。 でもこういうキャラ好きなのはきっと万国共通なはずなのでみんなも読んで椿さんかわいいなって思いましょう。 あ、もちろんアヤメくんの不器用さも良いし帰国子女設定のおかげで許せるっていうのがずるいなと思いました。あまりに感情の移り変わりがリアルで驚く違国日記 ヤマシタトモコ名無し両親を無くした少女、とその叔母が一緒に住む話ですが実際は「全く違う人間を分かろうとしたり自分の感情を噛み砕いて受け入れたりする」漫画なのではないかと思います。 自分的には槙生もその姉もすごく物言いが冷たい人で、リアルにいたら避けてしまいそうなキャラクターですが、実際は作中同様繊細な人間なのかもしれませんね… 作中で槙生が「あなたが感じることはあなただけのもので、誰もそれを責めたり批判したりできない」って言うシーンがあるんですが、こんな当たり前そうなことも皆忘れちゃってるんですよね。 自分も他人に対してどんな物言いしてきたか、ふと考え直してしまいました。 亡くなった人に対しての考え方もちょっとリアルで色々考えさせられます。『違国日記』は『Zガンダム』+『エヴァ』!?違国日記 ヤマシタトモコTKD@マンガの虫この作品のテーマは 「あなたの感情はあなただけのもの、 故にあなたは自由で、そして1人ぼっち だからこそ、理解し合うのではなく 寄り添い合う」と言ったものです。 ヤマシタ先生自信を調べていくと 『エヴァ』放送当時14歳という リアルチルドレン世代。 だからこそ、先生はシンジのような 「親に捨てられた子供」を主人公に することが非常に多い。 しかし、そんなシンジもいつまで経っても 14歳のわけじゃない、大人のなっていろんなことに折り合いをつけながら生きている。 そんな中、かつて自分が感じた孤独を抱えた 少女が目の前に現れる そんな彼女を救おうとするかつて「シンジ」だった大人 すごい!!『Zガンダム』だ!! カミーユを救おうとしているシャアの関係にすごく似ている! つまり、この物語は「大人になった シンジがシャアになって子供を救う」話だ! ものすごく男の目線に寄ったら こうなりました… 素直に面白かったWHITE NOTE PAD ヤマシタトモコさいろく「君の名は」が初めてだったわけではないだろうけど、こちらも入れ替わっちゃう系。 38歳の自動車工のおじさんと17歳のJK。 素直にヤマシタトモコが読めてよかったし、さすがだなぁと思える面白さだった。短くて読みやすいというのもある。納得感というか、展開も嫌なところはなかった。オススメ。リアル君の名はWHITE NOTE PAD ヤマシタトモコTKD@マンガの虫※ネタバレを含むクチコミです。テレビドラマ化が面白かったのでいいね!光源氏くん えすとえむ名無しテレビドラマ化が面白かったので原作漫画も読んでみました。ドラマだと光源氏の印象はかわいい感じでしたが、漫画だと大人っぽくて色っぽいイケメンだなと思いました。 光源氏の君は、かっこいいのはもちろん、現代との意識のギャップが面白いです。「自撮り」を「地鶏?」、「Wi-Fi」を「和衣拝?」と聞き返したりするところがクスッと笑ってしまいます。あと、色彩に対して敏感だったり、自然を愛するところ、何より和歌のクオリティーが高くて素敵です。 ドラマ化記念スペシャル番外編地獄のガールフレンド 鳥飼茜名無し今月のフィーヤンに描き下ろしの読切が載ってる! というかもうドラマ始まっていたのか…知らなかった 見開きカラー表紙が可愛かった。平安貴族が現代にやってきた!いいね!光源氏くん えすとえむ名無し源氏物語の世界から出てきたキャラが、現代日本に順応していく姿がすごく独特で面白い。 特にちょいちょい挟まれるオリジナル短歌のクオリティが高くて好き。私も小柳さんのような人と知り合いたい!(笑)やわ男とカタ子 長田亜弓名無し喪女と自分のことを卑屈している主人公の藤子にただただ共感しっぱなしでした。そんな藤子が"オカマ"の小柳さん…ではなく"オネエ"の小柳さんに調教させられている姿を見ていると読者も勇気づけられるというか、自分は性格ブスだったんだなと真正面からの指摘に藤子と同じリアクションをしていました(笑)小柳さんの毒舌がグサグサ刺さり心が折れそうになりますが、 読んだ後は自然と気持ちが前向きになる不思議な漫画です。結婚や恋愛に自分が縛られている人こそ読んでもらいたい作品です。 なのめならず(笑)いいね!光源氏くん えすとえむ名無しアイドルと張り合ったりしないで、素直に声援を送っている光君と中ちゃんが可憐! 本当にいい男ってこういうものなのかもしれない。中身入れ替わりのお決まりを壊してくれる傑作WHITE NOTE PAD ヤマシタトモコ名無しまず、入れ替わって1年が経ち、2人が偶然出会うところから物語が始まる。そして「どうやったら元に戻るのか」という点は飛び越えて、これからの生き方と、「ふたりの自分」を見つめ直す作業が発生する。そこはもう、お決まりは通りませんよね、さすがです。という感じ。 とくに後半はエンタメというよりはどこか哲学的な、入れ替わった自分は本当に自分なのかということと、元の自分の記憶と他人の体を持つ自分は「ひとり」なのかというような問答が繰り返される。 ヤマシタトモコの漫画はそういうのが多い気がするけど、セリフが着地しない事が多く「結局何がいいたいのか」がわからないことが正直ある。でもそのほうがリアルなのではと思わせる力があると思う。 最後は、こうなったら結末はこう、でもこっちだったらこうなるね、というような複数のエンドが用意されていて、どっちに行くかは教えてくれないのがニクい。とても面白かった!気…いいね!光源氏くん えすとえむPom とても面白かった!気軽に読める楽しい作品でした。 普通のOL(沙織)の生活に、何故か平安時代からイケメン光源氏がやってくるお話。 彼等はSNS(インスタ、ツイッター、次はyou tuberの予感)も使いこなし、現代生活に馴染んでる。いや、楽しんでるのか。笑 また、哀愁に浸ったり感情を揺れ動かされると、その想いを短歌にする。 ふとした時に思い出し笑いしてしまうくらい、私は全てがツボにはまり、ツッコミどころ満載の休日おすすめ漫画だと思います。 名言が沢山。適度な距離感心地いい。雑草たちよ 大志を抱け 池辺葵Pom ここまで名言が沢山出てくるとは! 良い物語。面白かった〜 ひーちゃんとがんちゃんの適度な距離感が心地良くて、素敵な男女関係。いつか恋に発展したりするのかな。ないかなー。笑 励ましたり励まされたり、その他色々あるけれどやっぱり友人って良きもの。青春って素晴らしい。深い話を軽く読める感じ違国日記 ヤマシタトモコaico最初は物語の背景に予想がつかなくて、展開にびっくりしました。ちょっと考えさせられる深いことを言うキャラはおもしろい。 個人的には包団にツボリました!アラサー女子友は戦友地獄のガールフレンド 鳥飼茜aicoアラサー女子オーバー30女子にはとても面白い漫画。各話がはじまる時の表紙の格言が何気に確信じみててたまにすごく納得させられる笑 女友達ってやっぱりたのしいって思う1冊! 完結!シェアハウスの女たちは…地獄のガールフレンド 鳥飼茜バナ全3巻。若い子にはわかるまい、自立した女たちの現実。悲壮感や絶望感を共感するものではなく、人間関係をじっくり味わいながら生きていきたいと思わせてくれる、前向きな一冊。タフな男たちもよい。人生の節目を描いた短編集新装版 このたびは えすとえむstarstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこえすとえむさんの漫画をちゃんと読んだのは初めてでしたが、登場人物が皆スラリと美しくて見応えがありますね。 一読しただけではこの短編集のテーマにピンとこなかったのですが、それぞれの人生の節目になった出来事を描いたのだと気づいた時に、一気に好きな作品になりました。 特に好きなのが「ふつつかものですが」という短編です。とにかく面食いな女の人が山のようなお見合い写真の中からめちゃくちゃタイプのイケメンを選んで結婚する話。 結婚式とか名前に「式」が付くような行事はもちろん人生の節目だけど、振り返って思い出すのはその中の一場面だったりする。そういう瞬間を大切に描いているのが見所です。リクエストをよろしく感想リクエストをよろしく 河内遙む波よ聞いてくれもいいけどこっちもいいじゃん!? なんかおもしろそうだったので1巻読んでみました。 結構ラジオ好きなのでこういう制作の裏側には興味あるのですが、ああいうラジオ収録ブースを前にした時の感動はわからないなぁ〜…と思います。 でもこの作品で主人公に感情移入してラジオブースの見開きページ見た時心踊りました。 楽しいんだろうなこの現場は! すごい昔に地元のラジオ曲に潜り込んだ時のことを一瞬思い出しました。 単純に喋りがうまい主人公がそのままパーソナリティになってもあんまし面白くない気するのですが、波よ聞いてくれも、リクエストをよろしくも、こういう意外な人物、しかしその辺にいそうな人物が喋りをやるってとこがいいですね。 ずっと喋る仕事、よくよく考えるとすごい仕事だなと思います。話題性にとんだ内容でないといけないし、考えてもいなかったような話題を振ってくるリスナーもいるだろうし。 色々想像膨らむ漫画かと思います! 六人いてもそれぞれ世界は寒い 高野雀名無し※ネタバレを含むクチコミです。キャラを掘り下げた1巻世界は寒い 高野雀starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。ちがう人間だから「受け入れる」違国日記 ヤマシタトモコにわかそれぞれの孤独の在り方は違うし、理解し合えないことはあるけど、歩み寄れる。こうした人との距離の測り方は現代においてとても大事なテーマをもった作品だと思う。 槙生のスタンスは、分かるまで話し合うわけでも、押し付けるわけでもなく、「受け入れる」こと。理解できなくとも朝ちゃんだけの「寂しさ」があることを認める。それはどこか悲しいことにも思えるが、仕方ない。ふたりは「ちがう人間」なのだから。けれど、「砂漠」があることを認めてくれる人が側にいる。それは朝ちゃんにとって、一部の読者にとって命綱になってくれるのではないだろうか。 理想の大学生活がここにあるアヤメくんののんびり肉食日誌 町麻衣starstarstarstarstarたか アカデミックでとってもお洒落な恋愛漫画。ヒャーッ、たまらん大好き…!! まずそもそも表紙が良すぎる。図鑑の挿絵を彷彿とさせる、落ち着いた色合いでシンプルなデザイン。超いい... 超洒落てる…! イギリスからの帰国子女で一言で言うと変なやつのアヤメくんと、青森出身で真面目なギャルの椿ちゃん。もうこの2人の組み合わせだけで最高なのに、みんなお勉強のできる子たちで、恋愛以外ではいっつもワニ洗ったりキリン解体したり化石掘ったりしてるのが面白い。 主人公の椿ちゃんが勉強のためにNYやイギリスなどたくさん海外に行くところも、一緒に世界を旅行している気持ちになれてトキメキます。モンゴルとかテンション上がる…! みんなでワイワイ化石掘っていたかと思えば、アヤメくんと椿ちゃんの本気の恋愛パートもあって、そしてシンプルな線なんだけど凄まじい色気があるところがたまりません(さすがフィーヤン)。 研究一本で根暗な青春でもなく、恋愛一色で頭カラッポな青春でもない。**「勉強にも打ち込むし、オシャレもするし恋愛もする」**という、まさに『理想の大学生活』を描いた作品。この勉学と恋愛のバランスを取る感覚がなんとなく海外ドラマっぽくてよけいに格好よく感じます。 アヤメくんと椿ちゃんが、どんなエンディングを迎えるのか。終わりは来てほしくないけれど、最後まで楽しみに見守りたいと思います。 http://feelyoung.jp/box/machimai.phpモノローグが極まってる恋のシャレード ルネッサンス吉田かしこ女子高生と予備校講師の恋愛。 主人公が誰にも言わなかった親の離婚を先生に打ち明けたことから関係が始まる。だけど先生は高校教師だった時に付き合ってた教え子が自殺しちゃったことに未だに立ち直れないでいる。ふたりの恋のまねごとは悩みに悩んで浮き沈みが激しい。この混沌とした感情が描かれた物語にモノローグがすごく刺さる。 ママは夜勤/あの子は命日/真夜中/私はひとりぼっち/先生もひとりぼっち 絵と言葉がそれぞれに作用し合うことで得られる高揚感がモーレツに得られます。ご一読あれ!<<123>>
あんまりフィーヤンっぽくないなぁ〜と思った。高校生が主人公だったりするからかな。例外的にOLとおじさんの恋愛もあってシュチュエーション的にヤマシタトモコの「Love,Hate,Love.」を思い出したけど、こっちのおじさんはただのヒモだからな…。なぜ恋愛感情を持つようになったのかよく分からなかった。