壮大なウルトラマン・サーガがここに!1998年に刊行された『ウルトラ兄弟物語』(双葉社)を電子書籍として復刻。1巻は、宿敵スペースサタンキングとウルトラ戦士たちの戦いを描いた『ウルトラ兄弟物語』発端編に加え、当時の子供達に衝撃を与えた「酒に酔ったウルトラマン」が描かれる『決闘ウルトラ兄弟』も収録。表紙はかたおか徹治先生による描き下ろしです。◆目次◆決闘ウルトラ兄弟(『コロコロコミック』1978年特別増刊2号掲載)ウルトラ一族の大反乱(『コロコロコミック』1979年特別増刊3号掲載)ウルトラ兄弟物語(『コロコロコミック』1979年No.10~13掲載) 大脱出作戦編 特攻!ウルトラ戦士編制作協力:岩佐陽一
没後20年を記念して、夭逝した天才漫画家ねこぢるの全作品を電子化!一目見たら決して忘れられないキュートなネコ姉弟「にゃーこ」と「にゃっ太」が帰ってきた。「しっこ、ちっこ、ぴゅー、しゅー♪ アホ、バカ、死ね!!」。可愛いのにザンコク、下品なのに深遠、淡々としながらも超エキセントリック。1990年にデビューし、98年に31歳で死去するまでに描いた全作品を、上下巻1600ページに収めた超永久保存版。ラルク・アン・シェルのhydeをはじめ松尾スズキや中川翔子など多くのクリエイターが熱狂的に支持した、珠玉の作品群が電子書籍として甦る。上巻では、月刊「ガロ」でのデビュー作『ねこぢるうどん』、日常を猫目で「じぃーっ」と見つめたエッセイマンガ『ぢるぢる日記』、特殊漫画家・根本敬が「俗や日常の遠い彼方に魂が飛んだ」と絶賛する『つなみ』など約800ページを収録。(上巻の内容)ねこぢるうどん/ぢるぢる日記/ねこぢるだんご/ねこぢるせんべい/ぢるぢるご近所日記/つなみ/半魚人/かちく/ねこちゃん/ぢるぢる恐怖体験/ぢるぢるばなし/ぢるぢる新入社員他
読売新聞夕刊で連載中の人気4コママンガ!社員たちを癒すべく、会社に柴犬・ケン太がやってきた!サラリーマンの柴マキオは「コンパニオン アニマルマネジャー」に任命されるが、実際はケン太のお世話係で……?
ロングセラー『酒のほそ道』のラズウェル細木が描いた、伝説のジャズ・コミックが電子書籍として復刊!食と酒に造詣が深く、累計650万部超の『酒のほそ道』や『口福三昧』など数々のグルメ漫画で知られるラズウェル細木。実は「狂」がつくほどのジャズ・ファンで、有数のレコードコレクターでもある。そんなラズウェル氏のジャズに対する熱い思いが詰まった作品が、この『ときめきJAZZタイム』だ。中古レコード屋でエサ箱をあさるコレクターたちの狂態、ジャズ喫茶でグラス片手に素人女性にウンチクを垂れるにわかマニア、サックスを買ってアドリブを志すも三日坊主に終わる中年オヤジなどなど。ジャズ愛好家の喜怒哀楽がユーモアたっぷりに描かれ、音楽ファンならずとも思わずニヤリとさせられること間違いなしのジャズ・コミックなのだ。マイルス・デイビスやソニー・ロリンズ、アート・ブレイキーなどジャズ界のレジェンドたちも総登場。また、作中に登場するレコードを解説する「ラズウェル・コレクション」や、辛口スパイスの効いた「エッセイ」も見逃せない。レコード全盛の1980年代にジャズ専門誌で連載され、大評判となった本作品。全27話すべてを網羅したコンプリート版として、ここに完全復活!
3人の子供をもつシングルマザーのお母さんが子供たちに教えるのは、お金を使わなくたって「幸せ一杯!」の楽しい暮らし方。自然に素直に正しく暮らすこと……、物欲だらけの生き方はもう古い!ごぼうのかりんとう、白菜の餃子、スイカの皮の漬け物、りんごの皮茶……。巻末には、親子が作中で作ったレシピを掲載。読んだら試したくなる! 内田春菊が描く、ほのぼの節約コミック。
2019年、メジャーデビュー40周年を迎えた漫画家・柴門ふみ。40周年を記念して、1980年にメジャー誌で初連載した幻の作品を電子版で復刻!わたし室生姫子、高校2年。月並みな男女交際なんて真っ平ゴメン。ついに私は決心した、恋愛に革命を起こすのだ!高校生にとって「クラス=国家」。美男美女やスポーツ選手は特権階級で、それ以外の一般人は庶民階級。しかし、そんな階級社会でも、庶民(ブス)と特権階級(ハンサム)が結びつく革命(ラブ)があってもいいじゃないか!ということで、われらが姫子さんはクラス一の美男・原島くんを落とそうと、「お目目パッチリ視線攻撃」「さりげない優しさ作戦」「ささやき戦術」などを繰り出し、なんとか彼を振り向かせようと大奮闘するだが──。女子高生のカラダ目当てのおじさんをからかったり、バレンタインチョコの斡旋を商売にしたり、片岡義男風恋愛を実践したりと、ところかまわず八面六臂の大暴れ。えーい、平和で退屈な学園生活にバクダンを投げ込むぞ!
ギャグ×特撮×ほんのりBL唐沢なをき先生の特撮愛があふれる傑作!俳優志望の青年・赤瀬川ヒロと名神イリヒトが向かった先は、新放送の特撮番組「きなこマン」のオーディション。……しかし「きなこマン」は超低予算番組であることが判明! 速攻主演に決まった二人は、特撮業界のディープなスタッフとともに仕事を始めるが……!?
日本企業にやってきたアニマル会社員たち。人たらしのネコ課長、性癖がちょっと特殊な犬山しげはる、何にでも化けられる狸也くん……。一癖も二癖もある動物たちに、ヒトは対抗できるのか!?唐沢なをき先生が送る、新感覚ビジネス漫画。
かわいい絵柄でブラックユーモアを連発。「二十一世紀科学小僧」とあだ名されるほどの天才科学者・1太郎少年。社会に鉄槌を下すロボットを造ったり、何でも女体化してしまう薬を開発したりと大暴れ。しまいには助手の女の子を思い通りにするために宇宙人を探しに行き……?昔風なのに何故か新鮮!刊行から20年経っても色あせない、唐沢なをき作品をお楽しみください。※この電子書籍は1999年9月刊行の単行本を底本としています。
アレクサンドロス
かつて、地中海からインドにかけて、壮大な大帝国を築いた青年がいた。その名は、アレクサンドロス――。紀元前359年、ギリシャ辺境の地マケドニアの王子として生まれ、父フィリッポスの急死により弱冠20歳の若さで即位するや、東方アジアへの遠征を敢行。小アジア、エジプトを制圧し、ついに宿敵・ダレイオス王を破り、ペルシャ帝国を征服する。しかし、アレクサンドロスの野望は止まることを知らない。さらに東方へ兵を進めようとする矢先、病に倒れ、33年の短い一生を閉じる。大王の死後、40年に渡る後継者戦争の末、アレクサンドロスの妻子は殺され家系は断絶、彼が築いた帝国は臣下たちによって解体され、分割統治されることになる。マケドニア生まれの一青年を「世界」の涯へと駆り立てたものは一体何だったのか? 友人で部下のリュシマコスの目を通して描かれる、大王の知られざる真実の姿とは――。「アレクサンドロスは、もちろん俗人の域をはるかに超えていただろう。しかし、「超人」ではなかった、と思う。超人に対する畏敬の念ではなく、リュシマコス達は彼に深い愛情を抱いていたのではないか。敬意に加えて親しみを、畏れに加えて憐憫の情を。彼の短い人生と長い遠征に同伴した人々はみな感じていたのではないか。そう想像しつつ僕もつかの間、一兵卒として隊列の端に加わってみることにした」(本書「あとがき」より)『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の巨匠・安彦良和が描く、歴史ファンタジーの傑作!
WINGS
青春サッカー漫画「風の翼」の続編が電子書籍化!決定力のないFWはいらない。Jリーグの強豪・コスモスから戦力外を宣告された島崎恭一。失意と焦燥で荒れる恭一にコンタクトしてきたのは、JFLの無名チームだけだった。夢とプライドを賭けて、恭一の新たなる戦いが始まった。
昔読んだとり先生のエッセイに、火浦功さんの「死に急ぐ奴らの街」の解説文が収録されていて、作家の持つ「作家性」がモロに発揮された傑作である、といった旨の文章を綴っていました。その文章を読んだことがあったため、この「石神伝説」という作品を初めて読んだ時、ある意味でとり・みき先生の作家性が「モロ」に発揮されている作品なんではないのだろうかと、秘かに思った記憶があります。 日本神話をモチーフに、巨大怪獣と自衛隊員が戦う-ひどく乱暴に物語を要約してしまうとこんな雑な要約になってしまうのですが、この作品には様々なフレーバーを感じます。おそらくとり先生が多大な影響を受けてきたであろう特撮映画や様々なSF、マンガ作品(残念ながら自分はそれらの作品を言挙げ出来る程の知識はありませんが)。とり・みきというクリエイターは普段ギャグをまぶして描くことが多い題材ですが、この作品は恐らくそれらを消化して、真っ向から描いており、途半ばであっても傑作と評価されるべきだと思っています。 掲載誌が休刊して未完であることが悔しいタイトルの一つではありますが、一マンガ好きとしてはこの作品が再び描かれることを気長に待ち続けています。 そして些か蛇足になるかもしれませんが、「プリニウス」を好きな方にはこちらの作品も読んで欲しいなあなんてことも思ったりもしています(プリニウスにおけるとり先生のフレーバーというものがよく分かるんじゃないかと思ったりもしています)