ウルトラジャンプの感想・レビュー193件<<12345>>ザーザードザーザードスクローノーローノスークBASTARD!! 萩原一至starstarstarstarstar_borderさいろく「ザーザードザーザードスクローノーローノスーク 漆黒の闇に燃える地獄の業火よ我が剣となりて敵を滅ぼせ 爆霊地獄(ベノン)」 ていうすごい長台詞なんですが、これは今作における有名な魔法詠唱のうちの1つとなります。 BASTARD!! しか萩原一至作品を知らないけど、それで十分。 前述のとおりアホ長ったらしい魔法詠唱が各シーンにおいて多数出てきては「今回はなんだろう」とドキドキさせてもらえるところはもちろんのこと、世の中学生がどれだけお世話になったか計り知れないギリギリアウトな描写、更にはヤケに魅力的なネーミングセンスの裏の意味など、ストーリー以外のところでも見どころが超絶満載な作品です。 ストーリーはものすごく俺ツエー主人公な大魔法使いであるダーク・シュナイダーが魔法ですべてを薙ぎ払っていい女をすべて自身のものとすべく頑張るお話です(間違ってない) ダークファンタジーとしてはベルセルクなどよりもはるか昔から連載されており、ふんだんにヘビーメタル要素と美女コマシシーンが散りばめられた世界観は小学生には刺激が強すぎ、色々とジャンプ編集部も怒られたと聞きます。 「週刊少年ジャンプ」のいわゆる黄金期が終わった後の時代を支える代表的な作品の一つでもあり、序盤は今読むとさすがに古いですが読んでいくと今でも絶対面白いので超おすすめできます。 あとはいつ次が出るのか問題。。。。 昔から(たぶん90年代後半から)2~3年空くのが当たり前になってしまっていたので1988年とかから始まったはずの連載作品が2020年(32年…!)時点で27冊しか出ておらん。。。 書いてる私も25巻までしか多分読んでないのですが、話が思い出せなくなってしまっているのでまた28巻が出た頃に振り返りたいと思います。学級崩壊のダークな直し方? #1巻応援夜嵐にわらう 筒井いつきあうしぃ@カワイイマンガ学級崩壊って、経験あります?私は小学生の時に。やたらイキっている同級生達が、平穏に暮らしたかった私は大嫌いで、その時のクラスメイトとはその後、積極的に縁を切りました。 学級崩壊の厄介さは、教師という「大人」が機能していない事。それゆえに野放図になっていく様子が、この『夜嵐にわらう』でも描かれています、高校ですけどね……もう、ほんとクズ☆ そんな学級崩壊した高二のクラスで、イジメの対象になっている担任が、不登校であるはずの女子の暴力によって救われ、報復への道を辿るこのお話、申し訳ないけどスカッとします。 やっている事は惨たらしい。金属バットで闇討ちとかすばら……いえいえ恐ろしいですね笑 事は単純には終わらなそうですが、闇の勧善懲悪の気持ちよさがイジメられていた担任の職業倫理を崩壊させていくのも凄くて、もうみんなズタボロにしてほしいと心より願っております。 そして悪い事する時の、女子達の目の輝きがバチバチテラテラで凄いんだ……。朗読、外へ向け声を放て! #1巻応援花は咲く、修羅の如く むっしゅ 武田綾乃あうしぃ@カワイイマンガ離島で子供達に朗読を聞かせていた花奈(はな)は、高校生になり本土の学校の放送部に入る。当初は入部を渋っていた花奈を熱心に誘った二年の瑞希は、少しずつ花奈を前向きにさせる。 島の子供の最年長として、我を抑えてきた花奈の本当にやりたい事、心からの願いを引き出してゆく瑞希。大好きな「朗読」のために少しずつ前を向き、手を取り前に進もうとする二人の遣り取りにドキドキしてしまう。 狭い土地にいても、熱烈に外へ出たいと願う人と、そこにいる事を疑わない人と、二種類いる。その差は、外に「惹かれるもの」があるかどうか。花奈が惹かれたものは、昔見た子役の朗読。そのとてつもない実力は、外へ飛び出す花奈の道のりを険しいものとしそうだ。 現実世界に朗読がもたらす幻視、耳から心を震わせる声の力の表現が楽しい。朗読の魅力も熱血系文化部・放送部の内幕も伝えて、胸は高鳴り続ける。花奈と瑞希の二人は遥かなる目標に辿り着くのか?前を向いたばかりの花奈の静かな闘いは、ようやく始まったところだ。椎橋先生得意の超常モノ岩元先輩ノ推薦 椎橋寛libro読み切りの時から面白かった作品の祝連載。 時は大正時代。超常現象の軍事利用を図る帝国陸軍の命を受け、主人公が全国の超常現象の噂のある地域を回り、不思議な力を持つ人たちを集めていく物語。今のところ仲間集めフェーズですが、独特のキャラクターと世界設定が面白い。大正時代ということはこのままいくと震災とか本当に戦争とかに巻き込まれるのでしょうか?とドキドキします。 ジョジョ史上最もエロかわいいスピンオフ♡フジコの奇妙な処世術 –ホワイトスネイクの誤算- 荒木飛呂彦 藍本松名無しホワイトスネイクによって送り込まれた日系春画家スタンド使いvs徐倫という設定の藍本松先生による6部スピンオフ読切。 藤山富士子という藤子不二雄オマージュな名前とか「スパイダーマンとデップーの仲良し」とか細かいネタも面白かった。 けど、何より良かったのが序盤で徐倫が「必要ないものを楽しめるってことは精神的余裕の表れ」と言ってフジコが描いた徐倫のスケッチを買うところ。 なんて出来た子なんだ……!と感動してしまった。クソ男の言いなりになって轢き逃げと死体遺棄しようとした子とは思えない。やっぱ女で1人で育ててくれたママが本当に良い人なんだろうな。 フジコのスタンドのせいで徐倫よりもプッチ神父に精神的ダメージがいくオチが良かった。近未来月面を舞台にした萌えSFものつきロボ 中平正彦名無しかわいいキャラクターのコメディ調ですが、ちょっとしたシリアスやSFネタもあって、バランスがとれています。 近未来月面都市でほのぼの生活を送りながら、アニメロボット作りという目的があり、それが果たされ地球に行くクライマックスと後日談として語られるルナリアンの矜持にはジーンとくるものがありました。 もう少し余談を読みたい気持ちもありましたが、全3巻で真に完結している点でも薦めやすい作品です。 ウルジャンで読みましたー酸性の斑体 下元朗なーさん※ネタバレを含むクチコミです。 生きた人形ローゼンメイデン0―ゼロ― PEACH-PITstarstarstarstarstar名無し時は大正、華やかりし頃。 大きな屋敷で働く少女菊は、ある日屋根裏部屋で人形を見つける。 それはそれは美しい少女人形だった。 面白がってゼンマイを回すと…その人形はまるで生きているかのように動き喋るのだった。 しかしその人形には記憶がない様子で、菊と人形は自分の事を思い出す代わりに菊も言いたいことを大きな声で言えるようになること、と約束した。 少女人形とは何なのか。東京十二階には何が眠るのか?坊ちゃんが探し求めている薔薇乙女とはなんなのか? 私が大好きなローゼンメイデンシリーズの0です。 過去編ですね。大正浪漫いいですねえ。 詳しくはネタバレになるので言えないんですが、ぜひ過去作から読んでください!! YJ版のローゼンメイデンからぜひ!!! お願いします!!!!凸凹宇宙人ふたりが未踏の惑星を探究!しらずの遭難星 瀬野反人名無し世界のみならず宇宙のすべてもデータ化されている未来で、未知を求めて宇宙を探索する宇宙人・ジアと、それを追っていた警察官の宇宙人・ラミュのふたりがデータのない惑星に不時着します。 知らないことだらけに自由を感じるジアに対し不自由を感じるラミュ、ふたりはこの星でどうやって生きていくのか…? 宇宙人としての特性も全く違うふたりの凸凹感が読んでいて楽しい。ジュブナイル人魚物語WATER PUNK 齋藤茂美名無し第1回荒木飛呂彦漫画賞、大賞なしの準大賞のうちの1つ。サイバーパンク、スチームパンクならぬ「WATER PUNK」というタイトルがピッタリな作品だった。 安田剛士っぽいジュブナイルにピッタリな細い線で描かれる繊細でさっぱりした絵が印象的だった。 ・人魚が凶暴 ・男の子の方が人魚 というギャップのある設定に「キス」という御伽噺のお約束がうまーくスマートにまとまっててよかった。 最後の水中から2人を見上げるショットがなんか好き。 【追記】 結果発表ページだと「準大賞」なのに本編の扉絵は「準入選」。おもくそ間違ってますね。 最高禍つ罠師の勇者狩り わだぺん。おひさま今回読んだUJの作品では一番面白いと思った。 今後期待します。人間とは、喜怒哀楽を考えさせられる天使の研修期間 にことがめ名無しいい読切だった。 天使が堕天すると、新たな天使が神によって補充される。 補充された天使は、人を知るために人間界で修行することになる。 人間の脆さ、喜怒哀楽という感情がどう発生するのかなどを主人公である天使が現代の飲食店でのアルバイトで学んでいく様子がこそばゆくも微笑ましいし、バイトのおばちゃんとの絡みや、待ち受ける事態など、たまらないシーンがあってすごくよかった。 この作者さんの感覚が好きだったので描いた漫画をまた読みたい。 追記 となりのヤングジャンプで読めるようになってました。 https://tonarinoyj.jp/episode/3269754496427567251伝説の"紙"アニメR.O.D 倉田英之 山田秋太郎mampuku2001年にOVAとして、2003年にTVアニメとしてリリースされたメディアミックス作品。深夜アニメ黎明期、今と比べるとクオリティの高いTVアニメは稀でしたが、その代わりOVAが凄かった時代ですね。「逮捕しちゃうぞ」や「マクロスプラス」、そしてこの「R.O.D」など、今日日映画でもなかなかお目にかかれないような超絶作画の宝庫でした。 ストーリーもまぁ面白かったといえば面白かったのですが、何より「紙」を操って戦うアクションの視覚的な斬新さと、夥しい数の紙が縦横無尽に舞い踊るのをオール手描きでという職人芸が人気の理由ではないでしょうか。時代を感じさせるキャラデザですが(漫画版はさらに)、作画の出来が良いと気にならなくなるものですね。 中国で連載再開して続きが出てるみたい長歌行 夏達名無しウルトラジャンプで2011〜2016年まで連載してた「長歌行」、中国で連載再開して、単行本8巻以降の続き出てるんだね。 https://twitter.com/tohoshoten/status/786103425629097984?s=20 なかなか日本で人気が広がりきらなかったと思うけど、中国でドラマ化・アニメ化もされて大成功してるみたいで良かった…。 https://chanime.net/chang-ge-xing-donghua 連載当時はそれなりの…破壊魔定光 中平正彦なむる連載当時はそれなりの人気でしたが、やはり知る人ぞ知る作品という感じではないでしょうか。 今読み返しても素晴らしいSF考証、ストリートファイターシリーズコミカライズの中平先生による躍動感ある戦闘シーン、斬新な各種設定とかなりの名作です。 人気低迷により無理矢理たたんでしまったのが悔やまれる…。今こそ漫画準拠でアニメを作り直してほしいなあ。囲炉裏スローライフ#1巻応援アリスさんちの囲炉裏端 キナミブンタ六文銭祖母が亡くなったことで、10年ぶりに田舎に引っ越してきたアリスさん。 年の離れた幼馴染(高校生男子)が、ちょくちょく様子を見に来て、 アリスさんの住む古民家で、囲炉裏を囲ってほっこりする話。 純粋に、囲炉裏っていいなぁ~と思いました。 キャンプにおける焚き火のような、じんわりとあったまる感じが、伝わってきます。 また、囲炉裏を使ったグルメ漫画でもあり、毎度美味しそうな料理もでてきます。 個人的には、焼き芋がツボでした。焼き魚とか、囲炉裏っぽいですよね。 グルメ漫画といっても肩に力の入っていない料理がおおく、 全体的に漂う田舎のスローライフ感が、読んでいて心地良いです。 囲炉裏の火のように、徐々に二人の関係も進行していくのかな?と 今後も楽しみな作品です。 『朗読』がテーマの高校放送部物語花は咲く、修羅の如く むっしゅ 武田綾乃名無し※ネタバレを含むクチコミです。絶対読んだほうがいいよこれ私の黄金 中野ユウスケ名無し黄金の玉(※中には食べた物の価値に応じた品物が入っている)を生む女とそのヒモ彼氏の話。オチが完璧だった。 作者天才かよ・・・と思ったらヤンジャンでHANDSやってた人でビビる。振り幅やべえ飛込競技関係者から怒られそうなエロさDIVE TO THRILL 生瓶鵜義名無しタイトルを見て「おお〜! 飛込(スポーツ漫画)か!」と思ったらものすごい画力で描かれるゴリゴリにエッチなギャグ漫画だった。懐かしい感じのお下品さがある……なんだろう。飛込バージョンのぐらんぶるって考えたら面白いかも。 SF×ガールズバディ強盗宇宙の真ん中の隣 シマ・シンヤたかシマ・シンヤ先生の未来で宇宙な読切。安く使われてるバイト2人をド派手に退職させてやるとこが洋ドラっぽくてお洒落だった。 1話だけじゃ物足りないのでぜひ連載で読みたい!いちばん言いたい3文字が逃げた…!?○がやの夏 赤堀君名無し※ネタバレを含むクチコミです。こんなかわいい漫画があっていいのかたぬきときつねと里暮らし くみちょう名無し※ネタバレを含むクチコミです。 本格アホエロ異世界ファンタジーヴァルハラ・オティンティン館 夕仁 求嵐 萌木雄太名無しなんかすごかった。 エロ本で致してエロい世界に転生してエロい思いをしまくるという、出てくる情報のすべてが欲望に素直なおかげで勢いはあるし絵も上手くてギャグのテンポも鋭いのでかなり読みやすいです。吹奏楽部で鍛えた肺活量とタンギングが活かされるくだりはマジでやかましいわって感じでした。 ビックリして原作もちょっと読んだんだけどヴァ・チン館って略されるようになることを知ってひと笑いしてしまいました。悔しい。 https://novel18.syosetu.com/n6804dy/岩元先輩が帰ってきた!! 軍からの命で超常現象を調査セヨ岩元先輩ノ推薦 椎橋寛たかあの読切が連載化ということでメチャクチャ興奮してます…! 時は大正。超常現象の軍事利用を図る帝国陸軍の命を受け、主人公である陸軍栖鳳中学3年の岩元胡堂は黒い雪が降る村へと向かう。 「お前のような中学生がいるか!!」と思わず突っ込んでしまうほどの美貌と貫禄を備えた岩元先輩にまた会えて嬉しい…!! 相変わらずのカリスマぶりで読んでるこっちも「先輩…!!」と人望にメロメロになってしまいました。 大正時代とか、軍部の特殊な任務とか設定だけでたまらないですが、それに加えて絵がメチャクチャ耽美で演出が決まっててキャラが立っててストーリーの起伏が見事で、とにかく全部最高。 超常現象を起こす能力に苦しむ子供たちを、同じような経験を保つ先輩たちのいる中学へ推薦する岩元先輩。次回はどんな子が登場するのか楽しみです…! ▼読切版 https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331614853730<<12345>>
「ザーザードザーザードスクローノーローノスーク 漆黒の闇に燃える地獄の業火よ我が剣となりて敵を滅ぼせ 爆霊地獄(ベノン)」 ていうすごい長台詞なんですが、これは今作における有名な魔法詠唱のうちの1つとなります。 BASTARD!! しか萩原一至作品を知らないけど、それで十分。 前述のとおりアホ長ったらしい魔法詠唱が各シーンにおいて多数出てきては「今回はなんだろう」とドキドキさせてもらえるところはもちろんのこと、世の中学生がどれだけお世話になったか計り知れないギリギリアウトな描写、更にはヤケに魅力的なネーミングセンスの裏の意味など、ストーリー以外のところでも見どころが超絶満載な作品です。 ストーリーはものすごく俺ツエー主人公な大魔法使いであるダーク・シュナイダーが魔法ですべてを薙ぎ払っていい女をすべて自身のものとすべく頑張るお話です(間違ってない) ダークファンタジーとしてはベルセルクなどよりもはるか昔から連載されており、ふんだんにヘビーメタル要素と美女コマシシーンが散りばめられた世界観は小学生には刺激が強すぎ、色々とジャンプ編集部も怒られたと聞きます。 「週刊少年ジャンプ」のいわゆる黄金期が終わった後の時代を支える代表的な作品の一つでもあり、序盤は今読むとさすがに古いですが読んでいくと今でも絶対面白いので超おすすめできます。 あとはいつ次が出るのか問題。。。。 昔から(たぶん90年代後半から)2~3年空くのが当たり前になってしまっていたので1988年とかから始まったはずの連載作品が2020年(32年…!)時点で27冊しか出ておらん。。。 書いてる私も25巻までしか多分読んでないのですが、話が思い出せなくなってしまっているのでまた28巻が出た頃に振り返りたいと思います。