ニューヨークマンガの感想・レビュー23件遠藤達哉の原石時代 #推しを3行で推すTISTA 遠藤達哉名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ スタイリッシュなスリラー・アクションでした…主人公に幸あれ… ・特に好きなところは? ①スタイリッシュな構図 ②現実と共通する社会問題(主に児童虐待)や複雑な心理描写によるサスペンス要素 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 遠藤達哉先生の初期作にして最高傑作のマンガです!たった2巻で完結してしまったけど、その2巻の中に作者の全てが詰まっています。遠藤先生が「思い入れのある作品」だと自負するのも頷けます。普通TISTA 遠藤達哉名無し特に可もなく不可もなく。普通の印象。ここがいいとかもなかったです。少女漫画とは思えないハードな内容です。BANANA FISH 吉田秋生starstarstarstarstarママ子少女漫画とは思えないハードな内容です。 とにかく主人公のアッシュがいろんな意味でかっこいい。裏社会でもまれてここまで来たから、きれいなままではないはずなのに品があって情に厚い。そして英二にだけ見せる強がりと弱さ。 NYストリートギャングのボスと日本人青年の交流、そこに育まれる友情、何度読んでも泣けます。 作品内に出てくる図書館や博物館行ってみたくなります。主人公の家族構成がアニメや漫画の「サザエさん」というより漫画の「コボちゃん」ですが奥さまはニューヨーカー 島本真記子 岡田光世名無し※ネタバレを含むクチコミです。 「STUNTS 9番目のゴースト」感想STUNTS 9番目のゴースト 大智そらニーナ警察学校へ入学するためニューヨークへやって来たジェームズが、検事である兄との再会直後から謎の事件に巻き込まれていくサスペンス。なかなかエグいシーンはあるものの、絵柄が綺麗めなので読みやすい。まだわからないことだらけで先の展開が気になる。少女漫画っぽくないBANANA FISH 吉田秋生名無し友人に勧められて読んでみた作品です。 読んでびっくり、これ少女漫画なんですね。 もう少女とか少年とか青年なんてカテゴリーは不要ですね。 性で漫画を選びません。(違う意味での「性」が多い作品は大好きですが) まぁIQ200でイケメン設定のアッシュとかは少女漫画っぽいですかね。”幽霊事件”に挑む青年を描くクライムサスペンス #1巻応援STUNTS 9番目のゴースト 大智そらsogor25警察学校に入るためにニューヨークにやってきた青年ジェームズ・マーティンは8年前に家を出て今は検事として働く兄のジャックと再会します。 しかし、その直後、ジェームズは”幽霊(ゴースト)事件”と呼ばれる未解決事件に巻き込まれることとなります。 殺人事件の容疑者の失踪という共通点を持つ”幽霊事件”ですが、ある出来事により兄のジャックが事件に関与していることが判明し、 ジェームズは”幽霊事件”の解決を目的とする特別捜査機関「STUNTS(スタンツ)」に入り、兄のために事件の真相を追うこととなります。 謎多き”幽霊事件”の真相やそれを探るため奮闘するジェームズたちSTUNTSの面々、そしてジェームズとジャックとの関係性など、様々な要素が複雑に絡み合って深まっていくクライムサスペンスです。 1巻まで読了 淡々と、永遠に読みたいニューヨークで考え中 近藤聡乃さいろくエッセイ漫画の良いところでもある。 近藤聡乃さんはイラストレーター・アーティストとしても有名である。 アニメーション作家もやってるというのを本作を読んでいて初めて知ったが、手描きで何千枚も描いているとサラッと言ってて「画家」の凄さを改めて知る。 と、書いてて気になったのでwikipediaを調べた。 世代近そうだなーと思っていたが同い年。 それで中学時代にガロを手に取っているということはちゃんとした漫画好きなんだなーと感心。 さらに恐らくストレートで多摩美に入っており、在学中に漫画家デビューしている。 才能と縁とに恵まれた人でもあるのだろうなーと、羨ましい気持ちにもなる。 我々の世代のキャラ番付、SSRとして今後も牽引していってほしい(ほんとに凄いなーと思っています) 脱線したけど、単行本は本作が一応最新で、本作連載中?にご結婚されてるようだ。 エッセイ、続けてほしいなぁ。「ニューヨーク・ニューヨーク」読んでみたニューヨーク・ニューヨーク 羅川真里茂名無しマンバのクチコミをきっかけに知った作品です。公式のあらすじで「ゲイをテーマに愛とヒューマニズムを描く野心作」と紹介されてますが、それが一番しっくりくる文句なような気がします。全4巻とは思えないくらい濃密な内容です。2巻の作者コメントには「単行本発売後に本屋を何軒か回ったら店ごとに置かれてるジャンルがバラバラだった(サイズの問題もあったらしいですが…)」と書いてありましたが、当時でも敏感な読者はしっかり理解してただろうけど、どういう漫画なのかチンプンカンプンだった人も多かったんだろうな。今だったらそんなことなさそう…かな?改めて少女漫画の懐の深さを感じた作品でした。表紙とあらすじで即買いジョーのグッドニュース 伊田チヨ子名無ししたけど思ってたのとちょっと違った。カイニスの金の鳥とかエマみたいな落ち着いたストーリーかと思ったら、田舎から出てきた元気な新米記者ジョーのドタバタ劇だった。 絵も、表紙は繊細な感じだけど中の絵は線が太めでハッキリくっきりデジタルで描いてますって感じ。 服装や建物、「フラッパー」という社会進出する女性たちなど、1920年代のニューヨークの雰囲気はバッチリ! (ただ自分は「頼み事をする西洋人が頭を下げる」とか「リンゴの皮を剥く」描写が気になってしまって話に集中出来なかった) 著者が暮らすNYの毎日を描くニューヨークで考え中 近藤聡乃名無し近藤聡乃先生の作品はすべてチェックしています。なかでも好きなのがこの本で、近藤先生の手書きの字のあたたかみを感じられます。 字だけを眺めていても飽きません。ニューヨークで輝く人達バックステージ・イン・ニューヨーク オーツカヒロキPom ニューヨークへ、ファッションを学びにきたサチと、ひょんなことから出会うドラァグクイーンのポール達との交流を描いた話。 ニューヨークで夢追いって、やぱかっこいい響きです。 裏で支えてくれる人たちあってこそ表舞台で輝ける人達がいる。 色んな世界を知れるって面白い。 1巻1巻も短いので、さらっと読めるしサチとケンの恋愛模様も気になるところです。犯罪者集団とダメ警官が組んで秩序を守る!?ジョーカーセブン まさゆみ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 安心と安定の「オノ・ナツメ」クオリティ!COPPERS[カッパーズ] オノ・ナツメTKD@マンガの虫ニューヨーク市警の警官たちの日常を描いた本作。 見所はなんと言ってもオノナツメ独特の すっきりした読後感と各キャラに注がれた 優しい目線! この目線でキャラを描かれたら好きに なるしかない!読み終わったあとの彼らを 想像せざる終えない… もちろん、「ネームの巧さ」は今作でも 健在で群像劇という描くのが難しい題材でも ラストにかけての収束感のあるストーリーと 語らずとも多くのことを伝える演出は 「お見事!」としか言いようがありません! 「こんなすごい漫画を描く人なら他の作品も面白いに決まってる!」と思わせてくれる 作品でした!! アニメで知りましたBANANA FISH 吉田秋生名無し2019年のアニメ作品がとても良くて、原作も読んでみました。古い作品だと知っていましたが、違和感なく読めたのは、キャラクターたちの魅力さと、しっかりしたストーリーがあるからでしょう。少女漫画とは思えぬ、裏社会の内容満載ですが、そんな中でのNYストリートギャングのボスと日本人青年の交流に、育まれる友情に、心が震える作品です。エッセイ漫画好きになった。ニューヨークで考え中 近藤聡乃名無しWebComicで単行本の続きが読めるのが嬉しい。続けてくれるまで続けて読もう。なんだか自分のことが好きになれそう。 アッシュリンクスがともかくかっこいいBANANA FISH 吉田秋生名無し※ネタバレを含むクチコミです。愛してるとその先ニューヨーク・ニューヨーク 羅川真里茂pennzou本作は1995年~1998年に花とゆめにて掲載された。話数単位とは別の章立てにより5つのエピソードに分かれている。それぞれのエピソードの概要は、Episode I:ケインとメルが出会い強固な絆で結ばれるまで、Episode II:ケインの両親へのカムアウト、Episode III:ケインとメルの結婚、Episode IV:メルをさらったシリアル・キラーをケインが捜すサスペンス、Episode V:養女を迎えた二人の生涯となっている。このように、物語は二人がまず結ばれるまで(Episode I)よりもそれ以降の長い時間(Episode II~V)を描いている。ここに絆がより強固になっていく様を描こうとする作者の意図が見えるし、それは成功していると考える。 ゲイであることとそれにより生じる苦難は本作の大きなテーマだが、異なる理由で生じる問題もある。例えばケインの言動が無遠慮で本当にひどい時がたまにあり、それゆえに起きる問題もある。このキャラクターの性格・行動にいいところもそれはどうかと思ってしまうようなところがあるのも本作の特徴だ。一人の人間が持つ複数の面が描かれている点は本作の射程の広さになっている。 射程の広さでいえば、ケイン・メルを取り巻く人物はそれぞれ異なる考え方を持っており、その人間模様や変化も魅力である。特にEpisode IIで描かれるケインの両親との物語は本作のハイライトだろう。大きくは扱われないが、Episode IIIで描かれるゴーシュの件も気を引き締められる。 Episode IVでメルがさらわれるのはメルがゲイであるから起きた問題ではない。さらに言えばシリアル・キラーを追う展開であり、この要素だけを見ると別の物語のようだが、犯人とメルとの相似やケインとメルが試練の中で互いを想うことは物語をより強いものにしている。また、スリリングな場面・描写もあり別の読み口が楽しめる点も良い。 先に述べた通り、本作は90年代中~後に描かれている。そのため、これは当たり前なことなので野暮を承知で書くが、当時は先鋭あるいは常識的なことだったのだろうが現在では古いように感じられる部分も散見される。古く感じられるのは昔より進んでいる証左であり、良いことだと思う。しかしながら、同時にそれは「自分はそういった思想・文化のアップデートをちゃんとキャッチアップして血肉にできているのか?今後もできるのか?」という自問を発生させるわけで……その、かっこよく生きたいものですねと思うばかりです。20年以上前の作品とは思えないニューヨーク・ニューヨーク 羅川真里茂名無しよくあるBLかな?と思って気軽に手に取ったのですが、ニューヨークを舞台にとあるゲイカップルの苦悩と幸せを描いたシリアスな良作でした。 セックスシーンはほぼなく、彼らの親や仕事との関係、トラウマなどにスポットを当てた作品です。 20年以上前のアメリカを描いているはずなのに、2018年の日本よりセクシャルマイノリティーへのまともな理解があって、やっぱり日本はやばいな・・・と思いました。 祝アニメ化!BANANA FISH 吉田秋生はらだ言わずと知れた名作ですが、アニメで知った方にはぜひ漫画でも読んでほしい。 ラジオドラマもオススメです。 NYに行きたい!!2巻刊行記念の自選原画展が渋谷で開催!ニューヨークで考え中 近藤聡乃マンバ運営2巻の刊行を記念して、渋谷で原画展が開催されています! 展示の様子をマンバ通信でお伝えしています。 https://magazine.manba.co.jp/2018/01/13/kondouakino_genga/ 近藤聡乃『ニューヨークで考え中』②刊行記念 自選原画展 2018年1月12日(金)〜2018年2月28日(水) 会場 NADiff modern 〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F TEL 03-3477-9134 開場時間 10:00〜20:00(金・土は21:00まで)※定休日ナシ廃れない名作BANANA FISH 吉田秋生やむちゃ名作ですが、連載が少女漫画なので読んでいない男性も多いのでは?と思いオススメします。 アメリカのストリートで生活する少年達とそれを仕切るマフィア、少年に取材をしに来た日本人のライターと弟子。もうこの時点で期待できると思いませんか。ここにBANANA FISHの謎が絡んで、問題は複雑に…。 まずストーリー云々より、主人公アッシュ(容姿端麗・頭脳明晰・銃の腕、身体能力最高・仲間想い)の魅力がとんでもないんです。可愛くもあり、かっこよくも、哀れでもある。こんな友達がほしいです。 大友克洋が好きな方にも是非読んでほしい。モロに影響を受けている1巻→最終巻までの絵の変化も楽しめます。 線がいいニューヨークで考え中 近藤聡乃まき現代美術家としても活動されてるだけあって、線の一本一本が読んでて気持ちいい。シンプルな絵なのに表情や雰囲気が伝わってきて、本当に上手だな〜と思う。http://www.akishobo.com/akichi/kondoh/
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ スタイリッシュなスリラー・アクションでした…主人公に幸あれ… ・特に好きなところは? ①スタイリッシュな構図 ②現実と共通する社会問題(主に児童虐待)や複雑な心理描写によるサスペンス要素 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 遠藤達哉先生の初期作にして最高傑作のマンガです!たった2巻で完結してしまったけど、その2巻の中に作者の全てが詰まっています。遠藤先生が「思い入れのある作品」だと自負するのも頷けます。