サタノファ女塾

『全国一千万読者』

少年ジャンプが 1970~90年代
最も勢いがあった時代に、
「全国一千万読者の皆様へ」とか
「全国一千万読者が見ている」といった
派手なうたい文句があったものです。
(今でもあるのだろうか?)

私は今でも 好みのマンガや雑誌には、
敬意を表して「全国一千万読者」という
冠をつけてコメントする事があります。
例えば、「サタノファニの連載再開を、
全国一千万読者が待ち望んでいた!!」
と言う風に。

これってなんか理由あるんですか?単純に1000万部刷ってたから?

サタノファ女塾

少年ジャンプの発行部数は 1995年の635万部
をピークに、一千万部には届いていません。
ですが、一冊を友人や家族など2~3人で回し読み
すれば、読者数は軽く一千万人を越えるのです。
それに 飲食店や理髪店などで見ている人を含めたら、
膨大な読者数になるという事です。

日本の人口1億2千万人の内、一千万人以上の読者数。
これは「日本人の十人に一人は ジャンプを読んでいる」
という凄い事なのです。
なので「全国一千万読者」と言えば 物凄く威厳が上がる
という事だと思います。

ちなみに当時、ギャグマンガの作中で ギャグが滑った時
「全国一千万読者に恥ずかしいだろう!」というセリフが
ありました。
また、バトルマンガのクライマックスで、
「全国一千万読者注目の 勝負の行方はどっちだ!?」
という解説がよく入っていました。
このような「読者目線」を意識して使われた事もあって、
「全国一千万読者」という言葉に親近感を覚えたものです。

勉強になるな…

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サタノファニ

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