本書は、人気漫画コンビ「泉昌之」(註1)で活躍する和泉晴紀が、月刊「裏モノJAPAN」で
連載中の漫画を一冊にまとめたものです。
やたらと細かなことを気にする主人公「やくざの文さん(ぶんさん)」が、世の中の理不尽な事柄
42本を一話完結でブッタ切ります。
例えば、そのうちの一例は…。
先頃、音楽フェスにお客として遊びに行ってきたという、若い女の子がこう言います。
「あたしさぁ、先週、フェスに参加してきたの」
フェスに行ってきた、ではなく、参加。
微かな違和感を覚える表現ではありますが、決して間違っているわけではありません。
しかし、文さんは許しません。
この「参加」について、二度考えた後、大きく「ふ~」と煙草の煙を吐き出し、こう言うのです。
「自分もライブを形成した一員のつもりで “参加" と、のたまってるのかもしれんが、二回考え
てみても、やっぱ、ただの客だと思うわ」
色々と異論はあるかと思いますが、多くの方は腹を抱えて笑い転げるのではないでしょうか。
今日読んだマンガを書くだけのトピック
現実主義勇者の王国再建記1-7
インテリやくざ文さん 1-2
インテリやくざ文さん
本書は、人気漫画コンビ「泉昌之」(註1)で活躍する和泉晴紀が、月刊「裏モノJAPAN」で 連載中の漫画を一冊にまとめたものです。 やたらと細かなことを気にする主人公「やくざの文さん(ぶんさん)」が、世の中の理不尽な事柄 42本を一話完結でブッタ切ります。 例えば、そのうちの一例は…。 先頃、音楽フェスにお客として遊びに行ってきたという、若い女の子がこう言います。 「あたしさぁ、先週、フェスに参加してきたの」 フェスに行ってきた、ではなく、参加。 微かな違和感を覚える表現ではありますが、決して間違っているわけではありません。 しかし、文さんは許しません。 この「参加」について、二度考えた後、大きく「ふ~」と煙草の煙を吐き出し、こう言うのです。 「自分もライブを形成した一員のつもりで “参加" と、のたまってるのかもしれんが、二回考え てみても、やっぱ、ただの客だと思うわ」 色々と異論はあるかと思いますが、多くの方は腹を抱えて笑い転げるのではないでしょうか。
現実主義勇者の王国再建記
異世界に突如として勇者召喚された相馬一也。だが、彼の“勇者”としての冒険は―― 始まらなかった。国王から国家の抱える危機と課題を聞き出した彼は、持ち前の現代の知識を活かし富国強兵策を提案。すると…… 「召喚されし勇者ソーマ・カズヤに王位を譲る!」なんと、あろうことか国王より譲位されてしまう。さらに王女をソーマの婚約者にすると発表され――!? 若き国王ソーマと腹心の仲間とが共に国家の再興を目指す異世界本格内政ファンタジー開幕! 巻末にソーマとリーシアの前日譚を書き下ろし収録!!