独り言広場
痩我慢の説」を読んでトーチ系の漫画もそろそろ一つの曲がり角に来てるなと思った。
作品のマニアックさが傾向と対策に沿ったものになってきてる感じ。
いや、つまらないってわけじゃないんだ。ただ、洗練されきったその巧さは長じるにつれ、きっと弱さになる
11年前、板垣恵介がバガボンドの井上雄彦を評して「彼の扱いがどうもアカデミックになってきてるんだよな」と言ってたが、それから少しして休載に入ったのに似た、袋小路の気配。
でも青騎士やハルタのキンキラキランとした眩しさや、アックスの古色蒼然としたファサードも違うしなあ.....