完結したマンガの感想・レビュー16130件<<9293949596>>下ネタ以外もちゃんと面白いニニンがシノブ伝 古賀亮一野愛なつかしい!と言ってもリアルタイムで知っていたわけではないのですが、90年代後半〜00年代初頭のノリがたまらないです。あの時代を生きたひとなら間違いなくなつかしい!と思うはずです。 見習い忍者の忍が修行に励むドタバタコメディーですが、ストーリー以上にギャグの詰め込み方が濃密です。 下ネタばっかりと見せかけて小ボケ小ネタが満載で、一話読むだけで結構お腹いっぱいになります。 女子高生の下着をもってこい!とかに目が行くけど、腕だけ分身してたり下ネタ以外もちゃんと面白いです。 こういう情報量多くて脳味噌沸いちゃうようなギャグ漫画もいいですね。とにかく楽しい。牛丼、しかも吉野家のが食べたくなる吉野家兄弟 ヨコオタロウ 秋鹿ユギリ六文銭松屋、すき家、吉野家が並んでたら迷わず吉野家を選ぶくらい、吉野家の牛丼が好きです。 他のはあまりそうならないのですが、吉野家だけは、なぜか無性に食べたくなるときがあるんですよね。 麻薬でも入っているんでしょうか?(入ってません。) 少し前に吉野家のマーケティングのエライ人が 「生娘シャブ漬け戦略」 とか称して炎上してましたが、このネーミングがアレであったとしても、中毒性という点においては納得してしまいます。 本作も、そんな吉野家に取り憑かれたサラリーマンが主人公で、絵もそうなのですが、吉野家の牛丼の素晴らしさについて語る部分が共感しかなくて、読んでて無性に食べたくなります。 そして、原作者がゲームの『ドラッグオンドラグーン』『NieR:Automata』で一躍有名になったゲームクリエイターの「ヨコオタロウ」氏というからびっくりしました。 『君死ニタマフ事ナカレ』の漫画原作もされてましたが、こちらは、まだつくっているゲームの世界観と近しいので理解できましたが、こういうアットホームなグルメものも描けるのかと驚きました。 御本人のnoteにも、その経緯が書いてありましたが、宣伝でも何でもなく好きだから描けるものは、打算がないぶん純粋ですね。 その点でも興味深い作品でした。彼女は、なぜ親友を殺してしまったのかadabana 徒花 NON名無し※ネタバレを含むクチコミです。素っ裸せいかつwラララ 金田一蓮十郎starstarstarstar_borderstar_bordermotomiリストラされて、彼女に振られてお先真っ暗だった霧島君。再就職は自宅では素っ裸がデフォの石村さんの旦那様!酔った勢いで書類にサインをしていたけど、実は婚姻届だったというハチャメチャラブコメディー。石村さんの謎めいた部分は何なのか、二人の関係も気になります。 胸キュンしたい人は必見かわいいひと 斎藤けんmotomi※ネタバレを含むクチコミです。恐るべしAIiメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴starstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。時代にあった作品だと思うプロチチ PROFESSIONAL FATHER 逢坂みえこstarstarstarstarstar_bordermotomi夫が実は発達障害だったとわかっても、なるほどねと理解をしてそういうあなただから、好きになったと言ってくれる奥さんと結婚できて直はとても幸せだと思う。子育てに奮闘する姿見て、あるある!わかるー!と共感する場面もたくさん。重すぎずに、だけどしっかり発達障害についてがわかる作品。 謎令和陰陽師 吉田博嗣名無しなんかわからんけどすげえ好き 好き芸術とは現代アートとはミモザイズム 松尾あきゆゆゆただの床に置かれたメガネを落とし物と思わず、作品と勘違いさせてしまう空間。 それが美術館と第一話冒頭では描かれている。 だから、落書きのような絵も、もっともらしい説明と親の七光り、本人の自信満々な態度があれば、すばらしい作品に見えるのかもしれない。 最初に登場した「福沢」がお金を第一にする人として描かれていたので、次に登場した「みもざ」は「わざと天才と自称し恐ろしく下手な絵を高説と共に描き出す」態度を取っているのかと思ったら――そうなのか、どうなのかもわからなかった。 読めば読むほど煙に巻かれに巻かれ、何が本当で何が嘘なのか、わからなくなってくる。 いやそれだけではなく、あまりにも考えを変えて魅了される人が多いので、あの絵はみもざが言うとおり、様々な意図をはらんだ、おそろしく上手な絵なのかもしれないと思い始める。 作中の大衆に飲み込まれ始める。 だって、福沢が「下手な絵」云々と評しているから、その流れに飲まれて、「下手な絵」と思い込んでしまっただけかもしれない。 どうみても子どもが描くような絵だけど、芸術ってそういう理解できないところがあるもの。 みもざの画力以外にもおかしな点は描かれているのに、気にする余裕もなく、次の御高説が披露され、作中ではまた信者が増えていく。 芸術っていったいなんなんだろう。 現代アートキャンパスコメディとあらすじにあるのに、大真面目に考えてしまう。 お金第一がこんなに理解しやすいシンプルな考え方とは思わなかった。 そして、儲かる個展は開けるのか。 信じる者と書いて「儲」だから、このコンビならいけそうな気もする。 あなたも本作を読んで、この不可思議な世界に足を踏み入れましょう。フレーズが好きピンクハートジャム しっけstarstarstarstarstarNanoキャッチフレーズっていうのかな、裏表紙にある「ゆっくり丁寧に時間を重ねていくハートフルラブストーリー」っていうフレーズがすごく素敵で好きです。 かっこよくて憧れの先輩金江とひょんなことから距離が縮まって、次第に惹かれていく灰賀。少しずつお互いに恋する表情になっていくのがたまらなく愛おしい。というか酔った金江さんがあかんすぎる…!!「家…行っていいんですか?」「来て」の破壊力やばいて…色気が半端ないです。想いが通じ合ったときなんてもう泣きそうでした…こういう恋愛漫画すんごく好きなんだ…。 続編も決まってるみたいなのですごく楽しみです!! 小山田いくの最高傑作マリオネット師 小山田いく名無し「こんなこと」を考えているのは、私ぐらいのものではないか?だが「『密度』の点では、他の作品を寄付けない」としかいえないのも事実。私としては、「よくぞここまで…」とまで言いたい。 『ぶるう』と『ウッド・ノート』ぶるうピーター 小山田いく森川 大資 はっきり言って『すくらっぷ』を小山田の最高傑作にし辛いのは、私一人じゃなかろう。となるとかの二者だ。奥深さはこちらだが、『ウッド』にはヒーローグループが少数ゆえの明快さがある。すると〈兄たり難く弟たり難し〉としかいえない。タイムトラベラー気分で読みたい女中小春の英断 しまだわかばstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ19世紀末の英国に渡った女中小春(18歳)の視点をとおして、当時の英国文化や日常を知ることができる四コマ漫画です。 まるで日記のようなほのぼのとした展開で、読んでいるとタイムトラベラーになった気分を味わえます。 ちなみに作品の時代を考えると、当時の日本は明治半ばあたりでしょうか。 小春ちゃんがどうして英国に行ったのか、何故英語ペラペラなのか、作中では明かされません。 そして、当時の留学生や旅行者が日記に記したような、水や料理が合わないとか、味噌や醤油が恋しいという描写もないので、おかっぱヘアの小春ちゃんは実はけっこうタフな娘なのかもしれません。 描かれていた豆知識話の中では、自転車の発展の話が興味深かったです。 タイヤにゴムチューブなしの自転車なんて考えられません! でも当時からしたら、日焼け止め対策をし、前後に子どもを乗せ、電動自転車をエンヤコラ乗り回す、現在の日本のマダムたちのほうが信じられない存在になるんでしょうね。 距離感が不思議な葬儀屋さん幽霊が視える葬儀屋さん 吉良いとstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ少年ジャンプ+に連載された『ようこそ亡霊葬儀屋さん』の読切版ストーリーの後日譚だそうです。 ???となったのですが、読切版のあとジャンプルーキー経由して商業連載を勝ち取ったのでしょうか? 連載作品が『ようこそ亡霊葬儀屋さん』。 連載前に公開されたストーリーについて、それぞれ後日譚を描いたのが、この『幽霊が視える葬儀屋さん』シリーズみたいです。 すごく読みやすくて、きれいな絵柄で、これで個人出版ってどういうこと?と思ったら、そういうことのようでした。 最近ジャンプ+を読み始めたので、まったく知らず、こんなおもしろい作品があったとはと思いました。 アプリや電子書籍が増えていろいろ読むのが容易になったものの、おもしろそうなものを掘り起こすすべが難しいんですよね。 さて、話がズレました。 個人出版の『幽霊が視える葬儀屋さん』シリーズは何作品か公開されているようですが、こちらの作品は 亡くなった姉の死化粧がしたいという妹。 彼女の願いは叶えられるのか。 というストーリーがベースになっています。 身内が亡くなって、一緒に悲しんでくれる人がいるかどうかで、気持ちの行方は変わると思うのですが、この読切シリーズの遺族はそういう方がいない設定が多いです。 そこで葬儀屋さんがグリーフケア兼亡くなった方と遺族をつなぐ役割を果たします。 簡潔に言うとそれを柱とした物語の数々なのですが、人生いろいろなのねとヒューマンドラマに心を動かされます。 葬儀屋さん、なにものなんでしょうね。 まだ、幽霊が視える葬儀屋の社長としかわかっていないのですが、連載版を読めば明らかになるんでしょうか。 楽しみです。 ジャンプルーキー https://rookie.shonenjump.com/series/FlR8CfEg3zk砂の薔薇の感想 #推しを3行で推す砂の薔薇 新谷かおるstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 20年ぶりにぐらいに読んだのでほとんど忘れていたが読み進めていくうちに思い出した。やはり女傭兵ジャンルのマンガが好きだな。小池一夫/平野仁の「サハラ」ほどはおかしくないので読みやすいし色々話が絡み合って面白い。あと中盤から後半のモブキャラが独特で田口雅之っぽいなと思ってた。調べたところ新谷かおるのアシスタントをやってたので多分そうだとあってそう。アフタヌーンに掲載された知的ボクサー時代の絵ではなくバロン・ゴング・バトルの少し前くらいかな ・特に好きなところは? ディビジョンMの活躍と言いたいところだが、「アリス12」が好きな俺はディビジョンAを推すかな。ただ令和の基準では確実にアウトだな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 新谷かおるのマンガが好きならおすすめ φろこモーション 小山田いく名無し 私は今小山田論をツイートする際、一般党員が九割方首を捻る事請合のタグを必ず付ける。〈#幸福の科学〉これだ。理由は「小山田を後者が見たら」という自問自答だ。その結論は、〈小山田の過去生は、欧州美術史の一等星の一・ラファエロ〉という物だった。その香を私に最も深く味わわせてくれるのが、そう、これ! 『すくらっぷ・ブック』の不遇を嘆いてすくらっぷ・ブック 小山田いく名無し「天才の若書き」なる辞があるが、本書を手に取ってみると『巨人』(マーラーの第一交響曲)位しかその右に出られるモノはない気がしてやまない。後作『ぶるうピーター』と違って、それこそ生一本で一貫しているのが、こちらの強味なのだ。しかも全体の味は童話風とは!日本文学史の一等星扱いを受けてもおかしくないと思えてならない人間は、私一人なのか!?『すくらっぷ・ブック』の不遇を嘆いてすくらっぷ・ブック 小山田いく名無し「天才の若書き」なる辞があるが、本書を手に取ってみると『巨人』(マーラーの第一交響曲)位しかその右に出られるモノはない気がしてやまない。後作『ぶるうピーター』と違って、それこそ生一本で一貫しているのが、こちらの強味なのだ。しかも全体の味は童話風とは!日本文学史の一等星扱いを受けてもおかしくないと思えてならない人間は、私一人なのか!?https://manba.co.jp/topics/morikawaウッド・ノート 小山田いく名無し なぜか後の「フォーナ」や「風の宿」とかに通じるシリアスさが、ほとんど感じられない。そのため、人は、構えずにその世界に入っていける。勿論小山田いくのベストを争う逸品!現存モノで肩を並べ得る作品は、私のカンでも「十二国記」及び「ログ・ホライズン」位ではあるまいか。 https://manba.co.jp/topics/morikawaウッド・ノート 小山田いく名無し なぜか後の「フォーナ」や「風の宿」とかに通じるシリアスさが、ほとんど感じられない。そのため、人は、構えずにその世界に入っていける。勿論小山田いくのベストを争う逸品!現存モノで肩を並べ得る作品は、私のカンでも「十二国記」及び「ログ・ホライズン」位ではあるまいか。ミステリーかと思ったら・・御鏡占い鑑定録 瑞絵starstarstar_borderstar_borderstar_bordermotomiミステリーかと思ったら、コメディ要素が高い作品でした。表紙の絵がキレだなと思っていたのですが、これまた中身は思った感じとはちがいました。コメディだと思って読み進めれば面白いのかな?読み続けるかは悩み中。塩対応がまさかの…笑塩パパ! ダムダムstarstarstarstarstar_bordermotomi何を言っても何を聞いても「ん」しか言わない。子供が産まれた事がきっかけで、旦那がどんどん変わっていくって展開も結構あるけど、これはある意味期待ハズレでした。笑 不器用ながらも一生懸命に子育てする姿に、何故か笑いが止まらない。直くんも良いキャラで成長が楽しみ。 にゃーむじな注意報 ! 小山田いく名無し これも学園モノだが、どこかから『陳腐性』が匂いやかなところがあって、ノリの点で食い足りなさが感じられたものだ。だが、今となっては、これとていとしい。ぐだぐだ言うな!!どん亀サブマリン 小山田いく名無しこんな代物の設定が空振りだったところで、どうだというのだ。誰の識った事かというわけだ。もとより、おりゃ知らんわそんなもん。<<9293949596>>
なつかしい!と言ってもリアルタイムで知っていたわけではないのですが、90年代後半〜00年代初頭のノリがたまらないです。あの時代を生きたひとなら間違いなくなつかしい!と思うはずです。 見習い忍者の忍が修行に励むドタバタコメディーですが、ストーリー以上にギャグの詰め込み方が濃密です。 下ネタばっかりと見せかけて小ボケ小ネタが満載で、一話読むだけで結構お腹いっぱいになります。 女子高生の下着をもってこい!とかに目が行くけど、腕だけ分身してたり下ネタ以外もちゃんと面白いです。 こういう情報量多くて脳味噌沸いちゃうようなギャグ漫画もいいですね。とにかく楽しい。