完結したマンガの感想・レビュー16031件<<654655656657658>>林檎の木の下でとのコラボ!スティーブズ うめ 松永肇一マンガが主食ウメさんが、ジョブズ関連で、もう一つ新しい連載を始めてる! https://cakes.mu/posts/12225皆に隠してることありますか?ヒメゴト~十九歳の制服~ 峰浪りょうニコ実は誰にも言えてないことってありますか? 私は、今日弟のクロワッサンを食べてしまって、 それをまだ誰にも言えてません。 ごめん、弟よ・・・・。好きなキャラナポレオン ―獅子の時代― 長谷川哲也諸君の愛した豚色々迷うけどロベスピエールの死刑はマンガ二大死刑の一つひみつのアッコちゃんひみつのアッコちゃん 赤塚不二夫るろおそ松さんの影響で読んでみたら予想以上に面白くてびっくり。 アッコちゃんが人間味のあるゲスさを見せてくれて魅力的です。 散歩最高!散歩もの 谷口ジロー 久住昌之まるまり最近散歩にはまってて、仕事の帰りとか移動を歩くようにしてる。東京だとGoogleマップで調べたら電車と徒歩で意外と時間変わらなかったりするし。自分のなかのいらない感情ありますか?脳内ポイズンベリー 水城せとなすず嫉妬、ねたみ、ネガティブは無くなって欲しいなぁ…ギャグ線がかなり高いライアー×ライアー 金田一蓮十郎猫ぶっ!って吹き出すことろがいくつもあるんだよね、この漫画! しかし、嘘も積み重なると、嘘を信じるしかなくなるというジレンマもある漫画です。 手に入れたい!シュガルングッズ♡シュガシュガルーン 安野モヨコマリシュガシュガルーンの世界ってすっごくキュートなのにアンティークな雰囲気もあって本当に最高ですよね...♡ 欲しいのいっぱいあるけど(いつもお菓子が置いてあるミニテーブルとか、すみれのケーキとか、、) 私はハートのヘアピンを一番手に入れた〜い!!♡ 会議しながら漫画を描く!外道戦記-不毛との戦い- ぽんじろう斎藤音声と漫画が一覧で見れるのはここ( http://pomziro.web.fc2.com/fwb/index.html )だけど、やたら広告がでまくるので、それぞれから辿った方がいいかも。めちゃくちゃ面白い。 Podcast http://www.voiceblog.jp/takapom/46650.html 漫画 http://d.hatena.ne.jp/pomziro/20051119ブルージャイアント 公式サイトBLUE GIANT 石塚真一starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男 http://bluegiant.jp/ こんなのあるんだ。初めて知った 皇帝ペンギンコメディなウェブ漫画エンペラーといっしょ matoxiaomeTwitter発で最近ジャンプ+で始まって更新が楽しみなウェブ漫画。 第一話がTwitterで流れてきたとき、これは流行る!と思ったんだよね。 http://plus.shonenjump.com/rensai_detail.html?item_cd=SHSA_JP01PLUS00002796_57 ゆるふわ弁護士マンガ『そこをなんとか』について雑談しようそこをなんとか 麻生みことxiaomeわりと面白くておすすめ。ボルボと左近寺の違いについてこちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治アルマジロ今週号、秋本先生が大胆なボケをかましてきましたね(笑) http://alfalfalfa.com/articles/143712.html?utm_source=alfalfa&utm_medium=osusume1 女の友情と筋肉、略しておなきん!女の友情と筋肉 KANAhirohttp://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/onakin/ 公式のURLみて吹いた このマンガがすごい2016第8位に輝いた作品です!花みつで学んだこと。花とみつばち 安野モヨコミツバチマン花みつを読んで学んだことはなんですか?僕は女の人の話はしっかり聞くことが大切ということを学びました!笑スープがどれも美味そうオリオリスープ 綿貫芳子マンガトリツカレ男勧められて読んでみたけど、面白い。 簡単に作れそうなのから、難しいそうなのと色々あってよかった 特に春キャベツと豚肉のミルフィーユが美味そう おそ松アニメに引き続き、バカボンがドラマ化らしい電子版 天才バカボン 赤塚不二夫hiro今年は赤塚不二夫の年だな http://natalie.mu/comic/news/174713人を食べるグロテスクさ進撃の巨人 attack on titan 諫山創名無し巨人との戦いを描いた物語。人を食べる巨人から身を守るため、人々は大きな壁を作りその中で生活を送っている。しかし巨人が突然街を襲ってきた。その中に主人公のエレンがいるわけだが、母親が食べられてしまう。人間が食べられる描写はグロテスクなもので恐ろしい。当然エレンは怒り狂うわけだが、巨人の前になすすべがない。そこから思い焦がれていた調査兵団に入って巨人と戦うことになっていく。巨人との戦いで多くの人間が死んでいくわけだが、人間を食べる巨人を駆逐せねば人間は安心して暮らせない。巨人を駆逐していく過程で、実はエレンも巨人化したりする。そして対巨人用の武器として期待されるようになっていく。巨人を駆逐して壁のない生活が送れるのかどうか、楽しみながら読んでいる。第60回ちばてつや賞大賞作品!R-中学生 ゴトウユキコ西野何気なく読み始めたんだけど、これってちばてつや賞の大賞獲ってたんだ。 他の話も中学生らしい狂った感じがいい。たまにシリアスないい話があったり。 http://yanmaga.jp/awards/chiba/archive/60.html 町田くんは人が好き町田くんの世界 安藤ゆき私は具になりたいほんといやみなところがまったくなくて、すごいなと思う。 町田くんみたいな考え方ができたら、平和でいいなって思うけど私には無理だ……ちょうどいい。ポテン生活 木下晋也シリカポテン生活いいよね!って大声で言わないけど、すごーーく好きな人が絶対多いはずな作品。 さっきtwitterで検索してたら、好きな人が沢山いて、わかるーーー!ってなった。黄金のラフの可愛いシーンをひたすら上げる黄金のラフ ~草太のスタンス~ なかいま強キンタマーニなんかキュンとくるんだよね 世界は終わる。未来はない。そこで人が持ちうる希望とは?『なぎさにて』なぎさにて 新井英樹兎来栄寿 **新井英樹作品の文脈** 『なぎさにて』を語る前にまずはこれまでの新井英樹作品を振り返らねばなりません。 最初期の作品を別にすると、『愛しのアイリーン』、『宮本から君へ』、『ザ・ワールド・イズ・マイン』、『キーチ!!』、『SCATTER』などには共通した感情が見て取れます。長きにわたって現代社会の歪みに徹底抗戦し、鉄槌を下し続けて来た新井英樹先生。その筆致たるや、血も汗も涙も涎も精液も身体中のありとあらゆる体液を迸らせながら、言語にならない魂の咆哮と共に殴りつけて来るような凄まじさでした。近年までの新井英樹作品の基底は人間や社会への悲哀と憤怒と、絶望でした。 しかし、『空也上人がいた』でふっと次元が変わった感がありました。そのことは、『空也上人がいた』の単行本冒頭にてご本人がマンガで綴っています。それが更に加速したのは、「みらい!!-岡啓輔の200年-」でした。絵柄も刷新され、女の子が驚くほど可愛くなりました(それが新井英樹先生ご自身として描かれるのも最高)。『空也上人がいた』以降では、これまでと変わって人間への慈愛が満ちているかのように感じられます。未来への希望に溢れた、明るく暖かい人間賛歌となっていました。 『空也上人がいた』マンガHONZ超新作大賞2014 受賞記念対談 http://honz.jp/articles/-/41243 こちらの記事でも、「みらい!!」や『なぎさにて』を描くに至る心境の変化が克明に綴られています。この記事があったからこそ、新生・新井英樹先生の新作がより一層楽しみだったというのもあります。 これは、ただ単純に希望を語るだけとは訳が違います。『アイリーン』を、『TWIM』を、『キーチ』を描いてきた新井英樹先生が描くからこその、とてつもなく眩い光。とうとうこんな境地にまで達してしまったのか、と思わずにはいられませんでした。 悪いことは言わないので、スペリオール2015年2月13日号はどこかで見掛けたら手元に置いておくべきです。『なぎさにて』にも収録されなかった以上、「みらい」はいつ単行本化されるか分かりませんから。 その「みらい」を経ての、『なぎさにて』。これは、言うなれば『アイリーン』から『SCATTER』までの深淵の暗黒と、『空也上人がいた』や「みらい」の極限の光が同居した、まごうことなき最新最高の新井英樹作品です。風が語りかける……すごい、すごすぎる! **『渚にて』と『なぎさにて』** > 「世界の終わりというわけじゃありません。ただ<人類の終わり>というだけで。世界はこのまま残っていくでしょう、そこにわれわれがいなくなってもね。人間など抜きにして、この世界は永久につづいていくんです」 これは、ネビル・シュート著『渚にて』の一節です。 半世紀以上前に書かれた、終末の世界で日常を生きる人々を描く小説。2000年には舞台となったオーストラリアでドラマ化され、2009年には日本でも新訳版が出るなど、不朽の名作として世に残り受け入れられ続けている作品です。その新訳版の後書きでは、こんなことが書かれています。「この物語のテーマは破滅以外の側面。破滅に直面したとき我々はどうするか。乱暴狼藉、無秩序状態を描くことになるだろう。が、『渚にて』ではそのような光景はほぼ描かれない。人はいかに死を迎えるか、いかに生きるか。ネビル・シュートが語りたかったのは、破滅に直面してなお人には守るべきものがあるということ。人は気高い存在であるべきなのだ」と。 『なぎさにて』は、明らかに『渚にて』を意識して、オマージュとして描かれている部分があります。それはタイトルだけでなく、映画版の主題歌である「THE END OF THE WORLD」が第一話で歌われていることからも解ります(ちなみに、村上春樹著『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』にもこの歌詞は引用されています)。何よりも、人類が緩やかな終末に瀕していながらも、それぞれの想いの下でこれまでと同じ日常を送ろうとするその人間としての在り方を問う姿が、正にそのものであると言えます。 余談ですが、個人的に渚という名前はどうしても「渚カヲル」を思い出させます。渚はシ者であり、「カヲル」という名は「オワリ」の一文字ずつ先にある文字。それを含めて、渚という言葉は強く終わりを連想させます。 **終わり行く世界での人間の在り方を描いた物語** 2011年の6月にケープタウンに生えた「ニョロニョロ」。日本では「豆の木」とも通称されるそれは、世界に災厄を齎すものでした。アフリカで発祥したホモ・サピエンスと同じように、ユーラシア大陸、日本、アメリカ大陸、北極、南極と世界中に次々と生えていった豆の木。 ケープタウンに生えた豆の木は、ある時膨らみ破裂して、甚大な被害をもたらしました。半径二十kmで樹液を浴びた者は即死。即死を免れた者も、その撒き散らされた毒による影響で病死。累計五十万人が死亡。そんな、いつ破裂するとも判らない死の豆の木が、日本だけでも千本以上生えてしまった世界。しかし、最初のケープタウンが破裂して以降、世界中で破裂した豆の木はなく、四年が経過。「世界は終わるんだから」と今までとは違った生き方を選ぶ人々もいる一方、辛うじて秩序が保たれている社会。 その中で、日本で初めての豆の木が生える瞬間を目撃してしまった杉浦一家を中心に、『なぎさにて』の物語は綴られていきます。 ヒロインの女子高校生・杉浦渚は、四年前に突然閉ざされてしまった未来を前に自分がしたいことを探し求めて生きる少女。多くの人々と同じように、世界の終わりに直面したことでこれまでの自分とは違う自分として生きようとし、毎日を悔いなく過ごそうと渚は試みます(それにしても、新井英樹作品とは思えないほどかわいい)。こんなに動くヒロインはなかなかいない、と思わせられる、動的さが印象的です。 一方で、キーパーソンとなっているのが渚の父親・宙哉。彼は、ギリギリの所で世界が終わるということを受け入れず、その絶望に抗おうとします。改めて、毎朝7時に家族全員で朝食を取ることを決まりとしたり、子供たちとジョギングをしたり、これまで通りの日常をより大切にしようとします。「日常から未来と希望が見えなくなったのなら日常で絶望を消すこともできるはずだ」と。それも、確固たる意思ではなく、世界や家族の状況を見て惑いつつ、娘に訝しげに思われつつも、人間らしく悩みながら希望に向かおうとする姿に、好感と共感を覚えます。 度々電波障害(パショー)が起こるようになった世界でも、インターネット上で「滅坊」「終息厨」といったカテゴライズをして煽り合いを続ける、どうしようもなく愚かしい人間の描写を欠かさないのも、新井英樹先生らしい所です。 **全てが無に帰す世界の果てで** 私たちも現実に四年前、3.11と原発事故を経験をしています。今まで築き上げてきた常識が覆され、理が一瞬にして全て粉々にされてしまったような、世界の関節が外れたようなあの感覚。それが、この『なぎさにて』では豆の木という形でありありと再現されています。恐ろしいのは、作中では豆の木の惨劇によって3.11が些事として描かれていること。あれほどの事件であっても、時の経過や他の事件の上書きによって人々の中からは驚く程に影が薄くなってしまうというリアリティ。背筋が震えました。 我が子に「他人も自分も思いやれる子になって欲しい」と願い、一所懸命に働いてきた宙哉。そもそも、人の歴史、現在の社会で幸福に暮らせるありとあらゆるシステムは、次代に何かを残そうと粉骨砕身してきた人々の功績。両親や祖先が受け継いで来た賜物。しかし、そんな想いや未来が一瞬で無に帰されてしまう瞬間。圧倒的な虚無と絶望が襲い掛かります。それは、SFでもファンタジーでもなく、現実に真っ当に起こりうる、あるいは違う形で現に起きていることです。 私たちが生きるために教えられてきたことのほとんどは、この人類社会の末永い繁栄のため、人類社会に与するために必要なことです。その未来が全否定された時、社会の機構の一部ではなく完全なる一個人に回帰せざるを得なくなった時、私たちは何をするべきでしょうか。あるいは何をしたいと思うでしょうか。明日か数年後か解らないけれど、人間が絶滅する。そんな状況に置かれた時の自分の行動を想像せずにはいられません。圧倒的な問い掛けを突き付けてくる物語です。 豆の木や大災害などなくとも、今を生きる人々の多くは明るい未来が見出だせないで生きています。未曾有の少子高齢化社会で、衰退を免れないことは明白な日本。安い給料で、一生を添い遂げるパートナーもおらず、年金を貰える宛もなく、老後など想像もできず、その前に野垂れ死ぬか自殺している姿の方が余程リアルに思い描ける。いっそ世界なんて滅びてくれ……そんな風に考える人も決して少なくないであろう今の時代。そんな、世界に息衝く人間が必死に押し殺しながらも抑え切れない絶望感。閉塞感。そういった物を、『なぎさにて』の世界からは感じずにはいられません。終わる世界に生きるが如く未来を見据えて生きることができない人にとっては、全くもって、他人事ではない物語なのです。 しかし、この物語は、上述のインタビューでも描かれている通り、圧倒的な絶望を前にした人間の希望を描いた物語であるはずです。第一巻の最後では、正に圧倒的な絶望が人類に襲い掛かります。『火の鳥』未来編のあるシーンを髣髴とさせるようでした。それでも、驚くほどにビビッドな色使いで、あたかもまっすぐな青春物語であるかのように描かれた単行本の表紙に象徴されるように、渚たちはきっと絶望の中で希望を提示してくれるはずです。 倫理も、道徳も、規範も、あらゆるものが無価値になったとしても、それでも信じられる何かしらを『なぎさにて』は見せてくれる。そう確信しています。もしかしたら、それは愛と呼ばれるものかもしれません。『渚にて』では高潔な愛が一つ大きな希望でしたが、『なぎさにて』ではそうではないかもしれません。確かなことは、極限の世界で必死に生きる人々の姿は私たちに人間にとって本当に大切なことを切に伝えようとしている、ということです。 『なぎさにて』の、新井英樹先生の出す答を、襟を正して見守りましょう。「おんな」ってめんどくさいおんなのいえ 鳥飼茜sonokoでも自分もめんどくさい「おんな」なんだよな~ そんなめんどくさい「おんな」に対するセリフとか、結構胸に刺さるものがあって辛い……<<654655656657658>>
ウメさんが、ジョブズ関連で、もう一つ新しい連載を始めてる! https://cakes.mu/posts/12225