完結したマンガの感想・レビュー16034件<<573574575576577>>トーマの心臓のような安易なカタルシスはないけれど残酷な神が支配する 萩尾望都雪トーマの心臓、ポーの一族と傑作を輩出している萩尾望都先生。 この作品はトーマの心臓で取りあげたかったテーマ「暴力からの再生」「愛とは何か」を深く掘り下げたものではないかと思う。 が、萩尾望都さんも年齢を重ねるとともに、トーマのような(おそらくページ数も限られた条件の中での制作)カタルシスのあるメルヘンなエンディングにはおちつかなかったようだ。 私的にはラストはまだモヤモヤする。 続編が読みたいなあ。スネークバイトに憧れて握力を鍛えた思い出Get Backers 奪還屋 綾峰欄人 青樹佑夜mampuku「RAVE」「SAMURAI DEEPER KYO」と共に少年マガジン黄金期を支えた漫画です。当時わたし中学生だったので、一歩や金田一、サイコメトラーEIJI、GTOなどよりもドハマりしていた記憶があります。 「裏新宿・無限城」「邪眼」「雷帝」などのかっちょいいワードで我々いたいけな中学生のハートを弄んだ原作者・青樹佑夜はかの樹林伸の数あるペンネームの一つだとか。まさにリビングレジェンド…… 無限城は○○○○で作られた○○だった…!みたいなラストも衝撃的でした。どうなっちまうってんだ…!?GIGANT 奥浩哉名無しウワァ…って心に来ちゃう描写がいつ来るんだ…とハラハラしてしまう。 物語はどう動いて行くのか、二巻以降が楽しみ。俺の体の中なんじゃないか…?はたらく細胞BLACK 原田重光 清水茜 初嘉屋一生名無しはたらく細胞BLACK、読むと自分の体内でこれが起こってるんじゃ…と 心配になる 明日から早寝早起き運動だ… そんな気持ちにさせてくれる漫画 マジ細胞たちごめんな… 寝る前に見てもーた…ホームルーム 千代カカシ…た、単行本を…買います( ̄◇ ̄;)/確かにタイトルに間違いはないけれどもがっこうぐらし! 海法紀光(ニトロプラス) 千葉サドルmampuku 「けいおん!」あたりから流行りまくったひらがなタイトルで、女の子ばっかりのキャッキャウフフを描いた日常モノ……を装った、○○○゛&○○゛○○゛ル。「ニトロプラス」で気づくべきだった!それにある意味「学校」って○○○゛まんが的には定番っちゃ定番だよね…… これのアニメやってた頃書店でバイトしてたんですが、売れ方が半端無くて、キングダムとがっこうぐらし!は暫く品切れ重版待ちが続きました。なにしろ初回のインパクトが凄くて、あの衝撃は是非実際に読んで確かめてほしいです。最近読んだ飯マンガでは1番好き乱歩の美食 楠本哲霧兵衛良かった点 ・飯食った時のリアクションが普通 ・主人公の職業倫理観が好き 総評 最初は気づかなかったが実在の店をちょっと名前を変えて出しているんだな。何軒か見かけたことあるから近いうちに食いに行こうと思う 最強の野球漫画MAJOR 満田拓也djab主人公は最初から強いんだけど無双しまくるという感じではなく面白い そしてイナズマイレブン的な超次元的な感じよりもリアリティがある恋の亡霊がやばい悪い夢のそのさき… うぐいす祥子starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男表題の「悪い夢そのさき...」もいいが短編の「恋の亡霊」がすごいいい。物語が二転三転して最後のコマまでの流れすごすぎる。 うぐいす祥子短編は全部面白いなキャラクターの過去に共感できる大上さん、だだ漏れです。 吉田丸悠柴犬大上さんのコンプレックスをあえてネタにしてた過去の苦しみがすごいリアルで良かった! むちゃくちゃ面白いけどどう言ったらいいのかがわからない蟇の血 近藤ようこ 田中貢太郎マンガトリツカレ男自分が物語の内容に納得して理解できているとは到底思えないが、このタイプの漫画はなんか好き なんかあるたびに読み返してまた楽しみそうだ 前作のグレンデルが好きだったから読んでみた伊能栞の明治大正洋食記 オイカワマコマンガトリツカレ男連続テレビ小説「わろてんか」の登場人物 伊納栞を主人公にした作品だがもとの「わろてんか」は全くしらない状態で読んだ。 金持ちの若者が「洋食」を食べるだけの漫画だったが、一気に読めたので俺にとっては面白かったんだろうと思う。 替えのきかない漫画昴 曽田正人aaaとにかくすごい作品です。 エネルギーをじりじりと感じます。 モーニング新連載。新鋭が描く、異色の男性CAへの挑戦空男 糸川一成mampuku※ネタバレを含むクチコミです。京都の街に溢れるオニをクジョするオニクジョ阿部洋一短編集 オニクジョ 阿部洋一ハリネズミモモンガ主に、京都の街に溢れるオニをクジョするオニクジョの女の子と彼女に恋をしてしまった岩倉宗太の話。京都の町並みと可愛いオニ、ちょっと不思議な女の子のスプラッタな戦いが、可愛らしい恋愛模様とコミカルな描写で描かれていて面白い。ただ、オニクジョの吹く吹き矢を受けたオニは頭が破裂して絶命するちょっとスプラッタな死に方をするから苦手な人は注意。結構血が吹き出る。 オニクジョの女の子を好きになった男が、ある時を境に会えなくなってしまったオニクジョの女の子と出会うために画策をするんだけど、本編は悲しい恋の終わりという感じで幕を閉じて、エピローグでゾッとする。最後まで面白い漫画。古いが新しい闇のパープル・アイ 篠原千絵やむちゃ姉が懐かしがっていたマンガ。初めて読みました。 ジャンルはサスペンスで良いのかな?まぁあれです変身人間。ごく普通の生活をしていた女の子が自分の隠された能力、血に気付いてしまい、さらに裏で変身人間を研究していた科学教師にも気づかれてしまう。ここから事件に巻き込まれ逃亡の日々が始まります。 少女漫画だから絵が綺麗だし、戦闘シーンもすっきりしています。ストーリーも展開が早くて良いのですが、途中2部っぽいところから少しデジャヴが起きます。甘々な展開も少なく、男性も読みやすいかも。 サブタイトルがこんなに効果的に使われているマンガって他になくないですか? 萌え×日常4コマのグラウンド・ゼロあずまんが大王 あずまきよひこmampuku 00年代後半くらいから日常萌え4コマ漫画のアニメ化が流行りだしましたが、あずまんが大王はその圧倒的先駆けかつ金字塔となったレジェンド的作品です。シュールな演出や「空耳ケーキ」など耳に残る主題歌で支持を集めました。 2009年春、小学館のゲッサン創刊と同時にその目玉の一つとして「補修編」と題した書き下ろしが掲載され、同年夏に発売されたコミックス新装版に加筆・修正された本編と書き下ろしの「補修編」が収録されました。時を越えて「よつばと!」のクオリティで「あずまんが」が読めるなんて感動……!かなりの割合がほぼ完全に描きなおされていました。 特に榊さんや暦などの大人っぽいキャラクターは違いが顕著ですね。顔が今っぽくなって体形もリアルでセクシーに。逆にちよちゃんや大阪みたいなマスコット的キャラはあの頃から概ね完成されていた感じ。天才の描き方が秀逸神童 さそうあきらstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。ちょっと変わった漫画家漫画明日にはあがります。 水口尚樹starstarstarstarstarマンガトリツカレ男序盤の担当がすぐ変わるのもいいけど、アシスタントの絡みが面白い。 すごい笑える感じではないけど、妙に好き http://shogakukan.tameshiyo.me/9784091850690 キラキラした三角関係1/3 さんぶんのいち 千葉コズエ名無し海辺の街を舞台にした、キラキラした三角関係モノ。 二人のイケメンの間をふらふらする移り気な主人公はあまり好きではないけれど、この作品の紫陽花ちゃんは一生懸命なので応援したくなる。 むしろ男(本命)の方が、元カノに過度な同情を抱いて、せっかく自分を好きでいてくれる彼女をみずから手放しているようにしか思えない……とイライラするくらいにはのめり込んでしまう良作。けっこう過酷な男女入れ替わり物桜井芽衣の作り方 フクシマハルカ名無し男女入れ替わりがちゃんと機能している物語。 キスとかお手軽な方法であっさり元通りというパターンじゃなく、ずっと入れ代わったままなので、もはやボーイッシュな美少女と男の娘の恋愛モノとしても成立するレベル。 でも葛藤の描き方はさすがに軽めというか、ポジティブな主人公の明るさに救われている感じ。最強に可愛いアホの子ヒロイン!だってもうスキになっちゃったし 後藤みさき名無しちょっと頭が弱い系の天然ヒロインが、一目惚れしたイケメンに冷たくされながらも尻尾を振って追いかけていく話。とにかくヒロインがアホの子かわいい。こんな子に好かれたら全男子が落ちる気がする。 あさひなぐ面白いよなあさひなぐ こざき亜衣名無し最初は旭がクソ雑魚で頑張れって感じだったけど 最近はスラムダンクの桜木花道ばりに成長してて勝てよ!って感じ マイナースポーツマンガらしく、3回くらい勝つとすぐにインターハイだから、展開もスピーディーで面白い理想を追えば追うほど、理想から離れていく恋愛恋のツキ 新田章いさお主人公のワコは、同じ歳の彼氏と結婚を間近に控えた女性。 彼氏に不満はありつつも、半ば諦めとともに将来を受け入れていた中、バイト先で出会った高校生に一目ぼれし、ただならぬ関係におちいってしまう…。 理想の恋愛って何でしょう? 「好きな人と付き合う」ことが一つの理想でしょう。 「ある程度気があって、稼ぎのいい人と結婚する」、これも理想でしょう。 しかし、その2つの理想を両方追って、二股になったら…? これはちょっと「理想」とは言えない恋愛の形でしょう。 ワコは、なりふりかまわず「理想」の恋愛を追求していきます。 その先にあるのは天国か、それとも地獄か? 恋愛の終着点、ワコと一緒にのぞいてみませんか?<<573574575576577>>
トーマの心臓、ポーの一族と傑作を輩出している萩尾望都先生。 この作品はトーマの心臓で取りあげたかったテーマ「暴力からの再生」「愛とは何か」を深く掘り下げたものではないかと思う。 が、萩尾望都さんも年齢を重ねるとともに、トーマのような(おそらくページ数も限られた条件の中での制作)カタルシスのあるメルヘンなエンディングにはおちつかなかったようだ。 私的にはラストはまだモヤモヤする。 続編が読みたいなあ。