完結したマンガの感想・レビュー16282件<<155156157158159>>これこそアットホームと言うのかな。婚前アットホーム 松月滉Pom 終わり方が印象的でした。 もちろん恋愛も混ぜ込んであるけど(むしろそっちが主体)、何よりも家族って良いなぁ温かいものだなと思わせてくれます。 青磁くんのツンデレ感が私的には最高だなと思いながら、三角家の皆に癒されアクシデントにちょっと笑えてり。 最後の青磁君あれは反則だー。ハルカちゃんとの行方はどうなるんだろう〜。気になるのでもう少し読みたかったです。 心も体も痛いよ、先生...異常者の愛 千田大輔starstarstarstarstar宮っしぃ何がどうしてこんな内容の作品を作ったんだ先生... 1つ前の連載作品(マコさん)はもの凄く真っ白で、心ほっこりイチャラブコメで、甘々すぎて砂糖に砂糖かけて食べてるみたいだったのに... これはもの凄く真っ黒で、心ボコボコ、異常なラブコメで、ドロドロすぎて泥に泥かけて無理矢理食わされてるけど、吐き出せないみたいな... かなり人を選ぶ内容で、可愛らしい絵とは真逆な内容だし、ドSドMとかそういうレベルじゃなく、マジで非道・残虐・異常・異質のオンパレード 最後もこんなにスッキリしない終わり方だったが、それがまた良く、作品にすごくマッチしていたし、タイトル通りな結末はマジで心震えた 読む人は選ぶが、試しに読んでみていけそうなら是非オススメしたい 小山力也イロモノ伝説の切っ掛け、筋肉メイドの大暴れ仮面のメイドガイ【巻末書下ろし付き】 赤衣丸歩郎ピサ朗まあ何というか、作品自体は異邦人が来てドタバタな日々を送るギャグコメディであり、異邦人ポジションの有能メイドさんなフブキさんと仮面のメイドガイ(男)コガラシが、襲い来る刺客の撃退や嵐を起こし鎮めるドタバタな日常を過ごしていく作品で とにかく仮面のメイドガイ、コガラシがインパクト抜群、巨漢で仮面で文武両道だが明らかに無理のあるメイド服を着こなし幾つもの特殊能力を持つ破天荒な存在で、強烈なキャラクター。 そしてこの作品、アニメ化された際に当時「頼れる兄貴分」「カッコいいおじさん」的なイメージのあった小山力也氏がメイドガイを怪演し、さながら若本規夫氏のちよちゃんのお父さんのような転機…とまでは行かないが、この作品のアニメ以降イロモノキャラを多数好演する等、その演技の幅を見せる切っ掛けとなった感がある。 ハッキリ言ってメイドガイの怪人っぷりに乗れるか否かなのだが、外見も中身も無茶苦茶だがメイドとしてのスキルは高く、多少エロネタも有るし、当時決して大ヒットというわけでもないのだが、小山力也氏の怪演も手伝ってか観測範囲では意外と女性人気もあった。 変態の域にまで達した超人メイドスキルの数々や、悪気はなくとも死ぬほど疲れる行動をとりまくる、ギャグの為のキャラではあるのだが、見ようによっては主人に忠実ながら甘やかさず試練を促し、しかし本当に危ない危機からはしっかり守り、逞しいボディに顔を隠して声が小山力也氏とくれば、なるほど、男目線でも人気が出るのは分からないでもない。 一応ご主人様のなえかや、ちゃんとしたメイドさんなフブキさんとか、可愛い女性キャラもいるし、コガラシの暴走っぷりやそれに振り回される面々も笑える。 ただ若干尻切れトンボというか、打ち切りの感は有るのだが後半は息切れか冗長な部分も有ったので、コガラシのキャラの強烈さも含めて文句なしにおススメできるかというと難しい。いい意味で思ってた感じと違う!!菫画報 小原愼司starstarstarstar_borderstar_borderかしこ新聞部のメンバーを中心にしたほのぼの日常ものかと思いきや、予測不能のフリーダムな漫画で楽しかったです!最終回の2つ前でサンテクジュペリみたいな飛行士の話がありましたが、主人公のスミレがラストで「映画を終わらすのに登場人物の死は好都合だ」というセリフを言っていたのが意味深でカッコよかったです。 本格連載前の演劇部編もすごく好きでした。2話目のスミレと上小路君がキスする話の2匹の蝶が出てくる演出とか不思議で素敵だったな〜。ちなみに一番好きなキャラは琴子ちゃんです。三つ編みを丸で表現してるキャラデザが可愛い。 小骨のように引っかかる日常の短編集片々草紙 齋藤なずなstarstarstarstarstar野愛何気ない日常の風景を切り取った短編集。 幼い頃に見た景色や意味もわからずに聞こえてきた言葉が、小骨のようにずっと引っかかっている。忘れていた記憶がふいに蘇って、あの頃に引き戻される。 ノスタルジーとメランコリーの間のような物語が詰まっている。 『ファジィ』 面白いことひとつも言わず、妻に邪魔だから散歩行ってと言われれば大人しく散歩に出かける男。 男が単純で退屈な人間になったのは、母と富士山にまつわる記憶がきっかけだった。 つまらない日常を大切に守り抜くおじさんの哀愁が染みる作品。 『暗渠』 川をさらって鉄屑を集めて小金を得る貧乏人。火事があって潰れた大きい油屋。捕まえたネズミを沈めた川。 町中流れる川にフタをして道路を通しても、脳裏にこびりついた記憶は消えない。水はずっと流れ続ける。 今笑っている目の前の人も、生温くて濁った水を隠しながら生きているのかもしれない。 きっと年齢を重ねれば重ねるほど染みてくる短編集のはず。 心の奥底に刺さった棘を忘れたふりして生きている全ての人に読んでほしい。武士のフトコロの感想 #推しを3行で推す武士のフトコロ 岡村賢二starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 漫画ゴラクで連載中も楽しみに読んでいたがまとめて読むとかなりわかりやすいな。監修の永井義男って松本次郎の『いちげき』の原作者と一緒なのかな? ・特に好きなところは? 相撲編に「ごっつあんです」の後藤丸が登場するあたり ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 江戸時代後期の文化やものの値段などはわかりやすく描いてあり尚且つ面白い。もっと続いてもいい良いのではと思ったね 女性主人公のガンダム、ありまぁす!機動戦士ガンダム Twilight AXIS Ark Performance 矢立肇 富野由悠季 矢立肇・富野由悠季 サンライズ 蒔島梓あうしぃ@カワイイマンガアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』観てますか? 史上初の女性主人公ガンダムとして(もちろん初の百合ガンダムとして)新たな試みである『水星の魔女』ですが(ここまで『ポケットの中の戦争』のクチコミと同じ)、そういえば今までのガンダムに百合はないのか?!せめて女性主人公ものはないのか?!と漫画読みに聞いてみたところ、この『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』を教えてもらいました。 元ジオンのメカニックの女性とテストパイロットの男性のコンビもの。しかしその設定が「ニュータイプ能力をメカに対して使う女性」と「シャア =アズナブル専門のテストパイロット」と言えば、二人のヤバさは十分伝わりますよね? 古巣・アクシズに残されたサイコフレーム資料の回収に同行しつつ、シャアに対して複雑な思いを抱く二人の心残りを探しにゆく物語は、一年戦争からシャアの反乱に至る裏側や、UCからF91の「歴史の空白」を埋める物語にもなります。 自分の思いのために相棒を振り回す主人公と、それを受け止めるMS戦の猛者。親子ほどの年齢差に見える二人の独特な関係もなかなか強い!そこにニュータイプを巡る切ない出自を絡めて、主人公の幸せを祈りたくなる物語でもあります。 モビルスーツ好きにはNT-1アレックスのアフターストーリーとしても要注目。優秀だったのねアレックス……。 (教えてくださったナベテツさん、ありがとうございます!) 追記 毎年ね、元旦に「宇宙世紀0080年1月1日、連邦とジオン公国の間に終戦協定が結ばれた……とのことで、1月1日は(ガノタ的には)一年戦争終戦記念日です」って言いながらガンダム一年戦争関連の漫画のクチコミを書いてるんです。 今年は『水星の魔女』があるから、女性が活躍する作品を二点、書いてみました。もう一点は『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』です。そちらは初の女性ガンダム乗りの話なのでよければどうぞ! ヤバマン サレ妻の秘密の離婚準備の感想 #推しを3行で推すヤバマン サレ妻の秘密の離婚準備 えりちん カンバラノリオstarstarstarstarstarかしこ・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 不倫してる主人公の旦那のキャラデザが相席スタートの山添に激似(笑)!不倫の他にモラハラやDVもしてくるモラル崩壊クズ旦那からの逃亡資金を稼ぐためにパパ活をするというお話です。ちなみに山添さんにとっておいしい漫画になってるので安心して下さい。 ・特に好きなところは? お色気シーンとギャグがどっちもクオリティ高い!!えりちん作品はやっぱり面白いな〜と思いました。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 実は主人公が住んでいるマンションは以前に自殺未遂が起きていたり、住人の謎行動があったり、このマンションは何かがおかしい…というサスペンス要素もあるので、「最近流行りの不倫漫画には興味ないわ〜」という人にもオススメです!超すごいめちゃおもしろかったけど、うまく説明できない日出処の天子(完全版) 山岸凉子アルマジロ※ネタバレを含むクチコミです。兎の生態を感じる親子の絆、ヤクザとの抗争兎 -うさぎ- 高口里純兎来栄寿卯年の2023年が始まりました。 ということで、新年1発目は『兎-野性の闘牌』……ではなく、高口里純さんの『兎』です。 『紅のメリーポピンズ』に登場し、『グランマの憂鬱』では主人公となった百目鬼ミキなどもそうですが、高口里純さんの描く凛とした大人の女性はとにかく格好いい。 本作『兎』も多分に漏れず、主人公・会田兎(不良仲間からは「ラビット」「ウサ公」などと呼ばれています)の母親・よし江がこの世の酸いも甘いも知り尽くしたような、非常に深い味わいのある良いキャラです。 1話目から、躾の甘い他人の子供に対して ″赤ン坊は腹ン中でめーいっぱい甘えられるんや いい思いするんや せやから腹ン中から出たら一番最初に教えてやらにゃならんことは 居心地の悪さやないでっしゃろか 世の中気持ちのいいことばっかやないっちゅーのを 教えるのが母親(オヤ)やないですか せやなかったら子供に我慢やら思いやりやら 身につきゃしませんわな″ ″いくら世の中便利になったゆうたかて ガキの育て方まで便利になってどないすんや″ といった具合です。 更に、2話では突然の襲撃に動じることもなく、1対複数人の戦いでドスを振り回して相手の指を斬り落とす大立ち回りを見せます(多分、今だとなかなか描けない描写でしょうか)。 息子の兎に対しては最初憎らしさが先に来ていたものの、やがて母親としての愛情が芽生えてきたという複雑な感情を持っており、その変化を表す雅な表現も伴って人間的な魅力を生み出しています。 実際、動物の兎は人間や犬や猫と違って1日に1〜2回4分程度の授乳しかせず、一見愛情が薄いように見えますが、それには子供に近付く時間をなるべく減らすことで外敵が巣に近付く確率を下げるという意味があります。一部では寂しいと死ぬとも言われる兎は実は放っておかれた方が強く生きられるという生態があり、それに準えているのかもしれません。 ただの街の不良程度であった兎が、よし江の教育の甲斐もあってか ″ウサギ1匹暴れたところで大したことねえさ それにライオン相手なら立派に正当防衛だ″ と、極道と本気で抗争を始めるように急成長していく様、そしてその際に何故かうさ耳を着けていくところが2023年の年明けに相応しいでしょう。 主人公の成長と共によし江というキャラクターに、そしてこの親子の関係性とそれを彩るセリフに注目して読んでみて欲しいです。 絵が上手エア・ギア 大暮維人名無し絵がとっても上手です。 出てくる女の子がとっても可愛いです。 けっこうムフフなシーンが多く、パンチラ満載です。 「エロ・ギア」とも言えます。 アンダーグラウンドなチームがたくさん登場して、カッコよく不良が描かれています。 スケボーのチームみたいな感じ。 スポーツ漫画というよりは、バトル色が強いです。 疾走感✖️ムフフを期待する方にはおすすめ!ベストキッド三日月のドラゴン 長尾謙一郎名無し設定は完全にベストキッド。 はじめの一歩のように、弱くて意気地なしの主人公が空手を通じて強くたくましくなっていきます。 最近このようなシンプルな青春サクセスストーリーの漫画を読んでいなかったのでとっても新鮮でした。 絵が独特なので、毛嫌いする人もいるかもしれませんが、1、2巻読めば慣れると思います。 本格派空手漫画を想像して読むと、物足りなさを感じると思うので空手を通じて主人公が成長していく姿に注目して読む事をおすすめします。意外と奥が深い七つの大罪 鈴木央名無し男の子だったら一度は憧れるファンタジーバトル漫画です。 少年誌なので、シンプルなバトル漫画だと思って読んだら、伏線がしっかり張られていて、相当考えられた内容でびっくりしました。 夢中になってドンドン読み進められます。 全41巻と非常に長いですが、中弛みはなく、漫画の世界観にドンドン引き込まれてしまいます。 絵が、THEファンタジーなので、少し毛嫌いする人もいるかもしれませんが、ドラクエとか好きな人はどっぷりハマると思います。 音楽は聴こえませんが、すごく引き込まれます。のだめカンタービレ 二ノ宮知子名無しオーケストラの描写が迫力あります。 漫画なので音楽は聴こえませんが、すごく引き込まれます。 音楽の描写だけでなく、主人公の「のだめ」が成長していく部分やユニークなキャラクターなど魅力は満載です。 ドラマ版も見ましたが、キャスティングが絶妙でした。上野さんは本当にのだめっぽかったです。 ギャグもGOODで、完成度が非常に高い漫画だと思います。 格闘漫画・??ハチワンダイバー 柴田ヨクサル名無し※ネタバレを含むクチコミです。証券口座を作る所から始めてみます。インベスターZ 三田紀房名無し投資は自分にとっては遠い存在だと思っていたけど、この漫画を読んだら少し短なものだと思えるようになった。 新聞とかニュースで聞いた事はあるけど意味がわからない言葉もわかりやすく解説してくれるので、非常に勉強になる漫画でした。 すごく面白くて一気に読んでしまったのですが、自分の資産は自分で守らないといけないという危機感を感じました。 まずは証券口座を作る所から始めてみます。 コツコツ積み重ねる事が大切だと教えてくれました。 私は高卒ですが・・・ドラゴン桜 三田紀房名無し自分は高卒で受験勉強をした事がないから、受験の難しさは分かりません。 でももう一度人生をやり直せるのなら、ドラゴン桜に出てくるような受験に受かる為のテクニックや勉強方法を試して、実際に東大に行けるのかチャレンジしてみたい。 というか、実際にこの漫画通り受験勉強した人は多そう。 結果がどうだったのか聞きたいです。誠実な官僚と陥穽 #1巻応援がんばりょんかぁ、マサコちゃん 魚戸おさむ 宮﨑克ナベテツ以前に赤木雅子さんと相沢冬樹さんのノンフィクションを読んでおり、連載が始まったと知った時、単行本を楽しみにしていました(確か6月くらいに発売予定が出たので、伸びたのにやきもきしていました) 流石に森友事件を知らない人はいないと思いますが、幸福な夫婦を襲った不幸な事件であることは、論を俟たないところです。 赤木さんという人は、官僚として誠実に職務を果たそうとした人でした。本来の官僚というのは全体への奉仕者であり、特定の人間への利益を優先させるようなことを許容することは自己の存在を否定する事になります。己の職務が犯罪へと繋がるとなれば、官僚でなくとも耐え難いことでしょう。まして、仕事にプライドを持つ人であれば、その苦痛からの解放のために「最後の手段」を用いてしまったことへ何か言うことは出来ないと想像します。 ただ、遺された家族は違います。誠実に生きた人生に何が起きたのか、その事を知り、故人の名誉や尊厳を取り返す権利があります。たとえそれが権力者にとって不都合な出来事であったとしても。 この物語は、遺された妻の戦いの物語です。これからどれほど険しい旅路が待つのか、読者はただ見守るとしかできません。でもささやかながら、マサコちゃんへエールを送れればと思います。無風伝の感想 #推しを3行で推す無風伝 白土三平マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 昔読んだはずだが全く忘れた状態で読み返したがむちゃくちゃ面白いのになんで途中で終わってんだ・・・ひさしぶりに忍者武芸帳(影丸伝)を読みたくなったな ・特に好きなところは? 若くても年寄りでも白土三平劇画の無風であること ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 忍者武芸帳(影丸伝)に登場した影丸の師匠、無風道人の若い頃を描いた劇画です。忍者武芸帳(影丸伝)を読んだあとに読むがいいと思う 福本先生の魅力と成長が詰まった代表作天 福本伸行starstarstarstarstar_border完兀「初期の作品にはその人の要素が全て詰め込まれている」なんて話を聞いたことがある。 反例がいくらでも出てくる主張だが、比較的合致する例だってある。福本先生の場合、この「天」が合致するだろう。 人情話、ピカレスクロマン、極限勝負下の心理描写、緻密な勝負を構成する理による駆け引き、勝負を制する理の守破離、そして福本先生による人生哲学… 面白いと評される福本先生の要素が、ほぼ全て詰め込まれていると思われる。欠けているのは敗者の悲惨な末路描写と格闘描写ぐらいだろうか(ただしバイオレンスシーンなら天にもある)。 成長も詰め込まれている。絵の成長、演出の成長、話の構成の成長も魅力的なキャラ描写の成長も全てある。初期~中期の福本先生と共にあった漫画なんだからそれは当然なわけだが… そういった点で、天を軸に他の同時期作品と並読するのも面白い。 ただし、葬式編からは並読はできない。読んでいて涙がぼろぼろ出てしまうあの最終章に、横槍は禁物だ。 この漫画には、私がどうしても取り上げたくなる一節がある。 あまり顧みられることのない、ともすればあまり触れないでおこうみたいな風潮もみられる最初期赤木の、印象的なセリフだ。 私はそれを、作者による自己言及も含んだ創作論だと勝手に思い込んでいる。 というわけで、独断と偏見に基づいて私的解釈によるセリフ改変を傲慢にも以下に記す。 『お前この世で一番うまいもの何だか知ってるか? たとえば漫画だ…世の中には頓狂な奴がいてよ こんなラチのあかねえ娯楽に… 自分の分こえた代価 人生さえ賭けちまう奴もいるのさ…… まあそんな奴だから… 頭は悪いんだけど…… 描きたい気持ちはスゲェーもんだ… 後のない…勝負処での大事な一作に バカはバカなりに必死さ… 持てる全知全能をかけて描き上げる 決断して そして躊躇して それでもやっぱりこれしかない……て そりゃもうほとんど 自分の魂を切るように描く漫画があるんだよ その魂の乗った漫画 そういう漫画を読むこと…… それはまるで人の心を喰らうようだ… この世じゃ人の心が一番うまいんだ……』4コマのなり損ない日向さん、星野です。 うおやま名無し4コマみたいな抑揚のないコマ割りなのに、4コマのような軽快さや起承転結もない。読んでてつらい。「お前も逃げろよ」ガンニバル 二宮正明名無し※ネタバレを含むクチコミです。 忘れられない恋愛がある「うついくん、」 ダム穴野愛若い男女が出会ってから別れるまでを描いた作品。 よくある話と言ってしまえばそれまでだけど、2人の痛みが切実に伝わって辛くなる。 自らのビジュアルを活かしながら、彫師としての夢を叶えていく宇津井くん。 夢は応援したいけど、宇津井くんが有名になっていくことに不安になる幸。 宇津井くんは幸だけを好きなんだから信じてあげてとは思うものの、幸の苦しみもよくわかる。 単純に宇津井くんを信じられなくなったことよりも、宇津井くんを純粋に応援できなくなったことが辛いんだろうなあ…。 結末だけ見るとバッドエンドだけど、こういう忘れられない恋愛があるのはいいことかもしれない。 おまけ4コマを読むとちょっと救われるかも。義妹との関係がどうなっていくのか?#1巻応援地獄に堕ちてよ、お兄ちゃん ねじがなめた六文銭「恥じらう君が見たいんだ」とか、性行為を隠れて見たり、撮影したりする的な話、完全俺得なんですが、本作もそれに近い話。 母親の再婚によって義理の妹ができ、彼女が色々思わせブリな行動をすることでタジタジな主人公。 そんな妹と同居することになり、引っ越しの手伝いをしていると、彼女のスケッチブックが見えてしまう。 そこには成人向けの、いわゆるエロ漫画が描かれていた。 実は義理の妹・由那はエロ漫画家を目指しており、 その参考資料にリアルな性行為の描写をみたいと主人公を利用しようとする。 義理の妹に発情していたことをネタに脅迫。 そこで主人公は、別れたけど未練のある元カノと寄りを戻し、由那の要求に応えようと奮闘する・・・という展開。 個人的に最初は可愛らしい妹が豹変する様が、最高にゾクッとして良かったです(添付画像) エチエチなシーンも画力が高いのでその点は当然見どころなのですが、 主人公と由那の関係が元カノにバレるのか? 由那と主人公の関係に変化があるのか? というところも気になってきます。 特に主人公が、由那に見られていることで興奮するあたり、何らかの感情がありそう。 今後の展開が楽しみな作品です。 <<155156157158159>>
終わり方が印象的でした。 もちろん恋愛も混ぜ込んであるけど(むしろそっちが主体)、何よりも家族って良いなぁ温かいものだなと思わせてくれます。 青磁くんのツンデレ感が私的には最高だなと思いながら、三角家の皆に癒されアクシデントにちょっと笑えてり。 最後の青磁君あれは反則だー。ハルカちゃんとの行方はどうなるんだろう〜。気になるのでもう少し読みたかったです。