完結したマンガの感想・レビュー16282件<<150151152153154>>これはどうなんでしょう・・・ザ・ムーン ジョージ秋山starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビンジョージ先生のマンガです。銭ゲバとかデロリンマンとか結構好きなので、こちらも読みました。 テーマとか作風とかは完全にジョージ先生のそれとわかって良さそうな感じがしてくるのですが、少しとりとめがない感じになってしまってますかね?? 9人の気持ちが一つの方向に向かないとロボが起動しない設定で、たまに一人遅刻してるので起動しない・・・みたいなもどかしい場面があるのですが、作品全体をとおしてみても、面白くなりそうなんだけど、ならない。そんなもどかしさを感じました。 ジョージ先生に興味があって「デロリンマン」と「銭ゲバ」がまだの方はそちらを、ロボに興味がある方は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」か「火の鳥 復活編」を読んだ方がいいと思います。 ジョージ先生、本当にすいません。悪口ではないです。最後のコマさよなら絵梨 藤本タツキstarstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビンずっと読んできて、最後のコマでなぜか「ブー」と笑ってしまいました。 藤本先生特有の、読者の解釈・想像の余地を残す、開いた物語なので、ネットなどみるとみなさん色々な読み方をされているようで何よりです! めちゃ説明されると長いし興醒めになってしまうので、こういうくらいの方がいいと思います!! 個人的には読んでる最中や直後はギャグマンガだったのかな?と思いました。ただそんなはずはないので、あらためて考えてみると、「映像に残しておけばいつでも思い出せるとかキレイごとどうでも良いから!ボカーーン!」だったのかなと今は思ってます。 写メや動画を撮ることに夢中になりすぎず、心に刻むことにしていきます。シンゴジラとかに似てる感じがしました機動警察パトレイバー ゆうきまさみstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビンロボものですが、戦闘用に作られたロボットがビーム兵器などで派手に対決するタイプのマンガではなく、どちらかというと人間ドラマや組織同士の戦略戦がメインのマンガです。主役ロボも飛行機能もない作業用ロボです。 1988年に連載開始とのことですが、すでにOSとかの概念が登場してたり、かなり当時としては先を行ってたのではないでしょうか。わたしこれより全然後の時代に大学でロボットのゼミにいましたが、私より断然作者の方が知識すごいと思います。 サブテーマも外国人労働者問題あり、テロ対策の問題ありと、かなり新しいです。戦いを「ゲームやんか」という敵キャラも今では多くいますが、当時は新しかったんではないでしょうか?? ただ「そおですか」とか「ぐりふぉん参上」「ぐおんぐおんぐおん」など、口調や表現の部分では80年代が強めに出ています。 個人的にはサードステージが出てきたところが興奮しました。超常現象もの妖怪ハンター 諸星大二郎starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン超常現象ものなのですが、特徴としては、和の要素が多く、おどろおどろしいことと、神話(古事記など)や伝承と紐付けて解決していくところです! 独特の絵柄も相まって、こういったホラー・サスペンス好きには良いと思います!絵柄とかは全然違うのですが、岸辺露伴先生のシリーズに似てると感じましたので、ひょっとすると岸辺先生のシリーズを愛読されてる方は試してみると良いかもしれません!! みんな大好き「通りゃんせ」も出ます! 目玉焼きの黄身 いつつぶす?の感想 #推しを3行で推す目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごうstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 一緒に食事をすると面倒なやつだな。食事の際に皿を洗う数を減らすのは共感できる。最初の目玉焼きからあんなに良い最終回になるとは思わなかった。 ・特に好きなところは? ワードバスケットの存在。架空のゲームだと思ったら実際に存在したところと、ワードバスケットの名手服部の己のルールを破り成長するところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一人の人間の成長の記録とも言える素晴らしい内容だった。目玉焼きに関してだけど、昔見た映画で目玉焼きの黄身を吸おうとするが黄身が吸えなくて怒ってるおっさんをみて一回くらい真似をしようと思いつついまだにできていないこと思い出したね 家族を喪失した男と、自分を見失ないそうな女形やも男と女形 会田薫兎来栄寿『写楽心中 少女の春画は江戸に咲く』の会田薫さんによる新作です。 妻と娘を亡くし、心を患って経営する喫茶店も閉めようかと思っていた青年・幸一のところに現れた謎の美少女。その正体は、15歳にして女形の大スター・艶之助(えんのすけ)。「鬼」と呼ばれる父親の下で幼い頃から役者になるべく厳しい指導を受けてきた艶之助は、束の間の自由を欲しており、かくして二人の奇妙な共同生活が始まりを告げます。 相変わらず会田薫さんは絵の良さもさることながら、人情ドラマの上手さが抜群で安定感すら覚えます。主人公二人はどちらもネガティブな動機から始まっていますが、そこまで重く感じさせすぎない筆致が絶妙です。締めるところはしっかり締めながら、メリハリの効いた喜怒哀楽を楽しむことができます。 私の小学校は中学受験が大変盛んで、6年生の時には学年の半分以上が塾か家庭教師に専念して登校してこなくなるようなところでしたが、「給食を1度も食べたことがないので、揚げパンを食べてみたい」と願うもそれすら許されない小学生の艶之助のシーンには、かつてのクラスメイト達を思い出しました。彼らも、厳しい親によって意識高く在ることを義務付けられ、普通の子供が普通にすることを許されずに制限され憧れていたものです。艶之助が堪えかねて逃亡したように、その歪みは人生のどこかで発露することがなかったのだろうかと詮方なき心配をしてしまいます。 そんな話はさておき、個人的に1巻だと3話が本当に好きです。娘と妻がまだ生きていたときの主人公のとある後悔にまつわる話なのですが、誰にでもこういうところはあるものだと思います。もしかしたら、この作品を読んでいつもとほんの少しだけ行動を変える人が生まれることで、世界の幸せの総量も増えるかもしれません。それくらい、良い話なんです。 女性向けレーベルですが、男性でも読みやすいと思いますので広くお薦めしたい秀作です。 憧れが詰まってるねKYO 皆川亮二 たかしげ宙地獄の田中天才なんだけど「しょうがなく」普通の学校に通っているっていう妄想は何度したかわからない 名家にありそうなお話うちの執事が言うことには 佐原ミズ 音中さわき 高里椎奈starstarstarstarstarママ子※ネタバレを含むクチコミです。超偽善世界BEASTARS 板垣巴留starstarstarstarstar_borderママ子草食系と肉食系の動物が協定を結び共存してる話。 みんな仲良く暮らしましょうというのは建前で、 肉食動物たちは薬で食欲を抑え、草食動物たちが食べ物として売られている。こういうところは人間社会にも通じてる気がします。 学友とはいえ、美味しそうと思ったり恐怖に震えていたりとそれぞれの感情が微細に描かれていて、読むたびにぐぐぐっと引き込まれてしまった。 そしていい意味で、どことなくすっきりとしない読み終わり。姉妹で召喚されてしまったが、片方は聖女もう片方は?異世界おもてなしご飯 忍丸 目玉焼き ゆき哉starstarstarstarstarママ子何というか独特のファンタジー世界観。 両親が他界し、二人で暮らしている家ごと異世界に召喚されてしまう。 妹は聖女として修業を積むが、姉は? 心細い中で、食べなれた味が出てくるだけでパワーがみなぎってくるってもんです。 こっちの世界の人からしたら、何が出てくるのだろうと興味津々。食べたら絶品だから住人ホイホイ。 今日もみんなのために家庭料理でお・も・て・な・し。 動物と言っても幅広い!椎名くんの鳥獣百科 十月士也starstarstarstarstarママ子ストーリーも面白いし、絵もきれいで動物たちもリアルに描かれていてとっても生き生きしている。 恋愛系で少し胸焼け気味だったので、学術的な細かい話や人間愛的なヒューマンドラマが勉強になるしほっこりして すごくしみました。 個人的には怪鳥ハシビロコウのお話がどーーん!としてて好きでした。 学者さんや何かを極めている方々は、ちょっと変わってるところがあるけど、そこが魅力的ですね。 一世一代の反抗箱入り娘ですが、契約恋愛はじめました 青井はな 砂川雨路starstarstarstarstarママ子まだ途中までですが、縛られれば縛られただけ抜け出したい気持ちが出てしまうのは人の性。 バリバリ女社長のお母さんがあれもこれも決められて逆らわずに生きてきて、結婚まで・・・。お母さんラブからの従順でしたが、恋愛に夢見る主人公のいろは。 初めてをもらってほしいと決めたのが遊び人の柏木。 期限付きの契約恋愛、いけないとわかっていながら好きになってしまっていく二人。 あー気になる!!碧く淡く彩られる、繊細な両片想い #1巻応援アンノウン【単行本版(特典書下ろし付)】 神波アユミ兎来栄寿『ろくぶんのいち ~ぼくたちの格差~』や「宝くじが当たったら、母が家を出て行った。」の神波アユミさんによる1冊完結のBL作品です。 喘息持ちの少年・内田と、病院が実家で吸入器の使い方に詳しかったことで内田と仲良くなり惹かれて行く月城の二人が主軸です。しかしながら、元々内田は主治医であり月城の従兄弟にあたる圭介に対して昔から憧れの気持ちを持っていて、月城にとっても圭介はとある理由から尊敬という言葉では足りないくらいに想っている相手であると、最初から少し拗れた関係性となっています。更に、途中からはそこに薔薇に挟まる女性も介入してきて、なかなかにヤキモキさせられる両方想い系のストーリーです。 ただ、背景や心情描写もかなり丁寧に重ねられるのでそれぞれのシーンの納得感も強く、全員の気持ちにしっかり共感していくことができました。物理的・心理的な閉塞感をアングルでしっかり描き表す演出や、文字の処理の演出なども良いです。 本作で特徴的なのは、昔の雑誌の2色刷りのような、黒い線を基調にモノクロのトーンも使われながらもミントグリーンとイエローの2色だけカラーとして通常のトーンを貼るような部分に彩色がなされる特殊な作画。元々の絵が美しいこともあいまって、これがクリアで淡い読感をより強めています。空や海やプールの碧、夏の碧、青春の碧、緑蔭の碧が澄み渡って伝わってきます。 時として内田は思考が負の方向に進んでしまい、それに伴って起きる喘息の発作は爽やかな色合いと画風とは裏腹に、非常に胸に迫る苦しさを感じさせます。私も幼い頃は喘息持ちだったので、内田の苦しみが多少は解ります。苦しむ内田に対して、自分が何をできるのか必死に考えた結果、月城が行う決断をどうか見届けてください。 とても細かいところで言うと、国籍不明の「お前らネット張るの手伝エーヨ」と言ってくるキャラと、ワンシーンでとても良いことを言っていく野球部のガタイの良い阿部くんが地味に好きです。 絵良し話良しで、直接的な性描写までは行かないライトめなBLなので、この系統の作品をあまり嗜まない初心者の方にも推せます。 中年のドラえもんみたいな化け猫化け猫あんずちゃん いましろたかしstarstarstarstarstarかしこお寺のお坊さんに拾われた子猫が30年生きて化け猫になってドラえもんみたいに暮らしてる話です。性格がおっさんそのものなので愛らしさとかはないですが、無免でバイクに乗って警察にパクられてたりしてて笑っちゃいます…おまえ猫だろ!みたいな(笑)。あんまの仕事をしてるって設定も謎で面白いです。だらしないところを飼い主のおかみさんからは疎まれたりもしてますが、男子小学生にはアニキと慕われるような魅力もあったりするんです。最終回が「なぜ?!」っていう感じの終わり方だったんですけど、掲載誌が少年マンガだったからというのも関係あるんでしょうか。電子書籍で買ったけど紙でも欲しいな〜。私立探偵の双子?がカワイイ!電人N イナベカズ 蔵石ユウ 田中空大トロ※ネタバレを含むクチコミです。このお話は、きっと誰かの心を揺さぶると思う。私の息子が異世界転生したっぽい フルver. シバタヒカリ かねもとstarstarstarstarstarPom 涙なしでは読めませんでした。 自分の人生について考えてしまった。 息子を交通事故で亡くした未央。未央は亡くなった息子が異世界に転生したと思い同級生、堂原の元を訪ねて転生する方法を2人で探す。 私は、本当に異世界に行って息子と会えるのかなと思ってたんだけど、やはり異世界はない。 息子の死を受け入れられない未央の気持ちが、漫画の中から伝わりすぎて読んでて辛かった。 きっと、心の奥底では息子はもういないって分かってたんだろうなぁ。でも納得できないし受け入れるなんてできないよな。 特に最終巻、現実と向き合った未央に、前に進む2人に更に心掴まれ涙でした。 会話だけで楽しい稀有な新星 #1巻応援四十九日のお終いに 田沼朝作品集 田沼朝兎来栄寿令和5年1月14日。『四十九日のお終いに 田沼朝作品集』と初連載作品の『いやはや熱海くん』が同時発売となり、世界に田沼朝さんの才能が広がる記念すべき日となりました。 こちらの『四十九日のお終いに』の方は、ハルタで公開された3編に、商業未公開の5編と表題作の描き下ろし1編を加えたものとなっています。絵の変化が商業以前以後で顕著ですが、現在の画風は男女問わず間口広く受け入れられ易いであろう良いもので、好きです。 田沼朝さんは、絵の性質もあいまって何でもない日常における雑談を心地良く描く技術がとても高いです。それは、本作収録の最初の「海はいかない」を読んでも『いやはや熱海』くんの1話目を読んでも伝わるでしょう。 その最たるお話が「旅は道連れ」。大阪環状線に乗った受験生の少年が、たまたま出逢ったクラスメイトの彼女と西九条から天王寺方面まで同乗して駄弁るだけのお話なのですが、これが面白い。電車で移動してるだけの時間をこれだけ面白く描けるのがすごいなと思います。551など大阪ローカルのネタが多いですが、伝わらなかったとしても雰囲気だけでも全然楽しめる1編かなと思います。 表題作の「四十九日のお終いに」などは、主人公の葛藤や関係性などもう少しいろいろな要素が盛り込まれており読ませるお話です。これも連載作の『いやはや熱海くん』と共通するところですが、人間関係の絶妙なぎこちなさの描き方が良く、そこを乗り越えて関係性が進展して行くだけで気持ち良さが生まれているのも美点です。ダイレクトな行為や言葉だけでなく、些細な言動が誰かを傷付けもするが救いもするこの世界の美しさを掬い取っています。 「桃と道行き」の最後の1ページがくれる軽やかさなども本当に良いですね。 お薦めの短編集ですし、ぜひ『いやはや熱海くん』と併せて読んでみて欲しいです。両方を読むことで、お互いの味わい深さもより増します。恋愛の楽しさや難しさに触れている作品LOVE MY LIFE やまじえびねstarstarstarstar_borderstar_borderかしこオチは思っていたよりも淡々としてたけど、ママが死んでから1人で育ててくれた大好きなパパに「女の子と付き合ってる」ってカミングアウトしたら、パパとママも同性愛者だったことを打ち明けてくれた序盤の展開が面白かったな。もっと女の子同士の甘々な話かと思ってたので意外でした。性別に関係なく恋愛そのものの楽しさや難しさにも触れている作品だと思います。もっと若い頃に読めてたらベストだったかも…。うーーーーーんB級!電人N イナベカズ 蔵石ユウ 田中空やむちゃ青年誌らしく、アイドル要素とかちょっと過激な殺戮、新しい殺人鬼像とそれに対抗する特殊感のある正義を考えたらこうなったって感じ。悪役の子が共感を呼ぶような境遇で、フツメンとして描かれているのは良かったかな。 蔵石ユウ×イナベカズ、食糧人類がちょっと斬新だったから期待してたんだけど。まぁまだ1巻なので。これから知能戦みたいになるのかな? なんだかわからないけど凄そう・・・(←読後の感想です)孔子暗黒伝 諸星大二郎starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン感想を書くのが難しいです・・たまに特に感想がない(感じたことがない)ってこともあるのですが、それとも違うタイプで感想がこれといって出てこないです。 明確な主人公もなく、はっきりとしたストーリーラインがあるわけでもないです。混沌の坩堝を見せられてる感じでしょうか??誰かの夢を正気のときに見せられてるというか・・・「どういう話だった?」って言われても答えるのがかなり難しいです。 1巻(400ページ弱)で完結なのですが、その中に、陰陽・五行・呪術・中国の歴史故事・インド神話・東南アジアの民話伝承・シャーマニズム・首狩・神獣・ブッダ・孔子・日本の伝承・古地磁気学・物理・コンピューター・SF・恐竜・宇宙の収縮などの要素が詰め込まれていて、かなり盛りだくさんで壮大な話です。 わたしにはガツンとハマる感じではなかったですが、多分こういうタイプのハマる人はズブズブにハマるのではないでしょうか??絵柄も結構特徴的だと思うのですが、そんなの微々たる話です。 これで週刊少年ジャンプ連載っていうのはビビります。同時期の掲載作品は、リングにかけろやプレイボール、すすめ!!パイレーツなどだったようで、読者受け大丈夫だったのでしょうか?? なんとなく後ろ向きな文章になってしまいましたが、ただ「面白くない」というのとはまた違った感覚なので、もう少しライトめな諸星先生の作品を探して読んでみたいと思ってます。表も裏も怖すぎでしょう。嘘をついた私たち たまいずみPom 4人が皆が皆怖い。 すずとさくらの友情関係もヤバすぎでしょう。 誰もが疑わざるを得ない出来事が起こりすぎ。 そして、さくらとみーくんが壊れて行く様が、リアルにありそうで背筋がゾクっとする。 嘘(読み進めてくと皆隠し事してるし嘘ついてる)が、どんどん大きくなって深い沼に落ちて行く。 人間がどん底を経験して立ち上がって行く様が描かれるのか、そのまま沼落ちのままなのかは話が進まないと分からないけど、続きが非常〜に気になる。後輩×先輩BLちょっと待とうよ、春虎くん あめきり名無し猫目でゲイバレしてトラウマ持ちで常にマスクで顔を隠しちゃってる先輩に後輩がぐいぐいくるBL〜! デフォルメになった時の絵がかわいいです 話も幸せになるし後輩先輩の組み合わせ好きな人には王道なのでおすすめ 掘り出しものでした!田中圭一の「ペンと箸」 田中圭一 GMOクリエーターズネットワーク 株式会社ぐるなびstarstarstarstarstar_border酒チャビン面白いです!往年の有名マンガ家のご子息にマンガ家のエピソードを聞いてマンガにする企画で、一人当たり10ページ未満なので、サクサク読めます! 知らない、もしくは作品を読んだことがないマンガ家さんもいましたが、あっ読んでみたいな、と思わせるものが多くありました。チャレンジしてみます! 最初の数話は、手探りだったのか、あまりピンとこなかったのですが、途中から田中先生の中で何かが吹っ切れたのか、かなり面白くなってきます!なので、試し読みで「あまり面白くない」と判断しないで欲しい一作です!!! あとさすがマンガ家の血をひいているからなのか、登場するご子息もかなり個性的な方が多くて面白かったです!いがらしゆみこ先生のお子さんの登場シーンは思わず笑いました。 あとはパタリロでおなじみの魔夜峰央先生の娘さんから「ワンコ攻め」という単語がさらっと発せられていたシーンは、なかなか感慨深かったです。 元はぐるなびの企画だったようで、だからしょうがないのですが、個人的には飯の部分はいいので、そいういのをとっぱらって第二弾を作って欲しいです!初水木先生でした。劇画ヒットラー 水木しげるstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビン初の水木先生作品がこれで良いのかという気もしましたが、ヒットラーに興味があり、手に取りました。全1巻なので、かなり凝縮されて書かれており、文字も多めです。鬼太郎とかはもう少し文字は少ないのですかね?? 勝手な予想で、ヒットラーってモスクワくらいまでは、ツキにツキまくって(つまり実力ではなく)確変モードで快進撃していたのが、確変終了して通常モードになった途端に破綻した、みたいなイメージでいました。 ただこちらの作品を見ると、それは違くて、むしろ逆風吹き荒ぶなか、諸々の策や持ち前の突破力で進んできた人だったのだという風に感じました。 もう少しヒットラーと第二次世界大戦について知りたくなったのですが、本やWikipediaは読みたくないので、なんとかマンガで探したいと思います。できれば深ぼってあるのが良いので、全60巻くらいで探してみます。<<150151152153154>>
ジョージ先生のマンガです。銭ゲバとかデロリンマンとか結構好きなので、こちらも読みました。 テーマとか作風とかは完全にジョージ先生のそれとわかって良さそうな感じがしてくるのですが、少しとりとめがない感じになってしまってますかね?? 9人の気持ちが一つの方向に向かないとロボが起動しない設定で、たまに一人遅刻してるので起動しない・・・みたいなもどかしい場面があるのですが、作品全体をとおしてみても、面白くなりそうなんだけど、ならない。そんなもどかしさを感じました。 ジョージ先生に興味があって「デロリンマン」と「銭ゲバ」がまだの方はそちらを、ロボに興味がある方は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」か「火の鳥 復活編」を読んだ方がいいと思います。 ジョージ先生、本当にすいません。悪口ではないです。