完結したマンガの感想・レビュー16275件<<119120121122123>>暗号解読の天才とその家族λの箱舟 秦和生starstarstarstarstar_borderゆゆゆ登場人物はボーン親子と住み込みの秘書。 父のほうは古い文字を解読する、言語学の教授。 天才的なセンスを持ち、その言語解読能力は暗号にも通づる。 一方、息子は父と正反対の体育会系。 住み込みの秘書は教授の研究補佐をしたり、男所帯で家事をしたりする修道院出の女性。 ボーン教授は軍で暗号解読をしていた経歴を持つ。 このために、親子+秘書はいろいろなトラブルに巻き込まれることに‥。 舞台は1920年代のイギリスとあるので、作中で話題に登る戦争は第一次世界大戦のことだろう。 調べると、エニグマのせいか暗号というと第二次世界大戦の印象が強かったが、第一次世界大戦も通信と暗号は重要な立ち位置だったようだ。 アラン・チューリングとは年代も生まれも合わない教授だけど、第一次世界大戦時も、アラン・チューリングのような天才がいてもおかしくはない。 なお実際の物語は、そんな背景はつゆとも感じさせないし、知らなくても楽しく読める。 表紙のような親子+一人でほのぼのした感じとアクションが混じる、そんな漫画。「花と頰」にも通じるものがある気がするサムデイ・ネバー・カムズ イトイ圭かしこ「花と頬」で話題になったイトイ圭さんのエッセイ漫画です。美術系予備校に通っていた頃から始まって、東京でデザイナーとして就職したけど、色々あって地元の京都に帰ってきたり、すごく好きな人ができたりする話。本当に色々なことが起こるので読んで結構なショックを受ける人が多いかもしれない…。でも自分はふとした時にこの漫画のことを思い出します。大体それは人生が上手くいってない時なんですけど。これを読んだ後に「花と頬」のラストを読むと何だかすごーく感動します。心温まる鉄道人情マンガちゃぺ! 津軽鉄道四季ものがたり ひきの真二 川上健一starstarstarstarstarひさぴよストーブ列車で知られる「津軽鉄道」を舞台にした心温まる物語。2007年頃のビッグコミック増刊号に掲載されていた作品で、当時の青森の鉄道事情や人々の暮らしが描かれている。 東北の中でも最北に位置し、独自の文化を持つ青森を知るのに良い一冊かと。各地の観光名所の写真が載ってたり、観光PR的な側面はありながらも漫画の中の風景や人情から青森の良いところが自然と伝わってくる。それもこれも、ひきの真二先生の手腕による所が大きい。鳥山先生の隠れてたけど最近露出してきた名作!SAND LAND 鳥山明starstarstarstarstar_border酒チャビン鳥山先生は、アラレちゃんが大好きで、ドラゴンボールも初めは楽しく読んでいました。 ですが、思春期を迎え、ジャンプを読んでること自体が少しダサいみたいな時期ってあると思うんですが、そんな時期にジャンプから離れ(マガジンで破壊王ノリタカを楽しみにしてました)その後は鳥山先生とは縁のない暮らしをしておりました。 そこへ飛び込んできたSANDLANDの映画化のニュース!!!ドラゴンボールの公式サイトによると「鳥山明先生伝説の名作『SAND LAND』が2023年に映像化決定!!」とのことでしたが、わたしからすると「『SAND LAND』しっ、知らねえ・・・」という感じだったので、ならばと言うことで早速読みました!!! 良いですね!!ファンタジーというのでしょうか?全1巻なのですが、打ち切りっぽい感じはなく、元からこれくらいのサイズで構想されていたような気がします!なのでサクッと読めてナイスな読後感ですね。熱いメッセもあり、激しいバトルもあり、ほんわりするチョッと良い話あり、キャラの魅力あり。すごくよくまとまってます!さすが大ベテラン!!(欲を言うとアラレちゃんぽいギャグがもう少し多めだとさらに良かったと思います!) 公式でもDB(多分ドラゴンボールのことだと思います)イズムが感じられる作品だと紹介されていて、それも確かにな、と思ったので、ドラゴンボールは長すぎるけど、サッとDBイズムは感じたい、という方にまさにうってつけの作品かと思います!!!!映画化でヒットしすぎる前に読んでおいた方がツウっぽいですぞ! https://dragon-ball-official.com/news/01_315.html 改めて読んでみました><ど根性ガエルの娘 大月悠祐子名無し最初はタイトルに惹かれて読んだ漫画でしたが、 読んでみるとすごい中身に。。。 売れた後の葛藤などのことを考えると創造もつきません。 漫画は読む専門で描けませんし、漫画家はすごいなぁという気持ちでいつも漫画読んでるので その背景を見ることもしないので、裏ではこんなことがありました! という漫画を見ると、ドキドキしますね。。。 まぁ、可愛く言うと困ったお父さんだったこと…ってことでしょうか勉強になる相続探偵 西荻弓絵 幾田羊starstarstarstar_borderstar_bordermotomi遺産って聞くと富豪とか数億円の…。とか連想しそうですが、一般家庭の方が実はよくある出来事です。 金持ちはある程度、金を作り出す力や資産を持っているので困らない。金持ち喧嘩せずってやつですね。 逆に一般家庭の方が親族が亡くなった時に、自分達の生活の心配なんかで喧嘩したりするらしいです。 主役のハイエは頼りないように見えるけど、決めるとこは決めてくれる。弱者に寄り添ってくれる。読んだ後ははスカッと気持ちよくなれます!泣けますひるなかの流星 やまもり三香starstarstarstarstar_bordermotomi初めて読んだときは結末にビックリしましたが、何度も読んでいくうちに伏線はたくさんあったんだと気付かされます。 1人ひとりのストーリーや気持ちの変化が丁寧に描かれています。 先生と女子高生の恋愛で、立場的に離れる事になり、新しい恋に進もうとします。ずっと心の中に先生を思って.....。先生も彼女を思って離れてみたものの自分の気持ちに正直になる決心をしてついに気持ちを伝えます。途中、それぞれの気持ちに入り込み涙が溢れてしまいました。 獅子尾先生の大人ぶった子どもっぽさ、同級生の馬村の安定感、このアンバランスがツボです。 リアル明日、私は誰かのカノジョ をのひなおstarstarstarstarstar_bordermotomiレンタル彼女として働く女の子や、その人を周りを取り巻く女の子たちの人生に注目した話。今の時代を生きる若い女の子のリアルを映し出していて、引き込まれます。 少女たちの心情のリアリティは作者の経験なのか、取材なのか、かなり真理の深いところまでよく想像できているなと思わせられます。ただただ暗いというわけでもなく、失敗から成長する事も描かれていて男女共におすすめしたい漫画です。かっこいい、おもしろい!!恋と弾丸 箕野希望starstarstarstar_borderstar_bordermotomiこの漫画でヤクザの恋愛物語が好きになりました。桜夜さんがカッコよすぎです。 ヒロインも可愛くて、健気。住む世界が違っても二人の絆が強くて、こんなことは現実にはないのかもしれないけど、ドキドキハラハラします。 クールな彼とヒロインにだけ見せる可愛い表情のギャップにも萌えます。絵が本当に綺麗なので読みやすいです。謎解きはシスターフッドの後で #1巻応援ピエタとトランジ キスガエ 藤野可織兎来栄寿元々は芥川賞作家の藤野可織さんが、芥川賞受賞第一作の『おはなしして子ちゃん』に収録された短編「ピエタとトランジ」から始まっており、それが長編として単行本化され、更にそこからさまざまな反省を経て練られた原作を基にしてキスガエさんの作画によって描かれたのがこのコミック版『ピエタとトランジ』となっています。 不勉強で恐縮ですが、原作未読で何も知らずにまっさらな状態で読み始めた私はちょっとダークな学園百合かな、絵が綺麗だなぁと安穏としていましたが、ちょっとダークどころではありませんでした。 本作のふたりのヒロインであるピエタとトランジの内、トランジの方は「事件を呼び寄せる体質」を持っているという設定になっています。この設定は、誰もが思う「金田一やコナン君は事件に遭いすぎでは?」「何なら厄病神なのでは?」という素朴な疑問から立脚しているといいます。かわいいんですが、キングボンビーや飛行機に乗っているジョセフ・ジョースターくらい近寄りたくないですね。 更に、世の探偵もののバディが大抵男性同士であることから、そのカウンターとして生まれたとも。確かに、ほぼ男性が出てこないような作品でもないとミステリ系で女性同士のバディものというのはなかなかないですね。 トランジが引き起こす事件はテンポも凄まじくドライヴ感すらありますが、何よりそれよりどれよりもその中でのピエタとのやり取りや関係性の動向が気になります。 大事なことなので何度も言いますが、作画担当のキスガエさんの絵が本当に良いのですよ。表紙にいわゆる「売れ感」を覚えます。中の絵もとてもよく、絶妙な表情や目を引く大ゴマなどディモールトベネです。逆から読むと「絵が好き」だそうで、納得です。 表紙の絵に惹かれる方、軽口を叩き合える気さくな女の子同士の関係性を楽しみたい方、そんな子たちがさまざまな事件に挑む姿を見たい方にお薦めです。 タコピーよ。。タコピーの原罪 タイザン5starstarstarstar_borderstar_borderPom 当たり前ながら漫画だから、しずかもまりなも東くんも皆それぞれの状況が見えるのだけど(何を考えているのかも) タコピーの存在ありきで何とか最後まで読めたけど、私は大変心苦しかったです。 しずかの心の奥底のダークな部分から出てくる晴れやかな顔が何とも言えず怖く感じた。 途中読むのやめようかなとも思いましたが読了して良かったとも思います。 そして1日置いても、ふとした時にザワザワとした複雑な感情が残っている。人魚と王子様の両想いラブコメ #1巻応援はぐれ人魚のディアナ すあまsogor25奴隷市場で売られていたところをアンデルセン王国という国の役員に買われた人魚のディアナ。 そのまま他国への贈呈品にされるはずだったディアナですが、王国の第三王子であるレオが彼女にまさかの一目惚れ! 勢いのまま彼はディアナにプロポーズしてしまいます そんなレオの告白を受け、人間に対して警戒心を持っていたはずなのにあっさりと彼に心を許してしまうディアナ。 この作品はそんな出会った瞬間から両思いな2人が周囲の人々の戸惑いをよそに関係を深めていく様子を描く、 基本は楽しいラブコメ、だけど時々深いドラマが垣間見える作品です!胸が苦しくなる女の子がいる場所は やまじえびねstarstarstarstarstarこめつぶ性別で幸せが決まるなんて・・・ 各国の女性達の虐げられ方を描いてあり、日本はまだ全然まし。 こんな悲しいことが世界各国で起きていると思うと、女に生まれたというだけで悲しい人生になってしまうのかと思うと、胸が苦しくなる。 彼女たちが好きなことをして、好きな洋服を着て、好きなところ出かけられて、結婚をしなくても十分に暮らせていける環境になってほしい こんな思いを抱えて生きてる女の子が沢山この世にいること、同じ歳の頃に読みたいものでした 男性にも女性にも、大人にも子供にも読んで欲しい 障がいに対する私の考え方の根本になった大切な作品です。光とともに… 戸部けいこstarstarstarstarstarあいざっく小学生の頃、学校の図書館に置かれていたので、 最初は「やったー漫画だ」という感じで読み始めました。 しかし、綺麗な絵柄に反してとても重たい内容に、 いつしか真剣に読むようになりました。 その当時、小学校中学年くらいということもあり、 まだあまり障がいについて分かっていなかったのですが、 「光とともに…」を通して、自閉症という障がいがあるということ、 本人や家族がどのような出来事に出くわし、どのような悩みを抱えるのかということを初めて知りました。 また、障がいがある子にどういう考え方でどのように接したら、 その子にストレスを与えずにコミュニケーションが取れるのかということも 漫画を通して少し分かりました。 決して教育目的のみで描かれた漫画ではないので、 漫画のストーリーとしても面白く、母と熱心に読んでいました。 悲しいことに、この素晴らしい作品を描いた作者の方が 途中で亡くなってしまい、漫画が最後まで完全な形で描かてることはありませんでしたが、 障がいに対する私の考えの根底を築いてくれた、とても大切な作品です。 ぜひ沢山の人に読んでいただきたいです。ほっこりします冷めないふたりのひとりご飯 きたむらましゅうstarstarstarstarstar_borderこめつぶお互いが思いやりがあってほっこりします 2人で相手のために作りあい、食べあうのは、すれ違いでなかなか会えない夫婦にとっては凄く幸せなこと。会えないのは寂しいけど凄く理想な夫婦だな~~!! 何よりお料理が全部美味しそうで、どれも試してみたくなります 私も旦那と勤務時間が合わず中々会えないけどこんな夫婦の形もあるんだと参考になった。 今日の晩御飯張り切っちゃお~ 複雑な気持ちホリデイラブ ~夫婦間恋愛~ こやまゆかり 草壁エリザstarstarstarstar_borderstar_bordermotomiちょっとした行動がどんどん悪い方に流れていってしまい、なんでー えー?!と 思いながら 負のスパイラルに巻き込まれていか家族が気になったり、続きが気になって気づいたら一気に読んでいました。ありえないお話とわかりつつもハマっていくお話でした。 絵も見やすくて 読みやすかったです。浮気された妻の心の葛藤がこんなにリアルに描かれている漫画は初めてでした。 ファンタジー紅茶王子 山田南平starstarstarstar_borderstar_bordermotomi懐かしぃ~。そして絵を見ただけで懐かしくなります。このマンガで紅茶に興味持ちました。 絵が可愛くて、イケメンはめちゃくちゃイケメンで好みです。アッサムの黒い美しいお顔が大好きです! ファンタジーと学園物が上手くマッチしたお話で、基本的に明るいけども、所々シリアスな場面もあります。 出てくる紅茶やお菓子が美味しそうだし、紅茶とお菓子を食べながら読みたくなる漫画です。新さんの感想 #推しを3行で推す新さん 泉昌之マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりによんだが相変わらずいい。30代後半居酒屋で馬鹿話が好きな独身貴族で妙な男気はある男 呉竹新が主人公で本人は普通に過ごしているつもりだが奇行も含めて面白い漫画。多分友人にいたら面白いと思うが直接の友人ではなくちょっと離れたところくらいで友人から話を聞くのが最高に良さそうな男だった ・特に好きなところは? 女性との約束でコンサートに行くことになり新横浜へ急いで行きたいので、東京駅から新幹線を使って行こうとするが間違えて名古屋に行く回「時速230キロでバカが名古屋に運ばれていくぞ!!」のシーンからのコンサートに行けなかったので女性にお詫びのつもりで郵便受けに「ドラゴンズ最中」を置くところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! もう今ではあまり見かけない愛すべきキャラクターの新さんはいつ読んでも面白い。あと買うなら文庫版をお勧めします。文庫版にしか載っていない「新さん」の書き下ろしがあります。 命の大事さセブンティウイザン タイム涼介starstarstarstarstar_bordermotomi70歳で妊娠?出産?ありえないけど気になって読んだら良かったです。 設定は無理があるかもしれないけど漫画なのでそこは置いておいて こどもを授かることの尊さ、育むことの素晴らしさと責任の重さ、そして親になることへの覚悟と、何より老夫婦の成長とあらたな関係性の深まりがとても丁寧に描かれています。 お子さんがいる方も、いない方も何かを感じることができる漫画だと思います。私は出産も経験し育児中ですが、共感できるところも多々あり涙でした。 不思議な世界荒川アンダー ザ ブリッジ 中村光starstarstarstar_borderstar_bordermotomi聖☆おにいさんも良いけれども、個人的にはキャラが多くて笑いのバリエーションのあるこちらの方が好きです。 荒川の橋の下が舞台のギャグ漫画です。 独特の雰囲気があります。ギャグ展開とシリアス展開がうまく混ざっている漫画だと思います。 ギャグとシリアスのバランスがいい漫画が読みたい方にはおすすめの作品です。 皆個性があって普通というものが何なのかわからなくなってきます。憧れていた社内恋愛クローバー 稚野鳥子starstarstarstar_borderstar_bordermotomi昔読んで柘植さん大人だなあとか、社内恋愛ってこんな感じなのかな?と思っていましたが大人になってから 改めて読んでみると柘植さん29歳で意外と若いっていうところにびっくり!! 社内恋愛も不倫や大人の事情など、大人になってからの見方や解釈が出来て面白いです。 時代を感じる漫画ですが、そこも含めて面白いです。アナトミアアナトミア―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている― 高城玲おかちちゃんマンバの口コミを見て読みました。 中世ヨーロッパを舞台にした、とてもスケールな大きな作品です。 この先、どのような展開になっていくか楽しみです。 これは知られざる才能だ!!アイも変わらず 青木万里子starstarstarstarstarかしこマンバのクチコミを見て知った作品です。短い文章なんですが本当にオススメなんだなっていうのが伝わってきたので購入してみました。 https://manba.co.jp/topics/45809 表紙はシンプルなんですが、読んでみたら絵もストーリーも雰囲気も全部どんぴしゃで自分の好きな感じでした!!こんなに心ときめく作家さんとの出会いは久しぶりで、一日中ワクワクするくらい嬉しかったです。 ざっくり言うと恋愛感情を抱かないセクシャリティの男の子と性に奔放な女の子が友達になる話です。わりと最近よく見かけるテーマかなと思うんですが、この作品は登場人物の感情がとても自然で、ストーリーよりもキャラクターの内面を重視して描かれている感じがしました。なので人間関係としては複雑になっていくんですが嫌いなキャラクターは1人もいません。高校生の頃に出会い、同じ大学に進学し、別々の仕事をするようになる…という時間経過の構成も上手くて、大満足の全1巻でした。 なんならあと10巻は読みたい!!本当に電子限定なのはもったいない!!こんなに濃い青春を送れたなら。てがきのエデン 眞山継starstarstarstarstarPom 読み始めから、みるみる引き込まれた。 みのりと猛と透真3角関係で恋愛が主かと思いきや、そうでもない。 学生ならではの迷い、苦しみ、悩み、ぶつかり合いながら分かち合う仲間になっていく。 もちろん、誰に惹かれてとかはあるんだけど、それ以上のものが詰め込まれていて、すごく中身のある素敵な青春物語でした。 自分、こんなに色々と考えて人のこと思いやって学生時代送ってたかな。 学生時代の仲間って、永遠の仲間にもなるんですね、感動した。<<119120121122123>>
登場人物はボーン親子と住み込みの秘書。 父のほうは古い文字を解読する、言語学の教授。 天才的なセンスを持ち、その言語解読能力は暗号にも通づる。 一方、息子は父と正反対の体育会系。 住み込みの秘書は教授の研究補佐をしたり、男所帯で家事をしたりする修道院出の女性。 ボーン教授は軍で暗号解読をしていた経歴を持つ。 このために、親子+秘書はいろいろなトラブルに巻き込まれることに‥。 舞台は1920年代のイギリスとあるので、作中で話題に登る戦争は第一次世界大戦のことだろう。 調べると、エニグマのせいか暗号というと第二次世界大戦の印象が強かったが、第一次世界大戦も通信と暗号は重要な立ち位置だったようだ。 アラン・チューリングとは年代も生まれも合わない教授だけど、第一次世界大戦時も、アラン・チューリングのような天才がいてもおかしくはない。 なお実際の物語は、そんな背景はつゆとも感じさせないし、知らなくても楽しく読める。 表紙のような親子+一人でほのぼのした感じとアクションが混じる、そんな漫画。