女性マンガの感想・レビュー3243件<<1819202122>>”推しの死”に傷ついた主婦が20年前にタイムリープ…! #1巻応援推しが死ぬし助けるし 都陽子sogor25その活動を追いかけることを心の支えにしていたアイドルが薬物による中毒死をした、という報道を見てしまった主人公の専業主婦の女性。 立ち直れないほどのショックを受けた彼女はそのアイドルの残像を追ううちに、なぜか20年前にタイムリープ。 奇しくもそれはそのアイドルが子役としてデビューする直前でした。 そのことに気付いた主人公は“推しの死”を回避するためにある行動に出ます。 いわゆるタイムリープものですが、今のところアイドルの死に事件性は見られず、その死を回避するための描写はサスペンスというよりはアイドルが抱えていた心の闇に主人公がどうにかアプローチしようとする、ヒューマンドラマのような側面の強い作品です。 ここからどう“過去が変わる”のかはまだ分かりませんが、20年という長いスパンで“推しの死”を回避しようと奔走する主人公の姿、そしてタイムリープによって生まれた主人公とそのアイドルとの関係性に注目してゆきたい作品です! 1巻まで読了彼女の人生を変えたのはある“下着”との出会い #1巻応援ランジェリー・ブルース ツルリンゴスターsogor25派遣社員として働く34歳の女性・深津ケイは、仕事も恋愛もちゃんと自分で選んで生きてきたはずなのに 、どこか自分の存在が自分から遠いような感覚を覚えていました。 そんな中で彼女は友人からあるお店を紹介されます。 「予約をしている」と言われたそのお店は自分では入らないような下着店。 そこで店員さんに選んでもらったブラジャーは、サイズや着心地が合う以上の衝撃を彼女にもたらします。 言うなればそれは「私が私をつかまえた感覚」。 この作品はともすれば性的なアイコンとして捉えられてしまいがちな下着というものを 誰のためでもない“自分のために選ぶ”という経験をきっかけにして ケイが新たな人生のステップを歩み始める様子を描く作品です。 下着から自身をエンカレッジする感覚はもしかしたら女性特有のものかもしれませんが、どんなアイデンティティを持っていても読めば何か心に引っ掛かりが生まれるような物語づくりがされているので、表紙に気負うことなくいろんな方に手にとってもらいたい作品です! 赤には気をつけろ。赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる 野原広子starstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。シンガポールでは温帯の果物はかたいという新たな知識シンガポールのオタク漫画家、日本をめざす フー・スウィ・チンstarstarstarstarstar_borderゆゆゆほんわかとした絵は、日本のエッセイ漫画絵風にした結果なのかなぁ。 アメリカで連載されていたコミック表紙はダークな感じだったので、ギャップが大きい。 とはいえ、4コマで綴られるほんわかとした話と絵柄に、あの漫画この漫画のキャラクターだけでなく、外国のイラストによくある充血した目玉の人が出てきておもしろい。 特に好きなところは、突然座禅を始めること。 実際は突然ではないのだろうけど、周りに座禅をする人がいないので、印象に残っている。 シンガポール人から見た日本の話から、日本の出版社へ漫画持ち込みの話へ。 いろいろあったようだけど、作者さんが筆を折ることにならなくてよかった。 ピュアラヴ!異形頭さんとニンゲンちゃん 三毛たまstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ人外 ✕ 異世界へ転移した会社員女性による、恋愛漫画です。 女性は転移前はブラック企業勤め、設定によると実家では搾取子。 異界では、ペットとしてゴロゴロ食っちゃ寝を許され、さらに優しくしてもらえる環境。 良い環境で、身体ともに傷が癒えてきたようです。 同じペットでも『あっ、次の仕事はバケモノ退治です。』とは大違いだなあと思ってしまいました。 特に好きなところは、異形頭さんの体格とオネエ言葉です。 元軍人とあったので、そういう系統の体格なのでしょう。 顔がツルンとした雰囲気の異形頭なので、顔に注目しがちだったのですが、ニンゲンちゃんを触る手や腕を見てドキドキしてしまいました。 オネエ言葉はクマやらなんやらと比べると怖い頭なので、怖がられないようにするための、防壁なのかもしれません。 人外✕少女の恋愛ものが好きな方にはおすすめです。 人外と書いてますが、あちらの世界ではニンゲンのほうが“人外”…。緩くて癒し。#1巻応援やうやう古書店は今日も平和です【コミックス版】 えんかstarstarstarstarstar_borderPom 癒し漫画。 古書店店主の栞さん良いなあ〜肩の力抜けてる感じ。そしてヨウくん、身長高くて、少し強面たけども内気な性格。 ゆったりと時間が流れていくような波がほとんど無い漫画で、1日最後とか読んだらホッとするし癒されると思う。 この緩い感じのまま続いて欲しいなぁ〜。 また、ヨウくんの姉のホムラがいいスパイスになりそうで、それも良かったです。もしも子どもに「東大に行きたい」と言われたら…! #1巻応援たちつて東大 斎藤かよこstarstarstarstarstarnyae『暴力亭主から逃れる10の方法』の作者の方の新作です。この方の人生はいい意味でも悪い意味でもドラマチックで目が離せません。 このエッセイは娘の月子ちゃんが小5のときから始まっていて、全1巻なだけあり省略部分もかなりあるけれど読み応えは抜群です。受験勉強真っ只中な親子や、難関大学受験を検討している方々の背中を押してくれるような内容だと思います。 自分の実力よりもはるか上のレベルの難関大学合格を目指すとなると、やっていることやマインドは控えめに言ってもまさに「戦い」だということがわかります。それに10代の子どもたちが人生をかけて挑んでいる。親としても自分のできることはすべてやってサポートしてあげないと!という気持ちになりますよね。 この数年間、落ち込んだり心が折れそうになったりしたこともあっただろうに、いつでも強気で前向きで自分を信じることを貫いた月子ちゃんに拍手。 果たして月子ちゃんは東大に受かることができるのか!? 衝撃のラストをぜひ読んで確かめて欲しい。 人はやり直せるキレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~ 田房永子starstarstarstarstar_border野愛ヒステリックにブチギレて暴力をふるう人は「いつだって自分が正しい」というタイプだと思っていました。 殴りたくて殴ってるんじゃないとか言うけどサンドバッグ探してストレス解消してるんだと思っていました。 なので、狂ってる人って幸せだろうな〜狂っちまいたいな〜なんて羨ましくなる日もありましたが、そうじゃないんですね。 自分が異常であることに気づきながら異常性を飼い慣らさない、これはかなり恐ろしいことです。 ヒステリックな母親や高圧的な元彼に抑圧されて生きてきた筆者が旦那を怒鳴ったり殴ったりしてしまうことに悩み、どのようにして改善していったかを描いたエッセイです。 旦那を殴ったり物を投げたりしながらもいつのまにか子どもができていたので、どうか子どもは殴らないでくれ!と思いながら読んでいました。 子どもに矛先が向いたらまずいという感情がいい方向に進んでいったので安心しましたが、筆者のように考えられない人もいるだろうな……。 自分の異常さに気づきながらも見ないふりをして暴走していく人もいるでしょう。愛しているからと配偶者や子どもを殴ったり怒鳴ったりする人もいるでしょう。 そういう人たちにこの作品が届くといいなと思います。 自分を見つめ直すのに遅いも早いもないのだなと感心させられる作品でした。天才ma2先生が描くJK(18歳)とお世話係(33歳)の年の差ラブ春雷と恋わずらい ma2starstarstarstarstar天沢聖司ma2先生の新作です。言うことは以上です。ma2先生の描く男女全部最高だからマジで描くこと無い。ホント美麗…美しい…華ちゃんが明るくて素直で可愛いくて好き。櫻井さんには早くデレてほしいです!!安全と安心の「大丈夫」大丈夫倶楽部 井上まいstarstarstarstar_borderstar_borderさいろく表紙にもいる芦川さんが気になって読み始めたんだけど、思ってたより遥かに不思議な作品だった。 生命居住可能領域(ハビタブルゾーン)の話や、大丈夫な状態になるとどうなるか・どうなると大丈夫じゃなくなるのか(個々で違いある)などなど、正直ためになることではないんだけど深掘りされていく彼女たちのキャラクターはとても魅力的である。 毎回課題というか主題は「どうやって大丈夫になるか」ではあるんだけど、大丈夫じゃなくなる理由は様々。毎回どういうことだろう?ってなるのがまたいいところかもしれない。 ドラマから飛んできました年の差婚【単行本版】 中間淳生starstarstarstarstarママ子実写版砂時計で好きになった竹財輝之助さんが晴美さん役で気になって飛んできました。漫画読みながら脳内は竹財さんバージョンの晴海さんで展開してました。 若い子にたじたじな晴海さん、かわいくってハート鷲掴みです。 舞衣子の男友達に嫉妬している姿とか、余裕ないところの描写がキレイで、ますます晴海さんが好きになりました。 ドラマにないエピソードが楽しみであっという間に読んでしまいました!インターネットで誹謗中傷。した側、された側のその後。しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~ 左藤真通 富士屋カツヒト 清水陽平starstarstarstarstar_borderゆゆゆリツイート(リポスト)も誹謗中傷しているうちに入ると聞いたのはいつだったか。 作中2巻でも、ばっちり開示請求行きになっています。 物語の端々で、こうするとこうなるのか、ああそうか、と思ってしまいます。 教科書代わりに漫画で勉強したり、子供に覚えてもらうのも良いかもしれないですね。 もう数年したら、この漫画に書かれている内容も「今はこんなに甘くないからw」と言われるのかもしれませんが、良い勉強になります。 法律や裁判という点では、添付画像のシーンも印象的でした。 裁判は「私は悪くないのにどうして!」と言っている段階の、次の段階だとよく分かります。 X(Twitter)でお医者さんアカウントが続々と開示請求をし始めた時期を思い出してしまいます。 家族をも巻き込むので、自分はトラブルに足を突っ込まぬよう気をつけたいです。 それから、一巻最後のおまけ漫画にあった 「身内といえどしょせん他人事…そのときが来るまで分からない人が多いのです」 のコメントは、何事にもいえることだったので、そうよねと染み染み実感してしまいました。走れる大人でありたい走り出す花びら 甘井最鹿名無し普段運動する習慣がなくても、ふとした時に走る場面があると風を切る感じが気分いいな〜と思いますね。いざという時「自分は走れる」と思っておくとなんか強くなれる気がします。 それにしてもデビュー作とは思えない上手さですね。ファンになりました。 35歳、気付けば10年ぶりの恋こっち向いてよ向井くん ねむようこstarstarstar_borderstar_borderstar_borderママ子元カノに守りたいと囁いたらプロポーズの雰囲気はどこへやら…詰問されまくりで破局。 そんな元カノに未練(?)があり何かの拍子についフラッシュバックする向井くん。 10年ぶりにギアあげた瞬間に失恋(?)でまたもや一時停止。 ストーリー的にはゆるりとしていて、じれったいが現実派な漫画ということなのかな。 せっかちな私は途中で挫折しそうですが、のんびり読み進めたいと思います。 まさか本格サイコスリラーだったとは4人の女を同時に妊娠させた夫 モチ サレ妻さおりポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。30代に刺さりすすぎるこっち向いてよ向井くん ねむようこ名無し30代、実家暮らしの時点でも刺さるのに出会う女性が超しっかりしていて尚且つ強いのと言ってることがすごく現実的で刺さります。 少女漫画なのに全く誤魔化してない感じがすごい! 男性から「守る」って言われたら今の時代見下されてる感じする、ってのはそうなのかも… 女性も平等に働いて自立している現代だからこその疑問…。 主人公の男性というより女性の心情書かれるのほんとうまいなと思いました。 ゲームを作るときは自由で豊かで救われていないと。 #1巻応援え、神絵師を追い出すんですか? 乙津きみ子 宮城こはく兎来栄寿第6回カクヨムWEB小説コンテスト「キャラクター文芸部門 特別賞」を受賞した宮城こはくさんの原作小説を、『野良猫と便利屋』や『青春ランナウェイ』の乙津きみ子さんがコミカライズした作品です。 最近も追放モノが流行っていますが、本当は優れた稟質を持っているのに理不尽によってそれが生かされず逆襲を果たしていく物語というのは古今東西に存在します。ある種、人間社会の普遍的な不合理が生み出すものなのかもしれません。そして、王道ではあってもそうした不遇に置かれた主人公が八面六臂の活躍をする様は良いですよね。 本作のヒロインは、大人気イラストレーターIrodoriでありながら、憧れのゲームを作った人がいる会社にお忍びで入社した夜住彩(やすみあや)。ブラックな労働を課せられ全力でこなしていましたが、欲深く無能な上司によって窓際部署に飛ばされてしまいます。しかし、彩は自分で自分の限界を決めることを是としてしまうような会社の空気を覆す神ゲーを作るため、同期の真宵学と共に決起します。 彩がいなくなることにより元の部署には当然歪みが生まれるのですが、後の祭です。ただ、現実的にはその皺寄せが無能な上司ではなく残った同僚に行くのが辛いところですね(遠い目)。 そうした理不尽に対するカタルシスもありながら、どちらかというと新しく始めるゲーム作りのワクワク感が大きいです。 個人的に、リアルな今の小学6年生男児3人の反応をマーケティングするシーンが好きです。何をダサいと思い、何をカッコいいと思うのか。ちょっとセクシーな絵にはどう反応するのか。どういうものなら、問答無用で彼らを引き込めるのか。机上の空論ではない、生の反応を掴むことの大事さはモノ作りにおいてとても大事です。ただここ数年はコロナもあってそういったことがやり難くなっていたのは見えない部分で想像以上に損失を生んでいそうだなと思いました。 モノづくりはアニメでもゲームでも「好きが人を繋げる」というのもいい言葉です。一番の本質は、やはりそこにあると私も思います。そうした熱を帯びながら、一度は諦めてしまった人が冷え切っていた魂に再び火を灯して再起していく姿もたまりません。今後、彩たちのチームがどれだけのことを成し得るのか楽しみです。 余談ですが、毎回サブタイトルがゲームタイトルのもじりになっており、それになぞらえた扉絵が入るのもゲーム好きとしてニヤリとします。登場人物全員が生きている瓜を破る 板倉梓六文銭久しぶりに 「人間をきっちり描いてる」 と思えるような作品に出会えました。 タイトルから処女をこじらせた主人公の恋愛話かと思ったのですが、主人公の周囲にいる登場人物までも背景や価値観を丁寧に描き、しかもどこかしら自分と通じる部分もあって、全員に共感しかなかったです。 バリキャリもいれば、家庭に入った人もいたり。 彼氏とうまくいっている人もいれば、うまくいっていない人もいる。 言いたいことガンガン言える人もいれば、言えない人。 ホントに多種多様な、そしてある点において自分によく似た環境や考え方の人もいて、どの登場人物にも感情移入が凄まじしいんです。 漫画のキャラクターなのですが、まるで生きているかのような、読んでいてそんな感覚をおぼえました。 基本的には主人公が、処女で焦り悶々としている様を軸に、他の人物のストーリーも出てきて、この視点変わる展開の仕方も飽きさせずひきこまれます。 結果として、主人公も素敵な彼氏と出会えるのですが、そこに至るまでのもどかしい感じもたまらんのです。 自分もコミュ障で恋愛奥手マンだったから、何するにしても相手がどう思うか考えてしまい、結果、何もできない or すれ違う様が、じれったくて、でも、お前は俺かと共感に首がもげそうになりました。 何にせよタイトルからくるイメージとは良い意味で全然違った、ピュアな恋愛と、多様な人物描写が魅力的な作品でした。 漫画やアニメが好きだとは思うが・・・36才のオタクが急にハマれなくなった話 一秒starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男稼ぎのほとんどを漫画とかアニメに注ぎ込んでいるという話だったが自分が好きでやっていることにメリットとかデメリット他人との違いみたいなのを考えるのがちょっと疑問に思った 何かを好きとかの話で思い出すのははるな檸檬のZUCCA×ZUCAで宝塚への愛情を度合いを示すネタの回で両手に宝塚関連の本を抱えた状態で宝塚に対して「別に好きじゃないよ」という4コマと、昔俺がトレーニングにハマっていたのだがその際に同じジムにいたベンチプレスの世界チャンピオンとよく話していた。いつも会話の大部分がベンチプレスのテクニックなどの話で「本当ベンチプレスが好きなんですね?」と言ったら「お前は歯を磨かないのか 飯を食ったら歯を磨くだろ それと一緒だよ」という会話をしたことだな さぁ、あなたの中のおっさんもアップデートしようおっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! 練馬ジムさいろく1巻の間だけでも印象がガラリと変わる(そのぐらい最初悪いのだが) アップデートTHEおっさん! 大地くんとの会話でアプデされていくおっさんを見て非常にスッキリしつつ、家族とのすれ違いやハラスメントの権化であるおっさんを見てイライラもしつつ。 世に溢れる偏見、昨今は本当に話題であるが多様性というものがどうあるべきかは考えさせられる。 これはいいマンガである。だがこれが全て正しい方向に導いてくれるかはわからない(多分偏った思考を描くことはしないだろうけども…!)ノスタルジックなデビュー作、千年鉄騎(ダーリン)千年ダーリン 岩澤美翠さいろく絵柄や内容がいい具合に最近見ない方向で、鉄騎と書いてダーリンと読ませるあたりも癖が面白くていいゾ~これってなりました。 絵柄もそうだけど、構図なのか?なんでかわからないけど、町並みや空き地の子供達など、昭和な香りがしてくる作品。 サイボーグのような鉄の身体で蘇った一平と、バディとなる心臓を捧げる銀色。 なんというか、めちゃくちゃだけどそこもまた良い感じである。 めっちゃ少年マンガだし、コロコロとかでやっててもおかしくなさそうなんだけど、トーチなんだよなートーチ良いよなーって思います。続きがきになる大切な日はいつも雨 RYO.starstarstarstarstarmotomiとてもおとなしそうな主人公、実はそんな人のほうが大胆なことをしていると思わせる描写。悩み事を相談する相手が少し派手目の友人。つくづく人は見た目ではないのだなと思わせる漫画です。どちらも相手の畑がまぶしいのは全世代に言えるのでは? 赤ちゃんを泣かせていい場所よなきごや かねもとstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ人とのつながりと自分だけの時間と、睡眠時間。 なんと贅沢なものだったんだろう。 とくに睡眠時間。 「伝説のお母さん」もそうだったけど、作者さんは子育てについて、ものすごく共感しかない漫画を描かれる方だなと思う。 寝る子寝ない子食べる子食べない子。 子供に悩まされる。 子供を産んで育てるという今までと違う生活になってしまったことにも、悩まされる。 作中に出てきたショップカードにある 「さみしくなったら来てください」 の文字が身に染みる。 さみしい気持ちは如何ともし難い。 ラジオ深夜便にお便りを送る方や、(旧)Twitterでつながる方。 さみしさを埋めるためにつながりを誰かと持って、やんややんやできると、さみしさはちょっと変わる。 子供の成長をそばで見てくれている人が、同調してくれたら、さらに良いと思う。 ちなみに、マイナビ子育てに掲載されている最新第8話は、他の子が卒業してもよなきごやに通う親子の話。 ひと安心できる話になりますように。 追記 第8話がフルページ公開され、ひと安心できました。 Xへのポストに、作者さんが書きたかったことが書けたとありました。同年代のオタクだけどあまり共感できなかった36才のオタクが急にハマれなくなった話 一秒ポコニャン加齢とともにオタクとしての趣向が変わっていくのって当たり前のことだと思っていたので、この主人公がものすごく落ち込んでいることに驚きました。それも人生設計が崩れるほどに…。そんなに推しに人生を預けてるオタクが多いってことですかね。 たったひとつを愛し続けて絶対に他には目もくれないって人もいると思うけど、大抵の人があるコンテンツに心躍らなくなったら、他のコンテンツで心を満たして、で、時間が経ったらまた元に戻るときもあるし、戻らなかったら戻らなかったでしょうがないか、という感じで生きていると思ってた。実際自分がそうなので。けっこうその辺バランス取りながらオタ活してるひと多いと思いますよ。 というか結婚を決めたオタ友に対してがっかりしてるのやばくないですか。未だに結婚は「一抜け」感あるんですかねえ。結婚報告がなかったことがショックなのは分かるけどそれはオタクどうこうじゃなくて親密度にすれ違いが起きていただけの話なので…。 逆にいつまでもオタクとして人生を謳歌している姿を子育てしてる妹が見て苛つくのは理解できる笑。どっちも悪くないと思いますけどね。<<1819202122>>
その活動を追いかけることを心の支えにしていたアイドルが薬物による中毒死をした、という報道を見てしまった主人公の専業主婦の女性。 立ち直れないほどのショックを受けた彼女はそのアイドルの残像を追ううちに、なぜか20年前にタイムリープ。 奇しくもそれはそのアイドルが子役としてデビューする直前でした。 そのことに気付いた主人公は“推しの死”を回避するためにある行動に出ます。 いわゆるタイムリープものですが、今のところアイドルの死に事件性は見られず、その死を回避するための描写はサスペンスというよりはアイドルが抱えていた心の闇に主人公がどうにかアプローチしようとする、ヒューマンドラマのような側面の強い作品です。 ここからどう“過去が変わる”のかはまだ分かりませんが、20年という長いスパンで“推しの死”を回避しようと奔走する主人公の姿、そしてタイムリープによって生まれた主人公とそのアイドルとの関係性に注目してゆきたい作品です! 1巻まで読了