青年マンガの感想・レビュー15376件<<5253545556>>好きな人は好きかもしれない器用貧乏おじさんの異世界再冒険 西川秀明名無し※ネタバレを含むクチコミです。夕凪に舞え、僕のリボン夕凪に舞え、僕のリボン 黒川裕美starstarstarstar_borderstar_border寸々ストーリーの新鮮さや意外性は無く、本当に描きたいものだけを上下巻にまとめている。 競技モノではなく家族モノとしての側面が強い。 "ハルタ作家としての絵柄"をすでに身につけている。信仰します!!崇めてほしいミコト様 ウエダマサヒロstarstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。クセ強いってレベルじゃねー!七瀬、ななくせ 藍田英利名無し※ネタバレを含むクチコミです。 一生見てたい2人フードコートで、また明日。 成家慎一郎starstarstarstarstar野愛この2人を一生見てたい!! 優等生っぽい和田とギャルっぽい山本。見た目で誤解されがちな2人がフードコートでダラダラ喋ってるだけ。 アホだったり知的だったり口悪かったりくだらなかったり、気を遣わず本当に話したいこと話してる感じがいい。必要以上にキャッキャしてないし可愛さを全面に出してるわけじゃない、結構お互いのことボロカスに言ってたりもする。なのに尊いし愛おしいのは何故だ? ギャップで笑わせてやろうみたいな制作意図も見えないし、単純に面白くて心地よくてドンドン読んでしまう作品。好き。#介護ロボットが人類を削減しているの感想 #推しを3行で推す#介護ロボットが人類を削減している SUEY名無しどんどん読み進めてしまった。 現代が向かわんとする社会の姿を現しているようでぞくぞくした。 ロボットと高齢者の話か、今話題のテーマ無理やり詰めただけなんかなとか思った自分をぶん殴りたい。 まだ途中だけど、本当の幸せってなんだろうなと考えてしまう作品。 続きがとても楽しみです!! 教えてくれた会社の先輩、ありがとうございました! 日本に初めてやってきた魔女の女の子大正忌憚魔女 うさみみきstarstarstarstarstar_borderゆゆゆなんでこの子が日本へ派遣されてきたんだろう。 実は芯が強い子なのか、研究熱は他の魔女のひけをとらないのか。 不思議に思うほど、心根が優しい女の子の魔女が主人公。 とはいえ、違う環境で魔術もうまくいかないようで(それでも研究は楽しそう)、辺境の国における初めてやってきた魔女に対する偏見は強く。 さらに、仕送りのお金は研究に使い込んでしまうため、毎日金欠で。 ああ、本当にこの子で大丈夫だろうか、と書いていて心配になってくる。 とても運が良いことに、偏見に抗う女学生と仲良く話をするようになり、少しずつ周囲は変わっていく。 読んでいて、神様の視点というか、お母さんのような立ち位置というか眼差しというか、そんなかんじで魔女の夜迷ちゃんを見てしまう。 絵本のような画風、ほのぼのした雰囲気のなかで、偏見のなかに生きる魔女の辛さと、いつか良くなるという希望が空気のように広がっている。 閲覧注意●特装版●怨霊奥様 若狭たけし アンブル編集部starstarstarstarstar_border山下真司初っ端から血まみれ奥様が炸裂するので気をつけてください。内容は人間と怨霊の結婚生活を描くコメディもの。怨霊ならではのエピソードは笑えるけど油断してるとビクッとするほど顔が怖い。カタルシス外天楼 石黒正数starstarstarstarstar山下真司短編集の皮をかぶった傑作。 初めはギャグ感たっぷりの話だが徐々に不穏な展開に。そして全てが一本に繋がるカタルシス。 これだから石黒正数は好きなんだよなぁ。弁護士れいな先生の百面相が素敵ギャル弁 ー歌舞伎町の幽霊ー ヨウイチ 高崎俊(弁護士法人原法律事務所)starstarstarstarstar_borderゆゆゆものすごくにこやかな表情から、通常モード、セリフと相まって自身の心の闇を見せる表情、少し昔のハードボイルド漫画のような男前っぷり。 れいな先生がとても良いキャラクター。 強そうなのに、「ご自身を一番大事にしてくださいね」という気持ちも分かる。 しかし、ものすごく短いタイトルであっても、作品の内容がちゃんと表現されていたのに、ちゃんと理解しきれなかったのは、昨今の長いタイトルに慣れきった弊害だろうか。 ギャルで弁当でなくギャルで弁護士だし、ギャルなのに弁護士っていうおふざけ系かと思いきやサスペンスだし、コミックス表紙は怖い話のような様相だし、実際(人間が一番怖い的な)アングラな怖い話だし。 なんだこの作品は。すごいぞ。 初連載でこんな勢い、すごいぞ。 第一話は常に無料公開とあったので、興味を持たれた方は第一話だけでもぜひご一読を。 こういうアングラな作品を描かれる方っていうのは、どういう取材や生活をされていて、ストーリーを思いつくんでしょう。知りたいような、知りたくないような。 上靴はもう描かない上靴はもう描かない 問松居間寸々対価の発生しない学生特有の関係性。 最後の見開き、風が通り抜けてゆく教室の地べたに座ってる絵が良すぎる。 上靴(上履き)落書きの風習、うちの高校にもあったな。苦労を抱えたふたりが手に入れる青春 #1巻応援青と恋のアトリビュート えむけいstarstarstarstarstar_border兎来栄寿「こんな青春ストーリー、なんぼあっても良いですからね!」 と、心の中のミルクボーイが笑顔で拍手喝采でした。 美大を舞台にした青春群像劇ですが、創作面での葛藤などというよりは、各人物感の関係性に大きくウェイトが置かれた物語です。 中心となるのは会食恐怖症の主人公・蔵江。 そして、とある悩みを抱えるヒロイン・有地(ありぢ)さん。 蔵江は想いを寄せる有地に近付こうとしますが、その過程で有地の秘密を知ることになります。 友人はいたものの一緒に食事ができないことで困難を抱えていた蔵江と、ある事情により子供のころから人付き合いが苦手である有地さんの、違うものの似ている部分が重なり合って交わっていく構図がとても良いです。 有地さんは絵に描いたような食いしん坊キャラなのも高感度が高いです。美味しそうにたくさん食べる女子、良いですよね。蔵江が人とご飯を食べるのが苦手であることと対照的ですが、それを克服する一助となっていきそうです。 蔵江に好意を抱きアプローチする佐藤さんや、飄々とした良き友人キャラポジションの山本らサブキャラも立っており、青春を織りなす良き仲間たちとしてそれぞれを愛せます。家族以外にスマホに連絡先が入っていなかった有地さんが、少しずつ周囲の人と強く関わり合っていく姿を見ると心が和みます。 互いに心にわだかまりを抱えながらも、生まれた関係性から光の方へ寄り添い歩んでいくような青春を浴びたい方にお薦めです。どれだけ歳を重ねても笑顔で生きるヒント #1巻応援にこにこマンガ 88歳現役医師の ときめいて生きる力 帯津良一starstarstarstarstar_border兎来栄寿私はまだ30代ではありますが、着実に老いを感じる瞬間は増えてきている今日このごろです。『スティール・ボール・ラン』が20周年と聞いて「嘘だよフェルン、7部は10年前だよ」となったり、推していたバンドのメンバーも還暦前後になったりしていて残念ながら訃報を聞く瞬間も増えてきており切ないです。 逆に、荒木飛呂彦さんであったり打首獄門同好会のjunkoさんであったり、年齢を感じさせない外見を保ったままずっと第一線で活躍されている人を見ると驚きと共に元気をもらえます。『トリリオンゲーム』の池上遼一さんなど、もう今年80歳ですからね。末永く元気でご活躍していただきたいものです。 さて、そんな人生90年・100年というこれからの時代に読んでおくと、より快活に生きるヒントを貰えるかもしれないのがこちらの本です。文章3:マンガ1ほどの分量になっています。 主人公は、88歳で現役医師のりゃん先生。お酒と女の人と本が大好きで、医師としての仕事に加えて講演会や執筆活動なども精力的にこなす方です。既に著書は300冊近くにものぼるりゃん先生自身、60代より70代より今が楽しいといい、その秘訣を説いてくれます。70代では走るのも辛くなっていたものの、80代ではまた走れるようになっているそうです。 また、60年以上がんの治療に携わってきたりゃん先生が薦める、がんとの付き合い方のすすめもたっぷりと書かれています。誰しもの身に起こりうることですので、これも決して他人事ではありません。 りゃん先生曰く、何よりも大事なのはタイトルにもある「ときめき」。それは、何も異性に感じるものだけではなく、毎日の楽しみの晩酌に感じる胸の高鳴りも立派なときめきで、そういう瞬間が人生においてはとても大事であるといいます。りゃん先生は、30年以上通風&高血圧だそうですが、だからといってビール中瓶1本までという制限は受け入れられるものではないし、烏賊の塩辛や酒盗やからすみも大好きなので気にせず好きなだけ飲み食いするし、生野菜は好きじゃないので食べないそうです。食療養はひとりひとりの体質によるので、無理に嫌いなものを食べ続けるよりは好きなものを食べて心にときめきを生むことを大事にする、というのはひとつの道であると思います。 マンガを担当するのは、『まめねこ』や『ねことじいちゃん』、また以前私もクチコミを書いた『くらしき ぎゃらりーかふぇ物語』などでお馴染みのねこまき(ミューズワーク)さん。絵がとにかくかわいらしくて癒やされます。 個人的には最近物忘れが多くなってきているのですが、忘れることを前向きに受け入れ、逆に考えて忘れても大切なことはまた覚え直せばいい、大事なのは未来という心の持ちように少し元気づけられました。 自分で読んで何かヒントをもらうも良し、上の世代の方に贈るも良しの1冊です。 「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」西の魔法使いと友達 椎山starstarstarstarstar_border天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。花毛のミリョク花毛 小畠みんち名無しひとことでいうと、純文学のような心理描写をライトに表現している漫画! 貧困、弱者をさりげなく遠景で描いていて、温かな眼差しを感じます。 女の子のキャラが生き生きしていてセリフにもクスッとさせられました。 画もストーリーもテーマと背景が立体的になっていて広がりがあるなと思いました。 ?????アカイリンゴ ムラタコウジstarstarstarstarstar_border山下真司ずっと何読んでるかわからない エッチなの見たい人はどうぞ 現代ホラーDOOOOM―ドゥーム― あかほりさとる 一宮幽starstarstarstar_borderstar_border山下真司問答無用で殺しにくるのがなんとも言えない。 Twitterやインスタ的なSNSが結構出てくる現代ホラー徐々に、ゆっくりと可愛さが増してくるおじさん。おじさんがなぜか可愛い。 水谷みちるstarstarstarstarstar_borderPom 可愛らしいおじさん、”なぜか可愛い”って意味が分かる。ふとした時に、可愛いと思うんだろうな。 何と言うかギャップみたいなものなのかも。 そして、よく観察しないと知っていないとこんなにポンポンと話が出てこないのではと感じるので、水谷先生の観察力もすごいなぁと思う。 最初のイメージ強面なおじさん、小野本さんが素直でちょっと天然で可愛いおじさんに見えてくるのに時間はかからないはずです。続きはよドリフターズ 平野耕太starstarstarstarstar山下真司現世で死んだ有名武将や哲学者、陰陽師などがファンタジーの世界に召喚される系のストーリー。織田信長、那須与一、ジャンヌダルクや土方歳三などが敵味方に分かれて戦う。これだけ見るとありきたりでスッゲェつまんなそうだけど超面白いからどうぞ。 モルスァ喧嘩商売 木多康昭starstarstarstarstar山下真司めちゃくちゃ面白い格闘漫画なんだけど余計なものが多すぎて困る。作者が木多なんでその余計な展開も僕は好きなんですが、キレる読者もいるかも。 とりあえず金田戦最後まで読もうね。#介護ロボットが人類を削減しているの感想 #推しを3行で推す#介護ロボットが人類を削減している SUEY名無しもう極端なことは言えない世の中、漫画の中だけは極端に、思想の強いキャラクターで溢れていてほしいです。 アテレーの勢力が今後どんな世の中を作って行くのか、アテレーを作るほどの強い思想にはんなたちはどのように対抗していくのかがとても興味があります。 そして現実世界でも超高年齢化社会の議論が進んでいけば良いなと願います。わりと自分はアテレー寄りの考え。これは期待のディストピアSF#介護ロボットが人類を削減している SUEYstarstarstarstarstar_borderカイこの内容は特に日本ではタブーじゃないのか? (4話まで読んだ感想) 「大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する」 かつて実在していたジョージア・ガイドストーンに刻まれた言葉を実行するために 介護ロボが自然死/事故死に見えるようにまずは生産力の無くなった老人から… 当然、老人だけじゃ5億にはならないから浮浪者など社会的に評価の低い人を… 今後はどんな基準で??? 少子高齢化や8050問題など絡んで来てエグい題材になりそう 「老人は全員切腹」とストレートなセリフもあったりして 心配もあるけど続きが気になる作品 シュールな笑いを提供してくれる大武政夫異世界発 東京行き 大武政夫starstarstarstarstar_borderカイいやー相変わらずくだらないw 数ページの短い作品5作と長めの2作を収録 シュールなギャグがブッ刺さる短編集不均衡な関係の2人がまさかの形で突き進む歌舞伎の道 #1巻応援ドーンダンス 庄野晶sogor25歌舞伎俳優の養子である伊藤照親は歌舞伎自体にはまるで興味がなく、 役者として舞台に上がるも気持ちの入った演技が全くできていませんでした。 そんな彼が唯一心を惹かれるもの、それが親友である幼なじみの遠井邦の演技。 歌舞伎役者としての才能を持っていた邦ですが女性であるが故に彼女が歌舞伎の舞台に立つことは許されません。 そこで照親はあることを思いつきます。それが、邦の演じた歌舞伎を完全コピーして舞台に立つこと。 完全コピーによって“邦を舞台に上げている”という感覚で歌舞伎を演じ、次第に評価を受け始める照親と 自分自身が舞台に立てない恨めしさを抱えつつも照親に演技をコピーさせる邦。 果たして照親の演じる歌舞伎は誰のものなのか…? それぞれの複雑な思いが交差したりすれ違ったりしながら進む物語は、独特の緊迫感と熱量が溶け合った唯一無二の作品へと昇華しています。 1巻まで読了<<5253545556>>
※ネタバレを含むクチコミです。