青年マンガの感想・レビュー15391件<<269270271272273>>真の最終回を読んでアイアムアヒーロー 完全版 花沢健吾ヒイロ※ネタバレを含むクチコミです。終わり方もよかったGIGANT 奥浩哉starstarstarstarstarかしこ読んでるうちに主人公のちほさんのことを自然と応援したくなるのがよかった。個人的に子供の頃はお兄ちゃんの影響でウルトラマンに憧れてたってのが好きな設定だなー。恋人になる映画監督になりたい男の子が最初に撮ってた赤い糸が出てくる映画は奥先生の初期の読切が元になってて、「HEN」でも登場人物が映画のモチーフにしようとしてましたね。こういうのをセルフオマージュというのかな。でも「GIGANT」では最後に違う映画を撮ってましたね!単行本限定のエピローグもよかった〜。サザエさんの後輩作品、フジ三太郎をご存知だろうか? #推しを3行で推すフジ三太郎とサトウサンペイ サトウサンペイなかやま①高度経済成長期から平成初期を歩み続けた四コママンガ ②サザエさんとは朝日新聞の朝刊・夕刊の先輩後輩 ③社会の教科書では知ることのできない当時が面白おかしく知識として得ることができる 小さい頃、私の家には2つのマンガがありました、「ボロボロのサザエさん」と「いい紙で作られたフジ三太郎」です。 サザエさんは母がフジ三太郎は父が好きで読んでいた本でした。 私は両親共にマンガが好きで自然とマンガが好きになったマンガネイティブではなくて、この二冊を本当にボロボロになるまで読んだおかげで、今もマンガ好きでいられています。 新聞四コマの良いところは、シンプルに”全年齢”を対象にしている笑いと当時の社会の"風刺"がたった四コマで表現されているところです。 正直、新聞四コマの単行本を買っている人はほとんどいないと思いますが、単体のマンガとしても十分に面白いです。 このフジ三太郎の生きた時代の延長に我々の生活があるので、「あー当時はこんな感じだったんだ・・・」などの感覚を両親・祖父母から聞く感覚に近いものがあります。 この作品でマンガの読み方と社会を学ばせてもらいました、ありがとう また、この口コミを書くきっかけとなったのがこの間、NHKの番組「あの人に会いたい」にて作者のサトウサンペイさんを特集していたのを目にして、電子書籍版の存在をしり電書版でまた集め始めました。 https://www.nhk.or.jp/archives/people/detail.html?id=D0009250644_00000 電書版を出版するにあたって、80歳近い作者のサトウサンペイ氏が自ら液晶タブレットに向かって線を引き、言葉や表現を現代でも通用するように変更を加えているとのことが衝撃でした。惜しくも昨年2021年にお亡くなりになってしまったとのことです。 このフジ三太郎は1965年から1991年までの約26年間連載された作品です。 サザエさんが1946年から1974年までなので、10年ほどサザエさんと朝刊・夕刊を支えていたことになります。 実はお互いの作品でクロスオーバーしている部分もあり、そこら辺は長谷川町子氏の「サザエさんうちあけ話」でも語られています。 新聞の四コママンガの代名詞である「サザエさん」で、それ以外の四コママンガの知名度が圧倒的に低いですが、このフジ三太郎も新聞四コマの完成形だと思っています。「全巻買って読んでみて!」とは言えない作品ですが、あなたの記憶の片隅にどうか・・・姉妹のノリは健在! #推しを3行で推す紙一重りんちゃん 長崎ライチなかやま①ふうらい姉妹の絶妙なテンポにさらに磨きがかかっている ②四コマの全コマがオチに使われているキレの良さ ③伝染(うつ)るんです。などギャグ作品が好きな人にぜひ ふうらい姉妹の四コマ形式の長崎ライチ先生方の新作 個人的にはライチ先生の作品は四コママンガが好きなので、この形式での新刊が出てくれるのは非常に嬉しい ただ、↑にも書いた通り、全コマ笑かしにきているので読む時のカロリーが高い高い 単行本で買って、疲れた時にちょっとづつ読むと元気をもらえて良いです。 ふうらい姉妹では、基本阿呆の姉 れい子と、ツッコミ役で時々阿呆の妹 しおり の絶妙なバランスで記憶に残る笑いを提供してくれましたが、今回は 基本天才でも阿呆のりんちゃんが天才児っぷりからの阿呆で笑わせてくれます。 意味不明の完全シュール逆とは違い、日常や一般生活の中での解釈を飛躍させて笑いに変えてくれるので「その発想はない!」とかふとしたタイミング思い出し笑いなんかも 昔、南Q太を読んだときのような、何気…心臓 奥田亜紀子ymzkrm昔、南Q太を読んだときのような、何気ない場面の切り取り方がすごい好きって思ったのと同じ印象をいだきました。 とくに「るすばん」が好きです。 専門的なこと分からないからうまく言えないけど、子供視点、頭の中と俯瞰の混ぜ方が好きです。 子供がちゃんと子供で、豊かな支離滅裂さと弱さとたくましさがあって、懐かしく思い、またこの頃のように自由で夢中になれたらいいのにと思わせてくれるお話だった。世界を救え!高橋聖一高橋聖一のよいこのSF劇場 高橋聖一さいろくこれは「よいこの」SFなのでとてもよい子で終わるが、それはそれでとても良い世界だった。 いずれも割とちゃんと好きなように描いたんだろうなと思ってたらあとがきでもそれっぽい事を仰っているのでほんとなんだろう。 余談というか、最後に少しだけ地球滅亡が無関係な女優の話があるが、これも読み終わった後はスッキリして良かった。 勢い任せではあるものの勢いが衰えないというのはある種強みだなーと思わせられる作品集でした。なにを理由に生きるのか母を捨てる でも名無し自分の大切な人がどんな状態にあっても、自分は自分の人生を生きていかないといけない。姉との思考の差や狼狽がとてもよく伝わってきた。重たい主題を上手く漫画に昇華させていると思う めちゃくちゃいい百合紫乃と椿 玉木ヴァネッサ千尋名無し隣の悪女の作者による百合漫画。期待していたのは方向性が全然違ったが、とても良かった。正反対に見える女の子二人がみんなの知らないとこで仲良くて、それぞれの秘密を共有している。こんなのいい百合に決まってるじゃん。 作品を読むからいつでも読めるので百合好きはぜひノリが懐かしい[Instagramコラボ漫画] フードファイタータベル うすた京介名無しジャンプフェスタ22で配布された「インスタグラム特別コラボ漫画」とのこと。相変わらず半分くらいはよくわからないし、ほぼ飯は関係ないが、ノリが懐かしくて良かった偲んで葬送する葬送 鈴木サキ名無し劇的な展開はない。亡くなった祖父を回想し、葬送する。それだけの話。なのに主人公の目線、祖父の身体の描き方などが緻密で物語として読みどころがある。いい短編だった 亡くなった母の彼氏と結婚したい女の子の話【コミックDAYS読み切り】母の彼氏を押し倒したい 鹿目馬言名無しタイトルは勢い強めだが、実際はゆるめのラブコメ。 もう少し攻めて欲しかったというのが本音。絵もうまく可愛らしい読み切りというレベルで収まった。楽しく心地よい探偵漫画ああ探偵事務所 関崎俊三名無しホームズかぶれ貧乏探偵のバカミスコメディですが、地道で現実的な探偵業らしさも随所に描かれています。 一事件解決型の15巻分安定して面白かったです。助手のヒロイン涼子さんが非常に可愛く、彼女とのラブコメも売りと言えて、それ込みのすべて濁さない綺麗な終わり方が秀逸。絵も綺麗ではありますが、絵柄の変遷が激しく初期の方が好みでしたね。 腹の底から笑えてほんの少し感動できる #推しを3行で推すサーマン 佐々木昇平starstarstarstarstarウマタロ正直、男ウケしかしないタイプの下ネタ漫画ではあるが、秋田のバリバリの方言が下ネタを上手いこと中和してくれてるので、老若男女が読んでもきっと大丈夫!(なはず) 鮭と人の間に生まれた”サーマン”のキモさに慣れれば慣れるほど面白くなってくるので、まずは見た目に慣れるべし。とりあえず一話目を読んでみて、少しでもクスっと来たなら終わりまでイケると思う。逆にここで引いてしまったら読まないほうがよい。 サーマンに振り回されながらも徐々に成長していく主人公たち。これだけ酷い下ネタギャグをやりながら、人を感動させる力を持つ稀有な漫画である。 コミックDAYSで読了 https://comic-days.com/episode/10834108156643150695 「いぬやしき」を読んだいぬやしき 奥浩哉starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこ犬の散歩中に未確認生物からサイボーグ化されちゃったのは犬屋敷さんだけじゃなかったのか…知らなかった。もう一人はイケメン高校生の獅子神君で、彼の方が主役なんじゃないかってくらい活躍してる巻もありましたね。闇堕ちしちゃって飛行機をバンバン落としてくシーンがめっちゃ怖かったです。この世の終わりを感じました…!隕石が降ってくるクライマックスでの「あ…これダメだ…」がリアルにダメだった時のそれだったのが個人的にツボでした。こんな内見行きたい。キモさとポップさ…いえめぐり ネルノダイスキymzkrm※ネタバレを含むクチコミです。取り返しがつかないということ【コミックDAYS読み切り】アリゲーター 飴井涼名無し皆がワニの容姿をしている世界で人の容姿をしているエイタ。ある日、同じ外見のみぃが近所に越してくるが....という話。 窒息しそうな空気感が上手い。エイタにとってみぃは救いになり得ただろうし、みぃにとってもエイタは救いになりえた。そこの微かな希望の見せ方が上手い。 自業自得だが、みぃを突き放したエイタには相応しい最後だった。でもエイタの気持ちもちょっと分かる。だから辛いし、そこがいい 正直もっと長く読みたい未来人たち 熊倉献にわかブランクスペースの熊倉献の読み切り。漫画家を目指すも個性のない女子と、個性派のネガティブ男子の青春漫画。どっちも自己中心的でだからこそ噛み合っているという感じが良かった。つまりまぁ好きなキャラ達だった。 ”都合の良い”部分だけがピックアップされている感じが良いんだけど勿体無いなと思ったので、もっと長尺で見たい映画とビンタと【コミックDAYS読み切り】A SUMMER VACATION 2 阿瀬悠人名無し安全に無難に学校生活を送ろうとしていた女の子がイジリの延長から映画に出ることになった話。序盤流されることを選んでいた彼女が徐々に生き生きしくるのがいい。最初のビンタのシーンと終盤の連動が来るのはわかっていたけれど、よかった。 ちょこちょこポーズ取らせてるとこも可愛くていいな。いい読み切りだった試し読みをした感想ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~はじまりの召喚士 鉄田猿児 藻 ハム男名無し原作は最新話まで既読。ゲームの世界入り&努力チート系。召喚士という役職設定が上手く、どうなっていくのかを楽しませるのが上手い。試し読みをした感じだと個人的に絵はちょっと違和感。ただ、読んでいくと慣れそうな気もする。 追放ものダークヒーローの人気作盾の勇者の成り上がり 藍屋球 アネコユサギ 弥南せいらなろう読む人仲間に裏切られて、追放。不人気職。闇落ち。奴隷の獣人購入とてんこ盛りの作品。一時期なろうでは、この作品から着想を得たような作品が次々と産まれた。ただ、人気となるだけあってストーリーは王道も意外性もあって面白い。 漫画としてもたまに違和感を覚える構図もあるが、基本的には問題なし。原作が完結済みというのも安心材料だ。く そ 漫 画 ☆ (タイトルで怒らないで本文読んでね) #推しを3行で推すバグガール。 オノタケオみや*読みはじめ数ページで「お食事中の方 大変申し訳ございません」の文字が出ます *主人公は突如「体内の不要なものをエネルギーとして爆発物を生成、体外に排出」できる異能に目覚めるバトルものです *さくさく人が死に、最後には「漫画誕生以来の糞END No1」なんてオビに書かれる最終回を向かえますのでネタ系好きな方は読んで見ても良いかもしれない なんとなくで添付画像は僕が好きな4話の扉絵つけときますゲームの世界をバグ技で攻略! なろう人気作のコミカライズこの世界がゲームだと俺だけが知っている イチゼン ウスバーなろう読む人作品内容としてはゲームのバグ技を駆使した最強モノ。バグというものに対しての解像度が高くて面白い。一方コミカライズの評価は個人的にいまひとつ。 ライトノベルのイラストレーターがそのまま漫画を描いているので作品の違和感は少ないが、漫画としては読みにくく躍動感があまりない。自身は1巻で読むのを止めてしまった。イラストと漫画が別の技術を要すものなのだなぁと改めて感じた。最新刊とかでは上手くなっているのだろうか 絶望の恋、絶望の恋人 #1巻応援姉の親友、私の恋人。 藤松盟あうしぃ@カワイイマンガ誰にも言えない想い、実の姉への恋。その恋心に気づいたのは、姉に恋人ができた時。 以来絶望の中、唯一の肉親である姉と離れ、孤独に暮らす妹。彼女のあまりに深い絶望、先の見えない闇が1巻を通じて表現され、その無力感を共有させられる。 どんどん遠くなってゆく姉。それにつれて、何もできなくなる妹。絶望の縁にいる彼女に、姉の親友で、かつて妹を打ちのめした「姉の恋人」でもあった人が、妹と恋人になりたいと言い出し、世話を焼き始める。 妹と姉の親友、双方のままならない恋心。心ときめくはずの恋がどこまでも重く描かれ、その先行きの不安さに我を忘れて没入してゆく。 完全に拗れてしまっている妹の心の救いはあるのか、この切ない人と、その人に恋してしまった人の切なさから、目が離せない。成功ごとにチャリンチャリンと貯まっていく。節約ロック 大久保ヒロミPom タカオー!って呼びたくなりますね。 彼女とヨリ戻したいがために、浪費家から一転 し節約に励むタカオの姿、素敵でしたよ。 チャリンチャリンとね。 節約しながら出会う人達を通して、節約する所としない所の良い塩梅を見つけていくところも良かった。 ピリピリしちゃいそうな節約話を、コミカルにロックキュートに描いてて面白可笑しく楽しく読みました! 3巻で終わり寂しい、もう少し読みたかったな! <<269270271272273>>
※ネタバレを含むクチコミです。