少女マンガの感想・レビュー3649件<<678910>>もふもふと心を病む人々病める惑星より愛をこめて 本田starstarstarstarstarNano完全にあらすじに惹かれてしまった。癒しもふもふと自殺が日常茶飯事な惑星…もふもふ欲しすぎる。 読む前はもふもふの雰囲気や単語のチョイスでそこまで話はきつくないのかなと思ったけど、かなりシリアスできっつい。貴彦もきついけどデモ隊が個人的に一番やばい。そんな貴彦から出たあの説得の言葉に泣きそうになりました。さらに陽介の愛っていうか八雲兄弟の愛がもうよすぎて泣く。 1話で心を鷲掴みにされてしまった…2話以降はころころ主人公が変わるのかな。どうかこの人たちみんなが穏やかに過ごせますように。華やかなだけではないCAの世界CREWでございます! 御前モカstarstarstarstarstarたかとにかく面白いお仕事エッセイ漫画が読みたいなら、この「クルござ」をおすすめします! https://mangacross.jp/comics/crew/1 登場人物たちこそ架空の存在ですが、元CAの作者の体験をもとに普段CAさんがどのような毎日を送っているのか具体的に描かれています。 入社面接、ヘアスタイルの秘密、機内での栄養補給、合コン、入国審査、そして飛行機事故への対応訓練。 機内で素晴らしいおもてなしをしてくださるお姉さん・お兄さんたちが、その裏でどれだけハードな業務をこなし、乗客の命に責任を負っているのか。読めば読むほど尊敬の念に堪えません。 特に「過去に発生した飛行機事故にもし自分がCAとして搭乗していたら」というロールプレイ訓練の話を読んで、航空保安員としてCAさんが負う責任の重さに圧倒されました。 クスッと笑えるエピソードからシリアスまで。客室乗務員とは何かがよくわかる1冊です。そうなったら怖いけど、ならないとは限らない。病める惑星より愛をこめて 本田干し芋2巻読了。 病める人人の所に処方される、もふもふ。 本人が大丈夫と思っていても、もふもふの癒しを味わうと自覚することもある。 知らない間に、少しずつ病んでいくってそういうことかもしれない。 訳もなく涙が出たり、不安になったり、トラウマからどうしても抜けられなかったり、人それぞれ病む理由は違うけど、人類の半分以上が病んでいるっていう世界。 そして、自殺者が多くそれが日常化している世界。 もふもふを抱えながら生活している世界。 宗教に頼ってしまう世界。 想像するだけで怖いけど、徐々にそうなってしまうのではないかと予感できてしまう現実。暗殺皇女と病弱王の命がけラブコメ!死神皇女の結婚 多貫カヲ天沢聖司『ドラゴン、家を買う。』多貫カヲ先生の新連載。結構前の読切が好評だったため連載化したとのこと。 いままで兄である皇帝の指示で婚約者を次々と葬ってきた主人公ですが、病弱な王に一目惚れ。殺すどころかこっそり薬を飲ませてあげちゃう…という不器用なラブコメがたまらない! ドレスの描き込みや表情が素敵です。これは続きがきになるカップル…!PR厳選!読んでほしいこのマンガマチネとソワレ著者:大須賀めぐみ15巻まで刊行作品情報はこちら!!CAさんは保安要員CREWでございます! 御前モカstarstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。ストロベリーラブ❤猛毒なキミと恋ワズライ 三ツ星しずくミムあらすじ 主人公は中1の高瀬 江奈。そして江奈はクラスのモテ男の佐々木 準に告白された(*/□\*)江奈はOKをして次の日,,いつもクールな準がいきなり江奈に[俺にハグして]と言われ,,実は準は好きな人の前だけでは甘甘になる男子だったことを知った江奈は[ストロベリーのような甘い恋が始まっちゃうー!?]とドキドキしてました。地縛少年花子くん地縛少年 花子くん あいだいろ理解していないことを理解した人間!?花子くん、やばい!ハマりました!wwwカムバック新連載「地域の相楽さん」地域の相楽さん 花木アツコstarstarstarstarstar_borderかしこ短期集中連載されていた「地域の相楽さん」がシーズン2として新たにスタート!これまでの計4回のお話がとても面白かったので、連載復活は嬉しい限りです。だいぶお隣さんと仲良くなりましたが、まだ設楽さんの素性?は知らないようですね…。 ちなみにこれまでのあらすじ。町内会に新しく入ってきた相楽さんは中性的な見た目でかっこいい。引っ越してきた当初は一軒家にひとり暮らしなんて…と、近隣住民に不思議がられていましたが、町内のゴミ拾いでの仕事っぷりのよさ、回覧板まわし騒動で見せた意外な熱血さ、大晦日に神社で配る豚汁作りでの機転のきかせ方、を経て徐々に受け入れられてきた模様。 実は…という程でもないかもしれませんが相楽さんは女性です。あまりにもクールなので、第1話では町内会の全員が「男性なのかな?女性なのかな?でもすごく聞きにくい」と悩んでいて、そこがすごく面白かったです。私も正直どっちなんだろうって思いながら読んでいました。相楽さんはあらゆる物事を推理するクセがあることがずっと描かれていましたが、それも職業がミステリー作家だからということがシーズン1の最終話で判明してます。そのことをお隣さんはまだ知りません。 毎回クスッと笑えるところがあって個人的に激推しの新連載です!!タイトルが染みる相変わらずの面白さ弱火の魔法【単話】 衿沢世衣子starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。天涯孤独の少女が学園の謎に迫る尖塔の鳥【単話】 空木帆子名無し※ネタバレを含むクチコミです。凄腕料理人・桃ちゃんの中華レストランまんぷく!熊猫亭 くろだまめた名無し※ネタバレを含むクチコミです。スパイの少女とボディーガード少年シークレット・ドッグ~わたしの愛犬ボディーガード~【マイクロ】 桜庭あも名無し※ネタバレを含むクチコミです。アルパカ男子アル川パカ之助くんもふもふ男子 アル川パカ之助くん 市橋イズナ名無しいつのまにか連載化していたんだ。ところどころ渋いギャグが入るところが好きです。マンガの構造上、首から上しか描かれてない事が多いのでちょっとシュール。コミカルラブコメ。勢い素晴らしい。ドントクライ、ガール ヤマシタトモコstarstarstarstar_borderstar_borderカイ短編2本で前半は表題のドントクライ、ガール いたって正常なJKが裸族であること以外完璧なイケメンの叔父の家に居候 常識ってなんだっけ?正しいんだけど何かがズレてる違和感とのギャップが面白い 後半の漫画はお堅いヒューマンドラマ。前半とガラッと印象変わります。 サクッと読めて良い漫画余韻に浸れた。。ホタルの嫁入り 橘オレコstarstarstarstarstar_borderPom 何となく新刊が出る度に気になっていましたが、読んだら面白かった〜 3巻にして、あ、面白いなって思ったのでこの後の物語が非常に楽しみ。 プロミスシンデレラも、強い心を持った女性が主人公だったけれど、ホタルの嫁入りの余命僅かな令嬢・紗都子も、芯の通った女性でかっこよかった。(いや、かっこよくなっていっているのが正しいのかも。現在進行形で、強く逞しく。) 殺し屋・進平は、話が進むにつれて、あれカッコ良くて可愛いのか。。?いや、しかし殺し屋で、まだ謎あるな〜 沙都子が、心から進平に引かれてるんだなって読みながら感じた時が一番胸熱でした。 1巻ずつ読むと、続きが気になりすぎるなと思ったので次巻読む時は、何巻か貯めこんで読んで楽しみたいなと思います。恋多き超進学校男子ラブコメのコメがすごい #1巻応援かしこい男は恋しかしない 凹沢みなみstarstarstarstarstar兎来栄寿『星子画報』の凹沢みなみさんによる新作です。目に見えて画力が上がり、とても読みやすく魅力的な絵になってきています。 「東工大の彼氏を尊敬していたが、東京工業大学だと思っていたら東京工芸大学(偏差値37)で100年の恋も醒めた」という笑い話も漏れ聞きますが、実際に『純猥談』などでも語られていた通り高学歴の男性に欲情する女性は存在するようです。ただ、それは生存戦略的には実に真っ当なことで、高学歴であるということは現代社会においてはイコール経済力の高さに非常に結び付きやすい要素。昔でいえば、大きなマンモスを狩る能力に匹敵するわけで、それは遺伝子レベルで惹かれることも不自然ではありません。 しかし、この日本の最高位とされる進学校にはひとつ問題があります。それは、中高一貫の男子校であるということ。何なら、開成だけではなく他の御三家である麻布と武蔵も、関西の雄である灘も、全部男子校です。世界には、男と女が半々でいるにも関わらず、思春期の6年間の長い時間を男性のみがいる場所で過ごす。そして見事に東大に進学し、突如普通に女性がたくさんいる環境に置かれたときに何が起こるかは火を見るよりも明らかです。 個人的には、割とこれは根深く重大な問題だと思っています。日本最高の頭脳である東大理Ⅲの男性が、異性とのコミュニケーション能力に乏しかったり免疫がなかったりする状態は大変によろしくないのではないか。 そういう意味では、この作品の主人公・大沢正直(おおさわまさなお)のように、少々痛々しく見えてもいろいろな経験を若いうちにしておくのは大事なことだと思います。 本作は、コメディ成分が多く見た目以上に男性でも楽しく読めるであろう進学校男子のラブコメ。 「使われてる…! 他人の青春のダシに使われてる…!」 というフレーズで開幕し、他校の男女から動物園の見世物的な扱いを受けつつも、偏差値や将来性などで心の中でマウントを取りながら何とか精神の安寧を保っている普通の賢い男子高生たち。そんな彼らが慣れない女の子たちとの関わりを通して味わい深さをもたらしてくれます。 この作品の特徴は、何といっても凹沢みなみさんの卓抜したセンス。 ・「青春陳列剤」 ・「トロミをつけてクラフトビール飲むサブカルジジイ」 ・青臭いことを語ったり距離が縮まりがちな「放課後ファミレス」の言い換え→「アオハル阿片窟」 ・「目クソ鼻クソ世界王者決定戦」 ・「公立…内申点という邪教を拝する異教徒!!」 などなど、語彙力が天才的でパワーフレーズが大連発されます。架空のマンション広告のキャッチコピー「都心、開闢」などさり気ないところにも好きポイントがたくさんあります。 性格の悪いシグマ、実家が太く聖人な樹太郎らいつも3人組でつるんでいる同級生や、昂ると薩摩武士のような表情になり誤解を招くヒロインのちほねなどサブキャラクターたちも漏れなく魅力的です。 ギャグは冴えに冴えわたっているのですが、恋愛の部分や人間ドラマ的な部分もギャップで見せてくれるところが多々あります。 巻末には、外山薫さんによる外伝小説付き。サブキャラの魅力を補強する1篇となっています。 普段、少女マンガを読まない男性にもお薦めします。進学校あるあるが楽しめる方はより楽しめることでしょう。尊いもどかしいの詰め合わせ恋せよメオト。 立葵starstarstarstarstar_border宮っしぃ幸せな恋あつめました、の作者の新作 こちらもオムニバス形式で進むが、今回は1つのテラスハウスに住む夫婦それぞれに焦点を当てた物語に 前作のキャラも登場しつつも、独立した作品としても読めるが、前作読んでるとさらに楽しめます ひたすら夫婦が尊く、もどかしい気持ちも味わえ、ひたすら夫婦の可愛らしさを愛でる作品で、頭空っぽにしてただただひたすら胸キュンが味わえる 前作同様にオススメできる良作ラブコメですので、未読の方オススメですよ「風鈴荘、家賃1万幽霊(オバケ)憑き」感想風鈴荘、家賃1万幽霊(オバケ)憑き 猫宮なおニーナ程良く笑えて程良く怖い。ジャンルとしてはホラーコメディとでも言っておこう。全体的にはゆるめの空気感だが、油断してると時折ザワッとした怖さがやって来るから気をつけて(笑)家政婦女子高生と漫画家先生アオハルだなんて君のせい 花瀬はる名無し現役の女子高生が家事代行のアルバイトを、男性の一人暮らし宅(しかも在宅中に)で、たったひとりで行うという、超非常識で非現実的な点にだけ目をつぶれば(本当は椿町ロンリープラネットくらい過酷な背景がないとフィクションと割り切って読めない…)漫画家のネタだしを女子高生が助けるという設定は楽しくていいと思います。コワモテで体もデカいけどとても優しい大崎くん愛も大きい大崎くん 折原透子名無し不器用でみんなに勘違いされがちだけど好きな人にはまっすぐなところがキュンとしました。大崎くん推せます。読切かと思ったら連載で嬉しい(^^)穴に落とされたモフモフの獣は、穴から出してくれた穴の底のナルゲ 鈴木ゆう名無し※ネタバレを含むクチコミです。ヤングアニマルに載っていたうちの黒魔導士がかわいすぎる! たきどん名無し花とゆめの作品がまさかのヤングアニマルに出張掲載。単行本発売の告知とはいえあまり見ない現象で、興味深く読みました。当方、女性なのでこれかなり好きだな…と感じました。単行本買おうかな。「銀の匙」の原体験的な作品百姓貴族 荒川弘六文銭『銀の匙』の著者であり、『銀の匙』→本作という流れで読んだ身としては、漫画がリアルになった感じです。 『銀の匙』のエピソードって一部脚色ありのフィクションかな?程度で読んでいたのですが、どっこい、本作を読むとリアルのほうがもっとキツイ&生々しいのにたまげました。 あ、あの話マジなんだ と、謎の説得力が増す。 そんな副読本として読んでも面白い作品でした。 農業、畜産の過酷さ。 特に、家畜を動物ではなく食料としてとらえて処理していく姿は、そんな感情はエゴだとわかっていても、胸にクルものがある。 時に面白おかしく、あっさりと書いているけど、だからこそ、読んでいて行間に残るものがある。 ただ切々滔々と農業の過酷さやエグさを語られるよりも、よっぽど残る。 普段の食卓にのる食材はすべて、農家の方々のおかげなんだとあらためて感謝したくなる、そんな本でした。 読みやすいし、小さい子供の食育にもいいんじゃないか?と思いました。会社員の真の姿×2 #1巻応援会社と私生活-オンとオフ- 金沢真之介starstarstarstarstar_border兎来栄寿『クノイチノイチ!』の金沢真之介さんによる新作です。 オンの時には同じ会社で働く社会人でありながら、 オフだとコテコテのロリィタ男子になる甘田奏太郎(あまたそうたろう)と オフだとゴリゴリのパンク女子になる阪久明(はんくあきら)。 そのふたりがお互いに秘密にしているオフの姿で出逢い、互いの正体には気付かず知り合っていく物語です。 「変身」と「ギャップ」は古来から少女マンガの花であり、時代を問わず人類の大好物であるもの。みんな大好きでしょう、こんなの。見た目は激強なふたりが、お互いに遠慮がちに距離を縮めていく初々しさがたまりません。そんな中で、誰にも言えない自分の本当の在り方を優しく肯定してもらえる瞬間など、心の中の赤ちゃんが「てーてー!」と泣き叫びます。 普段は物腰柔らかで優しいイケメンの奏太郎がロリィタ武装時して美少女になったときのかわいさや、普段は地味な経理のメガネ女子で無愛想な明がバッチバチにキメたときのカッコよさ。それらが、金沢真之介さんの絵力で強く押し出されてきます。 読切の「いっぱい出して♥淫魔のピンチ」なども含めてこれまでは結構エロの方に振ることも多かった金沢さんですが、エロなしでもシンプルにキャラのかわいさだけで十分蔵が立ちそうです。 奏太郎と明、ふたりの関係性の展開やそれぞれの奥底にあるものが気になります。<<678910>>