嘘ついてる人間の顔が歪んだ描写、けっこう容赦なく怖いです
人が嘘をつくと顔が歪んで見えるという、特殊な能力を持つ主人公のつぐみ。そのせいで両親には育児放棄され、弁護士の祖父の家で育ちました。祖父母や、両親が居らず同じく預けられて一緒に育った草司はつぐみの能力を疑わず信じてくれる味方です。
しかしつぐみが高校生になった現在、祖父と同じように弁護士になると思っていた草司は検事になっていました。兄妹のように育ったふたりですが、つぐみの能力のせいか、草司は多くの本音を隠しているようで、ちょっと距離を感じます。
1話では、遺産相続で前妻に訴えられている後妻業(と疑われる)女の弁護を祖父が引き受けるという話。見るからに遺産目当ての結婚を繰り返しているように見える女と、こちらもなにか隠し事をしている様子の前妻側。真実がどこにあるのか突き詰めるミステリーとして面白く読みました。結末が気になります(でもCookieは隔月なんだよな…泣)。
やり手の弁護士・吾妻正義の孫、つぐみは嘘をついている人の顔が歪んで見える特殊な能力を持つ女子高生。お金さえあればどんな事件でも引き受ける吾妻法律事務所に舞い込むのは難事件ばかり。果たして嘘をついているのは誰なのか――。曲者の祖父と幼なじみで検事の草司と共に嘘に隠された真実が今、明らかに! 【収録内容】後妻は遺産でもめるもと 1(10億円の遺産相続事件 前編)/後妻は遺産でもめるもと 2(10億円の遺産相続事件 後編)/親には会っておかないと遺産が減る 1(遠くの息子と近くの投資コンサルティング 前編)/親には会っておかないと遺産が減る 2(遠くの息子と近くの投資コンサルティング 後編)
やり手の弁護士・吾妻正義の孫、つぐみは嘘をついている人の顔が歪んで見える特殊な能力を持つ女子高生。お金さえあればどんな事件でも引き受ける吾妻法律事務所に舞い込むのは難事件ばかり。果たして嘘をついているのは誰なのか――。曲者の祖父と幼なじみで検事の草司と共に嘘に隠された真実が今、明らかに! 【収録内容】後妻は遺産でもめるもと 1(10億円の遺産相続事件 前編)/後妻は遺産でもめるもと 2(10億円の遺産相続事件 後編)/親には会っておかないと遺産が減る 1(遠くの息子と近くの投資コンサルティング 前編)/親には会っておかないと遺産が減る 2(遠くの息子と近くの投資コンサルティング 後編)