少年マンガの感想・レビュー7876件<<201202203204205>>ライバル百合ままならぬ交際 #完結応援私の拳をうけとめて! murataあうしぃ@カワイイマンガ元ヤンの武部がふと再会してしまった、高校時代の喧嘩相手・空森。あの時つかなかった決着つけるか!と公園で決闘。でも空森は条件を突き付ける。 「私が勝ったら、付き合って!」 ○●○●○ あっさり負けた武部は空森と、形ばかりの交際を始める。しかし付き合うって何すりゃいいんだ? 恋心が分からず、周囲の結婚ラッシュに焦る武部。それに付き合う空森も、アパレル店員だがお洒落以外はからっきし。かくして二人集まっては、とても恋人同士とは思えない、しょうもない事に興じる。いい大人の二人が戸惑う姿が常に可笑しい。 空森は武部のそばにいられれば幸せだし、それに付き合う武部も次第に空森といるのが心地良くなる。何をしてもつい白熱して、勝負になだれ込むお約束も含めて、怖い顔の武部と呆け顔の空森が軽いタッチの絵柄で割と平熱に描かれて、そこはかとなく笑えるコメディ。 それにしても互いの心が全く掴めない二人。理解り合う為にはやはり拳を……?いやいや、そこからが本番。二人の笑顔を確かめる為に……最終4巻、「4巻」まで読むべ! (すみません3巻が出た時、これで終わりなのかと一瞬思ってしまったのです……)いいじゃないの恋にうつつを抜かすべからず!! 柏木香乃名無し※ネタバレを含むクチコミです。ジャックナイフを持った大男が少年を助ける話バイオレンスジャック 永井豪名無し永井豪作品を読みたかったので。デビルマンの直後に描きはじめにだけあり着地点が見いたせずフワフワしてる。「休め!」と声をかけたくなる作品。復讐の教科書42話を読んで復讐の教科書 河野慶 廣瀬俊名無し※ネタバレを含むクチコミです。 すごいよかった闇鍵師 赤名修 中島かずきstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男『勇午』の赤名修はよく読んでいるので知っていたが中島かずきって名前はなんかで見たことあるがいまいち思い出せなかったので調べたら、「今のところ、日本で一番石川先生(石川賢)の単行本を作った編集者」だった。これが面白いのは当たり前だったという気持ちでしかないな。 あらすじは評判の腕利きの錠前屋錠之介が江戸の魔を錠に封じて江戸の守っていくという内容で赤名修の絵とすごいあっていた。主人公のスタンスが大きな悪と戦う為ではなく、江戸の市民を守るというの一貫していて好感も持てた。”枢り屋”の謎を残しながら終わってしまったのが残念だ。たまにシリーズ連載してほしいくらいだ。 昔同じアクションで連載していた「明楽と孫蔵 幕末御庭番」といいアクションの江戸マンガは面白いのがおおいな混じりっけのない純粋さMUDDY 藍本松starstarstarstarstarひさぴよ「怪物事変」藍本松先生のデビュー作(2007年ジャンプ) 土を食べる“キメラ人間”マディと、科学者グレイのハートフル活劇。何も知らず生まれたばかりの子ども同然のマディに対して、クレイが生きていく為に大切なことを教えながら、互いに影響を受け合い、成長していきます。 特に大きな盛り上がりを見せることもなく、ごく自然に2巻で打ち切りとなりました。 バトル漫画主体のジャンプにあって、バトル行くのか、またはコメディ路線なのか、ハートフルで行くのか、方向性で迷われた部分はあったように感じます。 変幻自在のマディの能力を持ってすれば、バトル漫画に全振りすることも出来たはずです。けれどそうしなかったのは、マディとクレイの二人をあるがままに描きたかったのではないでしょうか。 マディがマディのままであり続けた結果、打ち切りでも悲壮感は無く、またどこかで会えるような気持ちにさえなっていました。 藍本先生のキャラクターをどこまでも大切にする姿勢は、その後の作品にも多分に受け継がれていると思うのです。秀逸なスペース・オペラ惑星をつぐ者 戸田尚伸さいろくSFとしてもバトル漫画としても秀逸だった。 坂口尚「VERSION」や星野之宣作品、もっと言えば大友克洋「AKIRA」や映画「ブレードランナー」などが好きな人は設定や話ごとの展開は好物ではないかなと。 ジャパニーズSF全盛期の中でもジャンプで連載されていて(打ち切りだったのかな?)一部で絶大な人気を誇っていた模様。 もっと続いて欲しかったが全9話?で終わっているにしてはきれいにまとまっていて名作と言えそう。なんで打ち切られたのかも気になるね… ちょっと影のある転校生・そらくんには秘密があった今日の日はさようなら 桐島由紀名無し※ネタバレを含むクチコミです。セトウツミの最新話についてセトウツミ 此元和津也名無し※ネタバレを含むクチコミです。怪奇!お化け大好き男疑心暗鬼を生ず 紺野アキラnyae新作が載ることを知らなかったのですごく嬉しいです!今回もいい怪奇でした。後田くんほどおばけを愛してる人間はみたことないです。いい人なんだろうなとは思うけど、残念ながら友達にはなれないですね…イチオシおばけはちょっと気になりますけどw 恋愛観やジェンダー観もずいぶん変わったTheかぼちゃワイン 三浦みつるhysysk子供の頃にアニメの再放送で観るともなく観ていたような記憶はあるが、時代がそうだったのか自分が幼かったのか、恋愛に積極的な女ははしたないと思っていて、エルのことは好きじゃなかった。冷やかされ具合や春助の態度をみても、それほどずれた感覚ではなかったと思う。自分の背が低いことも関係しているかも知れない。 しかし今読むと「周りにどれだけ冷やかされようが全力で仲良くするべき」と即答できるくらいエルは最高だし、これだけ沢山シリーズとして続いた理由も分かる。「男として」「男だから」「男らしく」という言葉が頻繁に出てくることや、森田先輩の描写など引っかかるところも多々あるが、逆にそれだけ当時の支配的な考え方を思い起こさせるし、ある程度そういったものを打ち壊そうとしていたようにも読める。可愛いお弁当漫画凸凹のワルツ 森野きこり名無し可愛いもの好き、料理好きだけど人に言えない男子学生と、巨神兵あだ名の根暗教師のラブ料理漫画! 可愛い〜! まずお弁当のレベルですが高すぎますw 今は男女性別関係なく可愛いお弁当インスタに上げたらポイント高いと思うんですが当の本人はらしくないと悩むもんなんでしょうか お弁当ネタは100%実用的で必見、そして2人の距離感にも目が離せません 杉本ペロのギャグはおもしろかったのか?ダイナマ伊藤! 杉本ペロあほえもんいまだに杉本ペロのギャグ漫画がおもしろかったのかどうか判らない。 良くも悪くも最高にくだらなくて読む人をかなり選ぶギャグ漫画だった。 どこで笑えばいいのかすらわからないと思うほどつまらない回がほとんどで、「こんな低レベルなギャグは少年サンデーじゃなくてコロコロでやれや!」などとディスってた青春時代の思い出。だが、こうして未だに忘れられないということは思っていたよりずっとパワーのある作品だったということなのだろう。これからもチョビひげのおっさんを忘れることは出来ない。いつかモテモテ王国みたいに再評価される日は来るだろうか。無理か。 クールな女子の秘密にときめくラブコメ #1巻応援“かわいい”はキミのもの いうのすsogor25主人公の田丸君は背が低くて童顔という見た目からクラスでは可愛いキャラとしていじられていました。 今日も同級生の男子に頭にリボンをつけられて、女子からも可愛いと言われる始末だったのですが、その日の放課後たまたま誰もいない教室に入ったら、クラスの中でもクールでかっこいいとゆう評判の女子、森永さんが鏡の前でこっそりリボンをつけている場面に遭遇します。 そんな偶然から森永さんの秘密を知ってしまった田丸君の事を描いたラブコメ作品です 森永さんの方は周りからの印象に反して可愛いものに憧れているような様子があり、それを周りには知られたくないのか田丸君だけに共有しようとします。 森永さんのモノローグはほとんど描かれていないため、可愛い部分も見せつつどこかミステリアスさも残っている、そんなキャラクターになっています。 一方の田丸君はそんな森永さんのことが気になり始めますが、クラスでのクールな雰囲気はそのままなのになぜか自分にだけ可愛い姿を見せようとしてくる森永さんにただ振り回されるばかりで、結果として森永さんと田丸くんどちらも可愛いラブコメ作品に仕上がっています。 1巻まで読了物語の全体像が見えた時、タイトルの真の意味が解る #1巻応援好きなことして生きていく 大峰大影sogor25家で引き籠もり「架空の日本を舞台に犯罪行為を競うオンラインゲーム」の実況プレイを配信するという日々を送っている20歳の女性・天咲皐月。 ある日彼女は、自身の住む街で起こる連続殺人の被害者と彼女がゲーム内で殺したキャラクターに共通点があることに気付きます。 と言っても、彼女が「ゲーム内で殺した」キャラクターは数百人。現実の殺人事件の件数はせいぜい数人なので、その中の偶然の一致だと思っていた皐月でしたが、現実の殺人事件の件数が増えていく中で、彼女は殺された人物にある法則性を見つける、という導入の作品です このまま、皐月がこの事件の詳細について探っていく…という作品になるのかと思いきや、物語が思わぬ方向に進んでいきます。実は、この作品の本質はゲームと殺人事件との関係ではなく、主人公の皐月の過去、そしてこの事件を受けた彼女の「好きなことして生きる」日常を守るためのこれからの行動にあります。1話ではまだそこまで見えてこないのですが、1巻を通して読むと、物語の全体像、そして、1話だけではなく、1巻全体がこの物語の導入だということがわかります。 ちなみに、この作品は集英社の「少年ジャンプ+」で連載されているのですが、現在のところ単行本は電子書籍のみで刊行されている作品です。あまり知られていないのですが、少年ジャンプ+の連載作には最初から電子書籍のみで単行本を展開している作品がいくつかあります。書店に並ぶことはない作品ですが、『純情戦隊ヴァージニアス』や『夜ヲ東二』など、この作品を含めて面白い作品ばかりなので、是非チェックしてみて頂ければと思います。 1巻まで読了"交換漫画"を通して変化する2人の青春 #1巻応援交換漫画日記 町田とし子sogor25放課後、誰もいない教室でマンガを見せ合う女子高生のアイコとユーカ。 2人は1つのノートにマンガを交互に描き進めていく"交換漫画"を描いていました。 でも、バトルマンガが好きなアイコに対しラブストーリーを差し込みたがるユーカ。 2人の描きたいものはなかなか噛み合いませんが、意見を言い合うのも楽しい、そんな2人だけの大切な時間を過ごしていました。 そんな2人が ふとしたきっかけでスクールカーストの上位にいるような同級生の女子・大沢と関わりをもつようになり、2人の関係に徐々に変化が現れ始めます。 2人はクラスの中でも少し浮いてる と自分たちでも言ってしまうくらいで、良くも悪くもずっと"2人だけの世界"の中にいます。 それが、大沢たちとの関わりが増えて、自分たちの外の世界に触れるようになり、マンガを描くことへのモチベーションや描きたい内容、そしてお互いに対する思いなどが少しずつ変化していきます。 この、「簡単に壊れるわけではないけど同じ場所にずっと留まってもいない」2人の関係性それが、不穏な感じもありつつどこか微笑ましくもある、瑞々しい青春の1ページとして描かれます。 町田さんの繊細な絵柄も雰囲気にすごくマッチしていて、作品の瑞々しさを一層印象深いものにしています。 また、1巻の最後に収録されている話は2人ではなく大沢の視点から描かれています。これにより2人の世界の中と外という物語だったところにこれまでとは違った視点が加わり、2人と大沢との関わりにも新たな意味が付与されることで、より多層的な物語になっています。 1巻まで読了 最終回は新型コロナウィルス編!はたらく細胞 清水茜シリウス読み来月のシリウス3月号で最終回ですよーーーーー テーマは新型コロナ! 最終回に相応しい終わりになってほしい てかアニメ化もいいけど6巻はいつ出るんですかね 2017年から待ってるのですが続き読みたい!ジパング宝王伝 小川悦司 小笹和俊名無し※ネタバレを含むクチコミです。「殺し愛」のFe先生の過去作ベニテングダケ2本目プラント工場前菓子店1-キノコ鐵道の夜 Fe Feさいろく「殺し愛」の新刊を買ったついでに安かったから手に取ってみた。 「キノコ鐵道の夜」と「星の上のお茶会」という2つの短篇が収録されていて、どちらも先生の古い作品であるということがよくわかる画風。 逆に言うとここからの成長であんなに描けるようになるんだなーといういい例かもしれない。2つ目は特に、顔の向きが何パターンかしかなかったりして面白い。線も輪郭だけ太くて(鬼滅の刃のアニメ版はそんなだよね、と思った)色々試してみているところなんだろうなーと思った。 復讐の教科書を読んで復讐の教科書 河野慶 廣瀬俊名無し※ネタバレを含むクチコミです。これを読んで精神を鍛えるシグルイ 南條範夫 山口貴由名無しシグルイ読んだことはなかった 一話くらいしか? 絵がすごいのは知っていたんですがまあなんにせよかなりのエグい描写だったのでなかなか読む気になれず。 でも一巻試しに読んでみたらすごいですね。 絵のもつ力はすごい! 魂がこもっていると言う例え、よくありますがこれは確実に魂こもってる! 背中の筋肉もすごいしはらわたを出して見せてみる描写のその腸もすごい。 殺気だった鋭い眼光はもっとすごい…。 これを読んでたらなんか強くなれそう時代よりも熱い絵マッシュ 山田貴敏hysysk似顔絵を描いていた少年が絵を描きながら成長し、やがて父親と対峙する。ひたすら絵を追求しているだけなのに(だけだからこそ?)、行く先々でなぜか「おもしれー女」に好かれるのが羨ましい。作中で描かれる絵がいいのと、絵画バトルが能力バトルみたいになっていくのが面白い。ちょっとメディアアートっぽいかも知れない。 時代もあるとは思うが美術に対する考え方、絵の競い方や評価、物語の構成などは『北の土竜』『蒼き炎』とも近く、改めて『ブルーピリオド』は美術マンガをアップデートしたなという感じがある。 しかしちょっと前にネットで話題になった芸大建築科を懲戒退学になった人とかバンクシーとかに世間がコロッと騙されちゃうのを見てると、この辺あんまり理解されていない気がする。 芸術は大衆に開かれていて欲しいと思っているが、この作品の新サロン派みたいに芸術を大衆から取り上げなければならない…と思ってしまうね(自分も排除される側かも知れないけど、それでも貴族的アカデミズムの方がまし)。 これは確かにとにかく可愛いトニカクカワイイ 畑健二郎名無し読んだ気で読んでなかったので読んでみましたよ! もう「とにかく可愛い女の子と結婚したい」そのゴリ押し感! 作者のいつもの(期待通り)のキャラと絵でラブコメやってくれます。 ドンキとかいくと日常感あってよつばとみたいに思えてくるんですが、雪の降る日に可愛い子が立ちすくむ絵はファンタジー感ある。 出会って即結婚モノも最近多い気しますがいいですな!年上エリート女騎士読んで年上エリート女騎士が僕の前でだけ可愛い たかた 吉野宗助 あるぷ名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<201202203204205>>
元ヤンの武部がふと再会してしまった、高校時代の喧嘩相手・空森。あの時つかなかった決着つけるか!と公園で決闘。でも空森は条件を突き付ける。 「私が勝ったら、付き合って!」 ○●○●○ あっさり負けた武部は空森と、形ばかりの交際を始める。しかし付き合うって何すりゃいいんだ? 恋心が分からず、周囲の結婚ラッシュに焦る武部。それに付き合う空森も、アパレル店員だがお洒落以外はからっきし。かくして二人集まっては、とても恋人同士とは思えない、しょうもない事に興じる。いい大人の二人が戸惑う姿が常に可笑しい。 空森は武部のそばにいられれば幸せだし、それに付き合う武部も次第に空森といるのが心地良くなる。何をしてもつい白熱して、勝負になだれ込むお約束も含めて、怖い顔の武部と呆け顔の空森が軽いタッチの絵柄で割と平熱に描かれて、そこはかとなく笑えるコメディ。 それにしても互いの心が全く掴めない二人。理解り合う為にはやはり拳を……?いやいや、そこからが本番。二人の笑顔を確かめる為に……最終4巻、「4巻」まで読むべ! (すみません3巻が出た時、これで終わりなのかと一瞬思ってしまったのです……)